猫は寒さに弱いの?強いの?

猫は寒さに弱いの?それとも強い?

1 猫の体温は?

2 猫の体温の測り方

3 猫は寒さに弱い?強い?

4 猫が快適な部屋の温度は?

5 寒さに強い猫の種類

6 寒さに弱い猫の種類

7 シニア猫の場合

8 子猫の場合

 

夏になると、猫の熱中症が心配されますが、これからどんどん寒くなる(記事を書いているのは2017年10月19日)ので、猫が寒がらない対策が必要となってきます!

この記事では、猫はそもそも寒さに対して弱いのか、強いのか調べていきます!

猫の体温は?

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実は、猫の体温は人間よりも高いのです!

人間はだいたい36・5度が平均的な体温ですが、猫は38~39度が平熱になります!

子猫はこれよりも少し高く、シニア猫は少し低いのが一般的です!

そして、猫は興奮したときに、少し体温が高くなることがありますが、一体何度くらいなら熱があると判断すればいいのでしょうか?

◎ 39~39・5度・・・微熱

◎ 39・5~40・5度・・・熱があると判断

◎ 40・5度以上・・・高熱

猫の外側の耳の付け根や被毛の少ない腹部、尻尾の先や肉球触って体温をチェックすることが出来ます。

猫の耳は、興奮しているときや眠いとき以外はひんやりとしています。

耳を触って熱いなと感じたら、猫が熱を出している可能性が高いので、獣医の診断を仰ぎましょう!

猫の体温の測り方

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猫の体温は肛門で測りますが、濡らした体温計を用意して、尻尾を片手で抑えて、肛門の中に体温計をゆっくりと入れます。

静かに落ち着いた状態にしてあげればほとんど嫌がらないので、慣れない場合はもうひとりの人に押さえてもらって測っていきましょう。

使い終わった体温計は消毒しておきます。

猫は寒さに弱い?強い?

ここからは、猫は寒さに弱いのか、強いのか見ていきましょう!

これは、かなり個体差があると考えられます。

一言で猫と表現しても、まだ子猫なのか成猫なのか、デブ猫なのか痩せているのか、シニアになっているのか、活溌に活動して代謝がいいのか、長毛種なのか、短毛種なのか、あまり動かないでじっとしているのかなどによって、寒いのに弱い猫、強い猫に分かれています!

多頭飼い経験のある家族の話しによると、そんなに寒さに弱い猫がいた記憶はないけれど、冬にこたつを出すと、足を入れたら何かがいると思ったら猫だったということが何度もあったから、寒さに弱いのもいるんじゃないと話していましたが、猫によっては暖房をつけるとすぐにやってくる子もいますから、その猫によりけりです。

ちなみに、北陸の御誕生寺という、猫が数多く暮らすお寺の住職さんの話によると、猫は寒さに弱いわけではないようだという話しをされています!

「ネコは寒さに弱い」はウソ? その意外な生態 - 新刊JP

いろんなタイプの猫がいますから、一概に寒さに弱い、強いと言い切れませんが、我が家の愛猫黒猫のモモやナナは、すでに現在成猫になっていますが、意外と寒さに弱いタイプのようで、まだ暖房を入れるほどでもないこの10月ごろは、キッチンで料理を始めようとすると、黒猫のモモは一目散に駆け上がって、コンロの横を陣取ってしまいますし、昼間仕事をしている家族の膝の上にすぐに上がってきて暖をとったり、夜はベットの中に入ってきて、布団の中でぬくぬくと寝ている様子を見せるので、どちらかというと寒さに強いタイプの猫ではないようですが、あなたの家の猫はどうですか?

お寺の住職さんが、素敵な話をされているので、上のリンク記事に続きもリンクしておきますので、お役立て頂ければ幸いです!

ネコを捨てると職を失う可能性も いま飼い主に求められる覚悟とは - 新刊JP

そして、一般的には子猫のとき、年齢を重ねるごとに寒さに弱くなると言われています。

猫種によっても差があり、ノルウェージャン・フォレスト・キャットは比較的寒さに強いと言われています、理由は原産国がノルウェーなどの北ヨーロッパで、寒い場所で進化してきたため、毛もふんわりと2重層になっているからです。

詳しくは、後ほど記事にしていますので、そちらで確認されてください!

猫が快適な部屋の温度は?

我が家では、冬になると2匹の猫団子が見られます^^

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ここからは、猫がいるのなら、寒い時期は部屋の温度はどれくらいにしてあげれば大丈夫なのかという情報をシェアしていきます!

一般的に成猫がいるのなら、部屋の温度は最低18度~29度が猫にとって快適な室温になります!

そして、だいたい27度くらいが適温だと考えられますので、暑い時期は冷房の温度を下げすぎないようにし、体温が人間よりも高い猫の体に気を配ってあげましょう。

寒い時期は、暖房などで部屋を暖かくしたり、ホットカーペットなどをつけてあげて猫がぬくぬくと過ごせるようにしてあげましょう。

シニアになると、体温調整が難しくなることもありますので、人間が気を配ってあげてください。

温度も大事ですが、湿度も大事です!

特に寒い季節は暖房などを使いますから、部屋の中が乾燥してしまうことも多いので、加湿器をつけるか、濡れタオルを部屋にかけるようにして、湿度を保つようにしましょう。

湿度に関しては50~60%が最適だと言われています!

乾燥しないように湿度の調整もしてあげてください!

ホットカーペットについての危険性なども含めた情報は、こちらでシェアしていますので、お役立て頂ければ幸いです!

momosan.hateblo.jp

寒さに強い猫の種類

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ここからは、先程一種類ご紹介しましたが、寒さに強い種類の猫をご紹介していきましょう!

ご存知の方も多いと思いますが、猫の被毛はダブルコートとシングルコートという種類があり、ダブルコートは、オーバーコートと密度が厚くて高い、寒い時期には保湿をしてくれるアンダーコートで構成されているので、シングルコートの猫よりも要するに、被毛の状態が暖かいので、寒さに強いタイプであると考えられるのです。

それでは、ダブルコートの猫の種類をご紹介していきましょう。

● ロシアン・ブルー

● アビシニアン

● ブリティッシュ・ショートヘア

● アメリカンワイヤーヘア

● シャルトリュー

● マンチカン

● ボンベイ

● サイベリアン

サイベリアンはロシアで自然発生したと言われていて、いつ頃からいるのかまではわかりませんが、こんな寒い地域で自然発生したのですから、相当寒さに強いのではと考えられます!

ラグドールもふわふわのたっぷりの被毛に覆われていますので、比較的寒さには強いのではと考えられます!

個人的経験ですが、家族が朝早く出かける用事があった、非常に寒い日、車の中から見た光景ですが、日本猫のキジ白柄の大きなオス猫が、真冬の寒い中外で平気で寝ていた様子を見て驚いたといいます!

日本猫の大きなオス猫の中には、こうやって寒さに強い猫もいるようです!

あくまでも、ダブルコートだから、自然発生した地域が寒い場所だったからという理由などで、寒さに比較的他の猫種よりも強いのではと推測されるだけで、個体差が大きいですから、人間も同じ26度を、ある人は寒いと感じ、ある人はちょうどいい、ある人はすこし暖かいと感じるように、違いがありますのでそこはご了承いただければと思います。

寒さに弱い猫の種類

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ここからは、寒さに弱い猫の種類をご紹介していきましょう!

どう考えても、毛のないデボン・レックスやスフィンクスは寒さに弱いと考えられますし、そう言われています。

シングルコートの猫の種類は、次のものになります。

● スフィンクス

● デボン・レックス

● シャム

● バーミーズ

● コーニッシュ・レックス

● コラット

● ターキッシュアンゴラ

● ターキッシュバン

● シンガプーラ

● スノーシュー

● ヨーロピアンバーミーズ

● オリエンタル

● オシキャット

● エジプシャンマウ

シニアの場合

シニア猫のほうが、寒さに弱くなるのは、体温調整が上手に出来なくなっていくからです!

高齢になってくると代謝が落ちてしまい、体温が低くなってしまいます!

更に、体温が下がるということは免疫力も落ちるということですから、年齢が高くなった猫の場合、人間が部屋の温度や暖かい環境などをしっかりと管理して与えてあげる必要があります!

しかも、人間もそうですが、猫もシニアになってくると体が鈍ってきたり、動きたがらないようになる猫も中にはいますので(個体差があります)、冷暖房の直ぐ側にシニア猫を寝かし続けるのは体調不良の原因になるので、そのあたりも気をつけて見ていてあげて、あまりにも近くにいる場合は、人間が運んで別の快適な場所で寝るように仕向けるのも手です!

湯たんぽなどにカバーをかけて(低温やけどを防ぐため)猫ベットに入れておいてあげたり、シニア猫が好んで寝ている毛布などの下にホッカイロをつけておいてあげるなどの工夫をしてあげてください。

そして、シニアになったら、年間で暖かい場所があるような工夫をしてあげて、夏でも寒いと猫が感じたときに、快適な温度の場所があるようにしてあげるなど、人間側がかなり配慮してあげないと、気がついたら免疫力が落ちていて、感染症にかかりやすくなっていたということになりかねませんので、人間もいくら暑い夏の時期だといっても、冷っと感じる日や瞬間があったりりしますので、猫の気持ちに寄り添う感覚でよく観察をしながら環境に配慮してあげてください。

子猫の場合

子猫も、まだまだ免疫力も高まっていませんから、出来るだけ暖かい環境で育てるようにしてください。

方法は、シニア猫と同じ感じでやれば大丈夫です!

昔から、日本の童謡で「雪」の歌詞の中でも「犬は喜び庭駆け回り、猫はこたつで丸くなる」と歌われるように、どうやら日本猫は短毛種が多いですから、寒さには弱いタイプだと考えられる面もあります。

今回は、猫は寒さに弱いのか強いのかどっち?という情報をシェアしていきました!