猫の避妊手術、日帰り入院?どっちがいいの?

猫の避妊手術、日帰り入院?どっちがいいの?

1 猫の避妊手術が必要な理由は?

2 猫の避妊手術日帰りの利点

3 猫の避妊手術入院の利点

 

今回は、猫の避妊手術について、日帰りがいいのか、入院がいいのか迷う飼い主さんへ、どちらがいいのかといった情報をまとめていきたいと思います。

いつも沢山のクリックありがとうございます。人気ブログランキングへ

猫の避妊手術が必要な理由は?

f:id:mo88mo:20160108071352p:plain

猫の避妊手術が一般的になっていますが、では何故これを行う必要があるのかをおさらいしていきましょう!

この記事は避妊手術ですから、メスがこの手術行う利点やデメリットについて、分かりやすくまとめていきます。

● 飼い猫の場合、発情による性的ストレスがなくなります

● 発情に伴う問題である、大きな声を出すという行動などがなくなります

● 卵胞嚢腫などの卵巣疾患を予防出来る

● 卵腺腫瘍の発生率が低下する

● 子宮蓄膿症や子宮内膜症などの子宮疾患の発生を低下させる

● 望まない妊娠を避けることが出来る

特に特定の病気の発症率が低下するという面に大きなメリットを感じて、メス猫に避妊手術を行う飼い主さんが増えているようです。

そして、猫の避妊手術のデメリットは、手術後に消費エネルギーが低下することで肥満しやすくなることや、手術をしたときに全身麻酔をするリスク、子どもが産めなくなるというものです。

ちなみに我が家の愛猫もメスなので、避妊手術を受けさせていますが、病気に関してはまだまだ1歳半になったばかりですから、今後どうなるか分かりませんが、性的ストレスや発情に伴う問題はありませんので、この面では一緒に暮らしやすい状態でもあります。

猫の避妊手術日帰りの利点

我が家も日帰りで手術を受けたのですが、これは、預けた獣医がそのような方針で避妊手術を行っていたからです。

一般的には、近年では、日帰りかもしくは一泊が主流となっているようですが、猫の様子を気にされる獣医の中には、数日入院という話をする方もいるようです。

日帰りで帰す獣医の話によると、メリットはもちろん猫は家が一番安心し、リラックスするので、傷の回復などにも心理的なメリットがあるという話です。

確かに、動物病院に行くだけでも猫は大きなストレスを感じると言われていますし、猫専門医が出来た背景にも、他の動物と一緒だと、猫が安心して受診出来ないことが理由にあげられていたので、考えかたや、獣医の経験則での判断だとしたら、心強い話ではあります。

猫の避妊手術入院のメリット

例えばなんらかの持病を持っているとか、開腹手術後の回復の心配などがある場合は、入院のほうが安心であると言われています。

他には、次のような心配があります。

● 手術のショックで亡くなる場合がある

● 手術によって感染症を引き起こすこともある

何かあったときに、入院していればすぐに対処してくれます。

ただ、避妊手術などに関しては、医療技術がどんどん進化していて、獣医によってとても傷が小さい状態で行ってくれる方や、昔のやり方で行う方などがいますので、そのやり方によって術後の経過が変わるため、もしかなり大掛かりな状態で手術をした場合、入院させたほうがいいという場合もありますので、こればかりは預ける獣医のやり方によってどちらがいいかは、変わってくるとかと思います。

腹腔鏡下避妊手術というやり方だと日帰りが出来る理由は、安全性と傷が小さいことです。

我が家の猫が避妊手術したときの様子については、こちらの記事にまとめてありますので、参考にされてください!

猫の避妊手術時期、費用、方法は? - 捨て猫がグルメ黒猫になったブログ!

手術後家に戻ってすぐの様子の動画

避妊手術後一日目の動画

今日の黒猫モモさんの動画-1 - 捨て猫がグルメ黒猫になったブログ!

術後2日目の動画

今日の黒猫モモさんの動画-2 - 捨て猫がグルメ黒猫になったブログ!

3日後のガーゼ取り換えに行く姿

今日の黒猫モモさんの動画-3 - 捨て猫がグルメ黒猫になったブログ!

避妊手術後4日目の姿&傷口公開

今日の黒猫モモさんの動画-5 - 捨て猫がグルメ黒猫になったブログ!

手術後4週間後の傷口

今日の黒猫モモさんの動画-14 - 捨て猫がグルメ黒猫になったブログ!

動画を見ていただくと分かる通り、途中でどうしても動きまわるため包帯が取れてしまいました。

そのため、包帯を固定させるために、現在では専用の洋服を用意している病院もあるようですし、そのようなものが売っているようですが、我が家はちょうど家にあった、女性用の腹巻き(収縮性のあるもの)があったので、それで腹巻き状態で包帯部分を保護したら、なんだか洋服を着ているようで可愛らしい姿になっただけでなく、包帯もほどけなかったのでいい感じでその後過ごせましたよ。

f:id:mo88mo:20160108071618p:plain

もしお手持ちの収縮性のある腹巻きをお持ちなら、そちらを活用されてもいいのではないでしょうか?

結局、猫の避妊手術について、日帰りがいいのか、入院がいいのかは、獣医との相談(手術方法)と、飼い主さんの決定によるかと思います。

信頼出来る獣医としっかりと向き合って、どんな手術方法をされるのかを聞いて理解して、日帰りで大丈夫ならば家に連れて帰り、心配な場合は、入院という選択になるかと思います。

すでに書いているように、手術のやり方や麻酔などの効き目によって、獣医から入院のほうがいいと言われることもありますので、きちんと話を聞いてくれる誠実な獣医にお願いしたほうがいいのではないかと個人的には思います。

↓お役に立てたのならポチッと♪

今回は、猫ん避妊手術は日帰りと入院どちらがいいのか?といった情報をまとめていきました。