猫のトイレ臭いや掃除は?しつけはどうする?
猫のトイレ、臭いや掃除は?しつけはどうする?
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今日のテーマは、猫のトイレのしつけや、1日どれくらいの回数なら健康的なのかなどを中心に、猫がトイレを使うときの、いわゆる基本的な情報などを改めて見ていきながら、初めて猫を飼う人が、この記事を読めば、だいたいのことが把握できるように、情報をまとめていきたいと思います。
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*記事に入る前に、我が家の黒猫モモのちょっと笑えるトイレシーンの動画で和んで下さい、なぜか右手を挙げて、砂かけも変なんですよ(笑)
ではまず、この記事の内容について、最初に目次のようなものを作っておきます。
● 子猫の排泄の仕組み
● 猫のトイレのしつけ&時期やポイント
● 猫トイレのタイプは何種類あるの?
● 置く場所はどこがいい?
● トイレ砂の種類について
● トイレの場所や掃除について
● 臭い対策
● そそうをしたときの対処法
● トイレの回数
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子猫の排泄の仕組み
初めて猫を飼う人のために、まずは、生後間もない子猫の排泄の仕組みをご説明しておきましょう!生後3週間くらいまでの子は、自分で排泄をすることが出来ません。
母猫がそばにいる場合は、おしり(会陰部=えいんぶ)をなめて刺激してあげると、泌尿生殖器反射という運動作用が起こるので、排泄することが出来ます。
驚きなのですが、このときに出てくる排泄物は、母親がすべてなめて処理してしまうそうです!母の愛、深いですよね!
しかも、生後3週間は、トイレを自力で出来ない理由があり、それもまた、非常に愛のある、自然の智慧でもあると驚くのですが、もし自然界で生まれた子猫が、母不在のときに、排泄すると、その匂いで、外敵がおびき寄せられる可能性があるかもしれないため、この期間は、子猫が自らトイレに行って排泄出来ないような、体の仕組みを持っていると考えられています!
泌尿生殖反射は、子猫が、自分でトイレに行って、排泄が出来るようになってもしばらくは続き、生後23~29日ほど自然に消えていくといわれています。
子猫にトイレをしつける時期は?
子猫は、生後30日頃から、母猫がトイレに入る姿を見て、同じようにすることを覚え、砂をかけたりすることも覚え、自然に身についてしまうので、わざわざトイレのしつけをする必要がありません。
ですが、母猫に育てられなかった子猫や、我が家の保護猫モモのように、生後数日などで拾われたような猫は、トイレのしつけとはいきませんが、やる場所を教えてあげ、ここでするのだと覚えさせる必要がありますが、犬と違って猫はすぐにトイレの場所などを覚えてくれますから、モモもあっという間に覚えて、トイレのしつけをした記憶すらありませんから、そんなに神経質にしつけのことを考える必要はないかと思います。
書籍などにも、猫のトイレのしつけは、特に必要なく、ほとんどの子は、トイレに猫砂を入れて置いておくだけで、簡単にしつけなどしなくても、トイレを覚えてくれるとも書かれていますから、どうしよう?と汗をかかなくても、それほど心配することはないのですが、ただ、猫によっては、このトイレの置かれた場所が気に入らないとか、中に入っている猫砂が嫌いなどといった、こだわりの強い猫もいるので、その場合は、その子が気に入るように砂を変えてあげたりしてください。
人間側の都合に合させようとするのではなく、猫に合わせて砂の種類やトイレの形は選んであげたほうがいいようです。
子猫が、トイレに入りたいけど、場所がよく分からなくて、排尿や排便をしたがって、もじもじしている様子が見られたら、ぱっとトイレの中に入れてあげましょう。
早い子だと、初日でトイレを覚え、遅くても4~5日くらいで、どこがトイレかを理解するといわれていますから、それほどしつけには困らないと思います。
それでも、トイレのしつけをと考えている方に、ポイントをお伝えしておきましょう!
① 目が覚めた時
② 食事が終わった後
③ 沢山遊んだ後
こんなときに、猫はトイレに行きたくなるといわれていますから、このときに、すかさず、さりげなく、優しく扱いながら、トイレに連れて行くという方法がスマートであり、猫の生理的な特徴をうまく利用した、トイレのしつけとなります。
あとは、きちんとトイレを使って排泄ができたら、撫でながら褒めてあげるといいようです!
排泄物は、見つけたらすぐに片付けてあげてください!猫はきれい好きだといわれていますから、ここを常に清潔に保つのは、飼い主にとっても、猫にとっても気持ちいものとなります。
ちなみに、一般的には、猫一匹につき、トイレはひとつと言われていますが、多頭飼いをしていた家族の家では、5~6匹猫がいても、家には2つのトイレしか置いていなかったようです。
これも、スペースや経済的な問題もありますから、できれば一匹に一つが理想だと思われますが、この辺り、塩梅で考えてください。
猫のトイレのタイプは何種類あるの?
ここからは、猫のトイレの種類について情報をまとめます!
3種類のタイプがあり、最近では、次々と新しいデザインのものや、飼い主がトイレの掃除に煩わされないように工夫して作られたタイプのトイレが販売されていますので、いろいろと愉しみながら探してみてください!
● 箱タイプ ● 屋根付き ● すのこ
最も一般的で、猫にとっても使いやすいのが箱タイプ!どの猫も、この形のトイレは使いやすいようです。
屋根付きタイプは、落ち着いた環境を好む猫や、砂の飛び散りを嫌がる飼い主さんに向いているタイプです。
下がすのこタイプのものは、尿などが下に落ちるので、掃除が簡単だというメリットがあります。
飼い主さんの手間のかけかたによって、どのタイプを選ぶのかを決めていただければと思いますが、個人的な見解ですが、やはり王道の箱タイプが、掃除などもしやすいのでおすすめですが、砂が飛び散るのが難点ですから、こればかりは、飼い主さんがどこにこだわるのか?によって、違いがあるかと思います。
我が家は、たいてい3日に1度は、トイレ自体を丸洗いしますので、箱タイプで十分使い勝手がいいのですが、次に買うときは、ちょっとデザインにこだわってみたいと思っているので、「iCATアイキャットオリジナル猫トイレ」なんて可愛らしい商品を狙っています!
トイレ砂の種類
では、トイレ砂の種類について、ここからは見ていきます。
素材の種類以外に、尿が固まるもの、固まらないもの、消臭効果があるものなど、さまざまなタイプがありますが、一度トイレ砂を決めたら、変えたりしないで、できればそれをずっと使っていくのがベストですが、もし途中で変更することにした場合は、少しずつ以前使っていたものと混ぜていきながら、猫の様子を見て、徐々に移行していくようにしてあげてください。
種類は次の5種類に分けられます!
● 木材 ● おから ● 紙 ●シリカゲル系 ● 鉱物系
木材は、針葉樹で出来ていて、消臭効果が高く、固まるものとそうでないタイプがあります。
トイレに流せないものが多く、燃えるゴミで処理するものもあります。
使っているうちに、つぶが小さくなってくると、飛び散りやすくなるのが難点です。
次は紙ですが、こちらは消臭効果が高くて、固まるタイプのものが多いようです。
ただ、紙ですら、飛び散りやすくなっていて、トイレに流せるものと、燃えるゴミとして処理するものがあり、値段が他のものに比べて、やや安価である利点はあります。
おからが主原料となっているタイプは、消臭効果が高く、固まるタイプが多い。
トイレに流せるものと、そうでないものがあります。
猫が食べてしまう場合は、使用しないほうがいいようです。
間違えておからタイプを買ったことがあり、その時モモが食べてしまったことがあり、びっくりしました!
シリカゲル系は、尿を吸収して、便は脱水させて乾燥させるものです。
固まらず、不燃物で処理するものが多く、デメリットは飛び散りやすいことや、交換せずに使っていると、消臭力が落ちていくというものです。
鉱物系は、ペンライトやゼオライトが原料となっていて、消臭効果高く、固まるものとそうでないものに分かれます。
不燃物処理するものが多く、重くて取り扱いが大変だというデメリットがあります。
猫によって、猫砂は好みがありますし、飼い主さんが、匂いを嫌がったりするのか?あまり気にしないのか?などの生理的な部分でどうしたいか?などの感覚で、この砂選びは変わってきますので、ある程度情報を仕入れたら、これを使ってみようと決めたもので試していきながら、愛猫がどうやら気に入ってくれたら、あまり神経質になりすぎないように、選んであげてみてください。
猫のトイレの場所や掃除について?
*簡単な動画を作成しました参考になれば幸いです
トイレを設置する場所ですが、ごはんを食べるところから離れていて、寝床から遠すぎない、静かな環境で、人があまり通らない場所に置いてあげると、落ちついて猫も排泄出来ますから、ストレスにもなりません。
そして、一度決めたら、場所を変えたりしないように気をつけましょう!せっかくしつけて覚えてもらったのに、急に変えたりしたら、猫も困惑してしまいますので、トイレの模様替えは、しないようにお願いいたします。
トイレ掃除ですが、1匹だけしか猫がいない場合は、1日1~2回ほどの掃除で大丈夫だと思います。
我が家は、尿が固まるタイプのものを使っているので、猫が排泄をした後は、これらを取り除いてトイレに流し、猫砂が少なくなれば足しておき、いつでもきれいな状態でトイレに入れるようにしています。
トイレトレーなどを洗う頻度は、飼い主さんのタイミングが合うときなどでいいのではと思いますが、できれば週に1度くらいは綺麗に洗ってあげて、できるだけ清潔に保つようにしていただければと思います。
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臭い対策ですが、やはりこまめに掃除するこ、周囲に消臭剤を置いたり、アロマオイルでスプレーを作って、さっと臭い消しをしてもいいと思いますが、猫に使ってはいけないオイルもありますので、調べてそれらを使わないようにしてあげてください。
排泄後にすぐ片付けるようにしていれば、臭いはそれほど気にならないと思います。
どこまで気にするかは、やはり飼い主さんの生理的な好みもありますから、不快すぎない程度なら、猫も安心してその場でトイレが出来ますから、あまり臭いに神経質になりすぎないようにしてあげてください。
ご存知だと思いますが、猫砂を全部変えてしまう場合は、猫のアンモニア臭が少しついた砂を足してあげてください。
自分の臭いに安心して、排泄がスムーズに起こりますので、臭いを元からすべてシャットアウトしてしまわないよう、気を配ってあげてください。
掃除をする場合ですが、ご存知だと思いますが、便や尿は、スコップで取り除いてあげ、できれば猫のトイレなどは、1周間に一度では、ハードルが高い場合、1ヶ月に一度は洗剤でしっかりと洗い、30分ほどクエン酸を入れた湯につけておき、アンモニア臭などを取り除けるようにしておくと臭いもそれほど気にならなくなると思います。
尿はアルカリ性なので、酸性で中和出来ます。
個人的には、小さじ一杯のクエン酸を入れたスプレー容器に水を入れ、よく振って、普段トイレ掃除をした後、軽く吹き付けて臭いを中和する工夫をしています。
クエン酸液で30分ほど中和した後は、熱いお湯でよく洗い流して、古タオルなどでしっかりと水分を拭き取り、天気が良ければ、天日干ししておくとなお清潔になります。
先程も書きましたが、我が家では3日に1度は、トイレケースを洗いますので、クエン酸につけることはしませんが、マメに洗うことが出来るなら、この方が清潔ですから、できるだけ猫のトイレは、臭い対策も含めて、こまめに掃除をしてあげてください。
最近では、トイレ用の消臭剤などがありますが、成分をよく見て、猫の体に害がないかどうかを確認されて使うと安心です。
そそうをしたときの対処法
そそうをした場合、猫を叱っても無意味です!優しく「ここはダメよ」と話しかけ、掃除をして、匂いが残らないようにしておきましょう。
匂いが残ると、何度もその場所で、そそうをするようになりますので、注意してください!そそうを頻繁にするという子は、トイレがいつも汚れているから嫌と感じていたり、猫砂が気に入らない場合がありますので、これらを変えて工夫してみてあげてください。
その他、なんらかの病気のサインである場合もあるようですから、獣医に相談してみるのも手です!
猫をきつく叱ったり、体罰などを与えると、怯えてしまうだけではなく、何故そんなことをされるのか理解できませんから、しつけのつもりでそうやっていると、逆効果にもなりますから、猫=叱っても効果なしとおぼえておくと、「しょうがない」といった、余裕な気持ちが出てきますから、この愛すべき生き物は、叱っても無駄だと理解したほうが、飼い主もいろいろと割り切れるのでは?
トイレの回数
それでは、トイレの準備がすんだところで、まずは、健康的な猫のトイレ回数についてシェアしましょう!ズバリ、成猫なら、排便は1日1~2回、尿は2~4回なら正常な範囲であるといわれています。
子猫であれば、排便はもう少し回数が多く、2~4回ほどする子もいて、血便や軟便でなければ、特にこれくらいの回数なら、問題ないといわれています。
尿の回数が少ないかなと思われるかもしれませんが、猫は腎臓で尿を綺麗に濾過して、体内に巡らせることができるので、尿の回数は少なくて、濃い尿を出すのが普通です。
何度も尿をするようなら、病気のサインと捉えて、すぐに獣医に診断してもらったほうがベストです。
回数については、病気の可能性以外で、1日に1度しか尿をしないけれど、その量が半端なく多いといった場合などは、特に心配することはないかと思いますが、気になるようなら、やはり獣医に相談するほうが安心です。
我が家のモモは、1日平均1~2回尿を、便は1~多い時で2回ほどしますから、それほど多くはありませんが、大体一般的ですし、状態を見ても綺麗ですし、元気に遊びまわっているので、今のところ、これで回数などはベストなのかなと判断しています。
猫が下痢をしたり、血尿や血便を出した時にはどうしたらいいのか?については、別の記事にまとめてありますので、そちらを参考になさってください。
猫のトイレについては、いろんな考えもあるでしょうし、実際に多頭飼いしている人の工夫などもあるかと思いますので、基本的な、初心者向けに、こんなやり方があるよというシェアをしてみました。
この記事では、猫のトイレについて、いろいろと情報をまとめていきました!しつけもほとんどしなくてよく、回数も多くないので、手間もかからりません。
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