猫の手作りごはんレシピ(ささみ)
今回の手作り猫ごはんレシピはささみ!です
この記事を書いているのは、naomiです。毎日のクリックありがとうございます!
この記事では、鶏のささみを使った手づくり猫ごはんの作り方をご紹介していきますが、調理方法は焼きバージョンと、茹でバージョンになります!
猫の手作りごはんレシピですが、専門家などが、やはりおすすめしている食材は、鶏肉なのですが、色んな子がいるため、猫によっては、なんと!ウドンを食べる子もいるのだとか、いろんなものを、好んで食べる子もいるようですから、あくまでも、ひとつの情報として受け取っていただければと思います。
猫の体には、基本的に、炭水化物はほとんど必要ないと言われていて、猫の唾液には、アミラーゼという、炭水化物に含まれる、でんぷんなどの糖分を、分解する働きのある、消化を行う酵素の一種がありませんので、炭水化物を食べても、消化が起こっていないことが、最新の研究でも分かっています。
ですから、愛猫が炭水化物を好んで食べていた場合、その子が健康であり、肥満していないのなら、別に問題はないようですが、太りすぎである場合は、病気のリスクが高まるため、出来れば食べさせないようにするといった、飼い主様の判断も、必要となる場合もあるようです。
猫にとって、一番重要な栄養素は、鶏のささみなどの、タンパク質が大事なのです!
なんでも、猫の小腸は、タンパク質と、脂質の消化に適しているといった研究結果も出ているそうです。
鶏肉は、わが家のモモも、手作り猫ごはんの材料の中では、食いつきのいい食材の一つです。
鶏がらスープも、実はとり立てはガツガツ飲むけれど、さすがに1日位経ったものなどには、あまり興味を示しません、ということは、新鮮なものでなければ嫌だという話になりますが、なかなか、口が肥えた猫様が育ってしまい、家族としては、ちょっと焦りも感じますが、ご縁があってやってきた子ですから、大事にしたいと思っています。
~追記(2017年11月17日)~
手作り猫ごはんを作ってきて3年経ったので、これまでの経験&学びから理解できたことをシェアしておきます!
まず、水を飲んでくれない猫が多いと言われますが、手作り猫ごはんにすると、茹で汁や自家製鶏がらスープを入れてあげられるので、水分補給がしっかりと出来ます!
鶏がらスープの栄養などもたっぷりと猫の体内に入っていきますから、滋養強壮作用があると言われるので、健康への貢献度も高いということが、日々ピカピカな被毛をしている我が家の猫を見ていると、よく理解できます!
目やにも出ませんし、今年の夏前に黒猫のモモの3歳直前健康診断をしたときも、中性脂肪が多かった(ちょっと太らせてしまったので、その後すぐにダイエットをしてしっかりと痩せさせたので問題は解決しました)以外には、どこも悪いところはない健康優良児という花丸マークをもらったので、人間と同じで猫もしっかりと栄養と水分が摂取できていれば、人間でいえば肌艶もよく、体調もいいという状態になることがよく理解できました!
そして、手作り猫ごはんを作り始めたころは、ささみだけとか、胸肉のみなど、タンパク質は単品で作っていましたが、その後これらを数種類混ぜるほうがよく食べることに気づき、その後は、2~4種類のタンパク質を混ぜて作るようになりました。
例えば、鶏の胸肉&軟骨&レバーとか、ささみ&砂肝&レバー&胸肉、まぐろ(びんちょう、キハダ)&あじ、白身魚で作るときは、まぐろなどの他の魚と混ぜたほうが食いつきが良く、やはり白身魚だけでは、まだ若い猫なのであまり好まないようですから、まぜまぜにすると完食してくれます!
カツオやまぐろは好きなようですが、与え過ぎは注意です、カツオの場合たたききは炙ってあり、焦げがついているので、年に一度とか数回ほどにしたほうが安心です!
我が家の猫に限ってではありますが、基本雑食なんだなということがよく分かりました!
とにかく水分がたっぷりと摂取できるせいか、朝起きたらトイレ掃除を4回くらいしなければならないときもあり、掃除が終わったと思ったら、綺麗になったトイレでまた尿を出すこともあるほど量もたっぷりと出すので、水を飲まないことで起こる病気に関しても心配はしていません。
食生活はかなり体調、成長していく中で脳の発達にも関わっているようで、家族バカになりますが、我が家の猫は頭が良いと感じます(ツッコんでください・・・笑)。
とにかくよく喋るというか人間とコミュニケーションを取ろうと鳴くだけでなく、遊んで欲しいものを自分で持ってきて、これで遊んでと言いにくるのには驚きました!
コミュニケーション能力はかなり高いと感じられますから、手作り猫ごはんを食べている子は、体調、脳の発達、被毛のツヤ、人間へのなつき度などを、昔一緒に暮らしていた猫と比べると、格段に違うことに気づきました。
しかも、家になんらかの修理の人たちなどがやってきたり、宅配便の方がやってきても、人間を怖がったり怯えたりしません。
まったく警戒しないわけではありませんが、人間に対して警戒心がそれほど強いわけではないようです。
人間も、いつもコンビニのお弁当や、スーパーのお惣菜を皿に出すこともせずそのまま出されて食べているのと、親が手作りをして、出来たての料理を並べてもらうのとでは、やはり食事が楽しい、美味しい、体調がいいといった変化に関わってきます。
キャットフードだけの食事の猫とは、やはり違うのだなということに、この3年でしっかりと気づかせてもらいました。
そして、こちらでアップしている動画の中で作っている、鶏のささみパウダースープなどは、食欲がない猫に非常に栄養価が高いと考えられますので、参考になれば幸いです
簡単に作ることが出来るので、体調不良や病後などで弱っている猫に与えてあげると、滋養強壮になるのではないかと思われます!
~追記(2017年10月4日)~
手作り猫ごはんのささみ、「丹波地どり」とイオンのブランド「純輝鶏(じゅんきけい)」の膝軟骨で作ったレシピバージョンです!
材料のおさらいをしていきましょう!
● 丹波地どりのささみ
● 純輝鶏の膝軟骨
● 白菜
● 赤パプリカ
● えのき
それでは、丹波地どりについてご説明をしていきましょう!
日本では、京都や兵庫県で育てられている丹波地どりは、茶色をしていて、生後35日くらいから広い運動場で走り回って育ちます!
そのため、身が引き締まっていて脂肪が少ない、コクのある味を持つと評判が高いのです。
ロードアイランドレッドと、ロードサセックスをかけ合わせた銘柄鶏になります。
丹波地どりの親になるロードアイランドレッドは、アメリカのロードアイランド州で作出された赤褐色の卵肉兼用種で、日本には1904年に輸入された日本農林規格の在来種になります。
ロードサセックスは、イギリのサセックス州の品種で、ライトサセックスの雄と、ロードアイランドレッドの雌をかけあわせた品種になります。
ちなみに、純輝鶏と丹波地どりは、抗生物質・抗菌剤無投与の地鶏なので、人間にも猫にも安心して使えます。
純輝鶏は、岩手県、三重県、徳島県で育てられた鶏で、快適な鶏舎で、専用の飼料を与えられて、ストレスの弱い鶏のために細心の注意を払いながら育てられています。
健やかに育つように鶏舎の清掃もしっかりと行い、出荷一週間前には血液検査までされる徹底ぶりです!
身体に入れるものですから、なるべく原材料の段階で鮮度が良い、余計なことをされていない鶏のほうが安心です。
今回は、膝軟骨を使ったので、食感がコリコリとして食べごたえがあったのではないかと思います。
白菜の栄養を見ていきましょう!
100gあたり14kcalで、寒い時期になると鍋物などによく使われる白菜は、95%が水分ですから、水分不足で腎臓病などになりやすい猫にとっては嬉しい野菜になります!
漢方でも栄養価の高い野菜として注目を集めていて、滋養強壮や痛み止め、毒消しになると言われています!
カリウムが豊富ですから、余計な水分を排出する働きがあります。
他にはビタミンCや食物繊維を含んでいます!
腎臓に良いと言われていて、冬に白菜と豚肉(脂身の少ない部位)を重ね蒸しにして人間が食べると良いと言われています。
このときに、生姜を細切りにして多めに入れるのがコツで、少しのみりんやお酒をかけて蒸し煮にして、ポン酢でいただくと美味ですよ!
猫の手作りごはんには少ししか使いませんから、人間がこのように食べると、両方の健康を守ってくれます!
パプリカの栄養はこちら!
猫の手作りごはんレシピ(魚サケのアラ) - 保護猫モモ&ナナのブログ!
えのきの栄養はこちらです!
猫の手作りごはんレシピ(魚、カジキ) - 保護猫モモ&ナナのブログ!
「それでは、猫の手作りごはんレシピ、ささみ焼きバージョンをどうぞ!」
それでは、材料のおさらいからしていきましょう。
● ささみ ● ニンジン ● きくらげ
● ホワイトチアシード ● 自家製鶏がらスープ
こんがりとささみをフライパンで焼いていき、きくらげとニンジンは茹でておきます。
自家製鶏がらスープは、温めて先に皿に入れておきましょう。
焼いたささみと野菜を混ぜ、ホワイトチアシードを入れてよく混ぜ合わせ、鶏がらスープ入りの皿に盛って完成です!
それでは、それぞれの食材について説明をしていきますが、ささみ&ニンジンに関しては、後ほど茹でバージョンでご紹介していきます!
きくらげの栄養から見ていきましょう。
100gあたり、カロリーはなんと12kcslとかなり低いのですが、驚きの栄養があるのがきくらげのスゴイところです!
他のきのこと比べて、鉄分、カルシウム、ビタミンD、食物繊維が豊富で、ミネラルの含有率も高いのですが、なんといってもβグルカンという栄養素に注目したいところです。
これは、免疫に関わっている多くの因子を活性化させるのです。
アンチエイジング作用も高いと言われていて、食べると血液を浄化してくれ、豊富な鉄分でさらに血に栄養を与えてくれます。
食物繊維も豊富なので、腸内を整えてくれ便秘などにも作用してくれます。
漢方や薬膳などでも使用されますから、きくらげはかなり栄養価が高いことは知っている方は多いかと思いますが、人間でも頻繁にあまり食べません。
次は、ホワイトチアシードの栄養についてご紹介していきます。
チアシードは南米が原産のシソ科の植物で、ブラックチアシードもありますが、ホワイトチアシードのほうが必須脂肪酸のαーリノレン酸が豊富にふくまれています。
元々チアシードは黒しかなかったのですが、そのなかに白いチアシードがたまに混じっていて、調べたらそちらのほうが栄養価が高かったことが分かり、10年以上かけて品種改良をして生まれたのがホワイトチアシードになります。
12gあたり、カロリーは51kcalで、水に浸すと膨張しますが、ホワイトチアシードは14倍になるのに対して、ブラックチアシードは10倍になります。
ミラクルフードと呼ばれているほど栄養価が高く、食物繊維、タンパク質、ミネラル、ビタミンBなど多くの成分を含んでいます。
ごまよりも小さい粒で、この中には、必須脂肪酸が8種類も含まれている、驚きの植物なのです!
オメガ3脂肪酸を多く含んでいますので、活性酸素を除去したり、人間が食べれば、肌の潤いを高めてくれるのです!
今回、この粒のまま混ぜて与えたのですが、なんと翌日の便のなかに、つぶつぶがあったので調べると、ホワイトチアシードが出てきたようでした!
ちなみに、ごまと違い、チアシードの殻は栄養吸収の邪魔にならないと言われていて、体内に殻付きのまま入れてもしっかりと栄養素が活用されると言われていますので、お仕事を終えて、たっぷりの食物繊維で、便として排出されたのではないかと考えられます!
「それでは、今回の猫の手作りごはんレシピ、ささみ茹でバージョンをどうぞ!」
今回のメインとなる食材は、鶏のささみです、ささみは、胸肉よりカロリーが低く、100gあたり、114kcalです。
ただ、胸肉の皮を取ってある場合は、胸肉100g辺りのカロリーは、108kcalなので、こちらのほうが低いですね。
皮付きだと、100g191kcalになりますから、ささみのほうがカロリーが低めになります。
ささみは、皮なし胸肉と同じで、ダイエット中の猫ちゃんにもおすすめですが、リンの含有量が多いので、泌尿器系にトラブルを抱えいてる時は、避けたほうが良いみたいです。
今回は、半生状態で調理しましたが、飼い主様のほうで、猫ちゃんの好みに合わせて、生か、半生か、しっかり火を通すか判断して下さい。
元々猫は、肉食ですので、猫の消化機能は、生のほうが、栄養の吸収が高いらしいです。
豚肉は、しっかり火を通す必要がありますが、その他の肉であれば、表面を加熱すれば、滅菌対策ができるので、季節や、猫の好みに合わせて、柔軟に対応して下さい!
お肉を切る大きさですが、愛猫の、食べやすいサイズに切ってあげて下さい。
我が家のモモは、体があまり大きくないので、食べる時に、食べやすいか、食べにくそうか、観察して、切る大きさを判断しています。
子猫なら、ミンチ状にして下さい。
キャベツは、ビタミンUという、ちょっと珍しい成分が含まれます。
これは、弱っている胃腸を修復させる成分で、キャベツなどの、アブラナ科(かぶ、大根、ブロッコリー)の野菜には、甲状腺の働きに悪い影響を与える、ゴイトリン成分が含まれるので、高齢猫には、与え過ぎに注意して下さい。
生でも茹でても、どちらでもいいと個人的には思いますが、生だと酵素が取れますし、ビタミンUは、生で摂取したほうが有効だそうです。
生で与える場合は、農薬が気になるところですね、しっかり洗ってあげて下さい。
ニンジンは、なんといっても豊富なβカロチンが含まれています。
免疫力を高め、皮膚や粘膜を強くし、ガン、心臓病動脈硬化などに効果があると言われています。
カルシウムも、大事な栄養素のひとつなので、今回は、にぼしから摂取しました。
にぼしの選び方は、塩と酸化防止剤を、一切使わない無添加がおすすめです。
猫の必須脂肪酸のひとつ、αリノレン酸は、亜麻仁油を使って摂取させました。
亜麻仁油は、人間の健康にも優れた油なので、サラダなどにかけて食べるのもおすすめです。
簡単に、猫の必須脂肪酸について書かせて頂きます、リノール酸、αリノレン酸、アラキドン酸の3つです。
リノール酸は、オメガ6系のオイルで、皮膚の健康、被毛のコンディションなどに影響します、ひまわり油、紅花油、コーン油などの、植物性の油に含まれます。
αリノレン酸は、オメガ3系のオイルで、消炎作用、細胞への酸素供給などの影響して、人間の世界でも、アンチエイジングのオイルとして、最近人気ですね!亜麻仁油、しそ油、えごま油、グリーンナッツ油などの植物性油や、青魚に含まれる、DHAや、EPAも、オメガ3に該当します。
アラキドン酸は、オメガ6系のオイルで、私も初めは、DHAやEPAと同じでは?と解釈してましたが、違うようです。
ややこしいのですが、この3つの脂肪酸(リノール酸、αリノレン酸m,アラキドン酸)は、不飽和脂肪酸の中の、多価不飽和脂肪酸と言われ、その中の、アラキドン酸に、カテゴリー分けされています。
アラキドン酸は、動物性の脂肪に含まれ、レバーや鶏卵、豚肉などに含まれます。
なんだか、必須脂肪酸のことを考えると、面倒くさくなりますよね!私もそう思います!なので、我が家では、動物性と植物性の油を、適度に織り交ぜ、猫の好みに合わせて、アバウトに作ってます。
病気持ちの猫ではない限り、神経質に何カロリー、何グラム、αリノレン酸が、アラキドン酸がと考えてたら、キリがありません!猫の栄養学も、基本肉食と考えられいますが、時代とともに変化していきます。
なので毎日、愛猫のごはんを楽しくがモットーです!人間も、食事は楽しいほうが美味しいですよね。
ちなみに、我が家は、夕食のみ手作りで、朝は市販のキャットフードをあげています。
良質なキャットフードを、選んで与えていますので、夕食の栄養バランスは、多少アバウトで構わないと思って、気軽に作っています。
しかし、どんな栄養バランスのいいキャットフードでも、新鮮なタンパク質の、手作りには敵わないと、個人的に思います。
参考までに、現在モモさんが食べている、オリジンのキャットフードの、原材料の写真を載せておきますね。
↓オリジンキャットフードについはこちらで記事にしてますので、参考にされて下さい
こういうの見るだけでも、手作り猫ごはんの参考になりますよね!
ついでにスーパーなどで売っている、やや粗悪なキャットフードも見てみましょう。
誤解のないように書き加えておきますが、 大手に喧嘩を売るつもりはありません(笑)これも調べると、作る側にも、もちろん購入する側にも、色々事情があるそうです、このことはまた別の機会で、書かせて頂きます。
どうやら、知っている人は知っている、けれど知らない人は、まったく知らないといった、キャットフードのことなど、調べると、本当にいろいろとありますが、忙しい日々の中で、手頃な価格に抑えて、これらのフードを開発してくださっている方々には、頭が下がる思いもあります。
専門家によると、猫は、10歳くらいまでなら、良質なキャットフードなどだけでもいいと言われているのですが、高齢になってくると、それだけでは、健康を維持できなくなる場合もあるそうです!何度も、ブログ内では、シェアしていますが、猫に水は本当に大事なので、ドライフードだけでは、やはり水不足が懸念されますので、こういった情報も知っているのといないのとでは、まったく猫に対する、ごはんの与え方も変わりますよね。
特に家猫は、人間の私達が与えるものだけしか食べられません、外に出ていける猫なら、ごはんを自分でゲットするなども出来るでしょうが、それもまた、病気などのリスクもあったりしますので、家猫として育てているのなら、やはり、水分をしっかりと含んだものを、与えてあげる気配りも、大切になってくるようですね。
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今回は猫の手作りごはん(ささみ編)のレシピをシェアさせて頂きました、参考になれば幸いです