猫のフケが多いのは病気?原因やとり方は?

猫のフケが多いのは病気なのか?原因や取り方、環境への対応方法は?

1 猫の皮膚の構造は?

2 猫のフケが多い原因は?

3 対策や取り方

4 室内で気をつける事は?

5 キャットフードはどうする?

なんだかうちの猫フケが出てるんだけど、これはどうしてなの?

病気になっているのかしら?

と疑問に思う方もいると思います、今回はこの原因や取り方、室内でどんな対策をすればいいのかなどの情報をまとめてシェアしていきます!

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猫の皮膚の構造は?

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まず、猫の皮膚について簡単に説明していきましょう!

猫の体の中でもっとも大きい臓器が皮膚で、体重の10分の1の重さを持っています!

そして、さまざまな働きをしていますが、例えば次のことです!

● 体内の水分調整や猫の体を覆って保護している

● 細菌やウィルスなどの病原体が侵入するのを防ぐ

● ビタミンDを合成する

● 脂肪を貯蔵する

● 熱さや冷たさ、痛さを感じ、猫が周囲の様子を知るための大切な感覚器官

猫の皮膚は表皮と真皮に分かれていて、その下には厚い皮下組織があり、真皮に汗や脂を出す腺があります!

さらに、皮膚にはハリを与えるコラーゲン繊維があり、これに弾力性があるので外から力が加わっても傷つきにくくなっています!

~猫の病気百科より~

猫の皮膚は弱アルカリ性で汗をほとんどかきません!

人間用のシャンプーや洗濯石鹸、台所石鹸などを使って猫を洗ってはいけません!

詳しいことはこちらに書いてあります!

momosan.hateblo.jp

猫のフケが多い原因は?

それでは、なぜフケが多いのかその原因をご紹介しましょう!

★ 乾燥している

★ 感染症

★ 水分不足

★ ストレス

★ 皮膚病

★ アレルギー

★ 栄養不足

★ フケが出やすい体質

★ 大気汚染の影響

★ シャンプーの洗い残し

★ 他の病気

[フケが出るときに考えられる病気は、猫の皮膚糸状菌症、疥癬、日光皮膚病、ニキビダニ症、尾腺炎、尾腺過形成、好酸球性肉芽腫症候群、脂漏症、糖尿病など]

古くなった皮膚が剥がれ落ちたものがフケですが、基本的には新陳代謝によって出てくるので、フケが出るからといって特別心配することもない場合が多いのですが、あまりにも多すぎているとなんらかの病気や感染症、皮膚病などが関係している可能性もあります。

感染症には次のものがあります!

◎ ツメダニ症

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これは、ツメダニという寄生虫が猫に寄生することで出てくるフケで、寄生された場所から大量にフケを出しますが、猫は痒がらないことが多く、人間に感染すると激しいかゆみが伴います!

◎ ノミアレルギー性皮膚炎

ノミが関係して起こる皮膚炎で、ノミは世界で種類が多く2000種以上いて、日本では70種類見つかっています。

猫に寄生するのはネコノミで、気温が高い季節になると寄生されやすくなるので注意が必要です!

◎ スタッドテイル

しっぽの付け根のあたりにある、鼻線の皮脂分泌が過剰になる病気で、去勢をしていないオスに多くしこりや腫れ、フケや抜け毛といった症状が現れます!

これらが一般的に、猫のフケや皮膚病になりやすい原因だと考えられています!

家猫は完全室内飼いで育っている子が多いので、冬は暖房、夏は冷房などで部屋の中が乾燥したり、水分不足になるとそれがフケの原因になることがあります。

感染症にかかっていたり、さまざまな病気や皮膚病などが関係してフケが多い状態になっていることもあります。

他には栄養の偏りやストレスなどでアレルギーを起こしていたりと、フケの原因は数多くありますが、基本的には乾燥や感染症が主な原因だと考えられています!

対策や取り方

それでは、猫のフケの対策や取り方はどうしたらいいのでしょうか?

感染症や皮膚病、他の病気が関係している場合はその治療をしていくことが大事になりますので、獣医の元へ連れていき診察を受けて適切な治療をしてもらいましょう!

栄養の偏りがあるのなら、フードの見直しやおやつのあげすぎに注意するようにし、出来れば手作り食やトッピング食も取り入れて、水分不足になりやすい猫ができるだけ食べ物から水分摂取できるように工夫してあげてください。

部屋が乾燥しがちなら加湿器を置く、濡らしたタオルをかけておくといった対策をし、シャンプー後はしっかりと洗い流してあげて、シャンプーの洗い残しがないように気を配ってあげ、猫がストレスを感じないように大きな音を立てたりしないよう気を使ってあげましょう。

フケの取り方ですが、ブラッシングとシャンプーが一般的です!

★ ブラッシング

我が家も換毛期になると毎晩必ずブラッシングをしますが、定期的にやってあげることでコミュニケーションが取れますし、猫もゴロゴロと喜んでくれます。

フケを取ろうとして強くやりすぎると皮膚炎を起こす可能性がありますので、優しくブラッシングをしてあげましょう。

行う前にぬるま湯で濡らして絞ったタオルで体を拭いて、少し濡らした状態にしておいても良いでしょう!

我が家が使っているこちらのブラッシング用のグローブは、かなりいい仕事をしてくれるだけでなく、2匹から絶大な人気なのでおすすめです!

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広い範囲をカバーできるのでブラッシングしやすく、我が家の猫はこれをやるとご機嫌で、普段はゴロゴロ言わない黒猫のモモもルンルン♫気分になるのか、ゴロゴロ喉を鳴らしながら楽しんでいます!

★ シャンプー

さまざまな猫用シャンプーがありますが、個人的におすすめなのはもちろん猫用のオーガニック系のもので、ケミカルな成分が含まれていないものです。

さらにおすすめは、植物の実を使ってシャンプーをするというものです!

詳しい情報は、美容ブログのほうに書いてあります、我が家は人間用の洗濯洗剤にも使用しており、大変便利に活用していますので、個人的はかなりおすすめです!

ソープナッツ(ランドリーナッツ)の効果と使い方!洗浄力は? - 40代からの美容を考えるブログ

ケミカルな洗剤などで、猫がさまざまな病気を発症することもあるようですから、このような自然の恵みをうまく活用して、安心して猫が暮らせる環境づくりもしてみてください!

シャンプーは洗い残しのないようにして、しょっちゅうやるのも控えましょう。

過剰に洗いすぎると逆に皮脂を奪いすぎてフケの原因になりますので、何事もほどほどを心がけていきましょう!

ちなみに、我が家は基本的に年に1度夏に洗うくらいです!

室内で気をつける事は?

それでは、猫のフケで困っている場合、室内で気をつけることについて情報をシェアしていきます!

まず、できる限り部屋の換気を行い、清潔な空間で猫が暮らせるように掃除をしっかりとしてあげ、猫トイレも清潔を心がけてあげてください。

猫はトイレが汚いとストレスを感じる生き物なので、粗相をしてしまう可能性がありますし、ストレスでフケが増えては本末転倒です!

換毛期になると本当に抜け毛が多くなりますので、ブラッシング&掃除はセットで行わないと家の中が大変なことになります!

以前チンチラのオスと一緒に暮らしたことがありますが、長毛種ならなおさら毛が舞っている様子がよく見えるのです(笑)。

我が家は現在2匹とも短毛種なのですが、それでも毎朝掃除をすると前日の夜にブラッシングをして、たっぷりと毛を取っていたのにがっつりとまた毛が取れるので、換毛期になると掃除は必須だと強く感じます!

感染症の、ツメダニ症が原因となって猫がフケを出している場合、次の室内対策がありますので、ご紹介しておきましょう!

◎ 日革研究所 ダニ捕りロボ↓

こちらは、20年間ダニ研究をしてきた会社が開発した商品で、家の中に置いておくだけで簡単に猫のフケの原因となるツメダニを捕獲してくれます!

ダニが好む食品粉末・ビール酵母食品添加物を調合した天然由来の誘引剤がダニを招き寄せて、吸水性セラミックで乾燥させて閉じ込めてくれます。

こちらの商品で捕獲できるダニは2種類です!

① ツメダニ

➁ チリダニ

これ以外のダニに効果はありません(会社に問い合わせをして、確認もしておきました)。

ツメダニ症で困っている場合、このダニを捕獲してくれます!

キャットフードはどうする?

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ここからは、フケが多い猫の食事をどうするかといった情報をもっと詳しくシェアしていきます!

ご存知の通り、猫は水分不足になりやすい生き物です!

その子によりますが、水をあまり飲まない猫もいますから、出来れば食事から摂取できるようにしてあげて、水分不足&栄養不足でフケが出てくる状態を避けてあげたほうが安心です!

方法としては、次の対策が考えられます!

☆ ドライフードの質を見直し、穀物よりもタンパク質&ビタミン&ミネラル&発酵食品などが多いものに変えてあげる

☆ ドライフードにウェットフードを足して水分を多くしてあげる

☆ ドライフードにぬるま湯を足して水分を補給する

☆ 茹でた鶏胸肉やささみをドライフードの中に混ぜてあげ、さらに茹で汁も足してあげる

☆ 自家製鶏ガラスープ、魚のアラの汁を作り、ドライフードの中に入れてあげるか、別の器に入れて飲ませる

猫のスープを手作りしよう! - 保護猫モモ&ナナのブログ!

☆ 手作りトッピングごはんを作ってあげる

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☆ 手作り猫ごはんを作ってあげる(我が家は夜だけこれにしています)

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人間もそうですが、普段から食べているものが体の細胞や臓器を作りますので、できるだけ添加物が入っていない、自然食材で食事を与えてあげることは、猫の脳の発達にも関係すると、やってきて個人的に実感していますので、健康、被毛の艶、ストレスに強いメンタルづくり、体調管理などに役立つので、できるところからで良いのでフードの見直しをしてあげてください。

ちょっとしたことが猫の健康に影響しますので、家猫の健康をどうぞ守ってあげてください。

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今回は、猫のフケが多いのは病気なのか?他にはどんな原因があり、取り方や対策などはどんなものがあるのかをシェアしていきました!