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猫は家族(コラム)-4

猫は家族

猫は家族コラム、第4弾です!

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2016年現在では、野良猫の保護活動が全国で活発でもあり、多くの方々の有り難い行動力によって、沢山の猫の命が救われ、里親探しも活性化しているため、家族のいなかった野良猫に、温かい家族が出来たりと、愛のある活動が続いていますが、マイケルが居た頃は、まだまだ日本は、このような意識が高くなかったのです。

野良猫との喧嘩の末に、大怪我を負って歩けなくなったマイケルを眺めて、私は呆然としました!

なんて可哀想なことになったんだ、そう思いながら、マイケルを眺めていたのですが、多感な学生だった私は、マイケルのある要素に、驚かされることになります!

ほふく前進をしながら、トイレに行き、ごはん入れのところへ行く、そんな様子を見ていると、マイケルの顔には、「絶対に生きてやる、こんなことでへこたれてたまるか」という迫力が見えるのが分かったのです!

大傷を負い、手術しか道はない状態となったマイケルを見ていて、その顔や様子から、この猫は、生きる気満々だという意志をはっきりと感じ取ったのです!

懸命にほふく前進をしながら、歩こうとする姿に強く胸を打たれた私は、泣きながら母に頭を下げました。

「バイトしてでも、お金をなんとかするから、マイケルを助けてやって欲しい」

諦めるもんか、そんな気迫を感じた私は、マイケルの願いを叶えるかのように、親にそう頼んだのです。

 

何十万円もかかるという手術費用は、一般家庭ではキ・ツ・イものでもありましたが、その言葉を受けて、母はすぐにマイケルを病院に連れて行き、非常に難しい手術になると言われたのですが、それをマイケルに受けさせてくれたのです。

本当に、獣医にとっては難しい手術だということで、成功する確率は低いけれど、治すには手術しか方法はないという話で、手術を受けても、元のように歩けるようになるとは限らないということだったのです。

母がマイケルを預けた獣医は、そのあたりでは、いわゆる「名医」と呼ばれる方で、親子で動物病院を経営されていて、地域住民の間では、かなり信頼が高い方だったのです。

マイケルの、「諦めるもんか」という意志に心を打たれ、とにかく、マイケルがまた歩けるようになってくれればそれだけでいいという、心の底からの願いを込めて、私達は獣医にマイケルを預けました。

・・・そして、奇跡は起きたのです!

本当に、本当に成功する確率は低く、獣医もこれは難しいとおっしゃっていた状態のマイケルは、手術後、病院から戻ってきてから、以前のような自然な動きは難しかったのですが、少し違和感の残る動きではあり、ちょっとびっこを引いている感じもしましたが、自分の四肢で動き回れるようになったのです!

手術を受ける前は、ほふく前進をしながら、床を這いつくばっていた高貴なチンチラの猫が、自らの足で動き回れる、その動きに、一番喜びを感じたのはもちろんマイケルだと思います。

そして、泣きながら母に、手術を受けさせて欲しいと頼んだ私にとって、動き回れるようになったマイケルの姿は、まさに奇跡そのものでした!

出術から時間が経てば経つほど、マイケルの動きはより自然に近くなってはいきましたが、最終的に、手術前のような、完璧な動きにはなりませんでしたが、上手に自分の四肢で動きまわり、ぴょんぴょん家の中で跳びはねるように生きている姿に、心から安心したのです。

良かった、またマイケルが自分の足で動き回れている、本当に良かった、そう思わずにはいられませんでした。

そして、この出来事は、多感な年頃だった自分の中で、次のような学びに繋がったのと、その後の人生の指針にもなったのです。

「絶対に諦めないこと、そうすれば、必ず良くなる」

そう思って、マイケルのように、諦めることなくほふく前進でも続けていれば、見ている人が必ず居て、助けの手を差し伸べてくれる、私が泣きながら親に、手術を受けさせてやって欲しいと懇願したのは、マイケルが可哀想だったからでも、あの状態が悲惨だからというマイナスの理由ではありません。

どんな状態になろうとも、諦めるもんか、絶対にまた自分の足で動くんだという意志を持った顔をしながら、ほふく前進を続けるその姿に、強く心を打たれたからです。

なんて可哀想な、そんな思いはマイケルに対して失礼だと、その姿を見て強く感じたのです!

マイケルが生きよう、自分の足で歩くんだと強く思っているのなら、人間の自分に出来るのは、今は親に手術をお願いすることだけだ、そう思い、実行に移したのです。

その後、活発に動きまわるマイケルと、いつもの穏やかな日々が続いてき、学校を卒業することになり、家を出て、一人で関東に移り住むことになったため、マイケルとはなかなか会えなくなりましたが、他の家族に可愛がられながら、その後も家族の一員として、一緒に過ごしてくれました。

すでにマイケルは他界してしまいましたが、その後、猫とのご縁が、現在のような形(保護猫と暮らし、ブログで情報発信をするなど)で繋がるとは思ってもみませんでした。

そして、この経験からシェア出来ることは、現代では、出来るだけ家の中で猫と暮らすようにしていただきたいということです。

外に出ていくのが好きでも、マイケルのようなことが他の猫に起こらないとは限りません、先日も、朝のランニング中に、雄猫同士が喧嘩をしている場面に出くわし、思わず人間なのに割って入ってしまいました(汗)、喧嘩して怪我を負って良いことなど、双方になにもありません。

危険を出来るだけ回避してあげること、それが、家族となった猫のために、人間が出来ることでもあります。

そして、野良猫の命や体を守ることにも繋がるのです。

家猫だけが大事なわけではありません、野良猫もまた大事な命です、人間が少しだけでもこんな面に気づいてくれたら、もっともっと幸せな猫が増える、そう考え、経験と情報をシェアさせていただきました!

マイケルは、たまたま当時、名医に出会い、成功する確率が非常に低い手術でしたが、みんなの思いが結実したのか、有り難いことに成功し、歩けるようになりましたが、現在なら、車いすなどもありますが、それでも、やはり四肢で歩けるにこしたことはなく、もともと健康な猫が、健康なまま、五体満足で一生を終えられるように、人間側が配慮してあげていただければ、このコラムを書いた意義もあるのかなと思います。

どうか、猫の健康と、危険回避をどうぞよろしくお願いいたします(ペコリ)。

無知な飼い主だった自分だからこそ、二度とこんな目に猫をあわせたくないと心から思います、人間にできることを、家族として、そして野良猫も含めて、僭越ながら、やってあげていただければと思います。

つづく・・・

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功率が低すぎる手術でしたが、猫は家族、絶対に諦めないという顔をしているのなら、こちらもそうしよう、そんな思いは、歩けるようになるという花を咲かせてくれました!