猫にカビが生える!?原因、症状、治療法は?

猫カビの原因や症状、治療法は?

1 猫カビとは?

2 猫カビが発生する原因は?

3 猫カビの症状について

4 猫カビの治療法は

5 人間に感染ったときの治療法

 

猫カビという症状があるそうですが、発症する原因や症状、治療法についてまとめていきます!

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猫カビとは?

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そもそも猫カビってなんでしょうか?

真菌症、リングワーム、皮膚糸状菌症とも呼ばれていて、要するに猫の身体にカビ(水虫菌)が感染してしまうという症状になります。

これは、犬や猫だけでなく、フェレットやモルモット、チンチラやうさぎなどにも起こる症状で、しかも人間にも伝染るため、人畜共通感染症なのです!

一般的には、幼い犬や猫に症状が現れることが多く、自然完治することもあり、原因菌を持っていても症状が出ない状態で、菌の運び屋状態(キャリア)になっていることもあります!

免疫力が弱っていると、成猫でも発症することがあります。

意外とやっかいな病だといわれていて、夏など湿度の高い時期に悪化したりします。

猫カビは、人間の症状だと水虫と同じだと言われていて、接触感染するので、同居している動物や人間にも伝染るんです。

遺伝的に猫カビにかかりやすい品種がいます、ペルシャとヒマラヤンが要注意だといわれています。

この種類の猫と暮らしている人は注意してあげて、原因となるような不潔な状態に猫を置かないようにしてあげてください。

もし、多頭飼いの場合、一匹でも猫カビに感染したら、原因となる猫から他の猫を隔離して感染しないようにしてあげてください。

猫カビの原因は?

猫カビの原因は、感染している動物と接触したとか、人間が持っている水虫が猫に感染するなどです。

他には、免疫力が低下している状態のときに真菌が近くにあると、これが原因となって発症してしまいます。

猫がストレスを感じているときや栄養が足りないときなども、感染原因になりやすいので注意が必要です!

一般的には、抵抗力が弱い子猫やシニア猫が発症しやすいと言われていますが、ストレスを感じて免疫力が弱まった成猫も発症する確率があがります!

猫が暮らす部屋が清潔でないとあっというまに広がっていきます、部屋を清潔にすることが、原因となる感染を防ぐ方法の一つにもなります。

この病気の原因ははっきりとしているので、予防しようと考えた場合、完全室内飼いにする、部屋をとにかく清潔に保つ、猫の免疫力を弱らせないという方法が良いようです。

 

猫カビの症状

一番分かりやすい症状は、ある日突然猫の毛がごっそりと抜けてハゲる、毛が抜けたところの皮膚にぶつぶつが出来る、赤くなっている、瘡蓋ができるなどです。

真菌は痒みがないといわれていて、あったとしても軽いと考えられていますが、モルモットだと2次感染したあと痒みがひどくなると言われています。

猫カビは次のような症状が出てきます。

☆ 脱毛した部分にフケが出る

☆ 円形脱毛

☆ ぶつぶつが出来る

☆ かさぶたが出来る

☆ 赤くなる

症状が現れやすいのは顔や頭部、あごですが、四肢の指など全身に出ることもあり、感染してしまうとあっという間に身体に広がっていきます。

猫カビの治療法

猫カビの原因や症状は分かった。

それじゃぁどうやって治療するの?

まずは動物病院へ連れていき、獣医に診てもらうと、塗り薬や状態によってシャンプーの処方や、飲み薬などを出してくれるので、これで根気よく治療していきます。

一度発症すると、猫カビが完治するまで、早ければ2~4週間ほどで治療が終わるケースがありますが、中には数ヶ月ほどかかる場合もあります!

適切な治療を行っていれば、特に若い猫なら多くの場合完治します!

真菌の飲み薬は身体に負担が強いといわれていて、特に肝臓に負担がかかるので副作用が心配されるようですので、例えばシニアで他の疾患を抱えている猫の場合、獣医も処方には慎重になるようです!

症状が2~3箇所のハゲだけという場合、ぬる薬を出されることが多いですが、それ以上に広がってしまった場合、治療は薬用シャンプーや飲み薬が併用される場合が多いようです。

治療中なのに、猫が患部を気にして舐めてしまう場合、エリザベス・カラーを使うこともあります。

長毛種の場合、治療中は思い切って毛を刈ってあげると薬なども塗りやすいです。

短毛種でも、治療中は患部部分の毛を刈ると薬が塗りやすい。

一度治っても再発することもありますので、部屋の換気や掃除はまめに行い、清潔な環境で猫が暮らせるようにしてあげてください。

そして、猫カビが治ったとしても、普段から猫が使っているタオルやベットなどはこまめに洗ったりはたいたりして、常に清潔にしてあげるようにして再発を防ぎましょう。

さらにたまにはシャンプーをしてあげて、清潔にしてあげるようにしてください。

人間に感染ったときの治療法

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猫を介して人間に真菌が感染った場合、皮膚科に行って「猫に真菌が・・・」と言えば、塗り薬をくれます。

これは猫の塗っているものと中身は同じですが、人間は人間用のものを使用するようにしましょう。

猫カビが人間に感染る場合、人間自体の免疫力が下がっていることが多いです。

寝不足だったり栄養不足だったり、疲れているなど、体調不良のときに真菌にやられる可能性が高くなります。

逆に免疫力が高ければ、愛猫が猫カビに感染して症状が出ていても、人間に感染る原因になりにくいので、自分の健康にも気を配ってあげましょう。

そして、猫カビに関しては、人間の皮膚科の先生も詳しくない人も多いので、必ず猫カビだと伝えましょう。

そうしないと、ステロイド剤を処方されてしまいます。

実は、猫カビはステロイド剤で悪化します、理由はこれを皮膚に塗ることで副作用で皮膚の免疫力が下がってしまうからです。

ですから、人間が感染した場合、免疫を下げないためにステロイド剤は使用しないでください。

医師にしっかりと猫カビなんですと伝え、違う薬を処方してもらうようにしましょう!

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今回は、猫カビについて原因、症状、治療法などをご紹介していきました!