猫アレルギーの症状、目や喉が!検査方法や費用は?
猫アレルギーの症状、目や喉が!検査方法や費用は?
1 猫アレルギーって何?原因は?
2 猫アレルギーの症状は?目や喉に出るの?
3 猫アレルギーの検査方法や費用は?
今回は、猫アレルギーの情報をまとめていきたいと思います!
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猫は好きなんだけど、猫アレルギーが自分にあったり、家族にあるため、この愛すべき生き物と暮らすことが出来ないと嘆いている人もいるようです。
猫アレルギーって何?原因は?
猫アレルギーとは、猫と接触することでくしゃみや鼻水、咳などの、花粉症によく似た症状を出すのです!
原因は、ヒスタミンと呼ばれる体内の化学物質によって引き起こされると考えられています!
猫の主なアレルゲンは尿や毛、皮クズや唾液だと言われていて、近年の研究では、唾液に含まれるタンパク質もアレルギーを引き起こすことが分かってきたようです!
さらに、これまで猫に触っても平気だったという人が、ある日突然猫アレルギーになることもあるようです!
なにがアレルゲンになっているのかや原因は人によって違うようで、毛が関係しているとか、猫から分泌されるホルモン、猫のフケ、ホコリや垢、カビなどが関係しているのではと言われています。
猫のフケは、かなり長時間空気中に漂っていると言われています。
これらが猫アレルギーの原因だと現代では言われています。
現代でもアレルギーの原因は分からないことが多いようですから、そうかもしれないという話になるようです!
そしてある説によると、アレルギーが起こる理由は、体内に入ってきた異物をその人の免疫機能が排除しようとするのですが、このときに頑張りすぎて体調を悪くする状態のことを言うのです。
このアレルギーを引き起こす異物を抗原(アレルゲン)と呼びます!
これを異物と感じるかどうかは、人の体質によって違いがあるので、猫アレルギーを起こす人とそうでない人が出て来るということになります。
そして現在、猫アレルギーのアレルゲンとしては、8種類が知られていると言われています。
● Fel d1・・・セクレトグレビンから構成されていて、現在の猫アレルギーの患者の90%がこれに反応しているといわれています。
● Fel d2・・・アルブミンでできていて、猫アレルギーの22%が、このアレルゲンに対するIge抗体を持っていたと言われています。
● Fel d3・・・シスタチンでできていて、猫アレルギーの60~90%が、このアレルゲンのIge抗体を持っていたそうです!
● Fel d4・・・リポカリンからできていて、猫の唾液に含まれています。
● Fel d5・・・IgAと呼ばれる免疫グロブリンからできていて、これも猫の唾液に含まれており、猫アレルギーの患者の38%がこのige抗体を持っているといわれています。
● Fel d6・・・IgMと呼ばれる免疫ブログリンの一種で、Fel d5と以下は同じです。
● Fel d7・・・2011年に発見された新しいアレルゲンで、猫の舌にある、「フォン・エブネル腺」から分泌されているリボカリンからできています。
● Fel d8・・・これも2011年に発見されました!ラセリンに似た物質からできていて、馬の汗や唾液含まれる「Egu c 5」というアレルゲンに反応します。
ちなみに、Ige抗体とは、免疫に関係したタンパク質である免疫グロブリンのひとつであり、健常者からは微量しか検出されません。
これを作りやすい遺伝子を持っている人をアレルギー体質だと表現します!
実は猫のオスのほうがアレルゲンとなりやすいと言われていて、理由は、オスを去勢するとFel d1(先程も書いたように、猫アレルギーの人の90%がこれに反応すると言われています)が減り、テストステロンという男性ホルモンを投与すると増えることが分かったからです。
これで、男性ホルモンを沢山持っているオスのほうが、アレルゲンの刺激が強いことが分かり、去勢して体内環境をメスに近づけることで、アレルゲンの産生する能力が低下する可能性があるのではと考えられています。
猫アレルギーの症状は?目や喉に出るの?
猫アレルギーは次のようなものが代表的です!
● 目の症状・・・かゆみ、腫れ、充血、涙
● 鼻の症状・・・くしゃみ、鼻詰まり、かゆみ、鼻水
● 皮膚症状・・・発赤、かゆみ
● 喉症状・・・喘息、痛み、咳
● その他・・・喘息のように咳き込む、花粉症のような症状、胸が締め付けられるように苦しい、唇の荒れ、吐き気などがあります。
なんでも、目や喉に顕著に症状が現れるようで、家族が中学生の頃、猫アレルギーを持っている友達が家に遊びに来ると、いつも目や喉をやられていたと話していました。
睡眠が不足すると、猫アレルギーの人は悪化する傾向があると言われていますから、しっかりと睡眠を取ることも重要だといわれています。
↓猫アレルギーの治し方や克服方法についてはこちら
猫アレルギーの検査方法や費用は?
自分や家族に猫アレルギーがあるかどうかを検査する方法について、ここからは情報をまとめていきたいと思います!
検査は一体どこで行うのか?ということですが、耳鼻咽喉科や内科、皮膚科、アレルギー科、で行ってくれるようです。
猫アレルギーの検査はできれば、アレルギー専門外来でやってもらったほうがいいと言われています。
なぜなら、専門医なら、アレルギーが見つかった場合、その後の対処などを含めてどう付き合っていけばいいか詳しく説明してくれるからだと言われています。
アレルギー検査の方法は、「RAST検査」が一番信頼性が高いもののようです。
方法は血液を採取してアレルゲンが何かを調べてもらいます。
料金は、保険が適用されるケースとされないケースによって違いがあり、保険適用の場合、アレルギー、一種類の検査費用は500~600円が相場だと言われているのですが、保険適用上限の13種類は調べることになるようですから、そうなると、3000円~6000円ほどかかるようです。
保険適用外となると、数万円などになり、病院によって違いがあるようです。
猫アレルギーの検査などは、お近くの病院などに詳しいことは問い合わせて費用については確認をされることをおすすめします!
他にも、猫アレルギーの検査をする方法がありますので、そちら情報もシェアしておきたいと思います!
自宅で自分で猫アレルギー検査が出来る、セルフチェックキットなども販売されています!
これは、猫アレルギー、犬アレルギー、ハウスダストがあるかどうか、この3種類が分かるセットとなっていて、指先から数滴血液を出すだけで簡単に調べられるキットになっています!
料金は、6480円、猫アレルギーかどうかを知りたいだけの方なら、こちらのお手軽なキットを使って検査するという手もあります!
購入すると、3~4日以内に発送され、3ヶ月位内に送り返すことが決まりとなっています。
プライバシーマーク認定企業が作成しているものなので、個人情報が流出する心配もないようです(100%とは言い切れない部分はあります)。
このキットを扱っている会社は、様々な病気の検査が出来るキットを数多く手がけているようです!
病院に行くの面倒だなという方もいらっしゃるかもしれませんから、一応情報としてシェアをしておきます。
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今回は、猫アレルギーの症状や検査方法、費用についての情報をまとめていきましたが、猫アレルギーの他の項目については、別の記事でまとめていきます。