猫が爪とぎする意味や理由は?
猫が爪とぎするのは当たり前な行動ですが、あらためて何故これをやっているのだろうかと、意味や理由を考えてら、こんな訳があったようです!
1 猫が爪とぎを始めるのはいつ頃から?
2 猫が爪とぎをやる意味や理由は?
3 猫の爪とぎの種類と選び方、置き方は?
猫が爪とぎをする、そんな姿は自然で当たり前、誰もがそんなものだと思っているのではないでしょうか?
ですが、一度、はてと、何故猫は爪とぎをするのかなと、その意味や理由について疑問を持つと、なんだかもんもんとしてしまいます。
今回の記事では、そんな疑問に対する答えをシェアしていきたいと思います!
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猫が爪とぎを始めるのはいつごろから?
まずは、生後どれくらい経つと、猫は自然な行動である爪とぎをするのでしょうか?
大体生後2ヶ月ほどから、きちんと爪とぎをし始めると言われていますが、これは個体差があるため、必ずこの時期にならないとやらないということではなく、もっと早い時期から、生意気に(笑)爪とぎを始める子もいます。
大体これくらいを目安に様子を見て、子猫が爪とぎをするような仕草を見せる前から、きちんと爪とぎを用意してあげてください。
猫が爪とぎをする意味や理由は?
それではここから本題の、猫はどうして爪とぎをするのかといった情報をシェアしていきます!
猫が爪とぎをする理由は、次のようなものになります!
● マーキング行為の一つ
● 自分のニオイをつけるため
● ストレス解消
● 元々ハンターなので、爪を鋭く尖らせておく必要があるから
● 古くなった爪を剥がして、新しい爪にしておくため
● 狩りの成功率をあげるため
● なわばりを主張している
● 気分転換
● 飼い主の気を引こうとしている
● 遊ぶ準備をしている
● 自己顕示欲のために、周囲へパフォーマンスをしている
● 背伸び&ストレッチ
● 自分にご褒美を与える行為
● 飼い主に甘えている
● 興奮を落ち着けている
猫の爪の周りにはニオイを出すところがあり、爪とぎをしながら、自分のニオイをつけているのです。
こうすることで、縄張りを主張して、ここは自分のテリトリーだと表現しているのです。
元々ハンターですから、獲物をゲットするために、爪を鋭く尖らせておく必要があり、いつ目の前に獲物が現れても対応出来るように、常に準備を怠っていないという理由もあります。
実は、獲物ゲットのために爪の手入れをしている猫は、次の理由から、前足の爪のみを鋭くしているのです!
狩りをするときは、猫は後ろ足でおもいっきりダッシュをしていき、そして飛んで前足で獲物を捉えますので、後ろ足の爪は尖っておらず、自分で噛んでお手入れをしています。
そんな理由や意味があるとは驚きですし、野生の本能は素晴らしい仕組みで出来ていますね!
爪とぎの周りに、古くなった猫の爪が落ちているのに気づいたことはありませんか?
古い爪が剥がれ落ちて、新しい爪にするためには、爪とぎをする必要があるのです!
ストレス解消をしたい時にも、猫は爪とぎをしますが、バリバリとおおきな音とを立ててこの行動をするときは、かなりストレスを感じているというときなので、気をつけて見てあげてください。
気分転換をしたいときなどもこれらの行動をしますが、我が家の保護猫は、人間と遊ぶときに、これから遊ぶぞーという感じで一度、爪とぎをして準備を整えて、跳びかかってきたりします!
普段から、遊んでくれと鳴き叫んで、よし遊ぼうと向き合うと、ちょっと待ってと、いきなり爪とぎを始め、準備する姿がいつも可愛くて、笑ってしまいます!
飼い主の気を引きたいという理由や意味で、この行動をする場合もあり、例えば、玄関にある革靴で爪とぎをしようとするので、それはやめてくれと辞めさせに行くと、遊んでもらっているという認識になるため、気を引きたい時には、飼い主が困るようなところで爪とぎをしてしまうことがあるので、もし、猫がやって欲しくないところで爪とぎを始めたら、構わないほうがいいのですが、大事なものに傷を付けられるのも困りますので、猫と暮らす場合は、そういったものは、手の届かない場所にしまうとか置くという工夫をしたほうがいいようです。
わざと飼い主の気を引きたいという理由から、爪とぎをお気に入りのものにするようになることもありますから、後であーあということにならないように、大事なものはしまう癖をつけて、猫との暮らしを楽しんでいただければと思います。
他には、野良猫などを観察していると、他の猫がいるときに爪とぎをする傾向があると言われていますから、自己顕示欲をしているという意味や理由もあるようです!
そして、我が家の猫も同じようにやっていますが、のびやストレッチのために、この行動をすることもあります。
バリバリと音を立てて爪とぎをしている猫は、これでストレスを解消しているので、無理やり辞めさせると、ストレスが溜まってしまいますので、好きなようにさせてあげてください。
この行動が、自分にとって気持ちよくなるご褒美みたいな行動でもあるといわれています、ですから無理に人間が止めると、非常にストレスを感じてしまいますから、そっとしておいてあげましょう。
そして、最近では、猫の爪とぎは、ストレッチをして体を伸ばすことや、フェロモンをこすりつけることのほうが重要だと考えられるようになっています。
確かに家猫として進化している猫に、ハンターのための鋭い爪はもう必要ないとは思いますし、泣く泣く家具を傷つけられることや、他の家族を守るために、猫の爪を手術する方もいるようです、そのことに関してまとめている記事は、こちらになりますので、参考にされてください。
猫の爪の切り方と手術やキャップについて! - 捨て猫がグルメ黒猫になったブログ!
爪とぎの種類と選び方、置き方は?
ここからは、猫の爪とぎについての情報まとめてきます。
2016年現在、爪とぎの種類は次のようなものがあります。
● 木材
● ダンボール
● 麻
● 布
● カーペット
そして、この中で、個人的におすすめなのは、やはり麻や木材です。
丈夫ですし、ダンボールではイマイチだと個人的には思っています。
自然界を見ると、猫は木などを使って爪とぎを行っている姿を見かけます、岩合光昭の世界ネコ歩きなどを見ていると、そんな姿がよく見られます!
ただ、その子によって好みの素材もあるようですから、試してみて、気に入ったと感じられるようなものを用意してあげると、他の場所でやらなくなると言われていますので、これでやると楽しいと猫が思ってくれるものを、設置してあげてください!
そして、これまで多頭飼いをしてきた家族の経験から、爪とぎは、先程ご紹介した素材のものがおすすめなのですが、ダンボールで出来たものは、購入した人の経験などを調べると、ゴミ(カス)がたくさん出るだけでなく、耐久性に欠けるという情報が、数多く見られました、猫と暮らしたことがある方なら、ダンボールは選ばないかなと思います。
近年、従来のダンボールの10倍は耐久性があるという、デザイン性に優れた爪とぎもあるのですが、取り替える頻度もかなり早くなるだけでなく、出るカスを片付けるのも大変そうですから、これらの情報も活用されて、最後は飼い主さんの考えで、選んであげてください!
爪とぎは猫の本能なので、辞めさせることは出来ませんし、トイレに行くのと変わらない自然な行為ですから、やらせてあげるのは普通のことですが、家猫がどこででも爪とぎをすると、家中ボロボロにされてしまいますから、きちんとした爪とぎを置いて、思う存分やれる環境を作ってあげましょう。
置き方ですが、猫が爪とぎをするときの基本の理由があるので、まずはそちらを理解していただき、置き方の情報をシェアしていきます!
● 以前やったことがある場所で爪とぎをする
● 猫の爪とぎは、やはり素材が重要
● 目立つ場所や物で、爪とぎをしたがる傾向がある
これを踏まえて、次のような置き方が、理想的だといわれています。
● 安定感がある、猫が体重をかけても動かない状態で置く
● 立てかけて縦方向に筋があるようにする
● 立てかけたとき、出来れば30cm以上の高さがある状態
● またたびなどのニオイで誘導する
● 猫が爪とぎをしたい場所へ置く
● できるだけ沢山置いてあげる
猫によっては、床に置いてある爪とぎでやるのが好きな子や、立てかけているほうが好みだという子もいますので、様子を見て、どちらが好みか見極めてあげてください!
ちなみに我が家の猫は、キャットタワーについている爪とぎとは別に、ここへ麻で出来たものを括りつけて、好きなところで思う存分出来るようにしています。
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今回は、猫が爪とぎをする意味や理由について、一体どんな情報があるのかを見ていきました!