猫を飼うのは大変?メリット、デメリットは?

猫を飼のは大変?どんなメリットやデメリットがあるの?

1 猫を飼うメリットは?

2 猫を飼うデメリットとは?

3 猫を飼うのは大変か?

4 猫を飼うために必要な費用は?1匹、2匹だとどうなる?

5 私がモモとナナに手紙を書いたら♪

 

猫を飼うのは大変なのでしょうか?

この記事では、猫を飼うメリットやデメリット、大変なのか、費用はどれくらいかかるのかといった情報をまとめてシェアしていきます!

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猫を飼うメリットは?

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個人的な経験ですが、猫と初めて暮らすようになったのは高校2年生のときでした。

詳しい話は、こちらのコラムでご紹介していますが、初めての猫ライフは、分からないことだらけだっただけでなく、それがオス猫だったのと、ヒマラヤンという純血種の毛の長い美しい猫だったことから、外にいる野良猫との違いに随分驚いたものでした!

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その後、結婚した相手の家が多頭飼いをしていたことで、再度猫との暮らしを経験することになりましたが、2014年に黒猫のモモを拾うまでは、12,3年ほどブランクがありました。

モモのためにファイトしてさまざまな知識を吸収し、このブログで情報発信をしていくなかで、さらなる学びを深めてきたのですが、やはり猫は知れば知るほど面白い生き物だなとつくづく感じさせられます!

そんな、摩訶不思議な猫を飼うメリットについては、まずはご紹介していきましょう!

◎ やはりいやし効果が抜群

猫は驚きますが、猫によるとは思いますが、人間が落ち込んでいると傍にやってきて無理やり膝の上に乗ったり、顔を舐めたりしてくれます。

◎ しつけが必要ない

すべての猫がそうだとは言い切れませんが、たいがいの猫は犬のように躾けることが出来ないと言われています。

トイレもすぐに覚えてしまうので、飼うのに面倒がないことは、動物と暮らすことに慣れていない人にとっては嬉しいメリットです。

もしトイレをなかなか覚えない場合は、ゲージに入れてトレーニングをすると楽です!

◎ ゴキブリが出なくなります

猫が我が家にやってきてから、ゴキブリが出なくなりました!

他の虫はときどき家の中にやってきますが、猫に見つからなければ大丈夫です。

ただ、見つかってしまうと、猫が狩りの本能で「ケケケケケケ」などと鳴いたり、取ってくれと人間に頼む猫(我が家の黒猫はそうです・・・笑)もいたりします。

◎ いやし効果が抜群なので、家に猫がいるだけで幸せを感じる

個人的にもいつも感じることですが、トイレ掃除をすることすらも幸せに感じてしまいます。

自分たちがこうやってお世話をしないと、猫のトイレは汚れたままになってしまい、粗相をしてしまうこともありますから、マメに掃除をしていると、猫の役に立っているという事実を実感出来て、なんだか幸せを感じられます。

何かの世話が出来ることが、こんなにも喜びにつながっているとは驚きますが、猫を飼うと癒やし&幸せな気持ちが高まります!

◎ 心臓発作のリスクが約30%減ることが、アメリカのミネソタ大学の研究で分かったそうです

◎ 危険を事前に察して、人間の命を救うこともある

最近で最も有名なのは、4歳の男の子を救った、アメリカのカリフォルニア州に住む「タラ」という猫が有名です! 

こちらが動画になります♫

www.youtube.com

他にも、2012年に米国微生物学会総会で発表になったものに、子供が小さい頃から猫や犬を飼うと喘息のリスクが低下するという情報もあります。

猫を飼う意外なメリットが明らかになりましたが、他にも研究で、猫の動画を見ると、学力や仕事の集中力がアップすることが分かっていますから、猫と一緒に暮らすメリットは計り知れません!

猫を飼うデメリットは?

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私達が生きている世界は陰陽がありますから、メリットがあればデメリットもあります!

ここからは、猫と暮らすデメリットについて情報をまとめていきましょう!

◎ 朝早く起こされる

我が家では、早いと朝の2~3時に起こされることも多々ありますが、だいたい4~5時に起こされることが多いです!

早寝早起きになり、規則正しい生活スタイルを維持することが出来るので、体調管理などにも便利です。

◎ 換毛期が年に2回秋と春にあり、そのときに抜け毛がすごいことになり、掃除が大変!

こればかりはどうしようもないですが、冬の前には冬毛が、夏の前には夏を過ごしやすくするために夏毛に生え変わるので、家の掃除をしっかりとやっておかないと毛だらけになります!

この時期には、猫のブラッシングもまめにやってあげないといけないので忙しい人は大変かも!

◎ 猫中心の生活になるので、長時間の外出などが出来ない

我が家も猫のことが気になるので、長時間の外出などは出来ません。

長期旅行などもまったく行きたいと思いませんが、たまには軽い旅行でもしてみたいなと思いますが、なにせお嬢猫として大切に育てたため、未だにペットホテルに預けたこともないのでストレスが心配です。

このようなデメリットがありますので、猫と暮らすことは、かなり生活に制限がかかると思ったほうが良いです!

◎ 足元に気をつけないと、踏んでしまうことがある

うろちょろうろちょろしている猫は、いきなり気が付かない間に人間の足元にいることがあり、思わず踏んでしまいそうになることがあります。

個人的にも、これで転けそうになったこともありますので、足元には十分気をつけないと、怪我をするデメリットが出てきます。

ちなみに、クローゼットから飛び降りようとして半分失敗しかけた猫を助けるために、クローゼットで左足の甲を思いっきりぶつけて、打撲でほぼ全治2ヶ月ほどかかった経験があります。

あまりの痛さに涙がちょちょぎれてしまいましたが、そんなときも、猫を叱るわけにはいかないので、こんなデメリットもありました!

◎ トイレが匂うことがある

まめに掃除をしてあげないと、トイレが匂うことがあり、トイレ掃除や換気などをこまめにする手間が出てきます。

◎ 亡くなったときに辛い

猫だけでなく、動物と暮らしている人にとって最大のデメリットは、死を通した別れではないかと思います。

ペットロスという言葉もあるほど落ち込んでしまう人もいて、本人が精神的に参ってしまう場合もあるほどです。

◎ 思わぬ病気で突然の出費がかかることがある

健康な猫であろうとも、病気にならないという保証はどこにもありません。

ある日まさかの先天性の病気や、なんらかの生活習慣の結果の病気などを発症してしまい、医療費がかさんでしまうというデメリットも出てきます。

◎ 気まぐれで構いすぎると怒る

甘えてゴロゴロ言ったかと思うと、触りすぎんニャという感じで逆ギレしたりと、とにかく猫は気まぐれです。

◎ 爪とぎ以外のところでも爪を研いだりするので、家の中が傷む

我が家の猫は、何故か家族が購入した古いブーツが好きで、これで爪とぎをするのでブーツがボロボロになりました(汗)。

ソファーも爪とぎをされてボロボロになりましたので、大事な家具が傷むのは嫌な場合、これはかなりのデメリットになります。

対策としては、大事な家具がある部屋に猫を入れないとか、猫がその家具に触れないように配置を工夫するなどの方法があります。

◎ シニアになったとき介護が必要になる場合もある

近年、ペットの介護が問題化していると言われています。

なんらかの病気や怪我が原因で、猫に介護が必要になることもあります。

たいがいの猫は元気なまま人生を終えていくとは思いますが、やはりシニアになっていくとボケるなどのリスクもありますので、このようなデメリットが出てきます!

 

猫を飼うのは大変か?

それでは、ここからは、猫を飼うのは大変なのかといった情報をご紹介していきましょう!

ズバリ、人間として自由度の高い生活スタイルを維持したい場合、飼うのが比較的かんたんだと言われる猫との暮らしは、あなたの生活に足かせとなって大変だと感じる面が出てきやすいと考えられます。

飲み会などで毎晩家を開けるわけにはいかず、旅行の日数なども限られてしまうでしょう。

仕事を家でする場合、邪魔されたりしますし、遊んでくれと鳴き続けられることもあり、朝も早くに起こされますから、早起きが苦手な人にとってはかなり大変になると思います。

食事の用意もしなければなりませんし、お水も毎日変えなければなりません。

おトイレの掃除を怠ると粗相をされますし、猫砂などは意外と買うと重いので持って帰るのが大変です(ネットで購入したほうが便利です)。

食にうるさいのが猫なので、気に入ったキャットフードを見つけるのに苦労する人もいるようですし、定期的に健康にも気を配ってあげて爪切りや耳や目の状態などや、身体の状態を確認したりしないといけません。

命を預かるという面では、やはり猫を飼うのは当然大変な面があることは否定出来ません。

いたずらすることもありますし、何が起こるかまったく予測がつかないので、想像を越えたことが起きる場合もあります。

我が家では、朝ジョギングから帰ってきたら、大事にしていたカブトムシの幼虫が入った容器を器用に開けて、ほじくり返されていただけでなく、部屋中が土だらけだったこともあります(泣)。

ボックスタイプのティッシュを全部出してボロボロにしていたこともあったりと、家に戻ってびっくりエピソードは、忘れたものを含めて数多くありますので、大変といえば大変です!

それすら越えてかわいいという面がありますから、個人的には猫と暮らしいて大変という思いは持っていませんが、想像を越えた現実を与えてくれるという、人間側からしたらそんなこと思いもつかなかったという状態を見せてくれることもあるので、意外と驚きという面から見ると面白くもあります!

猫を飼うために必要な費用は?1匹、2匹だとどうなる?

猫を飼うためには、まず初期費用が必要になります。

トイレや猫砂、キャットフードや水を入れてあげる食器、人によってはケージを必要とする方もいるでしょうし、お手入れ用の爪切りやブラッシングなども購入しなければなりませんので、意外とお金がかかります。

猫砂は一度買えば一生使えるものではなく消耗品なので、定期的に購入してすべて取り替えてあげる手間もかかります。

シャンプーする場合、人間用を使えませんから、猫用のシャンプーを購入すると意外といいお値段だったりします!

ワクチンや避妊、去勢手術をする必要もあり、医療費が健康な猫でもかさむこともあります。

猫を飼うために必要な費用について詳しいことは、こちらの記事でまとめていますので、お役立て頂ければ幸いです!

momosan.hateblo.jp

なにはともあれ、個人的見解としては、たしかに猫を飼うメリットやデメリット、大変な面はあるといえますが、それ以上に受ける恩恵のほうがそれらを上回っていると考えられます。

なんでも、色っぽい人間になりたければ猫を飼うのがいいと、壇蜜さんがおっしゃっていたそうですが、ときどき色気があるなと家族を見て感じるのは、猫と暮らしていたからなのかと今更ながら気づきました(笑)。

男性に色気を感じるということは、意外と壇蜜さんのおっしゃることは外れていないのかもと思ってしまいますが、あなたはどう思いますか?

私がモモとナナに手紙を書いたら♫

ここからは、我が家の愛猫、モモ(2017年時点で3歳)&ナナ(1歳)と一緒に暮らして感じたことなどを表現し、猫と暮らすことを迷っている方へ、こんなこともありますよ、あんなこともありましたという情報をシェアしていきます!

まずはモモへ~

2014年7月1日のお昼12時ごろ、買い物帰りの炎天下の道で、大事そうに黒い小さな物体を抱えて、道端の草むらにそっと置いていった自動車教習所の教官(女性)の様子を見て、一体なにが置かれたんだろうと不思議に思って覗き込むと、本当に小さな小さな黒い塊がそこにあり、最初は猫だと分からない状態で、もぐら!?

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子犬!?と不思議に思いながら覗き込んでみたら・・・あなたは、まったく猫だという主張をしない、宇宙からやってきた宇宙生物かと思うほどの不思議な姿をしていましたね!

まさかの子猫(しかも生後1週間~10日ほど)との遭遇に、もちろんそのまま置いて帰るわけにはいかず、もともと多頭飼いをしていた家族が見たところ(祖父は獣医です)、とても状態が綺麗だったため、動物病院へ連れて行くこともなく家に連れ帰り、あれから3年、一日も離れず一緒に暮らしていますね。

こんなに小さな命を、責任を持って成長させられるのか不安もあったけれど、私も高校生の頃に猫と暮らした経験があり、家族がもともと多頭飼いをしていた経験もあったので、なんとか育てられたこと、心からうれしく思っています。

まさかの子猫との出会いで、その日から我が家の暮らしは一変しました!

日に日に成長する様子を見ながら、当時仕事で行き詰まっていたことなどの心配事も忘れるほどモモの成長に魅入られていったことを、昨日のことのように思い出します。

ミルクを与え、母猫の代わりにティッシュで膀胱を刺激して排尿などをさせたりと、子猫は生後2~3ヶ月ほどの子しか見たことがなかったので、あまりの小ささに、「これが本当の子猫なのか」と驚かされ、いろんなことを学べました。

しかし、あまりにも大事に育てすぎたため、お嬢様猫過ぎる猫にしてしまい、あまりの甘えん坊ぶりに辟易もし、モモが2歳になってから、黒白猫のハチワレのナナを動物病院の譲渡会で見つけ、家に連れて帰ってきたときのモモの反応が、あまりにも普通の猫だったので、安心したことを覚えています!

生まれて目が見えたときに、初めて見たのが私達人間だったため、どうも自分を猫と認識していないらしいということは分かっていたので、これ猫か!?

という様子を見せることも頻繁にあったけれど、ナナを家に連れて帰ったときに、シャーッと猫の威嚇をした瞬間、安心しました(笑)。

↓初めてナナを見たモモの様子です

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ああ、DNAはちゃんと猫なんだと、心底ホッとしたことを覚えています!

最初は長毛種になるかなと思っていたけれど、一見短毛種のセミロング系なコビータイプの変わった体型の猫に成長し、とにかく健康に育ってくれたことが嬉しくてたまりません。

生後5ヶ月から手作り猫ごはんを食べさせてきたので、下痢も便秘もせず、被毛はツヤツヤ、黒猫として漆喰の美しい毛艶を持つ、時々思い通りに人間が動かないと切れるという、人間チックな猫に成長したけれど、3歳の健康診断でもちょっと中性脂肪が多い以外は健康優良猫で、いろんな面で心配のない素晴らしい猫に成長してくれてありがとう。

今でもよく覚えているのは、まだ子猫だったモモが、ミルクからしっかりと育てた家族の後ろをついて歩いている可愛らしい様子です。

初めてワクチンや避妊手術をするため、2~3時間ほど動物病院に預けて離れた時間が、異様に長かったこともよく覚えています。

あの日はとても寒い日で、迎えに行って家に戻るまでの道のりは、寒さで震えるほどでしたね。

まだ小さい子猫だった頃は、モモのためにベットで寝るのを辞め、マットを畳の部屋へ移して、小さいモモが飛び上がりやすい環境を整えた日々も懐かしく思いだします。

すべてが小さなモモ中心に回っていき、人生を劇的に変えてくれた出会いでもありました。

それまで、自分のことに必死だったため、小さな生き物を育てる中で、愛情深い人間へと変化出来たと感じています。

小さい小さい命は、3年経った現在、一緒にいるのが当たり前で当然のような、肉体の一部のような存在へと変化していきました。

モモがやってきてから、家を長時間離れることがなくなり、車で出かけたときは、モモやナナのために自分が無事に家に帰れますようにと願わずにはいられません。

毎朝早くに起こされることに辟易した日もあったけれど、それでも目覚まし時計に起こされるより心地良いと感じられます。

子猫だった頃、ベランダの窓が開いた瞬間に飛び出し、隣の家のベランダにとことこ行ってしまったときには冷や汗がでました!

戻ってこなかったらどうしよう、どこか外に出たら危ないな、心配だったけれど、小さなモモは冒険を終えると、トコトコと家に戻ってきて、何事もなかったように眠っていました。

玄関から飛び出したことも何度かあったけれど、幸いエレベーターホールとなっている作りだったので、外に飛び出すこともなく近所の部屋の匂いをかいで、新しい情報をインプットして進化していった様子を見ながら、猫は頭がいいのだなと何度も感じました。

手作り猫ごはんでさまざまな食材を与えてきたため、キャットフードなどの好き嫌いもなく、食べることに関しては楽な猫へと成長してくれました。

比内地鶏の鶏肉を初めてモモのために購入した日は、まだ調理する前の肉を出した段階でギャーギャー騒ぎ、猫も新鮮で美味しい食材が分かるのだと経験として学ばせてくれたことも楽しかった。

2017年現在、猫の寿命は格段に伸びていて、人間の寿命もかなり長くなっていくだろうといわれています、あなたは一体何歳まで生きていてくれるのでしょうか?

それは分からないけれど、これだけははっきりと言える、あの日、あのとき、あの場所で、あんな不思議な出会い方をしたモモは、きっと宇宙からの贈り物だったのだろうと・・・

人生が行き詰まっていた当時から振り返って3年、劇的な変化をしてきたこの数年で、モモとの暮らしの中で見つけたものは、元々引きこもり体質ですが、家というのはとても素晴らしい場所なんだなという再発見でもありました。

今では、モモがいない暮らしは想像もできません。

出会ってくれて、そこに居てくれて、なついてくれて、一緒にいろんな経験をさせてくれて、ときには大きな気付きや学びをさせてくれるモモとの暮らしは、とても大切な宝ものです、我が家にやってきてくれてありがとう(ΦωΦ)

ナナへ~

初めて会ったのは、2016年7月10日、動物病院で行われた譲渡会でナナを見つけた日のことは今でもはっきりと覚えています。

お母さん猫と、きょうだい(オス2匹)とくっついてキャリーバッグの中に居たナナは、私を見たときに自慢(!?)のピンクの肉球をこれでもかっという感じで見せながら、「肉球ピンクなの、かわいいでしょ、ピンクなのよぉー」と言わんばかりに肉球ばかりみせていましたね(笑)。

ナナの顔を見るよりも先に、肉球を見たことをはっきりと覚えています(笑)。

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きょうだい猫のオスがキャリーバッグから飛び出して走り回る後ろをついてまわり、一度は動物病院のドアから脱走しかけたときにはヒヤッとしました。

随分元気な子だな、そんな印象を持ったナナを引き取ることに決めたのは私でした。

生まれて初めて自分で責任を持って子猫を選んだ経験は、正直とても緊張したのを覚えています。

一度引き取ったならば、その生命が終える瞬間まで責任を持って一緒に暮らすのですから、身が引き締まる思いがしましたが、意外と役者な猫だったので、この1年随分と楽しませてもらいました。

親もきょうだいも知らないモモに、後輩猫ながら猫社会の社会性を教えていた姿も印象的でした。

他の猫と遊んだ経験がないモモは、遊びたいけどどう遊んでいいか分からずナナに随分乱暴な態度で接し、ときに2匹で喧嘩もしていた様子も笑えました!

その後、もともときょうだい猫や母親、親戚猫などと一緒に生後2ヶ月まで育ったナナは、モモとくっついて寝ることが好きなのに、一匹でのんびりと寝ていたいモモから冷たくあしらわたりと、猫同士の関係性も面白いものだなと、改めて理解出来、猫社会の生き様を見せてももらえました。

いつのまにかモモと一緒に、夜は人間のベットで寝るようになり、今では寒い季節になると布団の中に入りたがる様子は、いつ見ても幸せを感じます。

遊んでくれと鳴き続けたり、自分でおもちゃまで用意するその様子は、さながら賢すぎるだろうと家族バカぶりを発揮させてもらえます(笑)。

日々、モモやナナのトイレ掃除をしたり、食事の用意、水の取り替え、家の掃除などをやっているときの至福感は、2匹との暮らしがなければ経験できない貴重な体験です!

トイレ掃除をするときの至福感は特に強く、モモ&ナナのために甲斐甲斐しく世話をする自分のことが大好きになってしまいます(笑)。

わたしたちがいなければ、食事も出来ず、獲物も捕れないので生きるすべもない状態なのに、非常に自立している様子を見ると、猫という生き物の崇高さが理解出来、思わず心のなかでひれ伏してしまいます(笑)。

若い頃は外に出て遊んだり、自分のやりたいことをやりたいようにやることに楽しみを見出していたけれど、今はモモとナナがいるこの家の中の環境を整えたり、ブログ記事を作ったり、あなたたちのために猫について学ぶこと、理解することがとても楽しいのです。

それなのに、猫は自由気ままで、一日のほとんどを寝て過ごしているので手間はかからず、世話も最低限のことだけでいい環境なので、本当に面倒がありません。

散歩にも連れて行かなくて良く、同じ食材で手作り猫ごはんを作っているため、なんだか人間と一緒に暮らしているような気持ちで接してしまいます。

こんなにも愛すべき対象がいることの素晴らしさに気づけたのは、モモとナナのおかげでもあります。

人間語はしゃべらないけれど、感情表現豊かで情緒もある様子を見ていると、人間以上に感性が高いということがよく理解できます。

人を好きになることと、猫と暮らす中で愛すべき対象がモモ&ナナであることの違いは、お互いに何一つ求めあっていないという点に尽きるのかなと感じています。

ただそばにいるだけで、それ以上でも以下でもなく、淡々と日々が過ぎていくという、不思議な空間の中で暮らす日々は、時間も季節も、そして人間社会の柵もすべてを真っ白にしてしまう、魔法のような世界でもあります。

何も求めない、奪わない、与えない、ただただ存在しているだけ、それだけでこんなにも感受性豊かな空間ができあがるのだと、モモとナナは教えてくれました。

人間社会の生き方に慣れてしまっていた私ですが、自然と共存して生きることの心地よさを、今ははっきりと自覚しています。

すべてが繋がっていて、すべては一つであるという言葉はよく聞いてきたけれど、モモとナナと一緒に暮らしていると、たしかにそうだなと、感覚で実感することが出来ます。

愛とは何か、心とは何か、それを言葉ではなく感覚で掴める、それが猫との暮らす中で見いだせる奇跡なのではないかと感じています。

言葉を越えたコミュニケーション、その中にある言葉や概念に出来ない感覚、それが何なのかは、猫との暮らしの中でしか言葉を越えて発見出来ない魔法なのだと、2匹の存在はそう私に教えてくれました。

もし、その魔法が知りたければ、猫と暮らしてみることです!

人間が使う言葉がいかに陳腐なもので、頭でばかり考えて生きることがどれほどおかしなことかを教えてくれた、モモとナナ、2017年10月現在、NHKが面白い番組を放送しているって知っていた?

人間はこれまで、脳が司令塔となって心臓を中心にして身体が存在していたという概念を、ひっくり返しているそうです。

腎臓が人間の寿命を決めていて、人間の身体は臓器がお互いに直接情報をやりとりすることで、私達の身体が成り立っているという説が発表され、さまざまな常識が覆されている、まさに、モモとナナとの暮らしも、こんな感じだなと感覚として理解できます。

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猫との暮らしは、頭でっかちになりすぎた人間社会で生きる私に、身体の大切さ、のんびり生きることの可能性を見せてくれました。

まだまだ社会は頭でっかちだけれど、我が家の空間は、身体と心と脳のバランスが取れた、素晴らしい場所になっています。

モモと出会い、ナナを巻き込み、今の家族の形を選んできた結果生まれた桃源郷のような場所になった我が家に、目に見えない幸せを沢山与えてくれて、ありがとう、モモ&ナナ、健康には気をつけて、お互いに末永く一緒に生きていきましょう。

長い手紙だったけれど、まだまだ始まったばかりのモモ&ナナとの暮らしを充実させるためにも、チャレンジを続けて人生を切り開いていくから、その様子を側であくびをしながら眺めていてね!

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今回は、猫を飼うメリットやデメリットは、大変なのか、費用はどれくらいかかるのかといった情報をまとめてシェアしていきました!