猫がごはんを食べない時は?

猫がごはんを食べない時は?どう対処すればいいでしょうか?

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猫は、犬と違って、ごはんを食べ過ぎることで悩むのではなく、なんでも、好みなどもあり、ごはんを食べないといった悩みを持つ飼い主さんが、多いといわれていて、猫がごはんを食べないので、心配だといった検索が、多くされているともいわれています。

この記事では、猫がごはんをたべない時、どうしたらいいのか?カテゴリー別に分けて、ご紹介したいと思います。

● 病気やシニア猫だから食べない場合

● ごはんに対する好みなどによるもの

● アロマオイル、避妊手術、呼吸器疾患が原因

● 手作り猫ごはんに移行するときの、テクニック方法(トッピングから始める)

● 手作りごはんを食べない場合の、テクニック

● 子猫がごはんを食べない

といった視点から、記事をまとめていきたいと思います。

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まず、猫がごはんを食べないときに、飼い主が心配する目安として、1歳以上の猫で、24時間食べていないようなら、なんらかの病気が、潜んでいる可能性が高いといわれていますので、この基準で見て、どうも24時間食べていないなぁと思ったら、獣医に連れて行くことが必要です。

ただ、猫は気分にムラがあるので、ごはんが気に食わないことで、食べないなんて、ストライキをする場合もあるようです!それまで食べていた、キャットフードに飽きたとか、違うものに変えたら、食べなくなったなど、その時の状況によって、猫がごはんを食べない理由なども、違いがありますので、そのあたりは、飼い主さんが猫の様子を、しっかりと観察して、どうやら、病気ではなく、なにか訴えているな?と感じたら、キャットフードを見直してみたりするなど、対処の仕方を変えていってください。

そして、シニア猫になると、人間と同じで、基礎代謝が落ちてしまい、必要なエネルギー量が減るので、それらが原因となって、食欲が落ちる猫もいます。

年を重ねると、歯も弱くなるので、硬いものが食べられなくなっていきます。

これは、自然な劣化でもあるので、柔らかいものを与えるようにしたり、ごはんの量を調整してあげるといった、対処をしてあげてください。

ここからは、猫の食慾がない、ごはんを食べないといった状態になっている時に考えられる、猫の病気について、こんなものがありますよといった、病名などを見ていきます。

●ビタミンB1(チアミン)、ビタミンB2、6欠乏症  ●食道炎 

●胃捻転(いねんてん) ●便秘  ●巨大結腸症 ●腸閉塞 

黄色脂肪症(イエローファット)

●腸重積(ちょうじゅうせき=腸がたたみこまれる)

●ビタミンA過剰症 ●上皮小体の異常(骨が折れやすくなる)

●肛門嚢の炎症と膿瘍 ●ウイルス性感染症 ●ネコ伝染性腸炎

猫伝染性腹膜炎 ●クリプトコッカス症 ●ネコ伝染性貧血

●下部尿路症候群 ●慢性(急性)腎不全 ●尿毒症 ●腎炎

●腎臓の腫瘍 ●鼻炎 ●副鼻腔炎 ●咽頭炎 ●肺炎

●膿胸(のうきょう)●食べ物、植物、薬品による中毒

●子宮蓄膿症 ●乳腺炎 ●心筋症 ●脂肪肝 ●肝炎と肝硬変

●胆管肝炎症候群 ●膵臓炎 ●がん 

猫は、怪我を負ったときも、ごはんを食べない場合があります。

人間と違って、言葉で症状などを説明できないので、ごはんを食べないなと思った時に、もしかしたら怪我をしているかもと考えて、体の点検などをしてあげてみてください。

どんな怪我が考えられるか、やけどなどをした場合、ごはんを食べなくなることもあるようです。

わが家のモモさんの、例を出してみますが、まだ、2015年4月時点では、1歳未満の猫ですが、子猫の頃は、食欲にムラがあり、食べないときもあったりしましたが、様子を見ても、とくに具合が悪そうには見えなかったので、そのまま様子を見ていたら、食べたくなったら、勝手に食べたり、ごはんをくれと、ねだるようになったりと、気ままな部分が、小さい頃には目立ちましたが、もうすぐ1歳になろうとしている現在は、朝と夕方、しっかりと食べ、ときには、昼間におやつをくれーっとねだることもあります。

私が、気をつけていたのに、気づいた時には遅かったという経験に、アロマオイルを使ったため、具合をちょっと悪くした時がありました。

猫に、ティーツリーオイルは、使ってはいけないのですが、自分の体につけていたものが、モモに影響してしまい、1日ほど、食欲が落ちたことがありました。

すぐに気づいて、ティーツリーオイルを使うのは、その時からやめたら、すぐに復活し、元気にもりもりごはんを食べるようになりました。

猫に使ってはいけないアロマオイルを、ここでざっと紹介しておきます!仮に飼い主さんが、気付かずご自身の体などに使っていて、それで、猫が中毒を起こしてしまい、ごはんを食べないなんてこともありますので、心当たりのある方は、それらを排除するようにしてみてください。

猫が中毒を起こす、可能性があるアロマオイルは、オレンジ、ライム、グレープフルーツ、レモン、ベルガモットなどの柑橘系、そしてティーツリー、ヒソップ、ベニーロイヤル、シナモン、タイム、グローブ。

ラベンダーなどは、猫もストレスを緩和出来るので、使用しても大丈夫だと言われていますが、猫にも好みがありますので、これらは参考程度に考えて、ラベンダーの匂いを嫌うようであれば、使用は控えたほうがいいかと思います。

他には、避妊手術をした後は、1日ほど、食事を受け付けませんでしたが、その後すぐに復活して、元気に食べるようになりました。

いろんなパターンがありますので、病気のようにぐったりとしていたら、獣医に連れて行き、そうでなく、緊急性がないようなら、様子をみてみましょう。

鼻詰まりの猫は、呼吸器疾患で食欲不振となっている場合もあるようです。

ここからは、手作りごはんに移行するときのテクニックを見ていきます。

なんでも、猫は、生後6ヶ月までに、さまざまな食事をしなかった場合、食事に関する好みが、狭くなってしまい、新しい食べ物に、見向きもしない子もいるようです。

モモは、子猫の時から、キャットフードも、さまざまな種類のものを与えていて、丁度生後5~6ヶ月前頃から、徐々にキャットフードにトッピングするように、猫ごはんを作って与えるようにしてきたので、食べ物に対する感度は高いようで、いろんな食べ物に興味をもってくれますが、手作り猫ごはんにチャレンジしたくても、なかなか食べてくれない、といった悩みを持つ飼い主さんも、いるかと思います。

猫は、匂いに敏感なので、食事の好みもうるさいといわれています。

そして、キャットフードなどは、食いつきを良くするために、匂いをかなり強くしているようです!こういった食べ物に慣れてしまっている子に、手作り猫ごはんを食べさせるのは、時間がかかるといった話しもありますから、徐々に移行するためのテクニックについて、情報をシェアします!手作りごはんに移行していく時間は、その子によって違いがありますので、気長に考えて、焦らずじっくりとやっていってください。

まずは、これまで与えていたキャットフードに、肉や野菜などをトッピングしていく方法からシェアします!市販のキャットフードは、栄養バランスはいいのですが、飼い主である、あなたの愛情は入っていません!せっかく、可愛がっている子がいるのなら、あなたの手間暇をかけた、愛情のこもった食事を与えてあげたいですよね!ですから、まずは、キャットフードに、あなたが選んだ食材を、少しずつトッピングすることから始めてください。

例えば、まずは、鶏がらスープを、自らとって、ただ、キャットフードにかけてあげるだけでもいいのです!鶏ガラの栄養と、たっぷりの水分が摂取できますから、猫にとっても、いきなり食材を入れられるよりは、こちらのほうが、ハードルが低いと思います。

その後、慣れてきたようなら、徐々に食材をトッピングしていきます。

茹でた肉や魚を入れてあげる、そうやって、徐々に慣らしていきながら、猫がごはんを食べないといった状態を、できるだけ避けるようにしてください。

ここで、大事なことは、キャットフードの量は、手作りごはんの、トッピングの量を加えるので、その分差し引いて、入れてあげるということです!それまでと、同じ量のキャットフードの中に、手作りごはんを入れると、食べ過ぎになり、肥満の元になりますから、ここは注意が必要です!そして、それまで、その子が好んで食べていたキャットフーの材料を見て、その食材を使って、トッピングをしていくという手もありますが、ここは注意が必要ですが、まぐろやカツオが好みの猫に、毎回トッピングで、これらを与えると、栄養に偏りが出るだけではなく、イエローファットという、病気につながりますので、注意が必要です!魚と大きく捉え、白身魚を使ったり、鶏肉に変えてみたりと、徐々にですが、できるだけ、いろんな食材から、ごはんを食べられるように、工夫してあげてください。

いろいろとやっていく内に、猫のごはんに対する、好みがわかってくるようになります。

猫がごはんを食べないようなら、植物性のオイルをかけてあげたり、ふりかけ(手作り猫ごはんの動画シリーズで、手作りふりかけの、作り方もシェアしていますので、出来れば飼い主さんの、手作りをふりかえてあげてください)をかけて、風味をつけてあげ、猫のごはんに対する興味をひきつけたり、それでも食べない場合は、スープにしてあげるなど、刺激を変えてあげるといいようです。

ごはんを食べないといった状態になった猫に、獣医が、鶏肉を煮たスープだけでも、栄養がとれるので、飲ませるだけでも、食べなくても、栄養が補給できると、アドバスもしているようです。

鶏がらスープだけではなく、魚のあらからとるスープなども、栄養満点です!なんでも、魚の骨から出る出汁は、脳の発達に、とてもいいといわれています。

これらを与えていると、いつか、モモが人間語を話すのではないかと、期待しているのですが、鳴き声で、大体どんな感情を伝えているのかは、分かりますが、さすがに、日本語変換は、未だに出来ていません(当たり前です・・・笑)、手作り猫ごはんを推奨する獣医の見解ですが、猫は3日ほど食べなくても、意外と大丈夫な生き物だとも言われています、猫がごはんを食べないと、飼い主が心配しすぎることがないよう、いろいろな可能性を探っていってください。

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ここからは、子猫がごはんを食べないといった場合の、対処法を見ていきます。

まずは、初めて猫を飼う方が、子猫がごはんを食べないと、誤解されている場合があるようです!猫用の育て方ノウハウ本などには、離乳食は、生後1ヶ月ほどからと書かれていますが、その子によって違いはありますので、子猫がごはんを食べない場合、まだミルクで大丈夫な時期であるか、まだその子が、ミルクのほうがいいと、体で訴えている場合もありますので、食べないといった心配をする必要は、ない場合もありますので、ここは勘違いされないようにしてください。

生後30~45日で、離乳食を食べ始める子が多いようです!わが家のモモさんは、実は離乳食をほとんど食べずに、ミルクからあっという間に、キャットフードを食べ始めたのですが、最初の2、3回ほどは、キャットフード(子猫用)を、ミルクですこしふやかして与えていましたが、すぐに、かたいキャットフードを、いい音を立てて食べ始めたので、手間のかからない子でした。

子猫のとき、ごはんを食べない子の中には、与えているキャットフードが、気に入らないといった様子を見せる場合もありますので、変えていくといった方法もあります。

鶏がらスープの作り方は、手作り猫ごはんの動画でも、シェアしましたので、猫がごはんを食べないときに、与えてあげたいスープ、魚の出汁のとりかたを、簡単にシェアしておきます。

鯛などのあら200gを、綺麗に洗って鍋に入れ、材料がかぶる程度に水をいれ、アクをとって、弱火にしてアクをとりながら、煮込み、途中で水を足しながら、2~3時間ほど煮込みます。

半量ほどになるまで煮詰めたら、出来上がりです!猫に与える場合は、適度に冷まして、やけどしない程度の温度のものを、与えるようにしてください。

猫の好みの温度は、生暖かい35度くらいですが、ここを目安として、その子によって、少し好みに違いがありますから、この温度で、猫がごはんを食べてくれないといった場合もあるようです。

手作りごはんを与えても、食べてくれないといった場合、温度に問題があるのかもしれません。

冷蔵庫から出したばかりの、冷たいものも、猫の好みではないので、ごはんを食べない原因ともなるようです。

些細なことですが、このようなことが原因となって、ごはんを食べない場合もあります、何故なら、野生で考えると、猫は獲物をとって食べますが、それは、冷蔵庫で冷やしてもいませんし、ぐつぐつ煮ているものでもありません。

ですから、ちょっとしたことで、猫がごはんを食べないといった場合もあるので、これらに目を向けることも、大事な要素となります。

猫がごはんを食べないとき、心配しすぎてしまう飼い主さんも多いかと思いますが、意外と些細なことが原因の場合もあります、まずは落ち着いてみましょう。