マンチカンの性格や値段は?足長もいるの?

マンチカンの性格や値段は?足長もいるの?

1 マンチカンってどんな猫

2 マンチカンって足長もいるの?

3 マンチカンの値段は?

 

今回は、マンチカンの性格や値段など、この種類の猫について情報をまとめていきます。

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マンチカンってどんな猫?

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マンチカンの基本データ
英表記 Munchkin
誕生国 アメリカ
誕生年 突然変異、1995年にTICA認定
公認団体 TICA
原種 雑種
毛種 長毛種・短毛種
毛色 ホワイト、ブラック、ブルー、レッド、タビー、など全ての毛色
目色 被毛の色と準ずる
平均体重 オス3.5~4kg、メス3から~4.5kg

アメリカが原産であるといわれるマンチカンは、1944年にイギリスのジョーンズ博士によって初めて、こんな種類の猫がいるよと報告されたと言われています。

なんでも突然変異でそのような姿になったと言われているのですが、マンチカンは第二次大戦後姿を消したのです!

1953年になると、ロシアでも、マンチカンのような足の短い猫が発見されたという報告があったそうですが、1964年にはアメリカのニューヨークで、1970年には、ニューイングランドマンチカンが発見されたという報告があったようです。

様々なところで発見された短足猫は、その後1983年に、トレーラーの下で暮らしていた猫へと繋がっていき、マンチカンの歴史を作っていくことになりました。

なんでも、犬に追いかけられて、トレーラーの下に逃げ込んだ野良猫を、当時音楽教師をしていたリンダという女性が保護し、ブラックベリーと名づけました。

この猫はすでに妊娠していて、産んだ子猫の半分は短足だったのです!

この子猫の中の一匹を、友人のケイ・ラ・フランスに譲ったところ、「トゥールーズ」と名付けられました。

この方は繁殖家だったので、このブラックベリーと、産んだ子猫のトゥールーズが、現在のマンチカンの祖先になります。

近親交配による将来の遺伝子疾患の心配やリスクを減らすため、異種交配が始められました。

突然変異といわれるマンチカンですが、実はこの姿には論争が沸き起こっていて、遺伝子疾患や免疫力の弱さを指摘して、懸念している人たちと、この愛くるしい姿の虜になってしまい、健全性を信じたい人たちとで、論争が起こってしまいました。

マンチカンは1991年に初めてキャットショーに展示されましたが、この論争はここで起こり、結局は単なる突然変異と結論付けられたようです。

初期の頃は、研究機関から、脊椎の構造的欠陥を指摘する声も出ていたようですが、それも否定されたようです。

ですが、軟骨の成長が不完全であることは確かだと言われています。

1995年には、新しい猫種としてTICA(アメリカの血統登録団体)に登録されました。

マンチカンについては、遺伝学者や猫愛好家の間で、未だに倫理的見解の相違があるため、世界的な猫血統登録団体の、FIFe(スウェーデン)、GCCF(イギリス)、CFA(アメリカ)は、マンチカンを猫種として認定していません。

猫の血統書の認定団体で、世界最高峰といわれているのがCFA、それに次いで、世界的に認められている猫登録団体はTICAだと言われていますので、マンチカンは猫種としては微妙な位置にいるということになります!

要するに、世界最高峰の猫登録団体であるCFAは猫種として認めておらず、その次に力のあるTICAには認められているので、どっちつかずで微妙な位置にいるということです。

マンチカン同士で交配させると、高い確率で障害を持った猫が生まれるといわれています。

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そして、マンチカンは、最大の特徴が短足ですが、これは3つのバージョンがあります、

この足については後ほど記事にまとめていきますので、次はマンチカンの特徴について情報を見ていきます!

猫界のダックスフンドと呼ばれているマンチカン、ボディーはセミコビータイプで、よく引き締まった、筋肉質な体をしています。

コビータイプは、全体的にがっしりしていて、太くて胴が短く頭が丸く、しっぽは丸いのが特徴で、セミコビーは、コビーよりも長く、丸みを帯びた、がっしりしていない体型であると分類されています。

↓ボディタイプについてはこちらを参考にされて下さい。

momosan.hateblo.jp

成猫になると、体重は3~4kgほどに成長する猫で、短毛種と長毛種がいます!

毛の手触りがよく、長毛種でも毛質がもつれるようなタイプではないので、お手入れもそれほど面倒ではないと言われています。

これまで、数多くの猫種と交配させてきたので、マンチカンの毛色は多彩で、交配による弱体化を防ぐためにTICAは、他の純血種との交配を認めていません!

マンチカンの性格は、陽気で明るく、元気で甘えん坊、そしてベタベタくっついてくるようなタイプの猫です。

短足の割には足が早く、ジャンプや木登りも上手に器用にやってのけます。

パワフルで非常にスピードもあるのですが、短足なので、キャットタワーなどは普通の猫よりも少し低めに作ってあげると動きやすくなります。

マンチカンの毛色は、全ての毛色が認められています。

マンチカンって足長もいるの?

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マンチカンの一番の特徴でもある短足は、実は全体の2割程度であると言われていて、足長のタイプも存在します!

足が長いといっても、普通の一般的な猫と同じと考えていただければ分かりやすいかと思います!

短足タイプのマンチカンは、体格も猫種の中でも小さいと言われていて、2014年3月にカナダで生まれたマンチカンは、13・6cmと最も小さかったことから、ギネスブックにも登録されたそうです!

足の長さに関しては、3種類あるとすでに書いていますが、次のような呼び名で呼ばれています。

● スタンダード ● スーパーショート ● ラグハガー

日本語に書き換えれば、次のような呼び方になります。

● 短足 ● 中足 ● 長足

マンチカンの値段は?

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それではここから、マンチカンの値段についての情報をまとめていきます!

相場は幅が広く、15~35万円と言われていて、足の長い子になると値段が安くなりますので、5~15万円で販売されていると言われています。

マンチカンの最大の特徴は、短足にあるので、やはり足が長い(といっても一般の猫と同じ)姿だと、価値が落ちるようですが、生き物に対して価値が落ちるという表現も、なんだかなぁといった気持ちになります。

マンチカンは、短足のため体の重心が安定しやすいようで、2本足で長時間立っていることが得意な子も多くいるといわれています。

短足が魅力ですが、動きは意外と俊敏、さすが猫ですね!

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今回は、マンチカンの性格や、値段、足の長さについてなどの情報をまとめていきました。