猫のカロリー!必要な摂取量や計算式は?

猫のカロリーってどう考えればいいんだろう?必要な摂取量や計算式は?

1 猫の1日のカロリー計算や計算式は?

2 カロリー計算や、必要なカロリー摂取量よりも大事なことは?

3 カロリーを減らす方法は?

 

この記事では、猫の一日に必要なカロリーの計算、食事の摂取量、計算式などの情報をまとめてシェアしていきます!

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猫の一日のカロリー計算や計算式は?

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それでは、猫に必要な一日のカロリー計算はどうやってやればいいのかチェックしていきましょう!

基本的に、仔猫と成猫、シニア、さらに体重によって一日に必要なカロリーの計算方法などは変わってきます。

さらに、ダイエットが必要な猫、妊娠してる、去勢した、授乳中など、猫の状態によってもカロリー計算はまた微妙に変化します。

★ 仔猫の場合

まだ小さい仔猫の場合は、さらに細かく月齢ごとにカロリーの計算が細かく分かれていますので、多少面倒になりますが、成長する仔猫の愛らしさを守るためにもお手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします(ΦωΦ)。

● 10週・・・250✕体重

● 20週・・・130✕体重 

● 30週・・・100✕体重

● 40週・・・80✕体重

仔猫の場合、成長しているので、食べたがるだけ与えても大丈夫です。

逆に食べたがっているのに与えないほうが成長を阻害します、1歳までは成長期ですから、食べたいという様子を見せたら、食事を与えてあげてください。

大体、仔猫の場合は100~200kcal✕体重で考えましょう。

仔猫の場合一日に3回に分けて、必要な食事を与えていきます。

★ 成猫

ペットの自然療法辞典という書籍によると、猫の一日に必要なカロリーを推測する方法は次のものになります。

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成猫 55kcal✕体重

活動が少ない(寝てばかりいる・シニア)猫 44kcal✕体重です。

我が家の愛猫黒猫のモモは3歳の成猫ですが、体重は4065gですから55✕4065=223・5kcalになりますが、現在4kgを切るまでダイエット中なので、大体170~200kcal、それよりも日によっては少ないカロリー摂取で元気にしています!

もう一つのカロリー計算式で、猫に必要な摂取量を理解していきましょう。

同じ書籍には、猫のエネルギー必要量の計算式はとても簡単で、次のようなものだと書かれています。

一日辺りの必要カロリー計算式

1・4(30✕体重「kg」)+70

この計算式だと、モモの現在(2017年8月14日に測定)の体重だと240・073kcalになります。

様々な書籍やサイトなどには、猫が一日に必要とするカロリーの摂取量の計算式や方法などがいろいろと書かれていますが、個人的経験から、次の章でそれよりも大事なことをシェアしていきたいと思います。

 カロリー計算や必要なカロリー摂取量よりも大事なことは?

我が家の2017年で3歳になる黒猫のモモと暮らしていて、カロリーやカロリー摂取量や計算式よりも、猫にとって大事で必要な食事の与え方があることに気づいたので情報をシェアしていきます。

☆ カロリー計算での食事の与え方は、2歳位までなら肥満の心配はそれほどない

☆ 2歳くらいから、カロリー計算や一日に必要な栄養摂取量などに関しては、計算式ではなく、人間側が柔軟にコントロールをする必要がある

☆ 2歳を過ぎたら、一般的なキャットフードのカロリーは高すぎる傾向があることを考慮し、計算式などのとおりに与えるのではなく、流動的に考えて食事を与えるほうが肥満の心配が減る

☆ とにかく、人間もそうですが、カロリーの計算で、猫が一日に必要なカロリー摂取量を考えると、肥満させやすくなる

☆ 3歳の猫の場合、人間に換算すると28歳です、御存知の通り、人間もこれくらいの年齢になると、筋肉量も徐々に若い頃と比べて減っていき、基礎代謝量も減ってくるので太りやすくなります。

スーパーモデルのナオミ・キャンベルも、若い頃は何を食べても太らなかったのに、これくらいの年齢を堺にエクササイズが必要になったと話していましたが、まさに猫も同じで、3歳ですでにカロリーや栄養などの摂取量に関しては、かなり人間が柔軟にコントロールをすることが大事になっていきます!

もうすこし解りやすく説明していきましょう。

猫5歳=人間に換算すると36歳

猫10歳=56歳

猫15歳=76歳

このように見比べていくと理解し易いかと思いますが、人間で言えば10歳で56歳です、生活習慣病に気を配ろうと人間の世界でも言われてきてかなりの年月が経ちますが、人間もメタボ体重になっているのなら痩せましょう、運動をして筋肉を落とさないようにして、将来寝たきりにならないように気を配りましょうと言われているように、人間の立場で捉えながら猫の体重をコントロールすることが必要となるかと思います。

これらの話を取り入れていくとすると、2歳くらいから、人間がキャットフードの量やカロリーのコントロールを柔軟にしていくことが大事になるという話がご理解いただけたと思います。

一般的に販売されているキャットフードは、オイルコーティングもされていて、意外と高カロリーです。

これを、カロリーの計算式や、一日に必要な摂取量をパッケージに書かれたとおりに行っていると、家猫として運動量が少ない猫の場合、かなり太りやすくなります。

普段から定期的に体重測定などをして、猫の健康管理をすることが大事であると個人的に経験から理解出来ました。

我が家ではこれを使ってます↓

momosan.hateblo.jp

要は、計算式とか、カロリー摂取量はどれくらいがいいのかなと頭でっかちに考えて与えるのではなく、猫の様子を見ながら、ある程度量を一緒に暮らす人間が少なめにするとか、運動量が多かった日は通常通りなど、柔軟にその日によって変えていくことも大事な健康管理に繋がります。

僭越ながら、申し上げますが、猫にカロリー摂取量を計算式やパッケージに書かれたとおりに与えて、さらにおやつを与えていては、まさに食べさせ過ぎです。

肥満は病気の元と言われ、獣医も啓蒙活動をしています、これらのことも考えに入れて、柔軟に量や必要なカロリー摂取量のコントロールをしないと、ある日突然動物病院で大金が必要になるような病気が発見されてしまうかもしれません。

このあたりは、どう情報を受け取っていただくかは人それぞれですが、猫の健康を考えた場合、ドライキャットフードはかなり高カロリーであるため、数字ではなく体型で考えてあげることも大事になってくるかと思います。

2017年現在、日本ではオイル市場が出来上がっていて、オメガ3などは体内で作られないので積極的に摂取しようという情報が流れていますが、これに関しても、それは本当に大丈夫なのかという啓蒙活動をされている医師などもいます。

猫のアレルギーや皮膚疾患なども増えているといいます、キャットフードに含まれる植物油がこれらに関係していることも分かっていて、自然界にいれば植物油をこれだけ摂取する猫はいません。

確かに被毛にも良い作用はありますが、過剰摂取させることがないように、キャットフードに関しては数字ではなく、身体レベルで見ていくことが大事になります。

それでは、あるキャットフードを例にご説明をしていきましょう。

「オリジンキャット&キティ」

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以前こちらを購入して与えていましたが、このフードは100g406kcalあります。

一日の給餌量をパッケージに書いている表示で見ると、4kgの猫で、痩せ気味なら57g、太り気味の子には与えてはいけないようで数字が書いてなく、シニアで43gになっています。

それでは、57gのカロリーはおよそどれくらいでしょうか?

およそ203kcalほどだと考えられます、痩せ気味の子でこれくらいの量を与えてくださいということですから、計算式などで出てきた一日に必要なカロリー摂取量だとやはり多いことが分かります。

もうひとつのキャットを見ていきましょう。

ナチュラルバランス リデュースカロリーフォーミュラ」

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以前こちらも購入して与えたことがありますので、このキャットフードを例に説明をしていきます。

このキャットフードは、100gあたりカロリーは329kcalになります。

ちょうど我が家の黒猫モモと同じ、体重3~4kgの猫には一日に44~54g与えてくださいと書かれています。

ほぼ50gほどだと考えてカロリーは164・5kcalになります。

さすが、体重管理用のキャットフードなので、意外と計算式やカロリー計算で弾き出す給餌量よりもかなりカロリーが抑えられていることが分かるかと思います。

先程計算式ではじき出した、モモに与える、必要な一日のカロリーは223から240kcalでした。

ということは、240として引いていくと、計算式などで一日に必要な摂取量やカロリーを計算した場合、一日に75・5kcalも多いことが分かります。

これが日々積み重なっていけば、どんどん肥満になっていくのはすぐに分かりますね!

これにプラスしておやつを与えていたとしたら、もう余分に100kcal以上摂取させている計算になりますから、太るのは当たり前です!

もう一つ例を出していきましょう。

「イオンのキャットフードかつお味 成猫用」

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こちらのキャットフードのカロリーは100g=364kcalです。

一日に与える給与量をパッケージで見ると、2~4kgで45~76gを一日1~2回与えてくださいと書かれています。

そして、1日に2回以上与える場合は、給与量を回数で割った量が一回分ですとも書かれています。

まずは、こちらのキャットフードのカロリー計算をしてみましょう。

45gの場合、一回のカロリーは約182kcalになります。

76gの場合、一回のカロリーは約273kcalになります。

2~4kgの猫に与える量として、これはかなりわかりづらい感じもしますが、やはりこういったキャットフードは家族となった人間が、猫の身体を見てどれくらいの摂取量が必要か、カロリーだけでなく量などを柔軟にコントロールをしていかないと、目の前の猫は老けないので可愛い猫のままに見えますが、内側では確実に、人間で言えば5歳なら36歳、10歳なら76歳という年齢になっているのに、この年令で、若い頃と同じ食事量やカロリーを摂取している人間が太るように、猫も太ってしまうのは当然です。 

個人的に筋トレ、有酸素運動を行っていますが、運動量によって、日々の食事の摂取カロリーをコントロールして健康維持をしているので、こうやって細かいところを見ていかないと分からない、太る原因がある事実に目を向けていくことも、猫のカロリーや一日に必要な摂取量などを考えたときに大事なポイントになっていきます!

計算式では見えてこない、キャットフードの内容や質、目の前の猫は老けないから可愛いままだけれど、体内では老化が始まっている事実にも目を向けていくことで、適正体重を保つことが出来るのではないでしょうか?

カロリーを減らす方法は?

ここまでの説明は分かった!

じゃぁ、どうやってカロリーを減らして太らせないようにしたり、ダイエットさせればいいの?

ということで、もちろんその方法もシェアしていきますのでご安心ください!

まず、これまでの説明で、意外とキャットフードのドライフードって、ダイエット用以外はそれなりにカロリーが高いのだなということがご理解頂けたと思います。

大体100g辺り360~400kcal以上というものが一般的です。

では、ウェットフードのカロリーはどうでしょうか?

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もちろん、製品によって違いがありますが、100g70~90kcalほどなので、、ドライフードの量を少なくして、ウェットフードを使うことでカロリーダウンさせることが出来ます!

例えば、あなたが使っているドライフードのカロリーが100g360kcalだったとして、4kgの猫に与えている量が44~55gだった場合、一回のカロリーはドライフードだけだと180kcalです。

このドライフードの量を半分にして、例えば25gにするとします。

そうなるとカロリーは、90kcalにまで落とすことが出来ます。

ここへ、100g70kcalのウェットフード半分を入れると、カロリーが35kcalですから、90+35=125kcalまで落とすことが出来ますが、ウェットフードの栄養もたっぷりと摂取出来ますから、猫も満足感がありながら、密かに摂取カロリーを抑えることが出来ます。

他には、新鮮なお肉で考えてみましょう。

鶏のささみは100g105kcal、1本(43g)の場合45kcalになります。

だいたい我が家では2匹で一本半ほど使用しますが、一匹で考えた場合、一本も使わないので、35~40kcalになります。

25gのドライフードに同じく40kcalのささみを茹でて混ぜてあげると、90+40=130kcal。

胸肉なら皮なしで100gは108kcalになり、一匹あたり30~50gほどだとしても、だいたい40~50kcal。

90+50=140kcal

魚は、かつおが春獲りの場合は100g114kcal、秋獲りなら164kcaなので、春獲りを使ったほうがカロリーダウン出来ますので、45~57kcal。

90+45=135kcal

猫がよく食べるまぐろは100g125kcal、猫一匹に100gも与えません、猫一匹に対して我が家ではざっくりですが、30~50gと考えて半分のカロリーなので57kcal。

90+57=147kcal

このような食材を使用して、ドライフードの量を大幅に減らしてタンパク源をかさ増しをして、猫の満腹感を刺激してあげれば、カロリーダウンはかなり出来ると思います。

最初はやはりざっくりと理解するよりも、一度細かく計算をしつつ、大体の量とカロリーを把握しながらこれらの食材を足すことで、ドライフードの量とカロリーを減らしていき、たんぱく質はしっかりと摂取させ、食べた感があるという感じで食事を与えるようにすると安心です!

説明の仕方が拙く、そのため分かりにくい点があったとは思いますが、何かのお役に立てば幸いです。

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今回は、猫の一日に必要なカロリーの摂取量の計算式などや、それ以上に大事なポイントについてまとめてシェアしていきました!