甘えん坊な猫の種類はいるの?

甘えん坊の猫の種類はいるの?という記事をまとめます!

1 甘えん坊の猫の種類はいるのか?

2 甘えてくれる猫に育てるには?

3 飼いづらい猫の種類は?

4 甘えん坊ではなく分離不安?

 

この記事では、猫と暮らしてきた長い経験から理解している、甘えん坊の猫についての情報を、まとめていきたいと思います。

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甘えん坊の猫の種類はいるのか?

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基本的に、猫が人間に対して甘えん坊になるのは、人間側がしっかりと猫とコミュニケーションを取ってあげているからこそ、そんな関係が作られるので、人間関係となんら変わりがありませんから、この種類の猫だから、ほっといても人間に対して甘えん坊になるとういうことはないと考えたほうが、すっきりとすると思います。

確かに、猫の種類の中で、人間になつきやすい、甘えん坊なタイプの子もいるのですが、飼い主がほったらかしにしているのなら、近づいてもこなくなってきます。

ただ、これは場合によりますので、ツンデレ猫の気ままな性分がありますから、あまりコミュニケーションを取っていなくても、甘えん坊な声で近づき、遊んでもらおうとする猫も中にはいる場合もあると、経験からも思いますが、基本的には、猫とコミュニケーションが取れていることは、大事なポイントであると考えられると思います。

比較的飼いやすい猫については、こちらの記事でまとめてあります。

momosan.hateblo.jp

ある動物学者が行った研究によると、人間と暮らす時期が早い子猫のほうが、甘えん坊になる確立が高くなることが分かっていて、生後できるだけ早い時期に一緒に人間と暮らしている猫は、かなり人間になつき、きょうだいのように思って近づき、遊んでくれと要求するし、親しげに近づいてくることが分かっています。

一般的に、人間になつきやすいといわれる猫の種類は、次のような子たちです!

● アメリカンショートヘア ● スコティッシュフォールド ● メイン・クーン

● ノルウェージャン・フォレスト・キャット ● ラグドール ● アビシニアン

● シンガプーラ ● ペルシャ ● ロシアンブルー ● MIX(雑種)

などの猫の種類が、飼いやすく、人間と共存していく中で、甘えん坊になってくれやすい品種であると言われています。

アメリカンショートヘアやメイン・クーンと一緒に暮らした経験を持っていますが、非常に大人しく賢い、人間になつく種類の猫だったので、猫初心者の方などは、日本でも人気の高いこれらの種類の猫を選んであげると、仲良く共存出来る可能性も高くなりますが、基本は人間関係と同じで、コミュニケーションが取れているかどうかが大切なポイントになりますので、MIXなどは、気性の荒い子もいるといいますが、かわいがって育てていると、かなり人間にベタベタ甘えん坊になるほど甘える猫に成長すると言われています。

我が家には、MIXの黒猫がいますが、この子、非常に甘えん坊で、メスですが、女優かっとツッコミを入れたくなるほど声色を使い分けるので、見ていてとても面白いですし、人間が愛情を持って接していると、どんどん甘えん坊になってきますから、純血種にこだわらなくても、きちんと相手をして世話をしているだけで、甘えん坊になってきますから、猫の種類で性格を見るのではなく、同じ生き物として対等に向き合って、命を尊重しながら関わっていくことで、いくらでも甘えん坊な子に育ってくれる場合もあります。

こちらに里親様を待っている子猫が沢山いますよ!

ペットのおうち

こればかりは、一緒に暮らしていきながら、コミュニケーションを取りつつ、絆を築いていくしかありません。

この種類だから、絶対に甘えん坊になると言い切れる猫の種類は、個人的にはないと思っています、愛情次第ではないかと考えられますから、一つの経験者からの意見であると考えてください。

個別の猫の性格により、甘えん坊になるかどうかは、まったく予測がつかないということも、頭に入れておく必要があると思います。

そして、生後小さい頃に関わりがあった人間が、どのようにその猫に対して対応したかどうかによって、やはり甘えん坊になるかどうかはまた違ってくると考えられます。

甘えてくれる猫に育てるには?

↓こちらも参考になれば幸いです↓

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では、甘えん坊な猫に育てるには、どんなふうにコミュニケーションを取ったらいいのか?

できるだけ早い段階で引き取ってあげて、人間のニオイや人間という生き物に慣れてもらうことが大切なポイントになります。

様々な猫と暮らしてきた経験を持つ家族によると、現在我が家にいる黒猫モモほど、人間になついている子はいないと驚いています。

理由は単純で、まだ目も見えていない時期に拾ったため、かなり早い段階から人間の側で成長したことが、人間との関係を強くしているようで、動物学者が行った研究に一致するのですが、早い段階から人間に慣れている猫は、非常に安心して人間に甘える傾向があり、信頼関係があるため、甘えん坊になると考えられるようです。

ある程度年齢を重ねていたとしても、人間側が愛情を注いで可愛がることで、かなり親密な関係を築けるのではないかと、経験からも思います。

猫も人間も同じ哺乳類です、種族は違っても、同じ生き物ですから、愛情を与えてあげるとそれはきちんと反映されるのではと思われますが、中にはツンデレで、どうやっても人間になつかないような偏屈な人間もいるのと同じで、自立心が旺盛で、あまり人間に甘えてこない子もいますから、こればかりは、何度も書いているように、その子によって違いがあるとしか言いようがありません。

甘えん坊に育って欲しいと考えた場合、よく遊んであげたり、世話をする時には、きちんと手で触ってコミュニケーションを取ったり、話しかけたり、ひたすら愛情を注ぐという育て方をするのが、王道ではないかと思われます。

猫もひとつの命です、適当に、荒っぽく扱われるよりも、愛情を込められて、大切に育ててもらったほうが嬉しいはずです!

目の前の猫は一人の人間と同じ、そう考えて接することがポイントになると思います。

飼いづらい猫の種類は?

↓小さい猫が好きな方はこちらを御覧ください↓

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ここからは、一般的に飼いづらい猫の種類について、情報をまとめていきます。

現在では、ブリーダーさん達の努力のおかげで、かなり飼いやすい性格になったといわれるロシアンブルーは、少し神経質なところがあり、飼いづらい猫であるとは言われています。

これも個体差によりますので、この種類の猫のすべてがそうだと言い切れるものはありません。

チンチラペルシャはプライドが高く、あまり人間にベタベタしてこない傾向が強い子が多いと言われていますが、チンチラと暮らした経験がありますが、確かに自立していて、かわいがってはいたのですが、甘えん坊なタイプではなかったと記憶していますが、これも個体差によりますので、参考程度にしておいてください。

多頭飼いをしていた家族の話によると、経験則から言えば、どちらかというとオスのほうが面倒が多く、メスのほうが飼いやすく、運動量の多い猫などは、大変です。

長毛種は大人しくて飼いやすい子が多いようですが、ブラッシングなどの手入れをきちんとしてあげられないと、大変ではあります。

できれば子猫から飼い始めるのが、甘えん坊に育つためには重要なポイントになるかと思いますので、母猫と理由があって離れてしまっている場合を除いては、ある程度成長してから、人間が関わることが大事だと思います。

 小さい子猫で、きょうだいで家族に招き入れると、猫のきょうだいの絆は強いと言われていますから、人間が入る隙間がなくなるようなこともある場合があると経験から考えられますが、すべての猫がそうではありませんので、そんな話しもあるのだと思ってください。

先天性の病気にかかりやすい猫や、世話が大変な子は、飼いやすい猫を探している人にとっては、避けたほうが無難です。

種類で言えばスコティッシュフォールドや、長毛種などが代表的です!

オス猫は、発情期にスプレー行為をするので、面倒だと感じる人もいるようですが、意外とメスよりオスのほうが甘えん坊になりやすいと言われている面もありますので、これらは一つの面なので、結局は一緒に暮らしてみないことにはどんな関係を築けるかは分からないと思ったほうが、期待しない分、予想外に甘えてこられたときに、嬉しさが倍増する可能性もあります。

経験から、オスとメスは、どちらが飼いやすいか?と聞かれたら、メスと答えます。

メスはかなり可愛らしい性格をしているだけではなく、女の子特有の優しさ、柔らかさ、柔軟性があるので、初心者で猫を飼いたいという方は、メスを選ぶと飼いやすいと思います。

甘えん坊ではなく分離不安?

元は犬に多い精神的な症状に、分離不安というものがあったのですが、近年猫の分離不安も増えていると言われています。

これは、飼い主が出かける時などに、一人ぼっちにされることに不安を覚えて、そのストレスを物や、自分の体を傷つけることで解消したり、留守中に次のような行為が見られる猫は、甘えん坊ではなく、分離不安という病気の可能性があるので、注意が必要です。

● 不安から、食欲不振になったり嘔吐する ● 突発性出血性膀胱炎を発症する

● 物を落として壊したり傷つける     ● 大きな声で鳴き続ける

● トイレ以外で粗相をする        ● 人に対して攻撃的になる

● 自分の体を過度に舐めたり、噛み付いて傷つけたりする

犬と違って猫の場合は、鳴いて近所に迷惑をかけることがほとんどないので、見過ごされがちになるようですが、甘えん坊ではなく分離不安となっている場合は、診察を受けさせたり、できるだけ人間が猫と距離を置くようにするなど、対処することが大事なポイントなってきます。

必要以上に構わないとか、もう一匹猫を家族に招き入れる、ケージを使ってその中で過ごす時間を作ったりして、自立心を促していくようにするのも効果的であるといわれています。

分離不安になると困るのは、例えば病気になって病院に入院させなければならない時などに、飼い主と離れたストレスなどで病状が悪化したり、治療に非協力的な態度を取ってしまうことなどがあげられます。

そうなると、病状が進行してしまうので、できるだけお互いに自立した関係を築くようにするのも、お互いのために良い効果が生まれますので、甘えん坊の猫も可愛いですが、ある程度は距離を保つようにすることも重要となってきます。

猫は生き物でぬいぐるみやマスコットではないので、その辺りもしっかりと理解をしておきながら、猫との楽しい暮らしを長続きさせていってください。

猫の分離不安を解消するための方法として効果的なのは、猫が一匹で熱中できるお気に入りを見つけてあげることです。

人間となんら変わりないと、記事をまとめながらくすっと笑ってしまいましたが、甘えん坊の猫も、過ぎると分離不安という病気になる可能性を秘めていますから、人間も猫もバランスよく一緒に暮らすことが重要になります。

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今回は、甘えん坊な猫の種類について、情報をまとめていきました。