高齢猫が表彰される年齢は何歳?
現代では、高齢で長生きをしている猫や犬を表彰してくれるようですが、一体どんな団体などが行っていて、詳細はどうなっているのかまとめていきます!
1 高齢猫の表彰って何?何が貰えるの?
2 高齢猫を表彰してくれるところはどこ?何歳から?
3 高齢猫に見られる病気&兆候は?
4 長生きをさせるコツは?
5 高齢猫との過ごし方は?
人間も、長生きをしていると住んでいる市町村などから表彰されますが、猫についてこの記事では情報をまとめてきます!
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高齢猫の表彰って何?何が貰えるの?
長生きをした猫や犬を表彰してくれるのですが、申請をしなければなりません。
動物愛護週間などに募集をするところや、応募する動物の年齢を証明する資料などが必要なところもあります。
特に資料を必要としないところもありますから、猫の年齢を表彰してもらいたいと考えている方は、ご自身が住んでいる場所などのどこで行っているのか調べてみると面白いのではないでしょうか?
野良猫を保護したから、年齢を証明する書類なんてないよという方で、子猫を保護した場合、獣医の元へ連れて行ってワクチンをしてもらったり、生後5ヶ月後になると避妊手術を、6ヶ月~1歳の間に去勢手術をやってもらいますから、それらの支払い領収証などを証明書にすることも出来るかもしれません。
大体の年齢が証明出来ればいいのだと思います。
せっかく大事に育ててきた猫が、高齢で年齢が高くなっているのなら、こういう表彰してくれる制度を利用して、長生きをしてくれた猫をお祝いしてもらうのは、一緒に暮らす家族としては良い思い出になるのではないかと思います。
そして、表彰されると一体何が貰えるのでしょうか?
多くは賞状ですが、プラスして名前が刻まれた盾などを贈ってくださるところもあるようです。
アイリスペットどっとコムは、豪華なものを贈ってくださるようで、大手ですから、次のようなものが贈られます。
● 最ご長寿賞・・・空気清浄機
● ご長寿賞・・・低反発ペットマット
● 参加賞・・・猫ちゃんクリップ6個セット
さすが大手、太っ腹ですね!
高齢猫を表彰してくれるところはどこ?何歳から?
一般的に、年齢が高くなった猫を表彰してくれるところは次の通りです!
● 動物愛護協会
● アイリスペットどっとコム
● 区や市町村など
● 獣医師会
● アニコム損害保険
● 動物病院
その他、すでに書いているように、あなたが住んでいる地区のなんらかの団体などが行っている場合もあるようです。
大きなくくりでは、上に書いたところが年齢を重ねて高齢となった猫などの表彰を行っています。
詳しく知りたい方は、市役所や保健所などに問い合わせをしてみても良いようです!
では、何歳から表彰をしてくれるのでしょうか?
一般的には、15歳~18歳を目安にしているところが多いようです。
猫の寿命自体が、一般的に15歳と言われていますから、それ以上生きている時点で、長生きと表彰されるようです!
動物愛護協会では、満17歳以上の動物を長寿動物として表彰しています!
猫が15歳の場合、人間で言えば76歳、18歳ならなんと88歳になりますから、確かに長寿猫だといえます!
ちなみに、多頭飼いをしていた家族が一緒に暮らしていたMIXの長毛種のメス猫と黒猫のオスは、23歳近くまで生きました。
↓以前飼っていたメス猫の「ベル」長生きしてくれてありがとう!
しかも、当時は一般的な、いわゆる質がそれほど良くないと考えられるキャットフードを与えていて、外に出てたまに狩りもしていた猫でした。
メス猫の割に体が大きく、2度出産経験があり、かなり高齢になってから避妊手術をしました。
乳がんなども発症せず、老衰で亡くなりました。
高齢猫に見られる病気&兆候は?
生まれてから10年経てば、もう高齢の猫だと言われています。
ですが、まだこれくらの年齢なら、表彰されるには若いと考えられます。
やはり、20歳以上の年齢の猫でないと、なんとなく高齢猫と感じづらいと思えるほど、猫の寿命が伸びています!
すでに、表彰してくれるところの年齢設定は書いてありますが、海外では、30歳になる、全米を45州も旅した猫が、2016年にギネス認定をされています。
詳しい情報は、こちらに書いてありますので、お役立ていただければ幸いです。
猫の寿命は何年?ギネスは何歳? - 保護猫モモ&ナナのブログ!
ここからは、高齢猫によく見られる病気についての情報をみていきます。
次のような病気が考えられ、注意が必要になってきます。
● 腎機能低下
● 糖尿病
● 便秘
● がん
● 歯周病
● 甲状腺機能亢進症
● 関節疾患
● 認知症
これらが、年齢を重ねた猫に注意が必要な病気であり、かかりやすくなるのはやはり高齢猫になります。
それでは、ひとつひとつ、どんな兆候が猫に現れてくるのか見ていきます!
まずは、猫特有の病気であり、若い頃から十分注意が必要なのが、腎機能の低下になります。
ほとんどの猫の宿命と言われるほど、この病気にかかる猫が多いのですが、もちろん医療の発達で、猫も長命になってはいます。
2016年現在では、獣医も様々なやり方で病気に向き合ってくれています。
鍼灸、ホメオパシー、アロマオイル、代替医療、漢方、自然療法(手作り猫ごはんなど)や高度医療などなど、病気にどんなものを使って対応するか、飼い主のほうも選べる時代です。
高度医療などは、例えば整形外科や、眼科、腫瘍科、神経外科などの専門分野に強い獣医がいたりと、動物の獣医も様々なタイプの人たちがいます。
猫専門医までいる時代ですから、腎臓病などについても、獣医によっては様々な治療がされているのではないかと思います。
飼い主の方も、意識を高めて病気にならないように、キャットフードの見直しをしている人たちも多くいるので、猫の宿命とまで言われてきたこの病気に対する対処法は、様々です。
腎臓になんらかの異常が起こっている兆候は、水を沢山飲む、多尿&頻尿、体重が落ちていくというものがあります。
人間の世界でも多い糖尿病は、太った猫に出やすい病気です!
兆候は多飲、多尿、太っていたのに痩せ始めたといった症状です。
便秘ですが、1週間~10日ほど便が出ないようなら便秘だと考えて、すぐに獣医の元へ連れて行ったほうが良いでしょう。
がんですが、避妊手術をしていないメス猫には乳がんが圧倒的に多くなると言われています。
その他は、口の周りに出来るがんが多いと言われています。
がんの兆候は、次のようなものがあります。
● 口や皮膚のなかに出来たこぶがなかなか治らないor大きくなっていく
● 傷やただれが治らず、理由が分からず食欲がなくなり痩せていく
● 肛門や鼻の穴、口から、血もしくは膿が出る
● 食べにくそうにしていたり、飲み込みずらそうな様子が見られる
● なんだか臭い、嫌なニオイがする
● 呼吸が不自然で、排泄などが困難になる
● 運動を嫌がるようになり、動かなくなり、体の一部が麻痺したり、足を引きずったりする
歯周病の兆候は、歯茎に炎症が起こった状態が歯肉炎で、これがひどくなると歯周病になりますので、口臭がひどくなってよだれを垂らしているとか、歯をときどきカチカチと鳴らしている、硬いものが食べられなくなった、食欲が低下して元気がなくなったなどです。
甲状腺機能亢進症は、年齢を重ねた猫の10匹に1匹いるという報告もされています!
兆候は、ガツガツ食べるのに痩せていく、落ち着きがなく、動き回って攻撃的になる猫もいて、水を大量に飲んで、頻繁に尿をしたりします。
吐いたり、下痢をしたり、毛艶が無くなっていき、手足の爪が伸びやすいのも兆候になります。
関節疾患は、年齢を重ねて関節の機能が低下してしまうので、足を引きずったり、体重が前足もしくは後ろ足に、極端にかかっていたり、痛みが出ている場合があります。
認知症は15歳以上の犬に多いと言われていて、猫はそれほど多くないとは言われていますが、やはり可能性がないとは言えません。
兆候は、食べ物を食べ続ける、無反応になる、トイレ以外の場所で排泄をしてしまう、下痢もしないのに痩せてくる、徘徊するようになるなどです。
健康に長生きをする猫もいますが、近年、猫や犬の介護や高齢化が問題となっている現実があり、長生きをして欲しいけれど、病気になる可能性もあります。
次の章では、健康に長生きをさせるコツをご紹介していきますが、あくまでも一つの可能性になります。
長生きをさせるコツは?
ここからは、猫を長生きさせるコツについてまとめていきます!
やはり、一緒に暮らしている猫と、一日でも長く一緒に居たいと考えるのが猫好きの本音でもありますよね?
それでは、一体どんな長生きのコツがあるのか見てきます。
● 猫がマイペースで暮らせる環境づくりをする
● ストレスを与えない環境づくりをする
● 食事量をだいたい把握しておき、日々観察して体調の変化を見逃さないようにする
● トイレチェックを欠かさないようにして、便秘をしていないか、排尿しているときの様子におかしなところがないか日々健康チェックをする
● いつでも好奇心旺盛に動き回れるようにしてあげ、運動もさせるように促す
● シニア猫になってくると、毛づくろいもけっこう体力を使うようですから、ブラッシングなどでお手伝いをしてあげる
● カロリーの低いシニア用のキャットフードに切り替える
● しっかり噛めるフードを与えて、柔らかいものばかりを食べさせないようにする
● 早期発見早期治療が長生きのカギになりますので、日々全身をこまめに触ってチェックしつつ、猫とスキンシップをする
● 愛情を持って、しっかりと向き合って安心な環境で暮らせるように、人間が心配りをしてあげる
● 塩分が多いので、人間の食物は与えない
● 食事には気を配ってあげる、キャットフードの質にこだわる
● 定期検診を受ける
● 年齢を重ねると、一度に食べる量が少なくなるので、回数を分けて与えるようにして、少しでも多くの栄養が摂取出来るように気を配る
● 避妊手術、去勢手術を受けさせる
● 外に出さない
● ワクチンなどの摂取は必ずする
これらが、高齢の猫を長生きさせるコツになり、この中でも、やはり一番大事だと言われているのは、ストレスを与えないこと、猫がマイペースで暮らせること、キャットフードの質にこだわること、スキンシップをしっかりと取ることなどが挙げられます!
高齢猫との過ごし方は?
すでに色々と書いていますが、高齢の猫との過ごし方は、とにかくストレスを与えない、安心してのんびりマイペースで暮らせる環境や、日々のスキンシップ、食事の与え方に工夫をする、定期的に獣医に健康について診てもらうなど、お互いに丁度いい距離感で、愛情を持ってひたすら安心してのんびり過ごせる環境づくりをしてあげることが大事になります。
多頭飼いは短命になるという情報もありますが、多頭飼いをしてきた家族の経験では、それでも23歳近くまで生きた猫もいたので、猫によりけりではという見解でした。
そして、多頭飼いは、やはり人間と猫がたっぷりとスペースを取って暮らせるような、ある程度の広さがある家で行なうというのもコツになります。
狭いスペースで、多くの猫と暮らすのは、自分だけのスペースが必要な猫にとって、やはりストレスになると考えられます。
年齢を重ねた猫は、若い猫よりも眠っている時間が長くなりますから、静かにぐっすりと眠れるという環境の中で暮らせるようにしてあげてください。
シャンプーを若い頃からやっていた猫なら、年齢を重ねてシニアになってきた高齢猫になったら、回数を減らすようにしましょう。
老猫になると、若い頃は爪が靭帯の自然な張力でさやの中に収まっていたのに、年齢を重ねると靭帯の張りがなくなるので爪が出たまま戻らない状態になることもあります。
こうなると、体をかきむしったときに傷だらけになってしまいますから、こまめに年齢を重ねた猫の爪は切ってあげてください。
そして、高齢猫になると、被毛が若い頃より少なくなってしまい、自律神経などが衰えることで、体温調節がうまく出来なくなってしまうので、ベットは温かい状態になるようにしたり、毛布を使って寒がらないように気を配ってあげて、いつも清潔にしてあげてください。
足腰も弱ってしまう猫もいます、トイレは出来るだけ近くに置いてあげ、出来れば足踏み台などを置いてあげて、トイレに入りやすいように補助してあげましょう。
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今回は、何歳になると高齢猫が表彰されるのかなど、意外と知らない表彰についての情報などをまとめてきました!