猫に人間の風邪はうつる?猫の風邪薬って何?

猫に人間の風邪はうつるのか?猫の飲む風邪薬ってどんなものなの?

1 猫に人間の風邪はうつるの?

2 猫の風邪にはどんな薬を使うの?

3 猫の風邪にはどんな自然療法があるの?

4 猫の風邪に人間の風邪薬を使って大丈夫?

5 猫の風邪が治らない場合は?

 

2017年11月22日、いい夫婦の日だそうですが、寒さが日に日に深まっている今日このごろ、人間も風邪を引いている人がちらほらいらっしゃいますが、猫に人間の風邪はうつるのでしょうか?

そして、自然療法で治す方法があるのか?

薬はどんなものを飲ませるのか、人間だって自然療法で風邪を治してしまうので、猫もそういった対応が出来るのか、情報をさぐっていきましょう!

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猫に人間の風邪はうつるの?

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コホッコホッ、なんだか微熱があるわ、喉も痛いし風邪を引いたカピラ?

人間が体調を崩し、風邪を引いた場合、一緒に暮らす猫にうつることはあるのでしょうか?

僭越ながら、ズバリ言うわね!

なぁーいというのが基本的な答えになります。

なぜなら、人間が風邪を引くときに原因となるウィルスと、猫が風邪を引くときのウィルスがまったく違うからです。

ただし、人間が風邪を引く時は、部屋の中が乾燥していることも原因の一つになりますので、おなじ環境で生活している場合、乾燥は猫にとっても体調不良の原因となりやすいため、湿度が50~60度を保つようにしてあげなければ、なんらかのウィルス感染を起こす可能性は高くなりますので、そういう意味では、人間が風邪を引いた環境が、別の病気を猫に引き起こす可能性はあると考えられるようです!

人間の風邪のウィルスと、猫が感染するウィルスは違うので、人間の風邪が猫にうつることはないのですが、環境が原因となって体調不良が起こらないように、普段から気を配ってあげてください!

そして、猫が風邪を引いて、それがクラジミアが原因の場合、人間に感染する可能性はありますので注意しましょう!

猫の風邪にはどんな薬を使うの?

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猫が風邪を引いた場合、ほとんどの原因がウィルスなので、その場合は抗生物質は作用しないと言われています。

理由は、抗生物質はバイキンをやっつける薬だからです。

風邪の原因がウィルスなのに、バイキンをやっつけても意味がないのです!

ですから、動物病院では一般的にインターフェロンという薬を使う場合がありますが、猫用のインターフェロンはインターキャットと名付けられています!

名前を見たら、猫専用のインターフェロンかと勘違いをしますが、犬のパルボウイルスにも作用するので、別段猫だけに使うというものでもないのです。

ただ、インターキャットは「ネコカリシウイルス感染症」にだけ効果を発揮しますので、ネコヘルペスウィルスやクラジミアには作用がないのですが、その理由は、ネコヘルペスウィルスは猫の神経に寄生して、西洋医学的には一生排出されないと考えられているやっかいなタイプの風邪だからです。

クラジミアはバイキンなので、ウィルスを排除する働きのあるインターフェロンは作用しません。

それでは、ヘルペスウィルスやクラジミアなどの風邪はどんな薬を使って治療をするのでしょうか?

ヘルペスウィルスは抗ウィルス薬、クラジミアは抗生物質という薬を使って風邪を治していきますが、結局薬は対処療法になりますので、薬で押さえつけるというのは個人的にはどうなんだろうと考えてしまいますが、状況によっては子猫やシニア猫だと体力や免疫力がない場合命の危険がありますので、猫によりけりだともいえます。

 他には症状によって点眼、点鼻薬などを処方される場合があります!

クラジミアでかなり衰弱してしまった場合は、点滴を行うこともあります。

症状によって処置が違いますから、猫が風邪を引いて、あまりにも具合が悪そうなら、薬を使うことも考えたほうが安心です。

西洋医学も要は使いようで、生きるか死ぬか、切った張ったという状態の場合は、獣医や医師の力が必要になります。

ただ、人間にも猫にも自然治癒力がありますから、免疫力を高めることで、普段は病院のお世話になる頻度を減らすことは出来ると考えられます!

多頭飼いをしていた頃も、一匹風邪を引いた猫がいたら、うつる子と元気にしている子の2種類がいました。

やはり、個体差がありますから、猫だから十把一からげにこういう対応がいいという話でもないようです!

猫の風邪にはどんな自然療法があるの?

もし、猫が風邪を引いたら、クラジミア以外は人間に感染しないので大丈夫ですが、自然療法を行う場合でも、一度は獣医の診断を受けたほうが安心ではあるかと思います。

我が家が多頭飼いをしていた頃は、猫が風邪を引いても自然に治癒させていて、特に問題はなかったことを覚えていますが、現代では猫や犬を家族のように大事にする方も増えていますから、心配でついつい獣医の元へ行きたくなる人も多いと思いますし、自分で自分の風邪を自然療法で治す知識や経験などを持っていないのなら、獣医に委ねたほうが安心だとは思います。

ペットの自然療法辞典という書籍によると、猫が風邪を引いて、抗生物質を投与されてもあまり治療に反応しない場合は、根本原因を調べるつもりでいたほうが良いと書かれていて、ウィルス感染症や細菌性感染症などは、食事やサプリメントで免疫系を強化することで反応すると書かれています。

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個人的に、さまざまな疾患を医師の元へ通わず、薬を飲まず自分で学んで実践を繰り返し、治してきた経験からも、免疫力をあげてあげることが、人間が猫の風邪のひとつのクラジミアがうつることがないようにする方法であったり、猫が風邪にかかりにくく、風邪を引いても薬などを使わずに治す方法としてはかなり使えるとは思いますが、こればかりは個人的経験と学びから理解してきた話なので、1つの方法であると捉えてください。

そして、ホメオパシーのレメディーというものも、あらゆる感染症の初期段階で使用できると考えられます。

猫は水分をしっかりと摂取できただけでも、体調が良くなることも多いと言われています。

もしキャットフードしか与えていないのなら、そこへ手作りの鶏がらスープ(味付けなし)を注いであげるとか、体力がつくように鶏の胸肉やささみを茹でたものを混ぜてあげたり、さらに茹で汁を入れてあげて水分摂取や良質なタンパク質を食べられるようにしてあげ、体力がつくように体質改善して免疫力が高まるようにすることも、自然療法のひとつになります。

西洋医学は対処療法しか出来ませんが、それもときには大事な治療法になる場合もあります。

近年、獣医が書いた猫風邪の治療法などの情報が沢山出ていて、不安を感じる方にとってはほっと出来る情報でもありますが、個人的には自分の頭で考えることも大事だと痛感してきたので、一概に言うことを一方的に受け取ることはしませんが、どういう立場で物事を捉えて考えるかは人それぞれです。

獣医が、正しい知識をと書いているサイトも参考にされながら、考えることも大事なポイントになるかと思いますが、僭越ながら、個人的に正しい知識という言葉自体がどうなんだろうという斜め目線で眺めてしまいます。

もし、本当に正しい知識があるのなら、どうして科学的根拠が時代とともにひっくり返る現実がいくつもあるのは何故なのか、そこまで個人的には考えてしまいます!

ただし、2017年現在、これをやれば必ず猫のこの症状は収まり、回復していくことが分かっているという治療法もありますので、自分でも情報を集めながら、いろいろと俯瞰して考える目線を持つようにしています。

専門家は頼れる味方でもありますので、猫の命を最優先に考えていくことは大事なポイントになるかと思います。

ペットの自然療法辞典には、やはり感染症や炎症がある間は、アミノ酸の必要量が劇的に増大するので、食物のタンパク質量を劇的に増やすことで、疾患との戦いを助けることになると書かれています。

そもそも病気や症状が何故出るのかと考えると、原因や理由はさまざまでしょうが、免疫力が落ちていることでもあります、健康で元気なら感染症やバイキンが周囲にいても、それに負けることはないので、やはり普段から猫に必要だと言われるタンパク質の、質のよいものを与えておくことは大事なポイントになると考えられます。

解毒も大事なポイントになります、水分が出来るだけ摂取できるように、先程書いたような食事の与え方をしていくことも、自然療法ではおすすめされている猫の風邪を治す方法になります!

猫の風邪(正確には、猫には風邪はなく、感染症やウィルスの病気になってしまい、人間と同じようにくしゃみが出たり、鼻水が出たりした場合、猫風邪と呼ぶと言われています)は、基本的に免疫力が下がって感染してしまうわけなので、大事なのは免疫力をあげてあげることです。

人間にも猫にも、基本的に自然治癒力が備わっています!

それを発動させず、薬で抑えることばかりやっていると、免疫力自体が弱ってしまう場合もあります。

普段から、環境を綺麗にし(しすぎるのも不健康の元、多少の菌やウィルスは、免疫を上げるために大事なポイントなります)、菌やウィルスが繁殖しにくい状態を整え、水分を沢山摂取できるように工夫してあげ、食事の内容を見直していき、キャットフードの質を見直していきながら、出来るだけ人間も猫も医師の手をわずらわせることなく生活するようにしたほうが、猫にとっても病院へ行くストレスがなくなります。

そのためにも、日々の暮らしの結果が病気だと考え、日常を見直していくことが大事なポイントになります!

猫の風邪に人間の風邪薬を使って大丈夫?

猫に人間の風邪薬を使うのは、絶対にしないようにしましょう。

人間用の薬は人間の体のことを考えた処方になっていますし、体の小さい猫にとっては、非常に危険が大きいので、決して人間用の風邪薬を与えないようにしましょう。

猫の風邪がなかなか治らない場合は?

どんな病気でもそうですが、猫の病気や風邪がなかなか治らない場合は、その獣医の処方が症状に対して微妙にズレている可能性がありますので、思い切って病院自体を変えていくことを考えたほうが良いと考えられます。

知り合いの家の猫が、腎臓を悪くしていて、病院に連れて行ってはいますが、一向に良くならないと話してくれましたが、こういう場合も、病院を変えるという選択をされることも大事なポイントになるかと思います。

人間の世界でも、西洋医学だけでしか治療しない医師や、ホリスティック医療を行っている方、鍼灸ホメオパシーを使う方、漢方や東洋医学的な面からも考えて治療を行う医師などさまざまなタイプの方がいますので、獣医の世界にもそのようなホリスティック医療を行っている先生もいますので、そういった病院に相談されたり、病院ごと変えることも選択肢に入れたほうが良いと考えられます。

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今回は、猫に人間の風邪はうつるのか?猫の風邪にはどんな薬がいいのかといって情報をシェアしていきました。