猫の健康をチェックしよう~!「自宅編」

普段から、獣医でなくても家庭で出来る猫の健康チェックのやり方をシェア!

1 猫の健康チェックとは?健康なときの状態は?

2 猫の健康チェック、まずは10項目を知ろう!

3 猫の健康チェック実践編

4 獣医の診察を必要とする状態

 

個人的には、自らの健康は自分で創造するものだということを、過去にさまざまな疾患と向き合い、自ら学び、実践し、医師や薬に頼らず治した経験から痛感したため、猫と暮らしている今も、獣医は頼れる味方だけれども、家庭で出来る猫の健康チェックなどはやるようにしてなんらかのサインが出ていないか見るようにしています。

難しいことはなにひとつなく、可愛がる延長でちょっと診せてねといった感じで気軽に行っていますが、今回の記事では、猫の健康チェックについての情報をシェアしていきます。

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猫の健康チェックとは?健康なときの状態とは?

↓我が家の黒猫モモ&ハチワレ猫ナナです

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書いたままの通り、猫の健康をチェックするという習慣を、人間側が定期的に持つことです。

たとえば、肥満していないか体重を測ってチェックするとか、触診して腫瘍がないか、耳や鼻になんらかの異変がないかなどなど、人間が猫を観察し、触ることで、ん?なんだかおかしいぞ、これは大丈夫だと理解する時間を持つというものです。

多頭飼いをしてきた家族的には、獣医が啓蒙するほど、専門家じゃないと健康診断が難しいというものはないといいます。

もちろん、獣医は有り難い頼れる味方ですが、一方的に頼ることなく自らも猫の健康を日々(定期的に)チェックすることで、事前におかしいなという変化に気づきやすくしていこうというのが、猫の健康チェックです。

猫は我慢強く、なかなか具合が悪い様子を見せないので、あれ、なんだか具合が悪そうだなと人間が認識したときには、疾患や病状がかなり進んでいることも多いと言われています。

あくまでもそういった側面があることは否めませんが、恐れることはないと思いますし、どこまで神経質になるのかは、人それぞれです。

こればかりは、正解がありません、猫の数だけ体質があり、人間と同じで何が疾患や病気の引き金になるかは分かりらない面もあります。

事前に危険をもちろん防ぐために、獣医に健康診断をしてもらうことも大事だと考えますが、まずは家族になった人間が、猫の健康チェックもしてあげられれば、余計な診察時間や費用も抑えられます。

要はバランスです、獣医任せではなく、家庭でも猫の健康チェックを行い、人間が自らの健康に責任を持つのと同じように、愛猫の健康に関心を持ち、出来るだけ病気を遠ざけ健康に、元気に生き抜いていけるように、環境を整えたり、発症したときに、何が原因だったのだろうという面に気付けるようになるためにも、ホリスティック医療を学びつつ、家族となった人間が出来ることをやっていきましょう。

ホリスティック医療についての記事はこちらを参考にされてください。

momosan.hateblo.jp

それでは、猫が正常なときにはどんな状態なのか、情報をシェアしていきます。

● 体温は38~39度

● 心拍数は120~180/分

● 呼吸数20~30/分

● 尿は平均で一日2~3回

● 便は平均一日1回

ちなみに、我が家の愛猫は、ほぼ尿&便はこの回数に当てはまっています。

※ 2017年6月19日、ほぼモモの推定年齢丸3歳になったので、健康診断に連れて行ったので、その時の様子もシェアします!

momosan.hateblo.jp

猫の健康チェック、まずは10項目を知ろう!

↓我が家のナナをモデルに健康チェックしました~

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一番最初にやることは、まずは体重チェックです!

この記事を書くため、我が家の愛猫2匹も、体重チェックをしてみました。

まず、人間が猫を抱っこして、体重計に乗ります。

体重計を降りて、数字を書いておき、今度は人間だけが体重を測り、その体重を引き算して猫の重さを理解しましょう。

我が家は次のような結果になりましたので、ご報告しておきます。

~2017年6月15日~

★ モモ(メス 生後3年)4・2kg(4日後の6月19日に健康診断に行き、獣医が測ったら4・36kgでした)

★ ナナ(メス 生後1年)3・7kg

モモは成猫ですが、少し小さいようです、ナナはまだ成長期なので、もう少し体重が増えて大きくなると考えられます!

獣医の見解では、これ以上は太らせないようにしましょうということでしたので、おやつを与えていないので、食事で微調整したいと思います。

我が家の観察で、モモもナナもいわゆるMIXと呼ばれる日本猫ですが、モモは両親のどちらかか先祖に長毛種がいると考えられ、短毛種に見えますが、セミロングの毛質ではないかと推測しています。

ナナに関しては、完璧なMIXの短毛種であると認識をしています。

それでは、猫の健康チェック10項目をシェア!

● 耳

● 眼

● 鼻 

● 皮膚&被毛

● 口

● 四肢&筋肉

● 尿

● 便

● しこり

これらの場所を健康チェックしていきます!

体重を含めて、この10項目を自宅でもチェックしていきましょう。

猫の健康チェック実践編

それでは、ここから猫の健康チェック実践編をご紹介していきますので、自宅で猫と向き合い、スキンシップをとりながら現在の状態を見ていきましょう!

猫がリラックスをしているときに、一番仲が良い人間がやってあげるのがベストです!

● 耳

耳の中を見て、赤くなっていないか、なんらかの異常がないかをチェック

よごれていませんか、痒がっていませんか、悪臭は?

耳の中がいつもより赤いときには、発熱の可能性があります。

● 眼

眼は澄んでいて、目の周りの肉の組織はピンク色になっているかどうか?

白目が赤くなっていたり、白濁していないかどうか、分泌物がないかどうかなどをチェックしていきましょう。

● 鼻

猫の鼻は湿っていないとと言われるのですが、湿度やその日の気候などによって潤っているときも、乾いているときもあります。

我が家のモモは、冬の乾燥が激しい時期は鼻が乾燥していて、触るとカサカサしていましたが、季節が変わるとしっとりといい感じに湿ったりと、そのときどきで変化していました。

分泌物が出ていないか、くしゃみをしていないか、かさぶたなどが出来ていないか、鼻くそが沢山ついていないかどうか、鼻血や鼻水などをチェックして、異常がないか調べてあげましょう。

鼻が乾燥しているときに考えられる病気などもこちらでシェアしておきますので、乾燥する季節だからという理由もありますが、病気が関係している可能性も否定出来ませんので、チェックにお役立て頂ければ幸いです。

★ 鼻腺が詰まっているかも

鼻が乾いていて、眼が涙で異常にうるんでいる場合、これが考えられます

★ 熱が出ていたり、脱水症状を起こしている

体調不良で鼻が乾いてしまうこともありますので、様子をしっかりと見て、食欲がない、おしっこをしないなどの他の変化がないかを見て、あるようなら病院へ連れて行ったほうが安心です。

★ 加齢が原因となって乾燥する場合もありますが、これは体調不良などが原因ではありません、人間も年齢を重ねて以前よりも肌が乾燥するわぁ~と感じる方がいるように、個体差がありますので、よく観察をしましょう。

 

● 皮膚&被毛

健康で元気な猫の被毛はキレイです!

被毛の触り心地が心地よく柔らかいのなら大丈夫!

これが理想的な状態で、それ以外の状態ならば、なんらかの問題があると考えられます。

猫の体を触ってみて、皮膚に湿疹、腫瘍、赤くなっているなどの変化があるのなら、診察を受けたほうが安心です。

猫の皮膚は、表皮と真皮に分かれていて、その下に厚い皮下組織があります。

御存知の通り、猫の皮膚は全身均一ではなく、首や背中の皮膚は厚くなっていて皮下組織に富んでいます。

しかも、この部分の皮膚は筋肉に張り付いているのではなく、いくらか移動できるような作りになっていて、皮膚と筋肉の間に隙間が作られるので、獣医はこの部分に注射を打つのです。

なぜなら、猫が痛みを感じにくいからです。

猫の皮膚は弱アルカリ性で、ご存知のとおり、汗腺がほとんどないので、人間のように半身浴をして汗をたっぷりと頭から出すという芸当は出来ません。

気温が高い時、猫同士で、もしくは一匹で大運動会をして激しい動きをしたときなどは、猫は激しく呼吸して、この吐き出す呼吸とよだれで熱を捨て、体温を下げます。

猫の体温は38度5分前後に保たれていて、子猫はこれより少し高いのが普通です。

人間の皮膚は弱酸性なので、人間用のシャンプーで猫を洗うのはNGです、専用のものを使用してください。

痒がったり、脱毛しているところはありませんか?

傷などがあったりしませんか?

● 口

成猫は上あごに歯が16本、下あごに14本の歯があります。

唾液や歯茎から染み出す液には、免疫細胞&抗体が含まれていて、口の粘膜に病原体が感染するのを防いでいます。

猫の口の健康チェックは、まず歯が揃っていますか?

色は白く輝いているか、歯肉はピンク色ですか?

基本的に猫の歯は乳白色ですので、黄色くなっていたら歯石が溜まっている可能性がありますので要注意です!

口臭がありませんか、唇が腫れていませんか、くしゃみは、変な音はしませんか?

歯茎から出血していませんか?

よだれを出していたり吹き出物があったり、口を開きっぱなしにしていませんか?

歯肉に炎症が起きている場合は、そこに細菌がいるということを意味しています。

全身の健康に影響があるので、異変があればすぐに診察を受けましょう。

● 四肢&筋肉

四肢を関節部分で優しくそっと前後に動かしてみてください。

左右になにか違いを感じますか?

こわばっていたり、痛がったりしませんか?

または、そこを触られるのを嫌がったりしていませんか?

お腹が膨らんでいたり、呼吸が普段より速くないでしょうか?

● 尿

尿はスムーズに排泄していますか?

頻度が異常なほど多いとか、匂いがキツイなどの変化はありませんか?

● 便

便秘や軟便になっていないか、硬さは簡単に持ち上げられるくらいで、色は濃く、日々同じ状態かどうかをチェックしましょう。

トイレ掃除のときに、毎日尿や便のチェックは簡単に出来ます。

● しこり

両手で全身に触れ、しこりがないかチェックをしていきましょう。

昔一緒に暮らしていた、アメリカン・ショートヘアという種類の猫は、生まれつき腫瘍があり、ペットショップで販売できなかったため、そこで働いていた家族が引き取って育てていたのですが、触ると確かにしこりがありました。

ですから、もし触って皮膚にしこりなどを見つけたら、獣医の診察を受けさせてあげてください。

獣医の診察を必要とする状態

ここからは、猫が次のような状態なら、頼れる味方の獣医に診察をしてもらいましょうという情報をシェアしていきます。

● 食欲の変化&体重が減少、増大した

● 水を飲む量がいつもよりも多くなっている

● 嘔吐や下痢(換毛期に多くの毛を飲み込んで吐くことはよくありますので、病気かどうかの違いの見極めも出来るように日々観察をしてください)

● 排泄の仕方の変化や量が多くなった

● 口臭がある

● 皮膚などにしこりなどがあった

● きちんとグルーミングをしなくなった&過度なグルーミングをする

● ジャンプに支障があったり、体にこわばりがある

● 嗜眠(常に昏睡状態、高熱や重病のときに見られます)

● 不活溌で無関心な状態

● なんだか不機嫌&過敏に反応する

 いつもなら抱っこしても触っても全然平気なのに、これらを嫌がったりするようになった場合、どこかに痛みがある可能性が高いので、診察を受けたほうが安心です。

最初に書いたとおり、人間も自分の健康を自分で責任を持って創造していく時代でもあります、猫もまた野生の存在でもあり、免疫力もありますので、過信はしないほうがいいですが、敏感に恐れすぎる必要もないと個人的には考えます。

もちろん、生まれつきなんらかの先天的な疾患などや体質を受け継いで生まれてくる仔もいますので、一概にいえないのが人間&猫の健康度でもあります。

そんな状態の中で、人間側が猫に対して出来ることもありますよという情報のシェアを僭越ながらしていきましたが、人間が誰一人同じ人がいないのと同じで、猫も一匹として同じ仔はいません、よく観察をしてあげて、少しの変化も見逃さないようにしてあげてください。

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今回は、自宅でも出来る猫の健康チェックの実践編などをシェアしていきました!