猫の手作りごはんレシピ(ヒラメ)

猫の手作りごはんレシピ(ヒラメ)

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今回の、手作りごはんレシピの食材は魚のヒラメです!

カレイなどは我が家の猫にはあまり好まれないようですが、元々まだ若い猫なので、淡白な白身魚よりは脂の乗った青魚のほうがお好みですが、ダイエットをしていることもあり、白身魚に慣れてもらおうと奮闘しています。

 

今回は、家族にもらったヒラメ(アラ付き)を、モモ&ナナの手作りごはんのタンパク源に使用したので情報をシェアしていきます!

まずは動画をご覧ください♫

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それでは、材料のおさらいをしていきましょう。

皮付きヒラメの切り身、オートミール、オーガニックミックスベジタブル、スプラウトタウリンサプリメント、ヒラメのアラでとった出汁。

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それではヒラメの栄養から見ていきましょう!

カロリーは100g124kcal、1尾(275g)では341kcalになります。

余談ですが、ヒラメとカレイの違いですが、ヒラメは左側に目があり、カレイは右なので、これで区別をします!

そして、釣りの記録によると、体長1メートル程のものが居ることが判明していて、これを「ざぶとん」と呼んでいるんだとか!

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ヒラメの刺身は最上と言われていて、エンガワは食通から絶賛されるほど味の良い高級魚です。

そして、猫に必要なたんぱく質が豊富に含まれていて、さらに脂質が少ない高タンパク低脂肪の食材ですから、ダイエット中の猫にもおすすめです!

ヒラメの旬は10~2月で、選ぶときのポイントは、ぬめりがなく、身が厚い透明感のあるものです。

次の栄養素が含まれています!

● ビタミンB1、2

ビタミンB1は炭水化物をエネルギーに変えるときに必要な栄養素で、神経が集まる脳に栄養を送って正常な働きをするようにサポートをします。

これが不足すると、体内でエネルギーを効率的に使えないので、イライラや倦怠感を感じてしまいます。

皮膚や粘膜の健康維持もしてくれます。

ビタミンB2は、皮膚や粘膜の健康維持に役立ち、たんぱく質を体内でエネルギーにする働きがあり、代謝を助け、エネルギーとして燃やすときに必要な栄養素になります。

エネルギーを沢山消費するほど、この栄養素が必要になります。

不足すると、発育や成長の阻害をしてしまいます。

他には、皮膚や粘膜に炎症が起こりやすくなるのです。

● ビタミンC

体の細胞と細胞の間を結んでいる、コラーゲンというたんぱく質を作るときに不可欠なのがビタミンCです!

抗酸化作用もあり、活性酸素から体を守ってくれる働きがあり、不足すると抵抗力が下がるので風邪などを引きやすくなり、血管や関節が弱くなり、骨の発育が悪くなったり、壊血病などを引き起こしたりします。

● ビタミンD

油溶性ビタミンで、免疫力を高め、骨や歯を守ってくれます!

小腸や腎臓でカルシウムとリンの吸収を促進しますので、不足すると骨や歯の形成がうまくいかなくなります。

● セレン

免疫系を正常に保ち、体内の有害物質の排出を促す働きがあり、高い抗酸化力があります。

不足すると、関節症や生殖能力の低下、皮膚の乾燥や筋肉痛などが起こります。

● パントテン酸

水溶性ビタミンで糖質、たんぱく質、脂質の代謝とエネルギー産生に欠かせない栄養素です。

他には、免疫抗体、コレステロール、ホルモンなどの合成に関係していて、皮膚や粘膜の健康維持を助けます。

不足すると手足の知覚障害、成長障害、疲れ、頭痛などが起こります。

● カリウム

体内の内液に存在し、外液に存在するナトリウムとバランスを取りながら、血圧を調整し、細胞を正常に保ったり、常に一定している状態を体内に作り出す成分です。

カリウムには血圧を下げる作用があります。

● ビタミンE

脂容性ビタミンで、高い抗酸化力があるので活性酸素から体を守る働きがあり、アンチ・エイジングにも作用する栄養素です。

これが不足すると、細胞膜の脂質が酸化してしまい損傷が起こりますので、まれに神経障害、感覚障害が起こる場合があります。

過剰に摂取すると出血傾向があることが報告されています。

● DHAEPA

この2つの栄養素は青魚に多く含まれていて、生活習慣病の予防などに作用します。

DHAは、赤血球や血管の細胞膜を柔らかくすることで血流を促し、EPAは、血小板凝集抑制効果が高いので、血栓を作らせないので血流を良くします。

DHAは神経系の細胞の成分となり、脳の活動を活性化します。

EPAは主に血液に働きかけ、中性脂肪血栓が体内に溜まるのを防いでくれる役割があります。

もともとDHAEPAから作られるので、EPAをしっかりと摂取できていれば不足することはありませんが、逆にEPAは外からしっかりと摂取しなければなりませんので、サプリメントDHAEPAの含有量をチェックする時は、EPAの量に注目してください。

● たんぱく質

人間もそうですが、猫にとっても体を作る原料になるたんぱく質は欠かせない栄養素です。

免疫機能の向上にも関わっていて、不足すると感染症を発症しやすくなります。

生きていく上で特に重要な栄養素を、ヒラメはたっぷりと含んでいます。

● コラーゲン

主にヒラメのエンガワに多く含まれているコラーゲンは、たんぱく質の一種で、体の弾力やしなやかさを生み出してくれています。

血管をしなやかにし、関節をスムーズに動かし、肌のハリや弾力を作り、骨を丈夫にするなど、体内でさまざまな働きをしています。

● タウリン

猫にとって重要な栄養素であるタウリンは、アミノ酸になります。

血圧を正常に保ったり、肝臓の解毒作用を助け、心臓を強化するなど、さまざまな働きをしています。

● ナイアシン

エネルギー代謝を促進し、血流を良くし、約500種類の酵素を活性化する働きがあり、この栄養素が不足すると脂肪肝、倦怠感などが起こります。

この他にも、ヒラメには旨味成分であるグリシングルタミン酸イノシン酸、アラニン、リジンなどのアミノ酸を豊富に含んでいるので味が良いのです。

アラ汁を取ったときに実感しましたが、相当コラーゲンが豊富です!

エンガワに含まれる豊富なコラーゲンが、もっちりと汁に含まれているのが目に見えて分かり、これは濃厚だなと驚きました!

次はオートミールの栄養について御紹介しましょう。

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そもそも、オートミール自体が一般的な食材ではないと思いますので(我が家ではよく登場します)、一体あなたはなんですか?

オーツ麦から作られていて、これを脱穀してから蒸して潰したものです。

玄米よりも食物繊維が3・5倍、カルシウム5倍、鉄分2倍も含まれている栄養価の高い食材になります。

お米は炊く手間がかかりますが、オートミールは10分ほど煮ればいいだけで調理が簡単です!

カロリーは100gで380kcal、食物繊維のさまざまな作用からダイエットに役立つ食材だと言われています。

他にはビタミン、ミネラルたんぱく質も豊富なので、猫ごはんの食材として使うといろんな面で有り難い食材になります。

インスリン値が低いので食べた後基礎代謝がアップし、腹持ちも良いので、ダイエット中の猫にとっても嬉しい食材です。

炭水化物になりますが、脂肪になりにくいのです。

ミックスベジタブルについてはこちらで記事にまとめていますので、お役立て頂ければ幸いです!

猫の手作りごはんレシピ(魚、舌平目) - 保護猫モモ&ナナのブログ!

スプラウトの栄養はこちら!

猫の手作りごはんレシピ(牛肉) - 保護猫モモ&ナナのブログ!

タウリンサプリメントは、人間用だけでなく、犬や猫用も販売されています。

我が家はペット用のものを使いました。

詳しい情報はこちらでまとめていますので、お役立て頂ければ幸いです。

momosan.hateblo.jp

ヒラメのアラ汁の栄養を見ていきましょう!

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たっぷりのコラーゲンが入っているのは目で見てもすぐに分かります!

なぜ、猫に手作りスープを与えると良いのか、その理由などはこちらの記事でまとめていますので、お役立て頂ければ幸いです!

momosan.hateblo.jp

一晩置いておいたら、翌日は汁自体がもっちりとするほどコラーゲンが含まれているのがよくわかりましたので、相当アンチ・エイジング作用や、体のさまざまな部位への滋養として働いてくれます。

汁ですから吸収も速いですので、身を食べるよりも素早く体内に吸収されます。

滋養もたっぷりですから、人間&猫の手作りごはんとして共用も出来るので、ぜひ取って飲んでみてください。

体の内側からパワーが出てくるような、なんとも言えないエネルギーを感じますよ!

今回は、ヒラメを使った猫の手作りごはんレシピをお届けしました!