猫のカフェイン中毒!症状は?
猫がカフェイン中毒になった場合、どんな症状が出るのでしょうか?
1 猫にカフェインはNGなの?
2 猫がカフェイン中毒になったときの症状は?
3 猫がカフェイン中毒になったときの対処法は?
4 猫のコーヒーがあるって本当?
5 カフェインを含む食物&飲み物
猫のことに詳しい方なら、この愛すべき生き物に与えてはいけない食物などについて詳しいのではないでしょうか?
まずは、猫にカフェインは与えて大丈夫なのか見ていきましょう!
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猫にカフェインはNGなの?
ズバリ言いますが、猫にカフェインはNGだと言われています。
人間と暮らす猫の中には、人間が飲んだコーヒーカップをペロペロと舐める子もいるようですが、これくらいならそれほど心配する必要はないですが、基本的にはカフェインが入っているコーヒーはNGになります。
カフェインには中枢神経を興奮させ、体調を悪くしたり中毒を引き起こしてしまう場合があります。
他にも、紅茶やお茶類などのカフェイン入りの飲み物もNGになります。
猫がカフェイン中毒になったときの症状は?
それでは、猫がどんな状態になったときに、カフェイン中毒を起こしているのでしょうか?
まず、どれくらいの量を摂取すると、猫はカフェイン中毒の症状を出すのでしょうか?
体重1kgあたり100~200mgほどのコーヒーを摂取すると、危険な状態になると言われています。
ただ、個体差がありますから、これよりも少ない量でも中毒の症状を出す場合もあります。
我が家の黒猫モモは体重が4kgですから、400~800mg飲んでしまった場合かなり大変なことになる計算になります!
↓ちなみにモモはコーヒーに砂かけをします(笑)
ただ、猫は水すらそんなに飲まないので、普通に考えてこれくらいの量のコーヒーやお茶などのカフェインが入った水分を摂取する可能性は極めて少ないと考えられます。
そして、紅茶の葉っぱを食べて死んでしまった犬もいると言われていますので、水分として摂取しなくても、葉っぱを食べるという可能性もありますので、猫が舐めたり口にしたりできる場所に、カフェインの入っているものを気軽に置かないように気を配ってください!
コーヒーに含まれているカフェインには、チョコレート中毒の原因となるテオブロミンに似た成分があり、これを体外に排出できない犬や猫にとって、カフェインは問題となります。
コーヒーには3種類の興奮物質が含まれています、それはすでに書いたテオブロミンとテオフィリン、カフェインで、脳を興奮させる度合いで言うと、カフェインが最強です!
それでは、カフェイン中毒を起こしたとき、どんな症状が出るのでしょうか?
★ 飲んで1~2時間以内に落ち着きがなくなる
★ 敏感にもなり、その後尿失禁や頻尿
★ 呼吸が荒くなって興奮気味になる
★ 嘔吐や下痢
★ ふらつき
ひどくなると呼吸不全や筋硬直、さらには痙攣や昏睡を引き起こし、亡くなってしまう場合もあります!
猫がカフェイン中毒になったときの対処法は?
吐かせることが有効だと言われていて、薄い食塩水を飲ませると吐き出しやすくなりますが、飲んだことが分かったら、自宅でどうにかしようとしないですぐに獣医に診断してもらいましょう。
病院では、有効な治療方法はなく、対処療法をするしかありませんが、輸液や安定剤などの治療を行います。
経口的な解毒のために、活性炭、催吐剤、浸透圧性下剤などを使用することもあります。
猫のコーヒーがあるって本当?
ちなみに、猫のコーヒーがあるのですが、一体どんなものなのかご紹介しておきましょう。
★ コピ・ルクア
これはジャコウネコの糞からとる、未消化のコーヒー豆のことです。
インドネシア語でコピはコーヒーのことで、ルクアは現地語でジャコウネコのことです。
ですから、ジャコウネコのコーヒーという意味になります!
独特との香りを持っていて、もちろん量も少ないので高額になります。
野生のジャコウネコの栄養源として、熟したコーヒーの果実は狙われやすく、果肉を栄養源にし、種子は排出してしまうのです。
現地の農民がジャコウネコの糞を探し出し、その中からコーヒーの豆だけを取り出してよく洗い乾燥させてから焙煎して飲みます。
ジャコウネコの腸内で発酵することで、独特の香りになるといいます。
世界一高いのですが、日本ではいくら位で手に入るのでしょうか?
Amazonで調べたら、100g4320円でした!
ちなみに、2017年現在では、人間がジャコウネコを農園の中で飼い、食事の中にコーヒーチェリーを混ぜて食べさせて排泄したものを収穫しているところもあるようです!
カフェインを含む食物&飲み物&その他
ここからは、もう少し詳しく猫にNGなカフェインを含んでいる食物や飲み物をご紹介していきます。
以外なものに入っていたりしますので、十分注意をしてあげてください。
☆ チョコレート(ココア)
☆ お茶成分が入っているお菓子類
☆ 抹茶の入っているふりかけ
☆ コーラ
☆ ペットボトルのお茶や紅茶
☆ エナジードリンク
☆ 栄養ドリンク
☆ アイスクリームなど
☆ シリアル(チョコレート味やココア味)
☆ プリン
☆ 眠気覚まし用のガム
☆ マテ茶やウーロン茶
☆ 風邪薬
☆ 解熱鎮痛薬
☆ 眠気防止薬
意外と知らないで、カフェイン入りのものを家の中の、猫の手がと届くところへ置いてしまうこともあります。
どれにカフェインが入っているのか、しっかりと目を光らせて猫に近づけないようにしましょう!
今回は、猫のカフェイン中毒の症状はどんなものがあるのか調べてシェアシていきました!