猫の突然死!原因、病気、防ぐには?
猫の突然死!原因、病気、防ぐには?どうすればいいのでしょうか?
1 猫の突然死の原因は?
2 病気が関係しているの?
3 猫の突然死を防ぐにはどうすればいい?
4 猫の突然死で一番多い症状は?
意外と多いと言われる猫の突然死、個人的にも経験がありますが、ある日突然家族と一緒に暮らしていた可愛がっていた猫が、ぎゃっと言ったかと思うと、突然死んでしまったという出来事がありました。
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猫の突然死の原因は?
ネット上でも、朝から食欲があり、元気にしていたと思っていたのに、急に動かなくなったと思ったら死んでしまった!
なんて相談が寄せられていたりします!
一体何が猫の突然死の原因になっているのか?
● 回虫などの寄生虫 ● フィラリア症 ● 心臓麻痺(心筋症)
● 脳の血管障害 ● 農薬などの毒物 ● 怪我
● 中毒 ● 植物による中毒死 ● ウイルス感染
● アレルギー ● ストレス ● 熱中症 ● 肥満
子猫の突然死に繋がる原因には、回虫による寄生虫があると言われています。
成猫が回虫に感染してもあまり症状は現れないのですが、子猫が回虫に感染すると突然死してしまうこともあります!
フィラリア症などに感染すると、成猫でも、ある日突然死んでしまうことがあると言われています。
元々フィラリア症は犬の心臓に寄生する虫として知られていたのですが、近年猫にも寄生することが分かってきたのですが、元々猫の体はフィラリアの宿主ではないので、体内に大量に住み着くことは少ないといわれていますが、猫の心臓は犬のものより小さいので、フィラリアに感染すると重症化すると言われています。
フィラリアは、猫の肺動脈と心臓に寄生することが分かっていて、寄生されると心臓の壁や血管壁が厚くなるのです。
そうなると心臓に負担がかかりますから、脈拍も速くなります。
死んだフィラリアが血流に乗って肺の血管に詰まるので、猫の息は荒くなり、空咳を繰り返したり、呼吸が荒くなります。
猫はこの病気になっても症状があらわれにくく、元気がない状態や空咳が続いたり、突然吐いたりした後に、突然死してしまうこともあります。
ですが、猫がフィラリアに感染した場合、犬に感染した場合に比べてフィラリアの寿命が短く、ラッキーな場合は、症状を出すことなく自然完治してしまう場合もあります。
ですから、突然死となった子は運が悪かったとしか言いようが無いようです。
心臓麻痺も、猫の突然死の原因の一つとして取り上げらています!
原因は分かっておらず、メカニズムは人間のものと同じなのですが、心臓を刺激している電気系統が突然停止してしまうのです。
犬よりは少ないと言われていますが、猫の中には、生まれつき心臓に欠陥を抱えている子もいると言われていて、心筋症などの猫も、治療がうまくいっているのに突然死してしまう場合があると言われています。
生まれつき心臓に欠陥を抱えている猫は、100頭に1~2頭だと言われていて、シャム猫のように先天性の心臓病が多い猫もいます。
心臓の欠陥が軽い子は、ほとんど症状が表れないで一生を過ごす猫もいるようです。
このような状態で生まれてくる原因ですが、母猫の体内の中で心臓の発育がなんらかの原因で妨げられたと考えられていますが、はっきりとしたことは分かっていないのです。
心筋症で突然死を引き起こすこともあります。
肥大型の心筋症は血栓が出来やすくなりますので、猫が亡くなることも少なく無いといわれています。
心筋症の原因のひとつに肥満があげられているので、太り過ぎの猫を飼っている方は注意が必要であると考えて、獣医に一度診せてみて、このような重大な病気が潜んでいないかどうかをチェックしてあげると安心です。
他には脳の血管が血栓によって詰まったときに、突然死をしてしまう猫もいるようです。
家族が飼っていた猫はこれで突然死してしまいました。
脳や神経に先天的な異常がある猫などは、生まれてすぐに死んでしまう場合もあります。
農薬などの毒物を舐めたりした場合、口から泡をふいて突然死してしまうこともありますので、特に農家などで放し飼いにしているような猫には注意が必要だと言われています。
家族が可愛がっていた猫が、ある日外で突然死している姿で発見されたことがあったのですが、このときも口から泡をふいていたので、何か農薬などを口にしたのではないかという話になり、外に出て行く猫には注意が必要だと考えたようです。
怪我が原因で突然死する場合もあります!
外に出て行く猫は、たとえ怪我をしていたとしても、人間に隠す傾向があるので、飼い主が気づかないうちに悪化していき、突然死してしまう場合もあるようです。
例えば高いところから落ちて頭をぶつけた場合、脳内出血を起こしている可能性もあり、数日後に症状が現れて突然死してしまうこともあります。
猫は運動神経が良いので、怪我をしにくいのですが、外を歩きまわっている猫がいる家庭では、外で何が起こっているのか分からないので、戻ってきたら体を点検する癖をつけて、怪我をしていないかどうか確かめてあげてください。
中毒や植物による中毒なども突然死に関係している場合があります。
猫が中毒を起こして突然死する可能性の高い植物は次のものです!
● すずらん ● ジギタリス ● トリカブト ● ヒエンソウ
● イチイ ● イヌホウズキ● チョウセンアサガオ● ニオイバンマツリ
● ユリ ● チューリップ
これらの植物は、猫の命に危険を及ぼす影響が強いので、家の中に置いたりしないように気を配ってあげてください。
ウイルス感染は、ネコ汎白血球減少症などに、子猫や免疫力の落ちてしまったシニア猫が感染すると、突然死してしまう場合もあります。
アレルギーは、人間と同じ理屈になりますが、アメリカで、16歳の女の子がピーナッツアレルギーを持っていて、気をつけて生活していたのですが、ある日ボーイフレンドとキスをしたときに、彼がその前にピーナッツバターを食べていたのが原因で、アナフィラキシーショックとなってしまい、突然死してしまったというニュースが流れていました。
これと同じで、飼い主が気づかないなんらかのアレルギーを猫が持っていることで、それに接触したことで、アナフィラキシーショックを起こして突然死をしてしまう場合もあります。
アナフィラキシーとは、発症後にとても短い時間で全身にアレルギー反応が出るという状態です。
この状態になることで、意識障害や血圧の低下が起こり生命が危険になることをアナフィラキシーショックと呼びます!
症状が出る時間は猫によってや、アレルゲンによって違います。
アレルゲンとは、アレルギーの原因となる抗原物資のことです。
夏に熱中症を起こして突然死する猫もいますので、夏場は注意してあげてください。
病気が関係しているの?
肥満が原因で突然死するのは、肥満になると病気のリスクが高まるのですが、飼い主が気づかない病気が体内に潜んでいて、それが進行していったことによって、いきなり突然死してしまう場合もあるからです。
予兆のない突然死は、血管系の病気が関係している場合が多いという獣医の見解もあります。
そして、猫の突然死の中には、そう見える(突然死に見える)というケースも少なくないと言われています。
これは一体どういうことなのか?
実は体内で病気が進行していたのに、それが表面化せずに深いところで、静かに進行していたとか、複数の潜在的な問題が水面下で進んでいきながら、ある日マグマのように噴火して出てきてしまい、突然死したというケースも多いといわれています。
心筋症という病気も多いといわれていて、事前に検査をしないとこの病気を患っていることは分からないため、ある日突然亡くなってしまう子もいるといわれています。
猫などが突然死した場合、原因は解剖してみなければ分からないことが多いようですが、何らかの病気が関係していることもあります。
猫の突然死を防ぐにはどうしたらいい?
事前に予防するためには、やはり定期的に検査を行ったり、ワクチンなどをきちんと接種させることが重要だと言われています。
他には怪我などで突然死するのを防ぐためには、完全室内飼いにするという決断をすることも大事であると言われています。
もちろん中毒や植物中毒なども、どこで毛にこれらの毒性のあるものを付けてしまったり舐めたりするか分からない危険もありますから、室内で飼うというのを徹底するというのも、予防の一つとなります。
フィラリア症の予防は一ヶ月に一度背中に垂らす薬などを使います。
肥満させないように食事管理をすることも、予防になりますし、猫にとって害があるものに触らせないように、人間の薬や毒性のあるなんらかのものなどは、猫の手の届かないところにしまっておくことも大事な予防のポイントになります。
そして、先ほど書いた、猫に毒となる植物などを部屋に飾ったりしないようにすることもポイントになりますので、すずらんやチューリップ、ユリなども飾らないようにしましょう!
猫の突然死で一番多い症状は?
いろいろと調べていくと、どうやら猫の突然死で一番多いと考えられるのは、ケースにもよりますが、次の3つであることが分かりました。
➀ フィラリア症 ➁ 心臓発作(心筋症) ➂ 脳の血管に血栓が詰まる
原因としては、これらのケースが一般的に多いと考えられるようです!
飼い主さんがいくら日頃からこまめに観察をしていても、急に猫が亡くなってしまうこともあります、悲しみは深く、とても苦しいと思います、もしこの記事を読んでいる方で、猫を突然死で亡くした方がいらっしゃいましたら、心中お察しいたします、そして、お悔やみ申し上げますとお伝えさせていただきたいと思います。
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今回は猫の突然死の原因についてや、病気が関係しているのか?防ぐにはどうすればいいといった情報をまとめていきました。