猫の種類ラパーマの性格や値段!飼い方の注意点は
猫の種類でラパーマの性格や飼い方、値段についてまとめていきます!
1 ラパーマの歴史
2 ラパーマの性格や飼い方は?
3 ラパーマの値段は?
猫にも様々な種類がいますが、今回の記事では、その中でラパーマという品種についてまとめていきます!
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ラパーマの歴史
1982年、アメリカのオレゴン州でさくらんぼ農園を営んでいる、コール夫妻が可愛がっていた、スピーディーと名付けられた猫が産んだ子猫が始まりだといわれています!
他のきょうだいと違い、一匹だけ被毛がない猫が誕生したのです!
健康状態を心配して診てもらったのですが、どこも悪いところはなく、生後8週目になると、少しずつ被毛が生え始めて、1年も経つと、巻き毛にクセのある状態の毛が生えそろったのです!
この容姿から、カーリーと名付けられた猫は、健康な成猫へと成長していったのです!
カーリーはメスだったので、その後子猫を産みました!
この時にすべてオス猫が生まれたのですが、なんと、子猫全部が、カーリーと同じ被毛のない状態で生まれてきたのです!
このようにして、コール夫妻の農園に、どんどん同じ容姿の猫が増えていき、シャム猫の血が混じり、短毛種や長毛種、チョコレート色やカラーポイントなどの様々なバリエーションが生まれていきました。
コール夫妻は、品種の作出に興味はなかったのですが、周囲から「非常に変わった猫だ」と言われ、巻き毛に成長した猫をショーに出してみたのです。
そうすると、観客や審査員、ブリーダーなどから、「極めて特別な猫」だという評価を得たため、この品種の交配を始め、現在存在するラパーマという種類の猫が誕生したのです!
ラパーマは、生まれてきてから一度は被毛が無毛になりますが、ほとんどは生まれてきたときに被毛がないという状態だと言われていて、成長するにしたがって、カールをした被毛が生えてくるので心配はいらないのです!
コーニッシュレックスやデボン・レックスは、劣性遺伝なのですが、ラパーマという種類の猫は、優性遺伝だと分かっています!
2003年になるとTICA、2008年になるとCFAの、アメリカの二大登録団体に品種が登録され、2014年になると国際的な猫の団体の、FIFEにも登録をされています。
ラパーマの性格や飼い方は?
ラパーマの基本データ | |
---|---|
英表記 | LaPerm |
誕生国 | アメリカ |
誕生年 | 1982年 |
公認団体 | CFA・TICA |
原種 | 突然変異 |
毛種 | 短毛種・長毛種 |
毛色 | ブラウン・レッド・グレー・ホワイト・キャリコ・等 |
目色 | ゴールド・カッパー・グリーン等 |
平均体重 | オス4.5~5kg、メス3~4kg |
まさに突然変異で自然に誕生したラパーマ、人間が大好きで、好奇心が旺盛な、とても元気の良い猫であると言われていて、性格はかなり猫らしいようで、やんちゃで甘えん坊な面もあり、非常に人間からみたら、萌える感じの性格をしていますが、おとなしくて穏やかな性格をしている子も多いといわれています。
全身がくるくるとした巻き毛に包まれていて、巻き毛の猫は他にもいるのですが、ラパーマという種類の猫のカールした被毛は柔らかく、ソフトソパージュのような手触りだといわれています。
被毛の長さはセミロングで、筋肉質なセミフォーリンタイプの体型をしてます。
ややつり上がった、丸いアーモンド型の目を持ち、マズル(口元)は幅広で丸くなっています。
成猫に成長したラパーマの体重は3~5kgほどになり、すべての模様がいて、目の色も毛色もすべての色があります。
ラパーマは、農園などで害虫駆除をしていた猫(ワーキングキャット)が祖先なので、とても運動量が多く活発な性格をしています。
飼い方ですが、特別病気を持っている種類ではないので、とても飼いやすいと言われていて、巻き毛の被毛のお手入れも、ブラッシングが楽に出来るほど柔らかいので、一般的な長毛種と同じように、一日一度ブラッシングをしてあげれば十分ですし、人懐っこい性格をしているので、一緒に暮らすと楽しめることが沢山あるのではないかと考えられます。
すでに書いた通り、ワーキングキャットの祖先を持っていますので、家の中でたっぷりと遊べるように、高いキャットタワーなどを置いてあげたり、おもちゃを使ってよく遊んであげてください。
人間が好きで、よく言うことも聞くといわれていますから、しつけをするのも楽です。
他の猫や動物、子供などとも仲良くなれますので、安心して家族として迎え入れることが出来る種類になります!
非常に活発なタイプの猫ですから、運動量が足りないと肥満してしまい、病気の原因になりますので、十分注意をしてあげてください。
きりりと引き締まったツリ目が特徴でもあるラパーマを見ていると、その目の美しさに吸い込まれそうな気持ちになりますが、あなたはどう感じますか?
独特の毛を持つラパーマの容姿を見ていると、まるで動くぬいぐるみのようだと感じて
しまいます!
突然変異で生まれてきた種類ですから、人間が創りだしたわけではないので、自然な美しさが心を鷲掴みにするような、そんなタイプの猫でもあります!
ラパーマの値段は?
まだまだ日本ではブリーダーが少ないと言われているラパーマですが、一体どれくらいの値段で販売されているのでしょうか?
ブリーダーから購入する場合、値段は20~30万円前後になります。
ペットショップでの購入になると、値段は15~30万円、ブリーダーが提示している値段を調べてみると、オスで24万円、メスだと28万円ほどでした!
高額になると60万するとも言われるラパーマは、親がキャットショーのチャンピオンだったり、珍しい色の被毛だったりすると、どうしても値段は高額になってしまうようです!
健康で、しっかりとした品種で、ブリーダーも、キャッテリークラスの方からの購入をおすすめします!
何故なら、やはり猫を愛情を持って繁殖させていて、健康にも繁殖状況にも気を配り、猫の体に負担をかけたりしない、心を込めた繁殖をさせているのが、キャッテリークラスになるからです。
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今回は、ラパーマという種類の猫の性格や値段、飼い方などをご紹介していきました!