メインクーンの性格や値段、寿命は・・?

メインクーンの性格や値段、寿命は・・・?

1 メインクーンの歴史

2 メインクーンの特徴と性格

3 メインクーンのかかりやすい病気や寿命は?

4 メインクーンの値段は?

 

この記事ではメインクーンという種類の猫についての情報をまとめていきます!

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メインクーンの歴史

メインクーンの基本データ
英表記 Mainecoon
誕生国 アメリカ
誕生年 1770年
公認団体 CFA・TICA
原種 雑種のロングヘア
毛種 長毛種
毛色 ホワイト、ブルー、ブラウン、タビー柄など全ての毛色
目色 被毛の色に準ずる
平均体重 オス5.5~6.5kg、メス5.0~5.5kg

大きな猫に成長することで知られているメインクーンは、北アメリカが原産国で、自然発生で生まれたといわれています。

実は、メインクーンが発症した起源については、様々な話が出ているようですが、オモシロイもので、メインクーンという名前の由来は、北アメリカメイン州のアライグマという意味があり、実は祖先は、アライグマと野良猫の間に生まれたのではないかという説があるのです!

メインクーンの毛色のブラウンタビーと、ふさふさなしっぽを見てアライグマに似ていることや、手で水をすくって飲む姿などがそっくりだからということで、このような話が広まったようですが、生物学的にはありえない話であるということです。

メインクーンは北アメリカのメイン州の公認の「州猫」だと認定を受けているのですが、この国で一番古く、一番大きい品種の猫として知られています!

この種類の猫の歴史で、かなり現実的な話は、北欧に住んでいた猫が、バイキングや交易ルートを使って欧米に入ってきて、この地で繁殖していき、土着猫として進化していったものではないかという説です。

他にはマリー・アントワネットフランス革命の時代に、この国から逃亡するために飼っていた6匹の猫をメイン州のウィスカセット逃がして、その猫がその土地の野良猫たちと交配して生まれたのがメインクーンだという説もあります!

最も有力だされている説は、ヴァイキングの船猫だったスコーガットと見た目が似ているので、契約中に逃亡して逃げた船員と一緒に逃げ出したこの猫が土着猫と交配して生まれたというものです。

 メインクーンという名前の猫が初めて文献などに出てきたのは、1861年に出版されたといわれる「キャプテンジェンクス」という本の中に、黒と白のメインクーンが登場します。

1895年に、マジソンスクエアガーデンで開催されたキャットショーに「Cosie」名付けられたメスのブラウンタビーのメインクーンが出場して「ベストキャットショー」を受賞しました!

「Cosie」の画像↓

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高い人気を誇っていたメインクーンですが、1900年になると、ペルシャに人気を奪われてしまいました!

1968年に、メインクーンの愛好家や繁殖家などが、この猫の保護育成を目的として「メインクーンブリーダー・愛好家協会(MCBFA)」を設立して人気を回復させていったといいます。

ちなみにMCBFAは現在も存続し続けていて、専門のブリーダーやキャッテリーは200人、ファンシャーと呼ばれる愛好家が1200人も参加している大きな大会となっています!

メインクーンの特徴と歴史

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メインクーンは骨格がガッチリとしていて、胸幅が広く、胴が長くヤマネコのような大きな体が特徴でもあります!

体はロング&サブスタンシャルタイプで、自然の厳しさ鍛え上げられてきたといわれている四肢は、骨格がしっかりとしていて、筋肉もかなり頑強だと言われています!

momosan.hateblo.jp

ご存知のように大型なので、10kgにまで成長するメインクーンもいるようですから、家猫として飼う場合、大きくなるということを考えておいたほうがいいですよ。

全身はダブルコートでフサフサの被毛を持っていて、しっぽとひげが長いことで知られていますし、これがギネス認定もされているのです。

雪の中を歩くときに滑られないように、肉球の間にも毛が生えやすくなっているのです。

メインクーンの被毛は長さが不揃いだというのも特徴のひとつで、首周りにはラフと呼ばれる長い飾り毛があり、背中の毛は下に行くほど長くなるのが特徴です!

そしてメインクーンの大きなしっぽは、2011年に41・5cmの長さを持つ猫が世界一長いとして認定を受けています!

成猫に育つまで4年はかかるといわれていて、活発で運動量が多いのも特徴になっています!

性格ですが、非常に賢いといわれていて遊び好きで、かなり器用なところがあります。

見た目はかなりワイルドですが、性格はとても優しく、温和で静かで、いつまでも子猫のようなしぐさをします。

喉を鳴らすような鳴き声と、にゃーという一般的な猫の鳴き声を組み合わせたような声で鳴くことで知られています!

犬のような行動をすることでも知られていて、投げたものを取ってきたり、水で遊ぶことを好む子もいるといわれています。

ジェントル・ジャイアントという別名を持っているのですが、意味は「穏やかな巨人」、この呼び名の通り、大きな体を持っているのに、とても穏やかで優しい猫なのです!

メインクーンのかかりやすい病気や寿命は?

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メインクーンのかかりやすい病気は肥大性心筋症で、これは優性遺伝するので、特に中年~シニアになったオス猫に発症しやすいといわれています。

これは心臓の左心室が肥大して、硬くなる心筋の病気となってます。

この病気を発症する遺伝子の異常は、検査で発見することも可能です!

ワシントン州立大学の獣医学部で、メインクーンの遺伝子突然変異の検査をしたところ、3分の1が陽性だったそうです!

もうひとつメインクーンの遺伝的な健康リスクになる病気に、脊髄性筋萎縮症と呼ばれるものがあります。

これは、銅や四肢を動かす脊髄の神経が消失することで起こる病気です!

この病気を発症するといわれる遺伝子も、検査で発見可能となっていますので、気になる飼い主さんは、獣医に相談されるといいようです。

寿命ですが、平均11~14歳、ですが長生きするタイプの猫として知られていますので、大切にすれば、もっともっと長生きしてくれると思います。

個人的にメインクーンと暮らした経験を持っていますが、とてもおとなしく賢い子だったことは覚えていますが、ただ、我が家にいたのは、脳に障害を持っていて、ペットショップで売ることが出来ない子だったため、一般的な普通のメインクーンがどんなものであるかは分かりませんが、クルクルクルクル回ることがあるくらいで、他には特に異常な行動をすることもなく、ここに書かれている性格とあまり変わらなかったと記憶しています。

メインクーンの値段は?

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それではメインクーンの値段について情報を見ていきたいと思います!

ペットショップでは15~20万円ほどで、ブリーダーからだと7万円代~30万と幅広い値段設定になっています。

近年ペットショップでは当たり前に見かけるようになりましたが、人気の高い猫として、日本でも認知されているようです!

やはりキャッテリーや、猫に対して愛を持っているブリーダーなどから購入することを、個人的にはおすすめします。

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今回は、メインクーンの性格や値段、寿命などについての情報をまとめていきました!