捨て猫、子猫の保護や育て方は?

 

捨て猫、子猫の保護や育て方は?どうしたらいいのでしょうか?

 この記事を書いているのは、naomiです。

 実は、2014年7月1日に、捨て猫の子猫を保護しました!本当に小さくて手の平に乗せても、まだ小さいと感じるほどの大きさしかない子猫で、保護したときは、目も見えていなくて、さらには、真っ黒い子猫だったのですが、まるで猫に見えず、こぐま?もぐら?と目を白黒させてしまうような、そんな風変わりな子猫だったんですよ!そんな、突然のような捨て猫との出会いによって、その日から、夫婦二人暮らしだったわが家は、大きな変化を経験することになりました!このブログでは、そんなもぐらか?こぐまにしか見えなかった、保護した時にはなんと!180gしか体重がなかった捨て猫だった子猫のモモの成長や、一緒に暮らす中で知ってきたことなどを、シェアしながら、多くの猫ファンの方に、出来るだけ有益となる情報を提供していければと思っています!

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 *保護した頃のモモ

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まずは、捨て猫だった子猫のモモを保護した後から、始まった、育て方についての模索などを含めて、理解してきたことなどをシェアしていきます!どうぞよろしくお願いいたします!

 最近では、捨て猫や野良猫などを、保護団体や個人などが保護して、里親探しをするという活動をする、有り難い人たちが増えて、公園などや、普通の住宅街で、捨て猫や野良猫を見る機会も、ぐんと減ったなぁと感じている人も多いかもしれませんね。

 そんな中、ある日、まるで何かに出会わされたかのように、偶然?いえ、必然のように捨て猫や野良猫を拾った!なんて人もいるのではないでしょうか?

 この記事では、そういった、ある日突然、まるで一瞬で恋に落ちる一目惚れのごとく、小さな野良猫、子猫などと出会ってしまい、保護したのだけれど、猫と接したことがないから、育て方はどうしたらいいんだろう?と思っている方や、知ってはいたけれど、そんな育て方もあるんだという、目からの鱗が落ちるような情報などを、お届けしたいと思います。

 捨て猫や子猫などを拾ったといっても、その子が、生後何ヶ月であるかで、育て方などは違ってきますよね?ですから、この記事では、一般的に、捨て猫となっているのは、生後2週間後から、4週間であるといわれているので、この年代の子猫を保護したという考えで、育て方についてなど、詳しく見ていきたいと思います。

 まず、一般的には、野良猫などを拾った場合、すぐに獣医さんなどに連れて行き、何か病気や怪我、お腹に虫がいないかなどを、見てもらったほうがいいと言われていますが、見た目的に、大きな怪我や異常が見当たらなければ、とりあえず保護して、一旦家に連れて帰って、様子を見るというのもひとつの方法です!子猫の状況によりますので、見た目的に、目がただれていたりなどする場合は、すぐに獣医に連れて行くことが大事です。

 確かに、病院に連れて行くというのは、常識的な発想としては、安心ですし、何かあったとき、命の危険などから守ってくれますから、この辺りは、捨て猫や子猫の保護をした人の責任として、どうするかを決めることが必要ではないかと思われますが、これは、子猫に慣れた人とそうでない人では、違いが大きいので、慣れていない方は、子猫を保護した後、獣医に診せてしまうほうが、色んな意味で安心ではあるかと思います。

 最初に書いたように、私も、捨て猫の子猫を保護して育てていますが、拾った時期が真夏で、さらには子猫は生後、多分10日から2週間ほどで、状況的に、捨てられてすぐだったため、目も見えておらず、歩くこともおぼつかない状態で、ぐぅ~ぐぅ~寝ていたため、とりあえず保護し、家に連れて帰ってミルクを与えたりしながら、一晩様子を見ていたのですが、その後、元気にすくすく育ち、今現在、半年ほど経ちましたが、一度もまだ病院に連れて行っていませんが、非常に元気に育っています。

 私自身も、人生の中で、様々な経験や学びをする中で、病院に行ってすぐに薬を渡されたり、何が入っているのか、きちんとした説明もないまま、勝手に注射を打たれるなどされてきた経験などから、そういった、一方的なやりとりの医療などは、なんだか違うのではという理解をしてきたために、今回、捨て猫の子猫を保護した時、獣医に連れて行くという選択をしませんでした。

 家族が幼少時代から、多くの子猫と接しながら、保護してきた経験を持っていて、身内に獣医もいたため、こういう決断を下すことが出来ました。

 あなたが、そういった経験がなく、不安要素が強い場合は、出来るだけ早く、獣医に診てもらうほうがいいとは、個人的にも思います。

 私の場合は、子猫の育て方については、家族がよく理解していたため、その後は順調に捨て猫だった子猫も育っていき、今では、遊んあげないと、文句を言うほどのやんちゃぶりを発揮しています!もう・・・手に負えない(笑)だけど、可愛くてたまりません!

 この、獣医に見せるかどうかは、もちろん命に対する責任もありますから、ご自身でいろいろと調べてみられて、保護後に連れて行くかどうかを、決めることが大事ではと、ちょっと医療に頼り過ぎの現代社会に生きる人たちに、一つの提案としてシェアします。

 そもそも、捨て猫や子猫などは、野生の動物でもありますから、人間が介入しすぎる医療については、個人的に、本当に大事な時だけ、使っていけばいいのではと思います。

 捨て猫の子猫を保護した時は、次のようなことを、しっかりと、気をつけて見てあげることが大事です!

 1・・・目がただれたり、目やにが出ていないかどうか?

 2・・・くしゃみをしていたり、鼻水が出ていないかどうか?

 3・・・耳の中は汚れていないかどうか?ダニがいると、子猫でも非常に痛がったり、耳をかいたりしますので、よく注意してみてあげてください。

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そして、野良猫の子猫を保護したからと、洗ってあげようと思って、すぐにお風呂で綺麗にしないように気をつけましょう。

 まだ、子猫の場合、しかも、捨て猫で置かれていたときは、弱っていて体力が落ちている場合が多いかと思いますので、ノミなども気になるかもしれませんが、2日ほどは様子を見て、心配であればやはり、獣医に任せるのが一番安心ではありますね。

 もし、保護した時に濡れていた場合は、タオルなどでくるんであげてください。

 捨て猫や子猫を保護したら、まずは連れて帰って、箱などの中に、毛布やタオルを敷いてあげてください。(このとき敷いたタオル等は、出来れば子猫が家に慣れるまでは取り替えたりせず、自分の匂いのついたものを、そのまま置いておいてあげてください。そうすることで、子猫も安心して眠ることができます。私は、夏場だったこともあり、途中でタオルを洗おうと、取り換えてしまい、家族に指摘を受けました。子猫も、タオルが変わり、匂いがなくなったことで戸惑っていたので、この辺りは気をつけたいところです!)

 そして、まずは母親猫と離されている子猫の場合、体温調整がまだうまく出来ない時期なので、まずは保温をしっかりとしてあげましょう。

 捨て猫の子猫を保護して、タオルなどを敷いたダンボールを用意したら、そこに寒い時期なら湯たんぽや、ペットボトルに、人肌程度のお湯を入れたものを入れて、子猫を寝かせ、上からタオルなどをかけてあげてください。

 捨て猫だった子猫の場合、母親から離れた時間がどれくらいか、ちょっと分からないことが多いので、出来るだけ、保温に気をつけてあげましょう。特に寒い時期は、命に関わります!子猫に必要な温度は、30度だと言われていますから、湯たんぽなどのお湯も、熱すぎないように、だけれども、冷めすぎても子猫の身体にとっては、非常に命と直結するので、この辺りは、出来るだけ、この温度に近い状態で、温かい部屋で、安全に過ごせるように気を配ってあげてくださいね!

 保護した捨て猫の子猫の様子が、特に怪我もなく、目もただれたりしていない、健康な状態であれば、まずは安全な環境に置いてあげて、保温してあげ、4時間毎に授乳をしてあげる必要があります(後ほど、生後どれくらいかで、ミルクの与え方も違うので、そういった情報を書き加えてあります)。

 子猫は、その子によるのですが、生後1ヶ月ほどで離乳食を食べ始めるので、それまでは、ミルクを飲ませますが、くれぐれも、家にある牛乳を与えるのは避けましょう!完全肉食動物である猫は、脂肪分の多いお乳を飲むと、下痢をしてしまう場合もあります。そうすると体力も落ちてしまいますので、必ず、子猫用の粉ミルクなどを、きちんと与えるようにしましょう。

 まず、ペットショップや大型スーパーなどで、保護した子猫のために、哺乳器を購入してあげてください。

 *我が家ではこの哺乳器を買いました

森乳サンワールド 哺乳器細口乳首 スペア付き

森乳サンワールド 哺乳器細口乳首 スペア付き

 

  もし、あなたの住む地域で、すぐに子猫用の哺乳器などが手に入らない場合、スポイドを使って飲ませるという裏技もあります!器官に入ってしまい、子猫がむせてしまわないよう、気をつけながら与えるようにしましょう。

 まずは、脱水を起こさないように、ミルクを飲ませるようにしてあげてください。

 子猫によっては、捨て猫だった時に保護した後、ぐったりとして、一晩ぐっすり眠ってしまう子もいますので、出来る限りのことはしていただきたいのですが、あまり神経質にならず、捨て猫だったのに、子猫として頑張って生きている姿を信頼してあげながら、見守り、あまりミルクを最初は飲まなくても、心をかき乱されないようにしましょう!

 *ミルクはこちらを購入

ワンラック (ONE LAC) キャットミルク270g

ワンラック (ONE LAC) キャットミルク270g

 

 わが家で保護して、育て方などを伝授してもらった捨て猫の子猫ですが、捨てられてすぐだった時に、非常にタイミングよく保護したため、状態も良く、夏だったこともあり、保温に気を使いすぎることもない時期だったという、ラッキーずくめでもあったので、子猫は、安心できる寝場所を確保したと理解したのか、保護した日は、一晩中ぐっすりと眠っていて、ミルクもほとんど飲みませんでした。

 保護した時期が夏場だったので、脱水症状が出ないかは心配しましたが、野生の力は素晴らしいですね!次の日からは、ミルクをどんどん欲しがり、哺乳瓶に喰らいつくように飲んでくれたので、ホッとひと安心しました。

 


保護したミルクを飲む猫の赤ちゃん - YouTube

この、子猫用の哺乳器ですが、口をつけて飲む、ゴムの部分の穴が小さいので、もしミルクを飲んでいる子猫が、上手に飲めないようであれば、はさみなどで、穴を広げてあげてください。

 あまり大きく開けすぎると、ミルクが出過ぎますから、子猫の口に一気に流れ込んでしまうと、違う意味でうまく飲めませんので、気をつけてあげてくださいね!

 捨て猫を保護して、ミルクを与えようと思った時、どれくらいの量をあげればいいのか、困ってしまいますよね!簡単に、それらについてシェアします。

 まず、生後1~5日目の子猫の場合、1日に6~8回ほど与える必要がありますので、一回の量は2g~4gです!6~10日は、4gを5~6回ほど。

 11日~15日になると、6gを4~5回、16日から20日は、8gを4~5回、21~25日は、12gを4~5回、26日~30日と31~35日は、16gを3~4回与えるのが基本ですが、わが家の捨て猫だった子猫は、身体が小さく、メスだったので、これも個体差がありますので、かなり少量を、数回に分けて飲んでいましたので、あくまでもこれらの量は目安です!

 捨て猫は、その時の状況や、その子の性格や体格などで、食事量も変わりますので、そのあたりは、様子を見ながら与えるようにしてあげてください。

 そして一番大事なことは、子猫にミルクを与える時に、その都度きちんと作ってあげるというものです。

 作り置きしておいたり、冷たいものを与えるのは、お腹を壊す原因となりますので、やらないように気をつけましょう!そして、温度も大事です!お湯の温度は、35~40度が適温となりますので、愛情を込めて作ってあげてください。

*動画を作りました参考になれば幸いです

 保護した捨て猫に、まずやってあげることは以上のことです。

 ここからは、育て方についてや、子猫を飼って行く中で、必要なものを揃えていくために、まずはどんなものから用意していけばいいのかをシェアしたいと思います。

 まず、育て方で一番重要なのは、トイレです!これは、お店に行くと、子猫用や成猫用などと、分けて売られているのですが、すぐに大きくなってしまうので、出来れば、長く使える大きなもの、成猫用を用意すればいいと思います。

 子猫用のトレイなどは、すぐに不要になりますし、無駄な出費でもありますから、長く使えるものを用意してあげて、大きな容器にたどり着けるように、なにか足場を作ってあげるなどの、工夫をしてあげればいいでしょう!ペットショップに、子猫が上がっていけるような、ステップ台なども売っていますが、それも、そのうち要らなくなるので、家にあるもので代用できたり、作れるのであれば、そうしてあげたほうが、飼い主の人にとっても、楽しい作業となりますし、子猫にも、その思いやりは届くでしょうから、いい関係が築けると、個人的には思います。お金で買える時代だからこそ、一手間をかけてあげる愛を与えられる関係は、個人的にも素敵だと思いますよ!このトイレですが、容器などを、すぐに用意出来ない場合は、家にあるダンボール等で作ってあげてください!

 育て方については、いろんな説や、やり方などが出ていますから、基本的なことだけ、ここでは書き出しておきます。

 トイレの砂ですが、様々なタイプのものが売られていますが、わが家では、長年子猫から成猫まで、多くの猫と暮らしてきた経験を持つ家族がいたので、育て方をよく知っていたので、どれがいいのか聞いたところ、ひのきで出来ているものが、比較的扱いやすいと言われて、それを使っていますが、これは、散らばりやすいというデメリットがあります。

 メリットは、おしっこなどがすぐに固まることで、子猫の排泄状態が、目に見えて分かりやすいことです。

 そして、人間のトイレに一緒に流せるので、掃除なども、扱いが楽であること!おしっこなどが固まっているので、どこに汚物があるのかすぐに分かるので、掃除をしやすいというのが、かなりメリットでもあります。

 猫砂に関しては、飼い主さんが、いろいろと調べて、保護した子猫との相性を見ながら探っていかれることが大事だと思います。

 育て方の中で、子猫に必要なものは、まずは爪とぎ、そして、おもちゃなどもあると喜びます!ただ、猫は飽きっぽい性格なので、最初はおもちゃでよく遊んでも、そのうち同じものでは、飽きて遊ばなくなりますので、そうしたら、別のものを、予算に応じて与えてあげたり、紙をまるめたものを、放り投げるだけでも、おもちゃ代わりにして遊んでくれますよ!ペットショップに売っているものは、意外と高額だったりするので、100円ショップや、自作で作るという手もあります!

 爪とぎですが、出来れば立てかけられるタイプのものがオススメです!育て方に迷われる方も多いと思いますが、猫の習性や、長年一緒に暮らしてきた家族の経験から、下に置いておくよりも、壁などに固定して立てかけてあるほうが、猫の習性にあっているため、よく爪とぎしてくれるようです。

 保護した猫と、一緒に暮らせる人は、育て方について、本などで学んでみたり、他の方のブログ記事などを参考にされるなどしながら、猫の健康に害のないよう、あなたのやり方を採り入れてもいいと、個人的に思います。

 捨て猫だった子猫を保護して、半年ほど経ちましたが、育て方といっても、普通で当たり前なことを淡々とやっているだけです。

 猫はとても綺麗好きなので、トイレの掃除はこまめにしてあげてください!基本的には、子猫のうちは、よく遊びますから、出来るだけかまってあげて、よく遊んであげると、性格の可愛い猫に育っていくと言われています。

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この辺り、育て方は、人間と同じですよね!しっかりと愛情を与えられた子供は、安心して成長していきますから、性格的にもひねくれにくいとも言われています!子猫も人間も、同じ生き物ですから、基本は同じなんですよね!

 このブログでは、今後どんどん猫の情報をアップしていきますので、楽しみにしていてくださいね!

 最後に、育て方について、獣医の力を借りるという部分においては、もう飼い主の考え方や、生きる姿勢で選択すればいいと思います。

 個人的に、子猫の育て方は、ずっと一緒に猫と暮らしてきた家族がいるため、お任せの部分もあり、獣医に頼りっきりにするような育て方はしていませんが、こればかりは、子猫の性質や病気があるかないか、健康状態によって違いがありますので、臨機応変に対応されることをオススメします!

 捨て猫は少なくなりましたし、子猫を保護したりする状態も、昔に比べると減りました、育て方などもネット上に多く情報が載っていますので、後悔のないよう選択してください。

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