猫の種類で耳に特徴のある品種は?
猫の種類で耳に特徴のある品種は?
世界には様々な種類の猫がいて、そして新しい種類の猫が発見されたり、自然発生で生まれてきたりしているのをあなたはご存じですか?
この記事では、そんな多種類な猫の中で、耳に特徴のある品種についてどんな種類がいるのかをまとめていきます!
いつも沢山のクリックありがとうございます人気ブログランキングへ
まずは耳に特徴のある猫には一体どんな種類がいるのかをまとめていきます!
● アメリカンカール
● スコティッシュ・フォールド
● スフィンクス
● ユークレイニアン・レフコイ
● コーニッシュ・レックス
● マンチカン
● ピーターボールド
● サバンナキャット
● エルフキャット
目立つほど耳に特徴のある種類の猫で、一般的なものといったらこれらの品種ではないかと思いますが、漏れがありましたら後に訂正して書き加えておきますので、まずはこのような種類ではないかと思います。
それでは一匹ずつ特徴を見ていきたいと思います!
アメリカンカールの耳は外向きにカールしているのが特徴となっています!
まずは写真を御覧ください。
この特徴的な耳は、突然変異で出てきたものだということですが、優性遺伝で、子猫の半分はこのような形になるといわれています。
生まれた時には普通の耳なのですが、特徴が現れてくるのは、生後2~10日ほどからとなっていて、個体差があり、一旦反りかえっても浮き上がってくる場合もあります。
大体アメリカンカールの特徴的な耳が完成するのは生後4ヶ月ほどです。
次はスコティッシュ・フォールド!
日本で大人気となっているこの種類の猫は、耳が折れ曲がっていることで知られていて、その様子がとてもかわいいことから、大人気となっています!
元々この猫の特徴であるこの折れ耳は、アメリカンカールと同じで優性遺伝で受け継がれる特徴になります!
そして、同じく生まれた時には普通の耳なのですが、スコティッシュ・フォールドは生後13日~23日にかけて耳がたたまれ始めると言われています。
この形になる耳を持つため、スコティッシュ・フォールドは耳の伝染病にかかりにくい種類の猫といわれています。
折れ耳同士の交配は障害を持った子猫が生まれてくるのでNGとされていて、交配する相手は耳が真っ直ぐな品種の猫に限られているのです。
スフィンクスは、御存知の通り毛のない猫になります!
1960年代に、カナダのトロントで突然変異で生まれてきた無毛の猫がスフィンクスの始まりであるといわれていますが、1970年代に、アメリカのマークスティン夫妻が「デボン・レックス」と交配させて生み出したのが、現在のスフィンクスの原型になるといわれています。
しかも、親は元々ロングヘア、この品種の猫から度々無毛の猫が生まれるようになったのです!
不思議ですね、見た目はまったく毛がないといった感じに見えるのですが、実はうっすらと産毛が生えています!
被毛が少ないので皮脂腺が発達しているので、ずっと同じ場所に座っていたら、その場所がしっとりと皮脂で濡れてしまうと言われていますから、愛猫として一緒に暮らしたいと考えている方は、こまめに皮脂を拭いてあげるようにすると清潔に保てます。
この種類の猫の最大の特徴は、被毛の部分ですが、耳が大きくて変わった形をしているのも特徴のひとつになります。
一説によると、映画「E・T」のモデルになった猫だと言われています!
宇宙チックな感じがしますが、猫の種類なのですから驚きます!
ユークレイニアン・レフコイは、スフィンクスと同じく無毛なのでスフィンクスと似ていますが、大きな特徴の違いは、耳がスコティッシュ・フォールドのように折れていることです!
ウクライナ産の新品種で、2004年1月に人為的に創りだされた品種になります!
ドンスコイという種類の同じく無毛の猫と、スコティッシュ・フォールドを掛けあわせて生まれたので、両方の特徴をきちんと受け継いでいるので折れ耳&無毛となっています。
ひじょうに性格は人懐っこいタイプで、他の動物と共生することも簡単なタイプだといわれています!
コーニッシュ・レックスも耳に特徴のある猫の種類になります!
一番の特徴は巻き毛なのですが、この種類の猫は突然変異で誕生しました!
まるでパンチパーマをかけているような、さざなみのような縮れ毛が最大の特徴で、なんと、ひげやしっぽまでカールしているのです!
耳は顔の小ささに比べて大きく立っていて特徴的でもありますが、知的な猫だと言われています。
コーニッシュ・レックスのレックスは、同じく突然変異で巻き毛で生まれてきたウサギ「アウトレックスラビット」から付けられているそうです!
猫で同じ巻き毛の種類として有名な「デボン・レックス」との遺伝的な関係はないといわれています。
マンチカンも現在日本で人気がうなぎのぼりになっている猫の種類です!
短い足が最大の特徴でもありますが、すべてのマンチカンが短足であるわけではないのです!
↓スコティッシュフォールドの血が入ったマンチカン
そして、普通の耳の子も多いのですが、アメリカンカールやスコティッシュ・フォールドのような耳の形をした子もいるのです!
短い足のマンチカンは、常染色体に自然発生的に出現してきた、優性突然変異で生まれてきました。
足が短いからといって、日常生活に支障があるわけではなく、活発に活動する猫として知られています!
ピーターボールドは無毛か短毛で生まれてくる猫の種類です!
ドンスコイとオリエンタルショートヘアーを交配させて人間が作り出した品種で、最大の特徴はやはり被毛です!
尖った耳も大きな特徴になるのですが、被毛のほうが目立ってしまっています!
この品種の名前の由来ですが、サンクトペテルブルク(St petersburg)で生まれた無毛(bald)の猫という意味の造語になります。
ピーターボールドは被毛の生え方によって「ボールドと「ヘアリー」の2種類に分けられます!
そしてさらにボールドは「ウルトラボールド」「ベロア」「フロック/シャモア」の3種類に分類され、ヘアリーは「ストレート」「ブラッシュ」の2種類に分類されています!
この中で、生まれてから亡くなるまで一切毛が生えてこない種類は「ウルトラボールド」になります!
サバンナキャットも被毛の柄が一番の特徴ですが、耳も目立つ種類の猫です!
1986年にベンガルのブリーダーだったジュディーフランクという女性が、サーバルと飼猫を交配させて誕生させたのが始まりだといわれる種類の猫です!
アメリカの一部では、野生ネコとして認定されているので、人間が飼育するのを禁止しているところもあるほど野生の性格が色濃く残っている品種だといわれています。
F1~F7まで種類が分かれていて、数字が小さいものほど野生の血が濃く残っているので、F1~F3を日本で飼育する場合は、都道府県知事の飼育許可が必要になります!
エルフキャットは、スフィンクスとアメリカンカールを交配させて生み出した品種なので、被毛がない体と、アメリカンカールから受け継いだ耳が特徴になります!
ほとんどのエルフキャットはスフィンクスと同じで被毛がないのですが、この2種類を交配させたことで、エルフキャットはとても健康に恵まれた体を持って生まれたのです。
とても知的で社交的な性格をしているといわれていて、アメリカンカールの遺伝病にもかかりにく体質を持って生まれてきました!
どうしても被毛がない特徴に目がいきがちですが、耳にもアメリカンカールの特徴が残されていて目立つ形をしている猫です!
↓お役に立てたのならポチッと♪
今回は、耳に特徴のある種類や品種の猫に関しての情報をまとめていきました!