猫の味覚!甘味や苦味には鈍感?辛さはわかるの?

猫には味覚があるのでしょうか?調査してみました!

1 猫の歯は何本あるの?

2 猫に味覚はあるの?

3 猫は甘味や苦味に対して鈍感?

4 猫は辛さは分かるのか?

5 猫舌っていうけど、猫は熱い食べ物が苦手?

 

今回の記事では、猫の口の中に焦点を当てて、一体この生き物はどんな歯をしていて、味覚などはあるのかといった情報をまとめていきます!

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猫の歯は何本あるの?

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顔の小さい猫は、一体何本の歯を成猫になると持つのでしょうか?

ちなみに、犬は成犬になったときに歯が42本あるのが一般的です。

猫は、これよりも13本も少ない30本だと言われていて、乳歯のときは26本になります。

人間は大人になったときに、親知らずを含めて32本ありますので、猫と大差ないのです。

一般的に、猫は生後2週間ほどで乳歯が生え始め、生まれて1~2ヶ月で生えそろい、そして4~6ヶ月頃から永久歯が生えてきますが、人間と違うのは、乳歯の隣に永久歯が生えてくるところです。

人間は乳歯が抜け落ちた後に永久歯が生えてきますが、猫の場合は隣なので一時期は乳歯と永久歯が一緒に生えている状態になるのです!

内訳は次のような状態になります!

● 門歯・切歯・・・上下に6本ずつ計12本・・・肉をちぎったり削ぎ落としたり、毛づくろいをするときに使います

● 犬歯・・・門歯の隣に上下2本ずつ計4本・・・獲物にとどめを刺したり、加えたりする

● 前臼歯・・・犬歯の横上に6本下に4本計10本・・・肉切り包丁の役割をし、肉を噛み切る

● 後臼歯・・・前臼歯の横上下に2本計4本・・・肉を噛み切る

立派な永久歯が生え、その後歯が茶色に変色していたら歯周病、ピンク色に変色していたら歯根吸収という猫特有の病気の可能性がありますので、異変を見つけたら、獣医の元へ連れて行ってください!

猫には味覚はあるの?

 それでは、最大の疑問である猫に味覚はあるのかといった情報をシェアしていきましょう!

結論から言えば、人間とは異なりますが、猫にも味覚はあります。

人間ほど繊細ではないので、猫が感じる味覚は次の3つになると一般的には言われています。

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● しょっぱい

● 苦い

● 酸っぱい

ですが、近年、人間と暮らし、人間の食べ物を食べる猫が増えてきたため、これまで糖分の味はわからないだろうと考えられていたのですが、砂糖の甘さに敏感な猫も増えてきたと言われています!

そして、猫の舌は、とくに酸味を敏感に感じるとると考えられていて、2番めに苦味に敏感で、塩辛さはあまり感じないと考えられていて、甘さは肉の甘味を感じているくらいではないかと考えられていたのですが、猫の舌もどんどん進化しているようです!

酸っぱい味に敏感なのは、腐った食べ物かどうかを判断する能力が高いからだと考えられています!

人間の味覚は約1万個あり、猫は千個以下しかないので、複雑な味などは理解出来ないと考えられています。

猫は甘味や苦味に対して鈍感?

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すでに書いたように、猫は酸味と苦味に敏感で甘味は飼い猫で進化している猫が感じるようですが、一般的には猫=甘味と塩味には鈍感だといいます。

ただ、英国の動物学者のジョン・ブラッドショーの著書によると、猫は生まれつき人間と親密なわけではなく、生まれてすぐに人間と親密になることを学ぶ生き物だと考えられていて、家猫として暮らしている中で、非常に進化していると考えられるようです!

バニラアイスやケーキ、お菓子などを好む猫もいるようですが、基本的に人間の食べ物を猫に与えることは避けたほうが無難です。

特にチョコレートは毒になりますから、絶対に与えないようにしましょう。

猫に与えてはいけない食べ物については、こちらの記事で情報をシェアしていますので、お役立ていただければ幸いです。

momosan.hateblo.jp

猫の体は人間よりも小さいので、そうなれば当然腎臓や肝臓なども小さいため、デトックス出来ない場合、病気や中毒症状を引き起こしてしまう場合があります。

欲しがるから、喜ぶからという気持ちは分かりますが、出来る限り人間用に味付けをしたものは与えないほうが無難です。

猫は辛さが分かるのか?

ここからは、猫って辛さは分かるのかといった情報をまとめていきます。

自然界の暮らしの中では、辛味は猫にとって必要ないものだったので、辛味に対しての味覚はどうやら弱いと言われているようです。

そもそも、猫は激辛料理なども食べませんから、辛さについては感知が弱いとは言われているようですが、哺乳類ですから、感知することは可能だと言われています。

そもそも、猫はペットとしての歴史が長いので、猫によっては、趣味や趣向があるようですから、現代の進化型の猫によっては、これらを理解している子もいる可能性も否定できません。

そして、味覚よりも、猫は食材の鮮度などに対する感知度が非常に高いと一緒に暮らしていると強く感じます。

例えば、同じ鶏肉でも、鮮度が良いものとそうでないものなら、食いつきがまったく違うのです。

以前、こちらの記事でも書いたのですが、ハーブ鶏肉と書かれているものを購入してきたら、我が家のまだまだ子猫で、生後7ヶ月の黒白ハチワレ猫のナナは、パッケージを破って齧ってしまったほどでした。

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人間が食べても、味の違いがよく分かるお肉でしたから、どれだけ食材に関する鮮度の感知度が高いかが、この様子でもよく理解できました!

猫舌っていうけど、猫は熱い食べ物が苦手?

それでは、猫は熱い食べ物が苦手なのかなという疑問について情報をまとめていきます。

実は、一般的には猫を含めて動物は人間のように火を使って調理を自然界ではしないので、40度以上の食べ物を口にすることがないため、基本的には熱い食べ物を好まないと言われていましたが、近年、飼い猫に不思議現象が起こっていて、41度のお風呂のお湯を美味しそうに飲む猫や、熱いミルクをごくごくと飲んでしまう猫などが発見されているようです!

ただし、これくらいの温度なら、人間もフーフーと冷まさないで飲めますから猫にとっても大丈夫のようですし、我が家の保護猫黒猫のモモは、それくらいの白湯を置いておくと喜んでよく飲みます。

手作り猫ごはんを夜に与えていますが、多少一緒にいれた茹で汁や鶏がらスープが熱い状態でも、手を突っ込んだりしながら温度調整をやり、上手に食べている様子を見ると、熱々ではない程度のものなら大丈夫であると考えられるようですが、流石に人間でも熱すぎると感じる温度のものは口にしないと考えられます。

ですから、熱々系の猫舌であると言えるのではないでしょうか?

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今回は、猫の味覚などについての情報を分かりやすくまとめていきました!