猫のごはんの量や回数は年齢に応じて変えていこう!

猫のごはんの量は回数は年齢に応じて変えていくことがポ・イ・ン・トです!

1 猫が1歳までのごはんの量や回数は?

2 猫が1~3歳までは微妙

3 猫が3~7歳までのごはんの量は?

4 猫が7歳くらいのシニアになってからのごはんの量は?

5 猫がさらに高齢になって13歳以上になったらどうする?

 

今回の記事では、これまで黒猫のモモのダイエットを3ヶ月続けてきて分かったことなどや、個人的に筋トレや有酸素運動をやり続けながら体型維持をしたり、身体作りやダイエットなどについて理解をしてきた学びや経験から、猫のごはんの量に関して、年齢に応じてどんな風に変えていけば太らせなくてもいいか、理解できたことなどを中心に情報をシェアしていきますが、猫にも個体差がありますので、参考にされるという意識を持ちながら、愛猫にどのように活用していくか試行錯誤をされてください。

あくまでも、我が家で理解できた経験&学びを解りやすく記事にまとめているだけですので、すべての猫に当てはまるものではないことをご了承ください。

人間だってダイエット方法は人それぞれ違いますが、大体やるべきことは似通っています。

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猫が1歳までのごはんの量や回数は?

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まずは、1歳までのごはんの量や回数について情報をシェアしていきます!

ご存知の通り、猫も生まれてから生後2ヶ月ほどはママのおっぱいを飲みながら成長していきますので、離乳食を始めるのはだいたい2ヶ月後になります。

この年齢~5ヶ月半までの子猫は、体重1kgあたり1日130kcalのエネルギーが必要になります。

生後5ヶ月半~8ヶ月までは、体重1kgあたり100kcal、成猫になったと言われる1歳は1kgあたり80kcalになります。

まだ子猫の時代は、成長するのにエネルギーを必要としますから、回数は一日に3~4回に分けてごはんを与えてあげましょう。

この成長期に与えるドライフードなどの量に関しては、キャットフード会社によって違いが微妙にあるかと思います。

とりあえず1歳までは成長期になりますから、骨格や筋肉を作る高タンパクな食事をしっかりと与え、ごはんの量は肥満という面からいろいろと考える必要はないと思いますので、このあたりは子猫が欲しがるだけ与えても大丈夫です!

猫が1~3歳までは微妙

この年代が意外と微妙で、もちろん個体差があるかと思いますが、3歳くらいまではそれほどごはんに関して量を多く与えすぎなければ大丈夫と考えていたのですが、黒猫のモモ(2017年で3歳)が、誕生日前に行った健康診断で、意外と中性脂肪が多かったという結果が出たのでダイエットをさせて、だいたいこの1~3歳の間に微調整をして太らせないようにすることが大事なポイントになることに気づきました!

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まだ若いし大丈夫だろうと思っていたらこの結果だったので、ちょうど2017年で1歳になったナナが3歳になるまで、モモの二の舞いにしないようにとナナのごはんの量の調整をしています。

例えば、ナウのフレッシュフィッシュアダルトキャットのドライフードを与えているという場合、このキャットフードの袋などには、次のような給与目安量が書いてあります。

このキャットフードのカロリーは100gで398・8kcalになります。

体重2・3~3・2kgの猫で一般的な生活スタイルの子なら1日29~36g、この量でカロリーはざっくり99・5~110kcal、活動的な子なら1日33~40g、カロリーはざっくりと110~185kcal、3・2~4・5kgの猫なら一般的で1日36~52g、カロリーはざっくり110~199kcal、活動的な子は1日40~58g、カロリーはざっくりと185~210kcalと書かれています。

カロリーに関しては大体ざっくりな感じですから、あくまでも目安にしてください。

家の中で完全室内飼いをしていて、大半の時間を寝て過ごし、たまに起きてきて走り回ることが少ない猫の場合、1~3歳で、このカロリーではモモは太りました。

もちろん、我が家の場合、夜の手作り食の食材が、少し脂肪の多い青魚が多かったことも関係していたのですが、キャットフードは、普通のこれらのナウなどの一般用を与えていましたので、これだけカロリーが高いことに当時は気づいていませんでした。

ダイエットの必要性を考えたときに、あまりにもドライフードのカロリーが高いので驚き、ウェットフードのカロリーや、ダイエット用のキャットフードのカロリーを調べて、猫のごはんの量を個体差で調整しないと、徐々に確実に太ることがわかりました。

なぜなら、1歳では人間に換算すると15歳ですが、2歳で24歳、3歳では28歳です。

人間も、10代の成長期を越えたあと、この時期と同じような食事の摂取方法を続けていると確実に太ります。

なぜなら、基礎代謝がどんどん減っていくからです。

モモは健康診断をした時点で人間の年齢で28歳、成長期のナナに比べて、人間でもこの年令で運動もなにもせず、好きなだけ食べていたら確実に太ります。

そこに盲点として気づかなかったので、少しだけ太らせてしまい反省しましたが、なんとか3ヶ月経ってダイエットも成功しているので、学べたということで良しとしました。

さて、人間が28歳で一日に必要なカロリー摂取量は2050kcal、成猫の場合、体重1kgに対しておよそ70~80kcalなので、体重2~3kgなら1日40~70g、3~4kgなら1日70~90g、4~5kgで1日90~110gがごはんの量として適量だと言われていますが、人間が2050kcalを、24~29歳の人が運動もなにもせず摂取していたら、確実に徐々にどんどん脂肪が蓄積されていきます。

ということは、今回モモも徐々にですが、確実に太ってしまいましたから、この一般論を信用すると、やはり猫が太りやすくなるのは、個体差がありますが当然の結果なのです。

それでは、どれくらいのごはんの量が、太らせないためには良いと考えられるのでしょうか?

個人的に、日々与えているドライフードの量を測ってみました。

ちなみに我が家の猫は、再度書いておきますが、年齢と体重はこちらになります。

● モモ・・・3歳(ダイエット最終局面の2017年9月現在の体重は約4kg)

● ナナ・・・1歳(ダイエットをしていませんが、現在の体重は3・5kg)

この体重で、朝与えるキャットフードは20gです。

そう、キャットフードの袋に書かれているごはんの量のおよそ1/3です。

ただ、現在はダイエット中ですから、これくらいのごはん量ですが、モモの体重を今後4kgほど、ナナは1歳時点で3・5kgなので、これを生涯維持するために、これから20gよりも少し多い量のごはんに増量はするでしょうが、そのときもキャットフードの質、さらにウェットフードで上手にカロリーオフもしながらコントロールをしていくと思いますので、、きっと25g以上は与えないと思います。

↓モモのダイエットについてはこちらに詳しく書いてますmomosan.hateblo.jp

現在ダイエットフードを与えていますが、一般的なキャットフードに戻したときに25gにした場合、カロリーが先程のナウの場合だと、ざっくりと80kcalほどになりますから、様子を見て太ってくるようならまた考えてみます。

一般論で、人間の女性で40代女性の一日に必要なカロリー摂取量は、1800~2000kcalとされています。

個人的に、一日にこの数字よりも摂取カロリーは低い状態で、さらに筋トレや有酸素運動を出来る限り豆にやっていて、週に一度チートデイというなんでも好きなものを食べるという食事管理をしていますが、ちょっとこのリズムが崩れ、一週間の中で甘いものを食べる頻度が多かったり、チートデイの翌日に甘いものを食べてしまったりすると(付き合いもありますので)、500gくらいの体重の変動はすぐに起こりますので、一般論の数字ではなく、自分の測定する数字(体重を測ったときに、その人の基礎代謝量も出てくる体重計がありますので、その基礎代謝量をチェックします)を目安にそれよりも低いカロリー摂取にしておかないと、ベスト体重を維持できなくなりますので、やはり一般論は摂取量が多すぎだと考えていいと経験及び、猫を太らせてしまった経験からもそう思います。

これで、一般論のキャットフードのごはん量では、猫が太りやすくなる理由が分かっていただけたでしょうか?

毎日大運動会をするほど、かなりのエネルギーを消費するような家猫なら話はまた変わりますし、猫種、メスかオスかによって個体差はあり、一緒に暮らす人間が猫の体型をどこまで許容するかによってこの話はまた変わってきますし、人間の話も、その人がどんな体型を維持したいかによって話も変わりますので、参考程度に情報を受け取ってください。

モモは、健康診断を受けさせる前に、どうも脂肪がついてきているなと家族と話していて、そろそろコントロールしないと、その前にとりあえず数値で理解しようと健康診断をやり、やっぱりダイエットが必要だということでこの3ヶ月試行錯誤をしながら、ドライフードだけでなく、カロリーが低いウェットフードを使いながらカロリーオフをやり続けてダイエットを成功させてきました。

食べさせるフードの内容を見直し、カロリーの高いドライフードを避け、さらにダイエット用のドライフードに変えていきながら、さらにカロリーオフできるウェットフードを活用するようにして、猫がカロリーオーバーな状態を続けていかないようにしないと、気がつけば、小柄なメスの日本猫なのに体重が驚きの4・5~5kgになってしまうのは本当に簡単です!

↓モモは座った時にチョットお腹まわりがふっくらしてました

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このあたり、微妙な駆け引きをしながら体重をコントロールしないと、気がつけばまるまる太った猫に成長し、シニアに近づいていく中で病気を発症してしまうことにもなりかねません。

もちろん、個体差が大きいので、コントロールはどうやればいいのかという情報を探している人は参考にされてください。

ちなみに、獣医が運営している猫のカロリー計算出力というサイトで、モモの体重を4kgとして、健康な避妊手術をしている猫をクリックして一日に必要なカロリー量を算出してみたら、238kcal、ナナ3・5kgだと215kcalになりました。

我が家では、一日に大体190kcalほどを与えている計算になりますので、やはり一般論よりも少なめです!

www.vets.ne.jp

猫が3~7歳までのごはんの量は?

成猫として順調に育っている3~7歳の時期も、3歳までに行った微妙な食事管理をしながら、ごはんの量を人間側がコントールをしながら、1歳のときの体重をキープするのが望ましいと言われています。

もし仮に、あなたの家の愛猫が1歳のときに、体重が3・5~4kg弱ほどだったとしたら、この数値前後をキープするようにしてあげると、健康に悪影響を及ぼしにくいと、獣医も話しています。

とういことは、一日のごはんの量も、我が家の考え方でいけば、一回のキャットフードの量は20~25gで、これで太ってきたら質を変えていき、ウェットフードでカロリーオフしたりしながらコントロールをしていきます。

ただ、常に抑えてばかりだと可愛そうですから、別に病気を持っているわけではないので、たまに朝ごはんのキャットフードを多めに入れてあげたり、手作り食の食材の脂質が高いものを選んだりと工夫もしていきます。

成猫になったら、ごはんの回数は一日2回(朝と夕)で十分ですが、ダイエット目的で血糖値の急上昇を抑えたいということなら、ごはんの量は同じでも、回数を5~6回に分けて与えるという方法もあります。

こうすることで、一度に沢山食べるよりも急激な血糖値の上昇を抑えられるので、脂肪がつきにくくなると言われています。

猫が7歳くらいのシニアになってからのごはんの量は?

猫によって7歳くらいからシニアになってくると言われていますが、2017年現在では人間だけでなく、猫の寿命も格段に伸びていますので、まだまだ健康で元気な成猫と呼んでも大丈夫な子も増えているようですから、この年齢くらいになったら、これまで通りのごはんの量で調整をしながら、太らせない、病気にさせないように気を配っていったほうが安心です!

ごはんの量も、この年齢から低カロリー食などを、体調をみながら1~4回に分けて与えていきます。

徐々に動かなくなるシニア世代になっているので、カロリー量を調整しつづけないと太りやすくなります。

猫がさらに高齢になって13歳以上になったらどうする?

猫専門医の南部美香さんは、10歳くらいまでは良質なキャットフードだけでもいいのだけれど、高齢猫になってくると猫が健康を維持できなくなる可能性があるため、水分摂取も出来る手作り食を取り入れてみてくださいという提案をされています。

シニアになってくると、腎臓病のリスクも高くなりますし、ドライフードだけでは水分不足になりがちで、猫もより良質なタンパク源を与えてあげたほうが喜ぶと思いますので、ごはんの量の調整も大事でしょうが、ハードルの低いトッピングごはんでもいいので、鶏肉や脂肪の少ない白身魚をさっと茹でて茹で汁と一緒にキャットフードに混ぜてあげるようにして、食物からの水分摂取も増やしてあげると安心感が高まります!

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高齢猫になると、量よりもやはりさらに質にこだわってあげたいですね!

 多頭飼いをしてきた家族の経験談では、やはり13歳をすぎた高齢猫になってくると、食事をそれほど摂取しなくなる猫もいるようです。

ですが、やはり栄養はしっかりと与えないと免疫力が落ちてしまい、病気になってしまうと大変ですから、量を食べられなくなるのなら、質を高めてあげるのは手だと思います!

回数は一日一度は必ず食べてもらいたところですが、家族の経験談によると、猫によってちょこちょこ食べる猫もいたそうです。

少量を何度かに分けて食べる猫もいますので、回数に関してはその子の態度を見ながら柔軟に対応してあげてください。

ここまで記事をまとめて、やはり人間も猫もかなり食べ過ぎ傾向があるということがはっきりと理解出来ます。

体型ばかりは、その人や一緒に暮らす人間がどう考えるかによって違いがありますので、参考程度にされてください。

次に血液検査をして、モモの中性脂肪が低すぎるという結果が出た場合、またやり方を変えていきたいと思います。

現在2017年9月18日、ちょうど3ヶ月前の6月19日に健康診断をしたので、来週あたり血液検査を受けさせてきますので、結果をお待ちください。

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今回は、猫のごはんの量や回数を年齢に応じて変えていくためには、どんな考え方や見方をしていけばいいのかの目安などをご紹介しました!