猫のノミ、駆除や対策!フロントラインは効くの?

猫のノミ、駆除や対策!フロントラインは効くの?

1 ノミの駆除の方法は

2 薬やフロントラインは効くのか?

3 ノミ対策はどうする?

4 人間に害はあるの?

 

この記事では、猫の天敵と言われるノミの駆除方法や、対策などの情報をまとめていきます!

なぜこの記事をまとめようと思ったかというと、ある日突然、野良猫などを保護する人もいるかと思ったからです、そして我が家も例外ではありません!

偶然に、また子猫を保護する可能性もありますし、何が日常で起こるか分かりませんから、困ったを解決出来る情報をシェアしておくと、なにかと便利ではないかと考えたからです。

一年前保護した猫は、捨てられたてホヤホヤ&見つけるのが早かったため、ノミもついていないだけではなく、健康にすくすく育ってくれました!

ですから、新しいノミ駆除対策などの情報をまとめておいて、これまでの経験や古い情報のアップデートをしておこうとも考えましたので、なにかにお役立ていただければと思います。

ノミの駆除の方法

まずは、猫のノミの駆除対策について、どんな方法があるのか?理解していきたいと思います。

ノミは猫の病気の原因にもなりますから、できるだけ早く駆除することが大切です!

猫につくノミはネコノミと呼ばれていて、これが体内に寄生すると、猫は痒がってしきりに体をかきむしったり、ひどくなると下痢をしたり貧血、皮膚炎を引き起こしてしまうので、一刻も早く猫のノミを駆除する対策をたて、実行してください!

他には、ツメダニ、毛包に寄生するニキビダニ、シラミなどがいて、猫に寄生するのは成虫だけで、メスとオス両方が血を吸います!

メスは吸血した後、皮毛の中に卵を産み、猫の体から落ちて周囲の環境に巻き散らかされて、幼虫、さなぎになって成虫となり、ふたたび猫の体に寄生することになります。

しかも、ノミは猫の毛や家の室内でどんどん繁殖していくので、見つけ次第徹底的に駆除することが、対策としては重要になります!

それでは猫のノミの駆除や対策について情報をまとめてご紹介します。

● 専用の薬を使う ● ノミ取りクシやシャンプーを使用する

● ノミ取りパウダー ● ノミ取り首輪

● 部屋を徹底的に掃除して、猫を閉め出しバルサンをたく

ざっとまとめると、これがノミ取り駆除の対策になるかと思います。

一般的には専用の薬を使う方が多いようですが、多頭飼いをしていた家族は、手で取ったり、シャンプーなどをしたり、パウダーなどを使ったりしてあれこれと対策をしていましたが、昔の話ですから、現在はもっと医学が進んでいると思いますので、便利アイテムも増えていると思います。

ノミとりシャンプーは、シャンプーをすると、沢山のノミが出ていくのですが、結局猫の体に居残ったノミがまた繁殖していくので、あまり効果的ではないと、経験者の家族も話していて、獣医なども、ノミとりシャンプーは効果がなく、皮膚が弱い子は、皮膚炎になる可能性もあると指摘していて、近年は、やはり薬を使うのが効果的であると考えられています。

ノミ取りクシも意外と使えます、ただこれは気長にやることが大事なので、時間に余裕がある方なら出来ると思います。

カーペットなどについたノミを駆除するのに、ガムテープを使う方もいるようですし、シャンプーではすべてのノミが取れるわけではないので、薬を使うほうが効果的であるといわれています。

ノミ取り首輪については、効果があまりにないという情報ばかりが目立ちます。

表面にいるノミを駆除する効果はないと思ったほうが良さそうです。

家族はノミを潰したりもしたことがあるようですが、現在これはやってはいけない駆除方法といわれています。

何故なら、ノミを潰すと、卵が飛び散ってしまう可能性があるからです。

ノミを見つけたら、台所の洗剤などにつけて退治する方法や、水の中にいれて溺死させてしまうと安心です。

薬やフロントラインは効くのか?

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猫のノミ駆除方法と対策が分かったところで、薬やフロントラインは効果があるのかどうか?

薬が一番効果を発揮するといわれていますが、もちろん副作用などもありますから、長期にわたって投与し続けることは出来ません。

一般的には1回、多くて2~3回の投与で治療は終わるため、副作用がそれほど問題となることはないと考えられています。

猫の体に現れる副作用ですが、下痢、嘔吐、食欲不振、さらには、薬によっては、妊娠していることに気づかずに使用してしまった場合、胎児に奇形が生じることもありますので、メス猫の場合は、薬を与える時期や量などに注意が必要です。

では、どんな薬が効果的なのか、詳しく情報をまとめていきましょう

フロントラインですが、獣医師の間でも最も優れている、ノミ、マダニ駆除剤だと評価が高い薬です。

単純に猫についたノミだけを駆除するだけなら、フロントラインを使えば、かなり効果が高いといわれているのですが、近年、これにプラスした商品が開発されて、フロントラインプラスという薬が開発されたのですが、こちらは、さらにノミの卵の孵化や成長まで阻害するので、より効果的な駆除が出来ますので、再寄生や繁殖などを予防します。

獣医やペットショップオーナーからの満足度も、80%以上と高い確率で支持されていて、猫のノミに効果的であると現場では実証されている薬となっています。

基本的には獣医の指導の元で購入するのですが、アマゾンや楽天で購入可能になっています!

ノミが動物に寄生して産卵するまで、24~48時間かかるといわれていて、フロントラインは、投与した後24時間以内に、猫に寄生するノミを、なんと!ほぼ100%駆除してくれるすぐれものです(どこかの回し者ではありません、情報をきっちりとお届けしているだけです、使用した方の情報を後で書いてありますので、そちらの情報を合わせて読んで判断されてください)。

使用方法ですが、猫の首筋(肩甲骨の間)に垂らすだけなので、とても簡単です!

こうすることで、24時間以内に全身に行き渡ります。

安全性ですが、ノミやダニの中枢神経にだけ強く働きかけるため、なんと、妊娠中&授乳中の母猫や、生後12週の子猫に投与しても安心で安全だという試験結果が得られていますので、非常に安心して使える薬となっています。

なんでもホームセンターや、ペットショップやスーパーなどで扱っている他のスポット製品は、効果が薄いといわれているようですが、調べてみると、これらの商品は、動物病院と製薬会社のタイアップなどの関係もあるので、一概にどうこう言えないものもあるようです。

医薬部外品(医薬品と化粧品の中間にあたるもので、効果が緩やかなもの)ですので、動物病院で処方される薬よりは効果は薄いといわれていますが、使用されたことがある方などのレビューを見ると、これで十分だったという方もいますので、心配ならいろいろと調べてみるといいのではないかと思います。

結局欲しい情報は、人によって微妙に違いがありますので、出来る限りこの記事でまとめられるものを集めていきますが、より細かい選択になると、飼い主さんによって違いがあると思います。

ただ、確実に効果が実感できるという意味においては、フロントラインを使うと良いという意見があり、要は飼い主さんがどうするか?という選択に任されるということになるかと思います。

動物病院で処方してもらう薬だけではなく、現在では、「ノミ取りホイホイ」という商品などもあり、これは家の中のノミを取り除いてくれるもので、口コミなどを見ると、効果が高かったという意見も見られます。

アース・バイオケミカル 電子ノミとりホイホイ

アース・バイオケミカル 電子ノミとりホイホイ

 

 多くの方は、まずは獣医にかかり、薬を処方してもらって、その後はネットなどで同じものを購入するようですが、いろいろと調べると、フロントラインについても、効果がイマイチだとかまったくダメだったという意見も数多く見かけましたので、メーカー側としては100%駆除すると謳ってはいますが、猫によって結果には違いがあるといえるようです。

フロントライン、フロントラインプラスの他に、フロントラインスプレーがあり、こちらは、猫の体全体に噴霧するタイプのもので、即効性と持続性にすぐれていると、メーカーが説明しています。

こちらを使用するときの注意点は、粘膜や、目、口などには直接噴霧しないよう気をつけ、猫の体から10~20cm離してから体に噴霧してください。

換気の良い部屋で行うようにして、その後は自然乾燥させます、間違ってもドライヤー等を使ったりしないようにしてくださいね。

もちろん容量や用法は守って、使用するようにしてください。

注意事項として、副作用が出る場合があるので、どんな症状が出るのかシェアしておきます。

皮膚の赤発、乾燥、アルコール様中毒症状、脱毛などが見られることもありますので注意してあげてください。

レボリューションという薬もありますが、これはノミの成虫を駆除して、卵の孵化を一ヶ月間防ぐことが出来ますが、皮膚の弱い子は、毛の一部が禿げてしまうことがあるようです。

もちろんその後きちんと毛は生えてきますが、フロントラインが良いという方と、レボリューションが良かったという方に分かれるようです。

獣医の話によると、レボリューションは、薬としての効果は悪くはないようですが、ノミ駆除というよりも、仔犬や子猫の耳ダニや疥癬などの治療に使うことが多いので、ノミやダニの予防という点においては、フロントラインなどのほうが使いやすいという見解も出ています。

アドバンテージスポットという薬もあるようですが、こちらも利き目がある猫とそうでない子がいるようです。

フロントラインが効かない人に、こちらを勧めてみたら効果があったという方もいて、もしフロントラインがダメなら、他の薬を使ってみるのも手です。

他にはプログラムAという錠剤で、食事に混ぜて摂取させる薬もあります。

これが一番効いたという方もレビューにいらっしゃり、何が効果を発揮するのかは、猫によって違いがあるようです!

ノミ対策はどうする?

ここからは、ノミ対策についてどうしたらいいのか?情報をシェアしていきたいと思いいます。

一番ノミに注意が必要なのは、梅雨時期から秋口だと言われています!

その理由は、ノミが発生しやすい温度や湿度になるからです。

猫につくノミは、気温18度以上で、湿度が70%以上の環境になると発生しやすくなり。この時期が発生のピークになると言われているからです。

ただ近年は、冬でも暖房器具が発達して室内が暖かいので、一年中猫のノミ対策は必要だといわれています。

猫の毛や寝ているところに黒い小さい粒(ノミの糞)があれば、ノミがいる証拠、白い卵が見つかることもありますので、注意して見てあげてください。

ノミ対策ですが、普段から外に出さず徹底して家猫として、一緒に暮らすというのが一番のポイントなりますが、近年家猫だろうと、ノミがつくという症例も増えているようですから、家猫だからといって安心は出来ないようです!

他には、普段から猫と暮らす家の中をきちんと掃除して、ノミやダニが発生しにくい環境を整えておくこと、これが一番のポイントになります。

他には、薬用粉をまくという手段がありますが、「アース・バイオケミカル・薬用ノミ・ダニ退治」という商品が、レビューなどを見ると、かなり効果があるという情報がいたるところで見られ、しつこいダニ退治に良いといわれています。

さらに、普段から家の換気は朝晩の2度は必ずするようにして、湿気が家の中にこもったりしないように清潔に整えるように気を配りましょう。

日がよく入る部屋などは、しっかりと太陽の光を室内に入れて、殺菌するようにするとさらに効果的です!

ノミやダニは熱に弱いので、太陽の光が入ってくる家なら、毎日自然の力を借りて、家の中を清潔にしながら、風通しのいい状態にたもち、ホコリやチリなどをためておかないようにしてあげることが大切です!

猫が使っているベットやクッション、タオルがあれば、それも洗えるものなら洗って天日干しをするようにしてあげてください。

人間に害はあるのか?

猫に寄生するネコノミは、人間にも伝染る、害のある寄生虫です!

では、人間にはどんな害があるのか?

まず、痒みを引き起こし、そこをかくことで細菌感染してしまい、ひどくなるとみずぶくれのような症状を引き起こすことがあります。

他には猫ひっかき病という症状があらわれることもありますが、これは、発熱や頭痛、リンパ節の腫れなどが起こります。

これは、ノミが媒体となって、バルトネラ・ヘンセレという菌に感染した猫から他の猫へとこれを感染させてしまいます。

この感染症を持った猫にひっかかれたり噛まれた飼い主に、症状が現れるものです。

これに感染した猫には症状がほとんど現れないのでわかりにくく、飼い主に症状が出るまで気付かないことが多いといわれています。

ノミのいる猫と一緒に暮らした経験がありますが、刺されたことはなかったので、大量発生するほどひどい状態にならなければ、このような状態になることはないと経験からはいえますが、猫ひっかき病などは、状況によりけりではないかと考えられますので、もしノミなどが大量発生してしまった場合、やはり普段から家の掃除を徹底するなどして、清潔な空間にしておくよう心がけることが大切ではないかと思います。

お互いのストレスを軽減させるために、もしいま一緒に暮らしている猫にノミがいたら、次のような対策をすると思います。

まずフロントラインなどの薬を使いつつ、猫の状態によりますが、必要であると判断すれば、シャンプーでノミをある程度追い出して、ノミ取りクシでノミを取り除き、家の中は徹底的に掃除しつつ、ノミとりホイホイを置いて、駆除するようにして、一気に徹底的にやってみるかと思います。

岡野 ONS 高級ノミ取り櫛 小

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 幸い我が家の猫は完全室内飼いで、他に動物は人間しかおりませんので、今のところ、ノミに悩まされたことはありませんが、以前一緒に暮らしていた猫にノミがいて、家族はこまめに取り除いたりしていましたが、それほど大量発生した記憶はありません。

家を出来る限り清潔に保つ工夫はやはり大事なポイントになると考えられますので、もちろん猫のトイレなどもこまめに掃除をし、家全体を清潔に保つことは必要となるかと思います。

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今回は猫のノミ駆除や対策、フロントライトは効くのかどうかなどの情報をまとめていきました。