猫の喘息、治療と費用、薬は効くの?

猫の喘息、治療と費用、薬は効くの?という情報をまとめます!

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この記事では、猫の喘息についての情報や、治療や費用、そして薬は効くのか?といった、これらの症状を抱えている猫と、一緒に暮らしている飼い主さんのためや、猫が病気にならないように、どんな対処方法があるのか?などの情報をまとめ、なんらかの助けになればと考え、記事を作ってみました!

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憧れていた猫との暮らし、いきなり手渡されるように出会ってしまった野良猫、ペットショップで電撃的な出会いをしてしまった、知り合いの家の猫が子供を産み、育ててくれないかと頼まれたやってきた可愛い子猫、この記事を読んでいるあなたが、どのような経緯で、猫と暮らしているのか分かりませんが、喘息持ちの猫は、現代で増えているといわれているようですから、自分のところの猫は大丈夫なんて思っていたのに、ある日突然「ああ、お宅の猫は喘息ですね」と診断された!なんてことも起こってしまうかもしれません。

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我が家の1歳になったばかりのメスのミックス、モモという名前の猫も、手作り猫ごはんを与えてきていますから、毛艶もよく、非常に健康に生きていますが、何が起こるか分かりませんから、記事をまとめながら、個人的にも猫の喘息について、しっかりと理解を深めていきたいと思います。

 猫の喘息は、シャム猫に多いといわれていて、どの猫も感染する可能性があり、とても苦しそうな咳や呼吸をするのが特徴です!

喘息は、猫のアレルギー性の呼吸器疾患の、ひとつだと言われています。

ある日いきなり、急に立ち止まったかと思うと、頭を下に向けて、猫はうずくまるような姿勢でゲーゲー言いますが、嘔吐するわけでもあく、この音だけが聞こえます。

数回ほど、これを繰り返し、飼い主が驚いて固まってしまっていると、ケロッとして、何事もなかったような顔でのほほんとする、これがなんと、猫の喘息の特徴なんだとか!

気管支炎と間違える方もいらっしゃるようですが、喘息と気管支炎の違いは、喘息は一時的に気管支が収縮する症状を見せ、たいがいが30分ほどで元に戻るのですが、気管支炎は、症状が継続的であるというものです!

一般的に、喘息が起こる原因は、次のようなものがあるといわれています。

● ストレスや不安がある

● 煙

● 感染症

● 冷たい空気

猫が喘息になる理由で、多いといわれているものに、「アレルギー性喘息」といって、アトピー型喘息とも呼んでいる症状が、多いといわれています。

免疫系が、体内に入ってきた異物に対して、過剰反応することをアレルギーと呼ぶことは、多くの方がご存知だと思いますが、では、猫が喘息になる、アレルギーの要因とはいったい何かは、その子によって違いがあるため、こうですと特定することが出来ません。

猫の喘息は、続けて吐いてしまうような、見え方をする咳とも表現できるようです!

 人間にも使いますが、その状態を発作と呼び、実は完治が難しいと考えられている病気なので、アレルゲンを特定して、それを排除するというのが、一番の治療方法なのですが、先程も書いたように、人間と同じで、アレルゲンはひとつではなく複数あるため、なかなか完治させられないといわれています。

そして、過去に肺炎を患った経験がある猫に、比較的多い病気であるといわれています。

猫が喘息の発作を起こすプロセスは、いったいどのような流れになっているのか?発作に辿り着くまでの、流れを追っていきましょう!

まず、猫がなんらかのアレルゲンを感知し、アレルギー反応を起こします!その後、体の中では、気管支が収縮していき、そしてやっと、人間の目に見える形で、喘息の発作を、猫が出してしまうと考えられています。

実は、喘息と一口に言っても、いろんな呼び名が、これまでつけられてきたようですから、うちは喘息と言われていないわと思っている飼い主さんの中で、次のような診断を受けた猫が家にいるのなら、一般的にはそれを、喘息と呼ぶようようです!

● 気管支肺疾患   ● 小気道疾患

● 細気管支炎    ● 気管支喘息

● 好酸球性気管支炎 ● 慢性気管支炎

● 慢性閉塞性肺疾患 ● 気管支疾患

など、数多くの病名がつけられているようですが、それだけ、現場でもこの喘息に関しては、分かっていることが少ないのだという状態のようです。

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では、ここからは、もっとわかりやすく、猫の喘息について、どんな症状が出るのか、まとめていきましょう!

● 酸素不足になるため、チアノーゼが出る(猫の舌などの粘膜が、紫色に見える)

● 咳や呼吸困難を起こす

● くしゃみをしたり、吐くようなしぐさをするのだけれど何も出ない

アレルギー反応で喘息が起こる場合と、先ほど書いた、冷たい空気などの、それらが関係してこの症状を出す子もいて、原因はまだまだ解明されていないので、今後、科学の発展で、これらの病状が解明されることを待ち望むしかありません。

他にアレルギー反応を出すものがあるようですから、そちらもまとめていきましょう!

● 掃除機のホコリ

● ダニやフケ

● 花粉や肥料

● 殺虫剤や香水

● 暖炉の煙や、塗料などの化学薬品など

● 住宅建

● 壁紙の接着剤

● 排気ガス

● 洗濯用の洗剤の人工的な香り

● 化学薬品を使って、家の掃除をするのも避けたほうがいいいようです

猫が生活する環境の中には、さまざまなアレルゲンの元となるものがありますから、このどれに、猫が反応してしまい、喘息の発作を出しているのかを特定するのは、非常に難しいようです。

喘息は、獣医が診断を予測することは、比較的簡単に出来るといわれていますが、飼っている環境、そして猫の体質によって、治療の方法が違うため、もちろん費用のかかりかたも違い、薬などの効果も、猫によって違いがあると言われていますから、喘息にかかった猫と暮らしている飼い主は、治療や費用のことで、頭を悩ませることにもなりかねません。

アレルゲンに反応して、アレルギーを起こしているわけです、それが刺激となって、気管支が収縮して起きるのですから、このアレルゲン(アレルギーを引き起こす原因抗原物質)に、反応しない体質づくりも考えて、治療を行うことも、頭に入れておくと、治療の幅や選択肢も広がり、薬が効くとか効かないという状況などでは、それほど費用をかけずに、完治させる方法もあるかもしれませんので、獣医任せにするのではなく、東洋医学的な観点からも、これらの治療方法を模索されていくのも、ひとつの手ではないかと個人的には考えます!

ではまず、獣医的な治療は、どんなことをやるのか見ていきます!

まずは、獣医と治療の方法について、しっかりと話し合うことが大切だといわれています。

短期的に治すという気持ちではなく、しっかりと向き合いながら、治療を続けていくことが大事だといわれていて、1回治療したから、はい治りましたという、そんな単純な病気ではないようですから、しっかりと本腰をいれ、地に足をつけて、猫の喘息の治療と向き合い、費用のことも考えつつ、薬などを、使っていきながら、完治に向けて、飼い主&獣医&喘息の猫の三位一体で、スクラムを組む様に、治療に取り組んでいく姿勢が大切となるようです。

では現場では、実際にどのような治療が行われているのか?猫の状態によって違いがあるようですが、次のような治療が行われているようです!

● ステロイド剤を使う   ● 気管支拡張剤を使用する

● エピネフリン      ● 酸素吸入

● エアゾール療法     ● 麻薬系や非麻薬系の鎮痛剤の使用

● 血液ガス        

気管支拡張剤を使うと、気管支の筋肉の収縮を抑えてくれる働きがあるので、気管支を広げて呼吸を楽にしてくれます。

この薬と、抗アレルギー薬を、喘息の治療に使う獣医もいるそうです。

エピネフリンを使う理由は、これは言い方を変えると、アドレナリンのことです!ご存知の通り、これは、自律神経の交感神経を興奮させ、血管を拡大したり、血圧を高めます。

交感神経を刺激することで、気管支筋を緩ませることができるので、喘息などの症状を和らげることができるようです。

ステロイド剤は、体内の炎症を抑えたり、免疫を抑制したりする作用があります。

では、エアゾール療法とは、いったいどんな治療なのか?

これは、吸入療法と呼ばれていて、超音波を使って、小さな薬剤の粒子を、気道の深いところまで沈着させ、呼吸器粘膜に水分を届かせることで、刺激された粘膜を保護したり、不快感などを取り除くことが出来る療法のようです。

この治療は、一回15分~20分くらいかかるようです。

他には、インターキャット(インターフェロン)という治療もする場合もあり、猫の喘息の状態によって、合う合わないという治療もあるため、これが絶対に喘息にいいのだと言い切ることは出来ないのが、当然ではありますが、現状です。

日本ではまだまだ、研究が進んでいない分野のため、治療方法は、これらのやり方が一般的となっています。

飼い主さんが、家で出来る、喘息の猫に対するケアの仕方について、ここからは情報をシェアしていきたいと思います。

できることは次のようなものです!

● 獣医師から処方された薬を飲ませる

● 外出をさせない

● 猫の状態によっては、安静にさせておく

● 家で飼い主がエアゾール療法をやってあげる

すでに書いてありますが、家の環境を、猫が喘息を出しにくいよう、整えてあげることも大事です!

何度も書いているように、アレルゲンを特定して完治させることが難しいので、普段、猫が暮らしている環境を整えることが、この喘息を軽減していく方法として、最良であると考えられています。

飼い主さんに出来ることは、次のようなものです!

● ホコリやごみなどをこまめに掃除して、部屋を綺麗にしておく

● ハウスダウトを除去するために、空気清浄機を使う

● 外に出さない

● カビの発生などを防ぐ(除湿機を使う)

● たばこを室内で吸わない

● 香水、消臭剤、芳香剤、スプレー式の噴射などは、使用するときに、猫に刺激を与える可能性があることを理解して、使用するときに、猫がいないところ使うか、これらを使用しないようにする

● 猫がいないときに、ふとんやじゅうたんの掃除をして、清潔に保つ

● 猫のトイレに使う猫砂は、砂が舞ってしまうものを避けること

● ブラッシングをしてあげて、猫の被毛を清潔にしてあげる。

猫喘息の診断方法は、身体検査をして、X線検査、そして血液検査などを行うようです。

御存知の通り、日本の動物病院は自由診療なので、料金は病院によってまちまちで、費用と一口に言っても、こうですと、明確なことは、獣医ではないのでシェア出来ませんが、いろいろと調べていくと、現在猫や犬などを、専門で気管支関係の患者として診療しているところでは、やはり最初の段階では、さまざまな検査をして、目の前の猫が、どんな状態であるのかを把握していく必要あるため、検査費がかさんでしまい、複数の検査を行うこともあり、なんだかんで合計が6万円ほどになる場合もあるようです。

これには、目ん玉から目が飛び出すどころか、命に代えられないことは理解していますが、これほどまでに高額になるのか?と、驚いてしまいました!

実際に、喘息の猫を飼っている方の情報などを調べていくと、他の治療方法も行っているようです。

そして、愛猫を病院で検査してもらったり、喘息の治療をしてもらった方が、費用について情報をシェアしてくれていましたが、やはり先程と同じくらいの費用がかかったといいますから、ため息がつきます。

ですが、さらに詳しく調べていくと、初回喘息の検査&薬&注射代で、9000円ほどだったという飼い主さんもいて、どのような検査を受けるかなどによって、金額に差が出るという理解でいいようです。

こればかりは、猫の喘息が、どれくらいの状態なのかによって、違いがありますし、元気に生きていた猫が、10歳を過ぎて、いきなり喘息になったという症例もあるようですから、いつどの猫がなってもおかしくないのが、この病気でもあるようです!

では、薬は効くのか?という情報も、色々と見ていくと、同じような言葉になりますが、猫の体質などによって、効く薬と、そうではないものがあるという理解しか、出来ないのが現状であるといわれています。

一般的には、ステロイド剤と、気管支拡張剤を使って様子を見るといった治療で、薬の効き目についても様子を見るようですが、その2つの組み合わせが、まったく効かない子もいるといわれています。

詳しいことは、動物病院でお話をされることが大事だと思います、この記事では、自分も学びを深めたいと考えたものであり、愛猫のために、知っておくと安心だと考え、出来る限り情報を専門的な面から見ていきました。

そして、個人的に考えることですから、スルーしていただいて、まったく構いませんが、東洋医学的な治療をしてみるという視点を、もうひとつとりいれて、猫の喘息に取り組むと、また違った変化が見えてくるのではないでしょうか?

原因が特定できない、しにくいアレルギー性皮膚炎、そして喘息などに、東洋医学を併用すると、ステロイド剤の副作用を弱めてくれたり、減薬出来る可能性も出てくるだけではなく、免疫力などに働きかけて、なんらかの作用を及ぼしてくれる場合もあると言われています。

もちろん、病気の症状によっては、こちらの東洋医学が向いていないものもありますが、喘息などには、なんらかの作用を及ぼすことが出来る可能性は、否定出来ないといわれています。

もちろん、こちらの東洋医学は、ご存知のとおり、非常にじんわりと効果が出るといわれているため、即効性ならどうしても、西洋医学に軍配があがりますし、両方のイイトコどりをしつつ、上手に活用しながら、猫の喘息に向き合っていくというのも、考え方としてはおかしくないと、個人的には考えますが、こればかりは、飼い主さんが選ぶことです、こんな情報もありますというシェアでしたという話で、記事を締めさせていただきたいと思います。

この病気と向き合っている方にとっては、あまり役立つ情報ではなかったかもしれませんが、まだ喘息ではない猫と暮らしている方は、日常で気をつけることなどを理解して、この発作を起こすような生活環境ではない状況を、作ってあげることで、喘息にならないようにしてあげるために、なんらかの予備知識にはなったのではと思います。

最後まで、読んでいただきまして、ありがとうございます。

猫の喘息、治療も長く続くし、費用もかかる、薬の効果も変化するなど、悩みはつきませんが、生き物と暮らすことで、経験できないことを理解できるのもまた、すごいことだと個人的には思います。