猫の風邪、症状と原因!自然治癒はするの?

猫の風邪、症状と原因!自然治癒はするの?

1 猫の風邪の症状

2 猫の風邪の原因

3 猫の風邪の治し方、自然治癒するの?

4 猫の風邪は人間に伝染る?

5 猫風邪の予防方法

 

この記事では、猫の風邪の症状、原因、自然治癒するのかどうかといった、風邪にまつわる情報をまとめていきます!

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猫の風邪の症状

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秋も深まってきて、気温もかなり低下してきていますが、この温度差などが原因となって体が冷えて、風邪を引いてしまう猫もいますが、一般的にウイルスや細菌が原因となって風邪の症状を出します。

以前飼っていた猫は、風邪を引くと、「風邪を引きました」という顔をして、人間にも

現れるような風邪の症状を出してあまり食べなくなり、ひたすら寝て症状を治していました。

それでは、まずは猫の風邪の症状から、一体どんなものがあるのかまずは状態がどうなるのかを見ていきます。

猫が風邪を引くと、せきをしたり、鼻水を出したり、発熱、喉に炎症を起こして声が出なくなる、よだれを垂らしたり、舌がただれて潰瘍ができ、口内炎になったり、舌炎の症状が出る場合もあります。

さらに目やにがでたり、まぶたが腫れる結膜炎のような症状を出したり、鼻端や唇がただれて潰瘍になって出血する場合もあります。

ウイルス感染などで風邪を引いた場合は、軽い症状なら3、4日で特に治療しなくても回復しますが、重い場合は、40度以上の熱が出て食欲不振になり、何日も食べなくなる猫もいます。

生後1歳未満の幼い猫はこのために亡くなる場合もありますから、あまりにも風邪やウイルス感染の状態が悪化しているようなら、獣医のところに早目に連れて行くほうが安心です。

家族の経験では、熱が出ている猫も様子を見て、医者に連れて行った記憶はないようです。

風邪を引いた猫がグロッキーになっているのに慌てて獣医に連れて行き、逆にストレスとなって悪化させることもありますから、このあたりは慎重に判断されたほうがいいかと思います。

ただ、個人的に風邪で獣医の元へ連れて行ったことはないと、多頭飼いをしてきた家族はそう話しています。

最初に書いたように、猫は風邪を引くと、具合の悪そうな顔を見せながら、食事もほとんど食べず、ひたすら寝て回復させますので、猫が風邪を引いた様子が見られたら、そっとしておいてあげることも大事です。

猫の風邪の原因

では、猫は何故風邪を引くのか?原因について情報をまとめていきます。

猫が風邪を引く原因は、ウイルスによるものですが、3種類あるといわれています。

● 猫カリスウイルス感染症  ● 猫ヘルペスウイルス感染症

● クラミジア

他にも、マイコプラズマや細菌などが関係した複合的な感染によって、猫の風邪は引き起こされるといわれています。

これらのウイルスに感染して猫が風邪を引いたあと、他の細菌やウイルスに感染する二次感染を引き起こす場合もあり、これで重症化してしまう場合もあります。

ウイルスに感染した猫に接触したり、くしゃみやせきが飛び散った飛沫を浴びることで感染してしまい、2~10日ほど体内で潜伏してから発症していきます。

カリスウイルス感染症と、ウイルス鼻気管炎に同時に感染したり、時期を置いて続けて感染する場合もあります。

臨床上では、このふたつを区別することは困難であると考えられています。

猫が風邪をひくと、「ウイルス性呼吸器感染症(猫カリシウイルス感染症、猫ウイルス性鼻気管炎)」と呼んでいて、先ほど書いたように、猫カリシウイルスと猫ヘルペスウイルスなどが代表的なウイルスとなります!

どちらも感染すると同じような症状を出すので、まとめてウイルス性呼吸器感染症とも呼んでいます!

冬場の乾燥した寒い環境では、人間同様猫も呼吸器に負担がかかりやすく、風邪をひきやすくなります。

猫カリスウイルス感染症と、ウイルス性鼻気管炎は同時に感染したり、時期を置いて続けて感染したりすることがあり、臨床上ではこのふたつを明確に区別することは出来ないと言われています。

猫の風邪の治し方、自然治癒はするの?

猫の風邪の治療は、薬で治療する内科治療と、ミルクや流動食などを与えて猫の体力を保つようにする保存療法を組み合わせて行います。

ウイルス感染での風邪の治療は、カリシウイルスの場合はインターフェロン注射、ヘルペスウイルスは抗ウイルス剤、クラミジア抗生物質を投与するのが一般的です。

風邪の症状に、結膜炎や鼻汁などがある場合は、点眼薬、点鼻薬などを処方することもあります。

その他には、飲み薬などを処方されます。

猫の風邪は重症化すると完治しない場合もあるので、できるだけ症状が重くならないように注意してあげながら、獣医に早目に見せたほうが良い場合もあるようです。

症状が軽いものなら自然治癒する場合もありますし、そうでない場合もあるので、飼い主が猫の様子を見て、風邪を引いているようだと思ったら、どのような対処方法をするのかを様子を見ながら決めてください。

より安心なのはやはり、獣医の元へ連れて行くことだと思います。

近年では、動物病院などで東洋医学的な治療方法を取り入れているところもあり、漢方などを使って治療をする獣医もいます。

もし、猫が風邪を引いてしまい、まだ初期段階であるようなら、体力をつけるために、たっぷりと食事を与えて、栄養を体に行き渡らせてあげるようにし、脱水症状を出さないように、水分摂取にも気を配ってあげてください。

症状が重い場合は、完治するまで10日~2週間ほどかかる場合があり、もっと長引く子もいるようです。

完治まで2ヶ月かかった猫もいるようですから、成長段階でも違いがあるかと思います。

体力のない子猫やシニア猫だと、完治に時間がかかるようですし、命に危険が及ぶ場合もあるので、この時期の猫が風邪を引いたら、十分注意して、危険だなと感じるのなら、獣医に診せたほうがいいようです。

風邪を引いた猫が、その後いくつかの症状が残ってしまう場合もあると言われています。

例えば、慢性の鼻炎や蓄膿症になってしまう場合もあります。

家では、温かく安静に出来る環境をつくり、体力が消耗しないように気を配ってあげながら乾燥を避けてあげてください。

食事を食べないようなら、飼い主が手にのせて少しずつ食べさせてあげると、よく食べるようですから、実践してみてください。

多頭飼いをしている家なら、他の猫に感染する可能性があるので、できるだけ隔離して別の部屋で安静に寝かせるようにしてあげてください。

そして、繰り返し猫が風邪を引くという場合、住んでいる環境に、なんらかの呼吸器系に関する菌がいることが考えられるようですので、もちろん日々きちんと掃除はされていると思いますが、「フィトンチッド」という殺菌スプレーを部屋にまくと効果的だといわれていますので、試してみるといいのではないでしょうか?

 

フィトンの森 フィトンチッドスプレー 300ml

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猫の風邪は悪化すると、成猫でも命を落とす危険があります。

そして、猫の風邪はぶっちゃけ自然治癒で治るものでもあるようですが、これには理由があって、猫の風邪はウイルスなどで症状が現れます。

このウイルスは不死身だといわれていて、猫が免疫力を落としたときにニョキッと顔を出して具合を悪くするのですが、本来猫の自然治癒力が高ければ、抑えておくことが出来るのです!

そもそもこれらのウイルスは事前にワクチンを打っておけば抑えることが出来るので、猫の風邪が心配な方は、対策としてワクチン摂取をしておくと安心です!

猫の風邪は自然治癒で治るのかという話になると、これは治る場合もあり、そうではない場合もあると考えられるようです!

多頭飼いで猫と長年暮らしてきた方の中には、ほっておいても自然と治ったという経験を持っている方もいるようですが、重症な様子を見せているのなら、病院に連れて行くほうが安心ではあります!

そしてすでに書いてありますが再度強調するために書き加えてえいきますが、子猫やシニアになると免疫力がそれほど高くありませんし、脱水を起こしていたら大変です。

猫が脱水症状を起こしているかどうかを見分けるコツですが、背中の肉をつまんでみると、健康な猫ならすぐに元に戻ります。

脱水症状を起こしている猫は、つまんだ皮膚はそのままの状態になっているので、これを目安に判断してみてください!

ゆっくりと戻っていく時間が長いほど脱水症状は深刻だと考えられるようです。

猫の風邪は人間に伝染る?

猫が発症する風邪のウイルスは、犬や人間が感染するウイルスと種類が異なるので、人間に伝染ることはありません。

猫風邪の予防方法

猫の風邪を予防するためには、ワクチン接種で予防できます。

他には、猫を外に出さないようにして、風邪に感染している他の猫と接触させないようにしたり、飼い主が猫を触るときには、手を洗って服を着替え、外に出た時に知らずについたウイルスを猫に付けないように気を配ってあげることも大事な予防方法となります。

年に1度ワクチンを打っておくと、風邪を引いたとしても、猫は重症化しないといわれています。

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今回は、猫の風邪の症状、原因、自然治癒するのか?予防方法などの情報をまとめていきました。