キメラ猫ビーナスちゃん顔が2つになる理由は?「動画も見れます」

 キメラ猫ビーナスちゃん顔が2つになる理由は?「動画も見れます」

今回ご紹介する動画は、キメラ猫のビーナスちゃんと名付けられた、顔が2つに見える珍しい?猫の映像をシェアしたいと思います。

2015年で6歳になるメスの猫で、2009年にノースカロライナ州の酪農場で保護された、元は野良猫だったのですが、現在の飼い主さんにもらわれて、家族として幸せに暮らしているようです。

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なんと、キメラ猫のビーナスちゃんのFacebookには、世界中からファンが集まっていて、30万人以上のファンを持っているといわれていて、ただの野良猫だったのに、現在ではビーナスに似たぬいぐるみも発売されるほど有名なキメラ猫として、多くの人から親しまれているようです。

*一番最近の動画です

家猫の遺伝に詳しい、カリフォルニア大学デービス校の教授、レスリー・ライオンズ氏の話によりますと、キメラ猫はそれほど珍しい存在ではないようです!

ちなみに、ビーナスちゃんは動画を見ていただくと分かる通り、オッドアイで、左目が青で右目が緑です。

日本では、オレンジと黒が混じった猫のことを、サビ猫と呼びますが、これを英語にすると、tortoiseshell(トータスシェル、トータシェル)と呼びます。

三毛猫のことをこのように呼ぶ場合もあります。

多くの報道では、ビーナスのことをキメラ猫だと情報発信しているのですが、この遺伝子に詳しいライオンズ氏によると、ビーナスは必ずしもキメラであると言えないと話していて、遺伝子検査などをしないとはっきりと分からないと語っています。

神話に出てくるキメラとは、怪物でキマイラとも呼ばれていて、いろんな動物の部位を寄せ集めた体を持っていることから、見た目がこんな感じですから、ビーナスはキメラ猫と呼ばれているようです。

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猫のキメラは、2つの受精卵が融合したことで、2種類の異なる遺伝子を持つ猫が誕生すると考えられています。

ですから、もしビーナスがキメラ猫であるとするならば、左右で違う遺伝子が出てくるはずなのです。

では、ビーナスがキメラ猫でない場合、どんな理由でこのような顔になっているのか、その理由が気になりますが、ライオンズ氏によると、単なる偶然ではないか?

もしくは、顔の半分全体の細胞で、黒い毛色になる遺伝子がランダムに活性化して、もう半分はオレンジの毛色の遺伝子が活性化してしまい、ちょうど顔半分のところで、2つの毛色がぶつかったという理由が考えられるようです。

そしてビーナスの不思議なところはもうひとつあって、猫の目の色は、緑や黄色が多いのですが、青はシャム猫など、体に白い毛が多い猫に現れるのが特徴なのです。

よく見ると分かりますが、ビーナスは胸の部分に少し白い毛があるのですが、これだけでは、ライオンズ氏は、この子が青い目を持つ理由として不十分だといいます。

なので、実はビーナスの存在は、ちょっとした謎とされているのです!

その後、検査をしたのかどうかは分かりません、Facebookをのぞいてみると、どうやらキメラであると証明されてはいないようです。

なにはともあれ、キメラ猫であろうとなかろうと、見た目はどう見てもキメラですから、それでいいのではないかと、個人的に思いますが、あなたはどう感じますか?

動画で横顔を順番に見るとしみじみ思いますが、なんともいえない不思議な顔をした猫だなと、思わず動画を見入ってしまいます。

世界にはいろんな猫がいるんですね!

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