猫好きな有名作家たち!

猫好きで有名な作家たちについて見ていきます!

こんにちは、記事を書いているnaomiです!

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物書きといえば、作家と呼ばれる人たちですよね!なんでも、この職業についていて、猫好きという方は、多いといわれています。

この記事では、猫好きの作家には、どんな人がいるのか?といったところをみていきながら、へぇ、そんな人も猫好きだったのかと、驚いていただいたり、楽しんでいただければと思います。

*簡単なスライド動画を作りました、参考になれば幸いです。

それでは、猫好きの作家には、どんな方がいるのか?ここ数年、猫ブログが大人気でもありますが、日本で猫好きの作家といえば、養老孟司が有名ですよね!

猫好きなだけではなく、猫に関する写真集や、DVDなどを発売されていて、作家という肩書なのに、どこか猫好きというだけで、、個人的に親近感が湧いてしまいます。

養老孟司が一緒に暮しているのは、スコティッシュフォールドで、オス猫です。

名前はまるといって、写真集のタイトルは、「うちのまる」「そこのまる」です。

とても脱力系の子で、自分のやりたいことだけをやる、そんな猫らしいタイプの子であるようです。

なんでも、養老孟司は、子供の頃から、ずっと猫がいた環境で生活をしてきているそうです!まるくんがやってくる前には、いろんなタイプの子がいたようですが、基本の性格は、たいがい同じだったと語っています。

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他には、芥川賞作家の町田康も、猫好きとして知られていますが、愛猫との日常を綴ったエッセイなども、発表されているようです。

作家の方は、都心ではなく、自然のある場所に、引っ越しをされる方が度々いらっしゃいますが、養老孟司は、鎌倉の山の中腹に移り住んでいて、緑がいっぱいあるので、まるくんはいつも、虫や鳥、そして世の中を、じぃーっと見つめているそうです!町田康は、海の見える伊豆で暮らしているそうです。

どちらも、作家という仕事をするのに、集中できる環境であり、猫にとっては、空気もいいし、景色もいいし、うるさい車の音などもしませんから、ストレスもなくていい環境です。

他には、どんな作家が、猫好きとして知られているのでしょうか?近代日本文学を代表している、現在でも人気の高い作家の、谷崎潤一郎も、猫好きとして知られている人物です。

なんでも、フランスの詩人であり、評論家のシャルル・ボードレールの影響で、猫好きになった作家なんだとか!そして、この作家が好んで飼っていたのは、西洋猫に限られていて、ペルシャ猫が特に好きだったようです。

一時期は、ペルシャだけを、数十匹も飼っていたという情報もあり、高血圧症が悪化したため、伊豆に静養に行っていた頃は、「ペル」と名付けられてたペルシャを溺愛し、亡くなったあとは、剥製にして残していおいたほど、大事にしていたようです。

この作家と猫の間に、とても興味深いエピソードがあるので、シェアしたいと思います。

なんでも、谷崎潤一郎が、猫を飼い始めたのは、関東大震災の後からで、関西に移り住んだ頃に、日本猫とドイツ猫のミックスを飼うことになり、名前を「ミィ」と名づけたのですが、その後、ペルシャ猫がやってきたため、個人的には、それはどうなんでしょう?と思ったのですが、ミィを追い出す形で、この猫を、別の家に預けたようです。

やはり、現代では、一部の人たちには、かなり猫の保護活動や、家庭内での動物虐待などについて、飼い主は、しっかりと責任を持つ、といった理解が深まっていますが、それでもまだまだ、認知度は、そう高くないといわれていますから、谷崎潤一郎が生きていた頃の日本はまだもっと、そういった意識が高くなかったのではないでしょうか?もらわれていったミィですが、なんと3週間後、やせ細った姿で、谷崎潤一郎の目の前に現れたのです!その姿に、胸を打たれ、ミィは再度、一緒に、作家と暮らすことが出来るようになったそうです!ええ話ですね(泣)、ときどき、猫が遠いところから、飼い主の元へ戻ってきた、なんてニュースが流れたりします、日本でも、そんなことがあったなんて、感激します!猫好きとなったこの作家は、その後、「猫と庄造と二人のおんな」というタイトルの、小説を発表しています。

この作品の中には、先妻に、可愛がっていた猫を、連れて行かれるといったストーリーがあるのですが、これは実際に、本人が経験したものなんだとか!先程、ご紹介したミィを、先妻であった千代子が、佐藤春夫という作家の元へ去っていくときに、連れて行ってしまったそうです。

他にはどんな作家が、猫好きとして知られているのか?室生犀星(むろうさいせい)」という名前の詩人で小説家の方が、ジイノと名づけた猫と暮らしていたようです。

なんでも、火鉢に前足を、両方乗せる姿の写真などもあり、この姿勢がお気に入りだったと言われています。

現代でいえば、冬の寒い日に、ストーブや暖房の前に、陣取ってしまう猫達と、なんら変わらないですね!他に、日本の作家で、文豪と呼ばれていた人たちで、猫好きはいるのでしょうか?夏目漱石も、非常にこの愛すべき生物を、愛した作家の一人なのだそうですよ。

吾輩は猫である」というタイトルの、長編小説も出版しています。

なんでも、この小説のモデルは、夏目家に迷い込んできて、結局住み着いてしまった猫なんだそうです。

しかも、さきがけの人物だと感じられましたが、夏目漱石は、猫が亡くなった後、死亡通知を送り、お墓まで建てたそうです!愛情深い人物でもあったようです。

現代では、ペットのお墓を扱う会社があり、一般の方でも、自分の家にいたペットが亡くなると、お葬式をしたり、お墓に入れたりしていますから、夏目漱石は、かなりの先駆けといえます。

どんどん見ていきましょう、猫好きの作家、次は大佛次郎(おさらぎじろう)」です!しかも、猫を生涯の伴侶にと発言していたほどの、猫好きで、野良猫を含めて、面倒を見た猫は、500匹以上だったとも言われています。

そして、亡くなるときに、猫を飼うのは5匹まで、この子たちに、贅沢をさせてはいけないといった、遺言まで残しているそうです!・・・ですが、婦人も大の猫好きで、この遺言を守ることが出来ず、多くの猫と暮らしていたそうです。

その夫人が亡くなったあとは、お手伝いさんが面倒をみていたようです。

こんな風に愛された子たちもいたのですね。

虚弱体質を治したくて、ボディービルを始め、最後は市ヶ谷の駐屯地(現在防衛省のあるところ)で、割腹自決をした作家といえば、そう、ご存じの通り、三島由紀夫です!この作家は、独身時代、猫に与える煮干しを、机の引き出しに入れておくほどの、猫好きだったそうですが、結婚相手の女性が、猫嫌いだったため、家庭を持った後は、愛する猫を、飼うことはなかったようです。

猫を飼っていた頃は、なんと、ふすまに猫専用の、小さな出入口を作ってあげていたほど、この生物を愛していたようです。

それほどまでに好きな生き物を、結婚相手が嫌がるからと、一緒に暮らせなくなったのは、心理的にもいろいろと、感じるものがあったのではと思います。

もし、猫が家にいたら、最後はあのような、結末を迎えなくても良かったのかもしれないと、個人的に、このエピソードを知って思ってしまいました。

三島由紀夫という作家は、猫好きが講じて、次のようなメッセージを残しています。「あの憂鬱な獣が好きでしょうがないのです。芸を覚えないのだって、おぼえられないのではなく、そんなことは馬鹿らしいと思っているので、あのこざかしい、すねた顔つき、綺麗な歯並び、冷たい媚、なんとも言えず私は好きです」

猫好きの作家って、意外と多いのですね。

ここからは、海外の作家で、猫好きだった人物をご紹介していきます。

まずは、これは有名ですから、多くの方がご存じだと思います!アメリカの作家、「アーネスト・ミラー・ヘミングウェイです。

彼は、アメリカの小説家で、詩人でした!自分のことをよく理解してくれる船長から、2匹の猫を貰い受けていて、この猫は、近親交配といって、親族係数が、0でない個体同士を、かけあわせるという方法で産まれたため、足の指が6本もある、多指症の猫だったのですが、ヘミングウェイは、幸運を呼ぶ猫だと、信じていたようです。

これは、手足の、先天性の形状異常のひとつで、指が、分離して形成されていくプロセスの中で、1本の指が、2本に分かれて形成される疾患のことです。

キーウェストにある、ヘミング博物館には、この猫の遺伝を受け継ぐ直系子孫が、50匹も飼われていることも、有名なエピソードですよね!現在、この博物館にいる黒猫の一匹は、なんと26本もの指を持っているそうです!

*26本の指をもつ黒猫

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次は、アメリカの絵本作家であった、エドワード・ゴーリーです!なんでも、幼少時代から猫好きで、生涯独身で通し、軍隊に行ったとき以外はずっと、この愛すべき生物と共に、暮らしたそうです!ある作品の中では、子供は次々と死ぬのに、猫だけは嫌な目や、悲惨な目にあっていないとも指摘されています。

この作品のタイトルは、「ギャシュリークラムのちびっこたち」です。

次のアメリカの作家で、「トムソーヤの冒険」などでも知られている、マーク・トウェインです!なんでもこの作家の方は、動物虐待問題への問題を、最初に喚起をした、アメリカの著名人であったことを、スタンフォード大学の大学教授で、マーク・トウェイン研修者の、シェリー・フィッシャー・フィシュキンが、ほのめかしているそうです!現在でも、タイなどで行われている、闘鶏などの野蛮さや、動物虐待になる、それらの人間の行為に対して、その無神経さに、さまざまな作品の中で、それらを軽蔑しているといった、彼の気持ちを表しているといわれています。

アメリカは、今でこそ、かなり、これらの動物愛護精神などが、日本よりも進んでいるといわれていますが、まだ、この作家が生きていた時代は、動物虐待などが、当たり前のように行われていたようですね。

多くの動物に対する虐待の中で、トウェインが、一番腹ただしく感じてたものは、動物実験でした!年を重ねるにつれ、トウェインは、同胞である人間に、どんどん失望していき、次のような言葉を残しています、。

「動物の扱いも、貪欲、強欲、偽善、傲慢、高慢など、人間の他の欠点とともに、失望の原因でした」

この作家は、猫好きすぎて、次のような言葉も残しています。

「猫は大好きだ、喉を鳴らしている猫を見ると、たまらなくなる。清潔でずるくて、すごく頭がいい、喉を鳴らしている猫に勝てるのは、自分が恋焦がれる女性だけだ」

個人的に思いますが、三島由紀夫という作家も、このトウェインも、同じようなことを言うなと思いました。

猫好きにとっては、この愛すべき生き物が、どんな状態であろうとも、目が話せず、愛おしいと感じてしまうのでしょう!

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男性ばかりなので、女性作家で、猫好きはいないのか?と疑問に思ったのですが、いました!イギリスの作家で、2013年まで生きていた、「ドリス・レッシング」です。

ノーベル文学賞を受賞しているこの作家は、多くの猫と暮らし、その姿を観察して、著書に収めているのですが、子供の頃から、この生き物と暮らしてきたようです。

観察日記のタイトルは、「なんといったって猫」です。

フランスの作家の仲にも、猫好き発見!「ジャン=ポール・サルトルです。

どうやら、とても可愛らしい、長毛種を飼っていたようです!種類は分かりませんが、写真などを探してみてみると、メイン・クーンっぽい子で、しっかりと作家の腕に抱きかかえられている、おとなしい子です。

アメリカの作家で、名前を、「ヘンリー・チャールズ・ブコウスキ」という人物も、猫好きとして知られていたようです。

猫を抱いている姿が写った写真を見ると、白猫と、サビ色かなと思われる子がいます。

嬉しそうに抱いている姿、なんだかほっこりとしました。

アメリカの作家、ゴア・ヴィダルも猫好きとして知られていて、白猫と、茶トラなどの猫と、一緒に写っている写真が残っています。

「ランダル・ジャレル」という、アメリカの作家は、長毛種と一緒に写っている写真が残っています。

アイルランド出身の劇作家の、ジョージ・バーナード・ショーとも、猫好きで知られた人物のようです。

ノーベル文学賞を受賞した人物で、なんと94歳まで生きて、精力的に戯曲を書いた人物です。

アメリカ合衆国の作家で、エドガー・アラン・ポーという人物は、大の猫好きであり、「黒猫」というタイトルの、怪奇小説を書いたことで有名です。

日本人のところで書き忘れたので、付け足したいと思いますが、幸田文という作家も猫好きで、なんでも、自分の家で飼っている子が、外で喧嘩をしていると、なんと!そこへ加勢したほど溺愛していたようです。

この方の父親も作家で、幸田露伴という名前です。

幼い頃は、犬がいたのですが、大人になってから、猫を家族に迎え入れて、生涯、動物を愛して過ごした作家で、「どうぶつ帖」というタイトルの本なども出版。

猫と一緒に写った写真を見ると、白黒なので断言は出来ませんが、茶白ではないかと思いますが、可愛らしい子と一緒に写っています。

もう一人、日本を代表する作家で、猫好きな人物をご紹介します!鬼平犯科帳で有名でもあります、池波正太郎です。

最後に、日本の作家、中島らもは、三毛猫を飼っていて、名前をとらちゃんと名づけて可愛がり、エッセイにも、一緒に暮らす様子を綴っています。

すでに亡くなっていますが、「来世は猫に生まれたい」と書き残しているようですから、今頃、誰かの家で飼われている猫に、願いどおりに生まれ変わっているかもしれませんね。

作家と猫、室内でこもって仕事をする人たちですから、いつも側に、のんびりと猫がいてくれる環境は、創作意欲をかきたて、そして、行き詰まったときには、そっと心を和ませてくれる存在だったのではないかと、個人的に勝手に思ったりしました。

意外と猫好きの作家、多いですね!2015年を迎えた現在、なんでも、飼い猫の数は、犬を上回ったなんて情報も出ていますし、先程書いたように、猫ブログを観覧する人たちの数は、すごいことになっています!どうやら、この生物の時代がやってきているようです!なんだか、いいことが沢山起きそうな予感がしますよね!

猫好きな作家たちについて、まとめてみました。