猫が爪を噛んだり引っ張る理由は?

猫が爪を噛んだり引っ張る理由はなんでしょうか?

1 猫の爪の仕組みは?

2 猫が爪を噛む、引っ張る理由は?

 

我が家の愛猫も、よく爪を噛んだり口で引っ張ったりしている様子を見せるのですが、一体どうしてこんなことをしているのでしょうか?

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猫の爪の仕組みは?

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猫の爪(指)は、前足が十本で、後ろ足が8本です。

そして、猫の爪は内側と外側の多重構造になっていて、古くなった爪は剥がれ落ちて新しく出てきた爪が尖った形になります。

猫は爪とぎをすると言いますが、実際には、猫は爪を研ぐことで、外側の古くなった爪を落としているのです!

そして、研ぐのは前足の爪だけです。

普段は爪は指の中に収納していますが、ひっかくときに出します。

爪とぎするときに、猫は肉球にある臭腺からフェロモンを出しますので、爪とぎをするときに、これらの匂いを爪とぎなどにこすりつけて、自分のテリトリーだと主張しているとも言われています。

ご存知のとおり、猫は野生にいれば最高のハンターでもあり、狩りの名人でもありますが、爪を研ぐことは、獲物を仕留めるために大事な道具を磨いているのと同じなのです。

猫の爪の内側には神経が通っていますので、先端部分だけ切ってあげるようにしないと猫が痛がりますので、十分気をつけて爪切りをしてあげてください。

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猫が爪を噛む、引っ張る理由は?

↓我が家のナナもやります^^

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猫が爪を噛む、引っ張る理由は、前足の爪は爪とぎをしますが、後ろ足はやりません。

ですが、もちろん生き物ですから、後ろ足の爪も自然に伸びてきます。

これを噛む、引っ張るという方法で、猫は外側の古くなった爪を取っているのです。

ですから、ときどき猫が爪を噛む、引っ張る様子を見せるというわけなのです!

なるほど、爪とぎは前足しか出来ないので、猫は後ろ足の爪を噛む、引っ張るという行動をすることで剥がし、新しい爪を出しているのですね。

面白いですね!

他にも、猫が爪を噛む理由があります。

それは、ストレスがあるときや疲労が溜まっているときに、爪を噛むことがあります。

さらに、狼瘡様相床炎(ろうそうようそうしょうえん)という爪の病気を持っているときも、猫が爪を噛む仕草をすることがあります。

これは、猫の爪がどんどん剥がれ落ちてしまうという病気で、猫はとても痛がります。

二次的な細菌感染をする場合もあり、原因の特定が出来ない病気だと言われています。

治療を行うには、最初に血液検査や尿検査、自己免疫疾患の判断などを実施し、基礎疾患がないか調べていきます。

もしあればその治療を行い、投薬などをしていきながら治療を進めていきます。

一般的に、猫が頻繁に爪を噛む、引っ張るような仕草を見せるときは、次のことも関係していると考えられます。

● 足先の痛み(腫瘍、関節炎、骨折)

● 足先の皮膚の炎症(しもやけ、感染症、アレルギー)

● 足先に外傷がある(なんらかに摩擦して出来た傷や、木片や釘などを踏んでしまったため出来た傷など)

● グルーミング

殆どが、グルーミングだったり、後ろ足の爪を噛むことで新しい爪にしているといいますから、心配ないと考えられます。

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