アメリカンショートヘアの値段や性格、色の種類は?
アメリカンショートヘアの値段や性格、色の種類は?
1 アメリカンショートヘアってどんな猫?
2 アメリカンショートヘアの色の種類は?
3 アメリカンショートヘアの子猫の値段は?
今回は、アメリカンショートヘアについての情報をまとめていきます!
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アメリカンショートヘアってどんな猫?
アメリカンショートヘアの基本データ | |
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英表記 | American Short Hair |
誕生国 | アメリカ |
誕生年 | 1961年、CFA認定は1977年 |
公認団体 | CFA・TICA |
原種 | 雑種 |
毛種 | 中くらいの短毛種 |
毛色 | シルバータビー、ブラウンタビー、レッドタビー、ブルータビーなど |
目色 | 被毛の色と準ずる |
平均体重 | オス4.5~5kg、メス3.5~4kg |
日本でも大人気の、猫の種類であるアメリカンショートヘアって一体どんなタイプの子なのか?
以前一緒に暮らしたことがあるアメリカンショートヘアは、今から400年前にイギリスに渡るメイフラワー号に、ピューリタンと共に乗り込み、イギリスからアメリカに渡った短毛種の猫が、大人気でもあるアメリカンショートヘアのルーツであると考えられています。
ペットというよりは、当初はネズミや害虫などを狩るための、ハンターとしての役割を担ってもらうために、人間が重宝していたといわれています。
アメリカを開拓していった人びとと共に生きて、数をどんどん増やしていたのですが、その後は、ハンターとしての役割ではなく、人間の癒やしや喜びの対象としてかわいがってもらう愛玩動物となりました!
アメリカンショートヘアが、CFAと呼ばれる、世界最大の愛猫協会で、猫の品種改良をして、純血種の遺伝的欠陥を排除した、各種血統猫の健康促進を最大の目的としている団体に登録されたのは、1906年になります。
この後から、他の短毛種がアメリカにどんどん入ってくるようになり、これらの猫と混合される恐れがあったため、アメリカンショートヘアという名前を「ドメスティックショートヘア」と改名したところ、MIX(雑種)というイメージを与えたため、人気がガタ落ちとなってしまいます!
ブリーダーが異種交配を禁止したのですが、なかなか人気が復活せず、1950年代に入ってから、アメリカの短毛種をブリーダーがペルシャと交配させて、1965年に名前をアメリカンショートヘアに戻したところ、見事人気が復活したという歴史を持っている猫です!
人気が復活した後は、すぐに「キャット・オブ・ザイヤー」を受賞して、厳選された交配を繰り返していきながら、現在のスタイルになったといわれています。
日本では「アメショー」なんて名前で親しまれている猫ですが、英語圏では「マウサー(mouser・・・ネズミ捕り動物)」という変わった名前で呼ばれることもあります。
元々自然淘汰という形で進化してきた種類のなので、ハンターとしての能力にすぐれていて、現在でも獲物を捕る習性が強く残っているタイプの猫です。
ですから、人間がこのアメリカンショートヘアを家族に招き入れたとしたら、活発に遊んであげるといいといわれています。
見た目の特徴は、体つきがセミコビータイプ(四肢、胴、足がやや長め)で、顔が丸く、引き締まった四肢を持っていて、マズルは頑強で、皮毛はとても厚く、短く密生していてゴージャスです。
↓ボディタイプについてはこちらを参考にされて下さい
性格は穏やかで陽気、そして屈強で冒険好き、人間に対しては甘えん坊でやんちゃな面もあります。
他の動物や子供とも仲良く出来るので、とても飼いやすいため、日本でも大人気の種類となっています!
一般的にはシルバータビーが人気ですが、色については次の項目でご紹介していきます。
現在日本でも大人気のアメリカンショートヘアがこの国へ入ってきたのは、1980年代以降だといわれています。
やや太りやすいと言われていますので、運動量が豊富だからといって食べたいだけ食べさせていると肥満になるため、食事量のコントロールをしっかりとして、太らせないように気をつけてください。
アメリカンショートヘアは最初の頃から様々な種類の猫と交配をしてきたので、比較的遺伝的疾患は少ないタイプの猫だと言われています。
純血系の猫はMIXなどに比べると寿命が短い傾向にあるのですが、アメリカンショートヘアは平均15年と長生きの傾向があるといわれています。
アメリカンショートヘアがかかりやすい疾患として有名なのは、ワクチン誘発性繊維肉腫と、肥大型心筋症があります。
ワクチン誘発性繊維肉腫とは、ワクチンを打ったことが原因となって繊維肉腫が発生してしまい、発生した部位によって内蔵などの機能障害が起こることです。
ワクチンを打った後に免疫がなんらかの反応をしてこれが起こると考えられていますが、原因はまだはっきりとしていません!
この症状は進行が早いので、腫瘍が認められたら手術をしなければならないようです。
一緒に暮らしていたことがあるアメリカンショートヘアは、体中に腫瘍がボコボコ出来る持病を持っていたと家族から聞いていましたから、コレだったのだなと改めて記事にして理解出来ましたが、手術をすることなく、ほぼ寿命を全うしました。
日々ストレスもなく、多頭飼いの家の中でのんびり暮らしていたことが良かったのかどうか?理由は分かりませんが、元気に毎日過ごしていたことを覚えています。
肥大型心筋症は、中年以降の猫に多い症状で、アメリカンショートヘアという種類では、重症化することは少ないと言われています。
症状は、心臓の回りの筋肉が肥大し、心臓の動きが悪くなり、不整脈によって突然死をしたり、血栓が発生したりするといわれています。
心臓の動きが低下すると、猫はあまり動かなくなってしまうので、もう歳だからと思いがちな年齢ですが、あまりにも動かないという様子が見られたら、動物病院などで診てもらうことも考えたほうがいいようです。
アメリカンショートヘアは、日本では1996年に、CFAジャパンが認可されました。
この種類の猫の手入れは、短毛種なので、一日一度ブラッシングやコーミングをしてあげる程度で大丈夫です。
個体によりますが、成猫になると6~8kgほどに成長します。
アメリカンショートヘアの色の種類は?
アメリカンショートヘアは一節には70~100色ほどいると言われていますが、すべてをご紹介するわけにはいきませんので、一般的に知られているものを中心に、色の種類などをご紹介していきたいと思います!
基本は多くの方がご存知のように、シルバークラッシックタビーやブラウンクラッシックタビーです。
他には、黒、白、クリーム、赤、青、ソリッドカラーやホワイトのバイカラーなどもあります。
認可されている色は30種類以上だといわれています。
● シルバータビー・・・一般的なタイプで、目の色はグリーンorヘーゼル
● シルバータビー&ホワイト
● ブラウンタビー・・・目の色はゴールド
● ブルータビー
● レッドタビー
● レッドタビー&ホワイト
● カメオタビー
● シェーディングシルバー
● パッチドタビー・・・メスにしか出ないカラーです
ここからはタビーではない色の種類(ノンアグーチ)のご紹介です!
● ブラック
● ブルー
● ブラックスモーク
● ホワイト
他にも数多くあると言われていますが、このように多くの色があるのが、アメリカンショートヘアの特徴の一つでもあります!
アメリカンショートヘアの子猫の値段は?
アメリカンショートヘアの子猫は、ペットショップなどでも頻繁に見かけることが出来、比較的簡単に手に入りやすい種類の猫だと言われています。
子猫の値段ですが、ペットショップなどでは15万円前後、ブリーダーなら10万円前後が相場だと言われています。
ペットショップやブリーダーは、動物を扱う上で必要な資格を持っていなければなりません。
このため、良質なブリーダーであるかどうかを見極めるチェック方法として、「動物取扱業」「動物取扱責任者」の資格を持っているかどうかをチェックしてみてください。
他には親猫の情報を出してこないとか、血統書を付けてくれないようなブリーダーは注意が必要だといわれています。
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この記事では、アメリカンショートヘアーについて、性格や色の種類、値段などについてまとめていきました!