猫の顎ニキビの原因は体質?治し方や病院はどうする?

猫の顎ニキビの原因や治し方、病院選びはどうする?

1 猫の顎ニキビとは?

2 猫の顎ニキビの原因は?

3 猫の顎ニキビの治し方

4 猫に顎ニキビが出来たとき、病院はどうする?

 

猫の顎ニキビ、それほど心配する必要はないだろうと思っていると、ひどくなることもあるようです!

今回は、猫の顎ニキビについて原因や治し方、病院選びなどについてまとめていきます!

猫の顎ニキビとは?

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西洋医学的な医師の見解だと、現代では、猫は昔よりも皮膚病にかかりやすくなっているといえるようです。

(もっともくわしいネコの病気百科より)

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↑我が家の参考書です^^

人間と暮らすようになった猫も増え、その結果猫が病気を発症する確率もあがってしまいました。

大気汚染、さまざまな薬、栄養の偏った食物を食べる猫の中には、皮膚病を発症する猫もいます

皮膚病の原因となるものは、一体どんなものがあるのか見ていきましょう!

● 大気汚染

● 人工照明で日が落ちても電球の光を浴びてしまう猫の中には、被毛の抜け替わりのサイクルが狂う子も出てきます

● 人間社会で暮らす猫の中にはストレスを感じる子もいます

● 品質の良くないキャットフードや、人間の食物などを与え、栄養の偏りがある

● 薬物の過剰投与

猫の顎ニキビは、意外と多い病気だと言われています。

下顎が脱毛し、赤い斑や小さいぶつぶつが出来、いったん発症すると繰り返し発症することが多いようです。

油っぽいかさぶたが毛にくっついてこともあり、頭の黒い小さな出来物が出ることがあります。

毛穴に詰まった皮脂が黒ずんで、黒ごまのように見えます

猫の顎ニキビの原因は?

西洋医学では、原因ははっきりと分からない場合も多いようで、獣医の中には体質だから。。。。?と診断を得られない事も多いようです

脂肪分の多い食事、その猫の体質が関係している可能性が指摘されていますが、個人的にある疾患を発症したときに、多くの学びをしながら実践し、医師の元へ通わず、薬も飲まずに治した経験から、猫の体質という考え方はどうなんだろうと疑問に思います。

もちろん、先天的なものなどもあるかと思いますので、一概にそうじゃないとは言い切れない面はあるかもしれませんが、体質を大改善して疾患を治した経験から、違う面からのアプローチで治る可能性は否定出来ません!

西洋医学で分からないのなら、東洋医学の力を借りてみる。

猫の顎ニキビは、顎の皮膚が汚れやすいことも原因であると考えられています。

猫は綺麗好きで、常に毛づくろいをしますが、さすがに下顎までは舌が届きません、これが原因で挫創が出来ると考えられています。

蚤に噛まれたことが原因で、顎ニキビが出来る場合もあります。

これはノミアレルギーを引き起こすからで、他にはホルモンバランス、免疫力の低下、食事をする食器を清潔にしていないこと、アトピーやアレルギー、毛包虫、ウィルス感染などが原因であることもあります!

ホリスティックな観点から見ると、皮膚疾患は非常に深い原因があることが通例だといいます!

猫が暮らしている環境が不潔である場合も、顎ニキビが出来る原因になりますし、飲水を入れっぱなしにすると、それも雑菌のたまり場になりますから、毎日新鮮で綺麗な水に取り替えてあげることも大事なポイントになります!

他にはタバコを猫の前で吸う、切り花や毒性のある植物を齧っている、人間が使っている化粧品やシャンプーなどが身体についてそれを舐めた、ということなどが原因となる場合もありますので、日常生活で、猫に危険があるようなものを気づかないうちに使っていなかどうか、チェックしてみてください。

意外なことが、猫の顎ニキビなどの皮膚病の原因となっている場合もあります。

ハンドクリームを冬場使うことがあると思いますが、猫が舐めても安全な馬油に変えるなどして、被毛に科学的な成分が付かないように気を配ってあげるか、猫を触るときには必ず手を洗ってからという習慣を付けるようにしたほうが安心です!

意外なよくある原因に、皮膚とプラスチックのボウルや皿との接触があります!

猫の中には、プラスチックに対してアレルギー反応を起こす子もいます、他には、プラスチック容器は雑菌が繁殖しやすくなることも関係していると考えられています!

食器を陶器やガラス、ステンレスなどに変えて対処してあげてください。

 猫の顎ニキビの治し方

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猫の顎ニキビの原因は深いものがある場合もあるようですが、治し方はどうしたらいいのでしょうか?

まず、大事なことは、診断を得ることです!

一般的な獣医のところへ連れて行って原因が分からない場合、皮膚科専門獣医の元へ行くことをおすすめします。

複数の寄与因子があるケースもありますので、皮膚疾患を改善するような栄養が含まれたフードなどを与えることで、健康を改善することが出来る可能性があります。

皮膚は、消化管と密接に結びついていて、人間の肌も内蔵を写す鏡と言われますが、寝不足が続いたり、疲労がたまると血液が汚れてしまい顔色が悪く見えたりします。

消化管は身体から不要な物質を取り除く働きがありますが、肝臓や腸が適切に機能していないと身体から出ていく毒素が溜まってしまい、影響をうけるのが皮膚になります。

自然療法の観点から考えると、消化器官と肝臓が良好に働いていることが大切なポイントになります!

大豆、とうもろこし、食品添加物が関係している場合もありますので、その場合これらを含まないフードを与えるようにすることが大事になります。

食物アレルギーを持っている場合は、これまで食べたことがないタンパク質が一種類だけのフードを選ぶようにしましょう!

他には、免疫系を刺激するには小さすぎる単位まで、加水分解されたタンパク質を使った食事を与えることです。

魚アレルギーを持っている猫もいます、もしかしたらキャットフードにこれが入っていて、一緒に暮らす家族が気づかずに与えていることが、結果的に顎ニキビや皮膚疾患の原因になっている場合もあるといいますので、これが含まれていないフードに変えるようにすることも治し方につながるケースもあります。

ストレスが原因となって顎ニキビが治らない場合もありますが、猫が一番ストレスを感じるのは、医学的に言えば飢餓と温度変化だと言われていて、人間が気づきにくいのが温度変化です!

夏は熱中症にならないように28度くらいをキープしてあげ、冬は寒すぎないように温度管理&湯たんぽ、ペットヒーターなどで温かい状態で暮らせるようにしてあげましょう。

ホットカーペットに関しては、電磁波の心配もあるので、どうするかはこちらの記事をお役立て頂ければ幸いです。

momosan.hateblo.jp

猫が普段寝ているところの敷物なども、こまめに洗濯をしてあげ、柔軟剤を使わないように気をつけてあげてください。

柔軟剤に関しては、次のようなエピソードがあるからです。

猫が体調不良となって、獣医の元へ連れていき検査をしたのですが、どこも悪くないということだったのですが、どうも元気が戻らないということで困っていたところ、獣医がピンときたのが、くるまっていた毛布から柔軟剤の匂いがたっぷりとしていたことだったそうです。

それで、もしかしたらと思い、柔軟剤を使うのをしばらく辞めてもらったところ、猫が元気を取り戻したというケースもあったといいます。

人間にとっては別段問題ないことも、猫にとってはキツイものになる場合も多くあります。

個人的にも、アロマオイルが大好きで15年以上使い続けてきましたが、黒猫のモモを拾ってから、アロマオイルが危険であるということを知ってからは使い方を変え、部屋の中で焚いたり、お風呂に入れることを一切辞めました。

人間よりも肝臓も腎臓も小さいので、猫目線に立って、今一度生活習慣を振り返ってみて、原因や問題となることがないかどうかチェックしていきましょう!

そもそも、猫は犬に比べてはるかに皮膚疾患にかかりにくいので、発症するということは相当心身にダメージがあると考えられます。

人間もそうですが、病気になりました⇒薬を飲みました⇒治りました⇒だけど根本原因が分かっていないので生活スタイルは変わらない⇒再発しましたという繰り返しになってしまいますので、何が原因なのかしっかりと人間側が認識をして、それを取り除かないかぎり、何度も猫は皮膚疾患を繰り返すことになります。

病気になる、なんらかの疾患が現れる=必ず原因があるのです。

身体は正直なので、発症するのは必ず原因があるということですから、西洋医学で分からない場合は、東洋医学的な観点から治療をしていく、家の中の見直し、人間が手につけている洗剤、化粧品、クリーム、整髪料を洗い流さないまま猫を触っていないかどうか、目の前でタバコを吸っていないかどうか、人間の添加物だらけの食物を与えていないかどうか今一度振り返って考えてみてください。

ペットの自然療法辞典という書籍には、猫の顎ニキビなどに、次のチンキ剤を使用することは大丈夫だと書かれています。

● カレンデュラやペパーミントのチンキ剤・・・10ml

● バードック(ごぼう)のチンキ剤・・・10ml

これらを25mlの水で薄め、コットンなどに浸し、一日に2回顎にそっと塗ります。

バードックはごぼうで、これはデトックス効果が高いと言われていて、浄化作用に優れていて、蕁麻疹や湿疹、ニキビや腫れ物などの皮膚疾患に用いられています!

アーユルヴェーダ(世界3大医学のひとつで、インド・スリランカで生まれた5000年以上の歴史を持っている世界最古の伝統医学)の観点から見たら、バードックには強いリンパと血液のクレンジング力があります。

漢方から見ると炎症を抑えますから、まさに顎ニキビは炎症を起こしている状態ですから、作用があると考えられていますが、自己責任でお願いいたします。

カレンデュラはキク科の植物で、太陽のハーブと呼ばれています!

皮膚のガードマンとも言われていて、傷ついた皮膚の再生を促してくれます!

キク科に対してアレルギーがある場合は使えません。

ペパーミントはシソ科ハッカ属の多年草で、活気と元気を与えてくれ、皮膚の炎症を抑える作用があります。

チンキ剤とは、ペパーミントやカレンデュラ、バードックなどの生や乾燥させたものをウォッカなどに漬け込んで作る製剤になります!

意外ですが、猫や犬の食事にスープを取り入れるようになったり、手作り食で水分がたっぷりと摂取できるようになったら、犬や猫の皮膚疾患が良くなったケースもたくさんあると言われています!

猫に顎ニキビが出来たとき、病院はどうする?

顎ニキビは、一度出来ると繰り返し発症すると言われていますので、病院で感染症などや、他の病気の問題がないかどうをチェックしてもらうようにしましょう。

猫や犬専用の皮膚科医もいますので、一般的な動物病院で分からない場合は、専門医の元へ連れていき、しっかりと原因を見つけていきましょう!

ただ、「病気と健康の法則」という書籍を書いた、ドイツの統合医療の医師ロバート・ハシンガー氏の書籍によると、「西洋医学ではどのようにして症状が起きたのか」とか「どのようにすれば症状が収まるのか」という疑問には答えられるけれど「そもそも なぜ?」という根本的な疑問には答えられない医療だ。

と書かれていますので、西洋医学で原因が分からないことが多いようです!

個人的にも、身体の変化が起こり、さんざん大学病院で調べてもらっても原因が特定できなかった経験がありますが、結果的に当時はまだまだ統合医療の世界も進んでいなかったので、独学でさまざまな学びをやりながら実践していき、原因解明をしながら自分で自分を治してしまった経験から、もし西洋医学で分からない場合、積極的に統合医療東洋医学などの力を借りることは大事なポイントになると思います。

ググれば、猫や犬の皮膚専門獣医が見つけられますので、お住いの地域にないかどうか調べてみてください。

いちおう、ホリスティック医療などを行っている獣医のサイトなどをいくつかシェアしておきます!

動物の自然食・自然治療院 チロとサクラのクリニック

皮膚科専門50年 - 串田動物病院

動物病院 皮膚科専門外来 ファミリーアニマルホスピタル高橋動物病院

犬と猫の皮膚科 | アジア獣医皮膚科専門医 村山信雄 大嶋有里 | 皮膚・耳・アレルギー

他にもググれば数多く、犬猫の皮膚専門獣医が見つかります。

一般的な動物病院に連れて行くと、逆に原因が分からない場合、余計な検査を必要とするため多くの検査代がかかると言われていますので、皮膚の異常ならば、皮膚専門獣医のところへ行ったほうが金銭的に、治療の負担が減る可能性もあります、できればそういった病院を探して行ったほうが安心ですが、一般の獣医でも、経験値が高い方なら、専門だと謳っていなくてもおまかせ出来るところもあるかと思います。

結局は、一緒に暮らす人間が、常に学んで獣医任せにするのではなく、自分達も症状の原因や治療にしっかりと関わっていき、健康を医療に委ねるという生き方を改めることが大事なポイントになってくるかと思います。

もしかしたら、家族仲が悪く、家の中で人間が喧嘩ばかりしていると、猫がストレスを感じて皮膚に異常を発症する場合だってあります。

人間だって、ストレスで皮膚疾患を出す人もいますから、しっかりと原因を見つけていき、それをごっそりと取り除くようにしてあげてください。

今回は、猫の顎ニキビの原因や治し方、病院についてどうしたらいいのかといった情報をまとめてシェアしていきました!