シャム猫の値段や性格、頭がいいって本当?
シャム猫の値段や、どんな性格をしているのか、頭がいいと言われるけれど本当なの?といった情報をまとめていきます。
1 シャム猫の歴史
2 シャム猫ってどんな性格で頭がいいの?
3 シャム猫の値段は?
ゴージャスで優雅な猫という印象が強いシャム猫、日本でも昔から人気の高い猫として有名ですが、今回の記事では、このシャム猫についてまとめてきます。
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シャム猫の歴史
シャム猫の基本データ | |
---|---|
英表記 | Siamese |
誕生国 | タイ |
誕生年 | 1400年代 |
公認団体 | CFA・TICA |
原種 | アジアの雑種 |
毛種 | 短毛種 |
毛色 | シールポイント、ブルーポイント、チョコレートポイント、ライラックポイントなど |
目色 | ブルー |
平均体重 | オス3.5~4kg、メス3~3.5kg |
シャム猫の容姿を見ると、なんとなくヨーロッパ原産かと思ってしまいますが、実はアジアのタイが原産国になります!
あの灼熱の地であるタイが原産だなんて驚きますが、siamと書き、英語ではサイアムと読み、日本以外では、シャム猫のことは「サイアミーズ」と呼ばれているのです!
シャム猫の歴史は古いと言われていて、14世紀には、書物にシャム猫の存在を示す記述があるのです。
はっきりとしたことが分かっているのは、今から200年ほど前から、タイの寺院や王宮で可愛がってもらっていたということです。
2016年現在、タイでは猫は神聖な生き物として扱われているのですが、当時はもっともっと崇められた存在だったようで、いわゆる高貴な家柄の人しか飼育出来なかった、非常に大切な生き物として扱われていたのです。
1884年に、イギリス総領事館に勤めていたゴードン氏へ贈り物として、シャム猫が贈られ、その後イギリスに連れて帰られることとなりました。
猫好きたちが、シャム猫の毛色や特徴に目を奪われ、ショーなどでも何度も優勝していきながら、世界中に存在が知られることとなったのです!
日本にシャム猫がやってきたのは、明治時代後期だと言われています。
イギリス大使館婦人が、シャム猫と暮らしていた、上野動物園で飼育されていたという記述が残っています。
その後戦争が起こり、終戦後に、アメリカ進駐軍を通し、高価な血統証付きの、海外の猫ということで日本に広がっていきました。
あの優雅な感じが、やはりタイという神秘的な国の要素を受け継いでる感じもありますが、古くから神聖な生き物として人間が大切にしてきたことを考えると、やはり猫というのは不思議な生き物なのだなと改めて感じてしまいます。
シャム猫ってどんな性格で頭がいいの?
シャム猫の特徴は、V字型の顔、細くて長いしっぽに四肢、サファイアブルーの瞳、小さい口に、鋭い爪、血統的にはロシアンブルーに近いと言われています。
そして、シャム猫は繁殖力が強く、毛色は特徴的なポイントカラーとなっています。
シャム猫の必死条件は、すでに書いている通り、サファイアブルーの瞳です!
一見見た目は華奢なのですが、抱っこするとずっしりと重く、体つきは筋肉質で、被毛はトップコートのみのシングルコートとなっていて、皮膚にぴったりと張り付くように生えていてツヤがあり、保湿性がありませんから、日本の冬などは寒がるのが特徴です。
原産国がタイだということを考えても、これは当然のことだと考えられますから、寒い時期は、部屋の温度管理が必要になります。
シャム猫の特徴である毛色ですが、体はクリーム色で、手足、耳や顔、しっぽが茶色く、これをポイントカラーと呼びます。
ポイントカラーは、チョコレート、ブルー、シール、リンクス、トーチ、ライラック、レッドに分けられていて、色の濃さは、体温が影響しています。
ポイントとアイカラー以外は、親の遺伝が大きいため、一般的なシャム猫の特徴を持たない子も多いようです。
シャム猫はオスで3・5kg、メスは3・0kgほどの体重になり、平均寿命は10~13歳、病気にかかりやすい品種で、次のような病気に注意が必要となります。
● 先天性難聴
● 先天性網膜萎縮症
● 眼球振盪(がんきゅうしんとう)
● 角膜黒色壊死症
● 先天性網膜変性症
● 慢性腎不全
シャム猫は腎臓や目の病気にかかりやすと言われているので、一緒に暮らしている方は、気を配ってあげてください。
シャム猫は前足をよく使って動き、高いところを好むことで知られています。
性格は、感受性が強く賢い、高貴なタイプですが、人と関わることを好み、活発に活動するタイプになります。
多少ワガママな面があり、自立している性格をしているといわれていまが、社交的で愛情深い一面もあるようです!
では、シャム猫は頭がいいのでしょうか?
家族がMIXでしたが、シャムが入っている猫と暮らした経験を持っていますが、確かに賢い猫だったといいます。
人間不信っぽいというか、自分で考えて判断するといった面が強かったようで、子猫をを連れて、ある日どこかに行ってしまい、探して探して探したのですが、残念ながら見つからなかったそうです(泣)。
シャム猫と暮らすなら、小さいうちからでないと、難しいかもしれないと家族はいいます。
自分で考える猫で、かなり用心深くて観察力があるタイプのようですから、人間を警戒する面が強いようです。
狩りもうまく器用で、素早い動きをし、2016年現在日本で大人気のスコティッシュフォールドと明らかに違うタイプだと、猫好きの間ではまことしやかに言われているのです。
他の猫種と比べ、なにをやるにも覚えが早く、賢そうな猫ランキングを調べて、トップ1はシャム猫が入っていることが多いようです!
確かに顔立ちを見るだけで、こやつ素人ではないなと、思わずツッコミを入れたくなるほど賢そうな、頭がいいと感じる姿をしています。
タイという神秘的な国で、高貴な血筋の人(何をもって高貴というのかは疑問ですが・・・)しか昔は一緒に暮らすことが出来なかった猫ですから、なんらかの理由があってこのような扱いを受けたと考えられますので、頭がいいというのは、どうやら本当のことでもあるようです!
鳴き声が大きいといわれていましたが、近年は改良が進み、かなり改善が見られるといわれています。
シャム猫の値段は?
猫ブームが起こる前から日本でも親しまれているシャム猫、頭がいい、性格も猫の王道と言える、かなり自立した精神を持っているといわれていますが、2016年現在、日本で一体値段はどれくらいなのでしょうか?
バブル時代は、シャム猫は人気があり、40万もしたといわれていますが、2016年現在、ペットショップ見かけることはありません。
現在日本で人気のあるスコティッシュフォールドや、ノルウェージャン・フォレスト・キャットなどを見かける頻度は高いのですが、一時期日本でブームだったシャム猫は、いつの間にか見かけなくなりました。
現在ブリーダーから購入することが一般的となっているようですが、シャム猫の値段は、15~30万円ほどだといわれていて、ブリーダーによって違いがあるかと思いますが、だいたいこれくらいの値段だと考えると分かりやすいようです。
すでに書いたように、鳴き声が大きいため、ペットショップでの扱いが減っていったようです。
日本の住宅事情では、やはり鳴き声が大きい猫は避けられる傾向がありますから、こればかりは仕方がない面もあるのかなと考えられます。
頭がいいだけに、やはり警戒心が強いことから、鳴き声も大きくなってしまうのかもしれません。
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シャム猫の性格や頭がいいというのは本当なのか、値段や歴史などについてまとめていきました。