猫は地震が怖い?ストレス?避難や行方不明になったときは?
猫は地震が怖い?ストレスや避難する方法、行方不明になったときはどうする?
1 猫は地震が怖い?
2 猫が地震でストレスを感じた時の避難方法
3 猫が地震にあったときに行方不明になったらどうする?
個人的にも、東日本大震災の被災者となり、あのときの恐ろしさ、大変さなどは身にしみてよく理解しています。
今回、西の熊本で起こった地震で、すでにネット上でも、飼猫が驚いて窓から飛び出し、行方不明になったという情報が出ていますので、猫は地震に対してどんな感覚を持っているのかといった情報などをまとめていきながら、なにかの参考にしていただければと思います。
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猫は地震が怖い?
実は、猫に限らず、動物は自然災害に関して予知能力があることは、昔から知られていますが、これを科学的にも証明している准教授が、日本にいるのです!
2016年4月16日の朝は、我が家の保護猫、黒猫のモモさんは、これまでそんな姿を見せたことがないのに、異常によく鳴いて、家族の私達を困らせたのです。
16日未明に起きた本震が起こる前も、かなり頻繁に鳴いていて、こちらを困らせていたのですが、どうやら猫には、地震を予知する能力があると考えられるようです!
あまりにもひどく鳴くので、こちらも対応に困ってしまうほどでしたが、翌日の17日なると、落ち着いているモモさんの様子を見ると、どうやらピークは過ぎたのではと考えられますが、まだまだ現地の人たちは、不安な時間を送っていると思いますので、十分注意されてください。
そして、猫のために微力ながら出来ることをさせていただきながら、応援させて頂きたいと思っています。
亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。
東日本大震災のときも、私達は余震などもあり、眠れない日々が続き、買い物にも事欠き、非常に不安を感じて過ごしたので、人事ではありません。
神奈川県厚木市にある、神奈川工科大学工学部機械工学科の矢田直之准教授が、猫などのいわゆるペットを使った地震予知研究を行っていて、日本以外の国外からも注目を集めているのです。
矢田准教授が、この研究を始めたきっかけは、今から20年以上前に、ゼミで学生から提案されたことがきっかけでした。
動物の異常行動に頼って、地震予知が出来ないかというところに注目して、この研究を始めました。
保護猫のミーとカイル姉弟が、首に歩数計を付けて、1日の行動を計測されています。
2015年時点では、猫の地震予知の的中率は、なんと7割なんだとか!
研究室には、昔から地震を予知すると言われるナマズの他に、肺魚、熱帯魚、砂ネズミも猫と一緒に暮らしていて、どの動物も、地震前に動くことが分かっているそうです。
東日本大震災のときも、猫のミーとカイルは、普段に比べて、実際に地震が起こる2日前に顕著に動いたことが確認されているのです。
ミーより普段からおとなしいと言われるカイルは、よく鳴いたといいます。
16日やその前から、モモが異常に鳴き続けたことも、どうやら関係していたようです。
日本愛玩動物協会が、阪神大震災後に、動物と暮らしている人たちに行った調査によると、犬で25%、猫で39%以上が異常行動を起こしたと言われています。
猫が異常行動を起こすとは一体どんな状態なのでしょうか?
● 異常に鳴く
● 子猫を加えて外に出ようとする
● 家の中を走り回り外に出たがる行動をが見られる
● 家族の人間を噛む
● 高いところに登りたがる
これらの行動が見られたら、1週間以内に大きな地震が来るかもしれないという意識を持ち、十分注意するようにされてください。
矢田准教授によると、猫のカイルやミーが、何に反応しているのかは、2016年現在の段階では分かっていないようですが、いわゆる第六感ではないかと考えられているようです。
非科学的に聞こえる第六感ですが、私達人間も、なんだか今日は嫌な予感がするとか、虫の知らせがするという感覚を感じることがあると思います。
それと同じものではないかと、矢田准教授は考えているのです。
これらの情報から、個人的に分析して考えた場合、猫は地震が怖いというよりも、自然からの情報をキャッチするのが早く、怖がっているわけではなく(もちろん個体差がありますから、怖がってしまう猫も中にはいると思います)、実際にドーンと地震が来た時に驚いて家から飛び出してしまって、行方不明になったりするのではないかと考えられます。
猫が地震でストレスを感じた時の避難方法
こればかりは、やはり普段から防災意識を高め、事前に様々なことを準備しておく必要があるのではと思われますが、猫が地震でストレスを感じているときに、避難する場合、注意することなどは一体どんなものがあるのでしょうか?
↓こちらも参考になれば幸いです
ネットで話題となり、猫が地震を経験したときに、ストレスを感じたときなどに効果的だった方法があるといいます。
それは、脇の下に手を入れ、人間が猫の体を揺らしてあげるという方法です。
これ、行った人の多くに効果があったということで、ネット上で話題となっているのです。
なんだ揺らしているのは家族かっという安心感が出て、猫がリラックスするということです。
まずはこれをやってみて、避難するときにはハーネスを装着して、洗濯ネットや、キャリーバックなどに入れて避難するようにしてください。
家族からびっくりして離れてしまい、行方不明になってしまう猫も多く、今回熊本地方でも、すでにネット上で逃げて行方不明になってしまった猫の写真をアップして、見つけた方は連絡くださいという情報がいたるところで見られます。
そして、本当に有り難いことですが、獣医会や、動物愛護センター、動物愛護団体のドックレスキューなどが、保護したり受け入れるので連絡をくださいと、情報提供をしてくれていますので、今回熊本で起こった地震で、犬や猫などの受け入れ体制を整えてくれているところをシェアしておきます。
● 福岡県獣医師会
● 動物愛護団体ドックレスキュー熊本
● 熊本市動物愛護センター・ハローアニマルくまもと市
そして、一般財団法人、「ペット災害対策推進協会」では、避難に同行させられない人のために、動物と一緒に泊まれる施設のリストアップをする予定だということですので、こちらで確認されてください。
熊本地方の地震災害について<支援活動を開始しました> « 一般財団法人ペット災害対策推進協会
ツイッター上にも、行方不明になった猫を保護して欲しいという、家族からの切なる思いが数多くアップされていますので、皆さんで拡散していただけたら幸いです
こちらで記事もまとめていきましたので、拡散していただければと思います。
熊本地震で行方不明になった迷い猫情報のまとめ! - 捨て猫がグルメ黒猫になったブログ!
熊本県の動物愛護管理では、保護した犬や猫の情報を、サイトに開示して、保護期間なども伝えてくれていますので、こちらでも行方不明になった猫を探すことが出来ます!
猫が地震にあったときに行方不明になったらどうする?
猫が地震で驚き、ストレスを感じて行方不明になったときは、すでに書いているように、ツイッターなどのSNSを使って、情報発信をしていくことも大事だと思います。
そして、事前に出来ることは、このブログでもリンクしている「ぺっとのおうち」というサイトで行っているサービスの、ペットプロフに登録をして、災害、事故、行方不明になった動物のために情報を事前に登録しておくという方法もあります!
↓登録は無料です!
これは、万一のときに備えて、大事な家族である動物の情報を、ネット上に登録しておくサービスです。
登録するのも、利用するのも無料で、ペットライフなどを、他のユーザーと共有できるサービスになります。
もし、今回のような地震や、なんらかの災害、事故、家から飛び出してしまい行方不明になってしまった動物がいる場合、ここに登録をしておけば、見つけて保護してくれた人が、こちらで情報を探し、該当する場合、連絡を頂けるというシステムになっています。
保護した動物に、なんらかのアレルギーや病気があるのなら、こちらに情報を提供しておくと、保護してくださった方も、対応しやすくなります。
このようなサービスを使うことも出来ます。
こちらのサービスは、動物の種類関係なく登録できますので、どんな生き物と暮らしていても使うことが出来ます。
いつどんなときに、何が起こるかわからない地震大国である日本に住んでいる限り、動物との暮らしの中で、どんなことが発生するか分かりません。
だからこそ、これらのサービスを活用しながら、出来る限りのことをやっておき、万が一のときに備えてあげてください。
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今回は、猫は地震が怖いのか、ストレスを感じる?避難するときの方法や、行方不明になったときにはどうしたらいいのかといった情報をまとめていきました。