猫を殺すと罪になるの?
猫を殺すなんておぞましい話ですが、日本では何か罪になるのか、情報をシェアしていきます!
1 猫を殺すと罪になるの?
2 里親詐欺って何?
3 猫を殺すことで実際にあった判決例
4 猫に関することわざ
この記事では、未だに後を絶たない猫だけでなく動物への虐待など、殺すとどんな罪になるのか情報をまとめていきます!
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猫を殺すと罪になるの?
2017年現在、人間同士でも殺すことがある現実がある中で、日本では猫を殺すとどんな罪になるのかしっかりとご紹介しておきます!
はっきりと書いておきますが、猫を殺すのは立派な犯罪です!
日本には、動物愛護及び管理に関する法律があります。
これを略して動物愛護管理法と呼んでいますが、これは「人間と動物の共生する社会の実現」を目的とする法律で、人間による猫などの動物に対する支配を目的にしているものではなく「共生」が目的です。
この中で、猫は愛玩動物に指定されていて、これは飼い猫だろうと野良猫だろうと同じです。
基本原則第二条には、次のように書かれています。
「動物が命あるものであることにかんがみ、何人も、動物をみだりに殺す、傷つけ、または苦しめることのないようにするのみでなく、人として動物の共生に配慮しつつ、その習性を考慮して適正に取り扱うようにしなければならない。」
さらに、動物愛護管理法では、人間と動物が共生するために次のことを定めています。
★ 動物の健康および安全の保持
★ 動物の虐待および遺棄の防止
★ 動物の適正な取扱
猫を殺すとどんな罪になるのか見ていきましょう。
ずばり、猫を殺すと罪になり、2年以下の懲役、もしくは200万円以下の罰金になりあす。
そして、猫を虐待した場合、100万円以下の罰金!
一緒に暮らしている猫を衰弱させたり、世話をしないネグレストをした場合、100万円以下の罰金!
猫を捨てた場合も100万円以下の罰金になります。
さらに、他人の家の猫を殺すと、これ以外の罪では窃盗罪が加わります。
その死体を他人の家の土地に捨てた場合は、さらに不法投棄という罪が加わります。
猫を殺すために騒音を出したり、悪臭などを出して周囲の人達に迷惑をかけると、もっと重い罪を背負うことになる場合もあります。
それでは、猫を殺すつもりはなかったけれど、車で轢いてしまったという場合はどんな罪になるのか?
人間が一緒に暮らすペットは、日本の法律では物という扱いになっています。
ですから、この場合は器物損壊罪が適応されるのです。
これを解りやすく説明すると、他人の所有物を壊したという話になりますが、これは刑法261条で定められていて、次の罪になります。
「3年以下の懲役又は30万円以下の罰金若しくは科料に処する」
科料とは、罪を犯した人の財産を強制的に徴収する刑罰です。
日本の現在の刑法では、1000円以上1万円未満となっていて、比較的軽微な犯罪に対して科されます。
これが支払えない者は、1日以上30日以下の期間労役場に留置されます。
1999年までは、動物愛護保法では、飼われていない猫を殺す人に対する罰は罰金3万円が上限だったそうです。
どうやら、多くの動物愛護団体の方々の熱心な活動のお陰で、随分と厳しい罰が付けられるようになったようです!
個人的見解では、これでもまだ甘いと思いますが、あなたはどう思いますか?
里親詐欺って何?
近年、注目をあつめるようになった犯罪に、里親詐欺というものがあるといいます。
これは一体なんでしょうか?
保護団体や、里親募集をしている団体などに連絡をし、生涯大事に飼うからといって猫を引き取り、なんとその後殺すことを繰り返すという悪質な人間が存在しているというのです!
里親詐欺の目的は次のものになります!
★ 実験動物として販売する
★ 三味線の皮として販売
★ 毛皮や食肉として販売
★ 虐待、殺す目的
★ アニマルホーダー
アニマルホーダーとは、過剰多頭飼いをする人で、犬や猫が好きという以前に収集することで満足得て、さらに死骸に執着します。
世話をすることにも興味がないので、食事の世話もなにもしない、異常な動物コレクターのことです。
ドイツは動物愛護先進国なので、アニマルホーダーを精神疾患と考えて研究が進められているようです。
年代では中高年の女性が多いといわれています。
個人的経験ですが、以前夫の家族と一緒に暮らしていた家に、ある日迷い猫がやってきて、当時すでに猫が5匹くらいいたのですが、猫のニオイに引かれてやってきたのか庭をウロウロとしていました。
猫好きの義母が3日かけてなんとか捕まえ、家の中に招きいれたのですが、なんと片手が骨折していたのです。
義母の話では、もしかしたら近所で虐待をされていたのかもしれないということで、そんなことをする人がいることをこのとき初めて知りましたが、その後近所の男性が虐待していたということで逮捕されるという事件がありました。
その猫は、大事にされ、天寿を全うしました。
猫を殺すことで実際にあった判決例
2015年9月、アメリカカリフォルニア州サンノゼのカンブリアン・パーク近郊で、飼い猫が消えるようになる事件が起こりました。
後に居なくなった猫は死体で発見されたのです。
当時26歳のロバート・ロイ・ファーマー被告は、全部で21匹の猫を殺すという罪を犯しました。
彼には懲役16年という重い刑罰が下りました!
猫に関することわざ
ここからは、日本に昔から伝わる猫に関することわざをご紹介します。
● 猫を殺せば七代祟る
猫を殺すと子孫七代に渡って祟る、猫はそれくらい執念深い動物だという意味
※ 個人的に記事をまとめるのに情報を調べていって、非常に気分が下がる思いでいっぱいになりました。
猫を殺すと立派な罪になります!
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今回は、猫を殺すと罪になるのかといった情報をまとめてシェアしていきました!