子猫が甘噛する理由は?しつけはどうする?

子猫が甘噛をする理由やしつけは必要なのか情報をまとめていきます!

1 子猫が甘噛をする理由は?

2 子猫が甘噛をするときはしつけが必要なの?

 

我が家の黒猫モモ、白黒猫ナナも、子猫のときには甘噛をしていましたが、どうして子猫は甘噛をするのでしょうか?

この記事では、子猫が甘噛をする理由やしつけが必要なのかといった情報をまとめてシェアしていきます!

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子猫が甘噛をする理由は?

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子猫が甘噛をする、痛いんだけどどうしてこんなことをするの?

かわいい盛りの子猫に、甘噛をされると意外と痛いし疑問に思ってしまいますよね?

もしかして人間のことが嫌いなのなんて感じてしまったり、物言わぬ子猫がやる行為なだけに、痛みも伴う甘噛には困ってしまう人もいるかと思います!

実は子猫が甘噛をする理由は、元々優秀なハンターである猫が、成長する中で本来なら親猫やきょうだい猫と甘噛をしあってその能力を磨いているからだと考えられています!

人間が母親やきょうだい役になってじゃれてくる子猫の相手をしてあげることで、そのうち甘噛をしなくなります。

我が家のモモ&ナナは、コミュニケーションのひとつとして子猫のときに甘噛をしていましたが、そのうちしなくなりました。

いろいろな情報が出ていて、人間が痛いと言う、しかめっ面をして痛いんだと分からせるなど、子猫の甘噛をやめさせる方法として情報発信をされている人もいますが、こればかりは子猫によって違いがあり、我が家のように自然に何もせずとも子猫のときにやっていた甘噛を気がついたときにはやめていたり、成猫になっても甘噛がやめられないという子もいるなど、状況は様々なようです。

生後2~3ヶ月頃はかなりやんちゃ盛りで好奇心旺盛、そして攻撃的な面がある時期でもあります。

動物学者のジョン・ブラッドショーによると、仔猫は生後6~8週間で、きょうだい猫に遊ぼうという特別な合図を使って誘うようになるそうです。

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そして、一人の人間にだけ育てられた子猫は、その人間に強い愛着を覚え、その子猫の頭の中ではその人間が母親の位置を占めることもわかっているそうです。

ですから、子猫が甘噛をしているのは、きょうだい猫と遊んでいる状態で、母親と認識している人間に対しても同じように遊んでいる状態と考えられるのです。

さらに、子猫の場合、歯の生え変わりで歯がかゆいため、何でもかんでも手当たり次第に噛んでしまうという説もあります。

狩猟本能が強いため、人間の手が獲物に見えるので甘噛をするという説もあります!

他には、吸い付き行動といって小さい頃のクセが抜けないため、布や人間の手を吸うという行動をすることが、甘噛となっている場合もあります。

ご存知のとおり、猫は母猫やきょうだい猫と一緒にいるときには、甘噛をしあって育っていきます。

これは愛情表現で、悪気はゼロです!

ただ単に子猫なので遊んでいるという場合もありますので、結局は子猫にとっての甘噛は攻撃的な面が強いわけではないと考えて頂けると安心感があります。

そして、雄猫ならネックグリップの名残がある可能性があります。

去勢していない雄猫は、交尾をするときにメス猫の首に甘噛をしますが、人間の手をこのメスに見立ててネックグリップをしている場合もあり、この名残を解消するためには、去勢することが大事です。

子猫が甘噛をするときにはしつけが必要なの?

 あまりにも子猫の甘噛がひどいと、しつけが必要な場合もありますが、理由によっては一時的なじゃれ合いである場合もあり、あまり神経質に考えなくても良いのではと個人的経験などからそう思いますが、しつけが必要な場合、次のようなやり方でやると良いと言われています。

個人的には一切しつけなどしませんでしたが、いつの間にか甘噛もやらなくなり、2017年現在3歳と1歳になりましたが、手で夫が遊んでいるときにたまに甘噛をする程度です。

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甘噛の理由は先程書いたものですから、猫によって違う面もあるかと思いますので、しつけについて情報をシェアしていきましょう。

☆ おもちゃを与えてそれを噛ませる

☆ 噛まれたら指をそのまま口の中につっこんで、猫が違和感を感じた瞬間すっと引き抜く

☆ 1分ほど無視をして、甘噛をすると遊んでもらえない、かまってもらえないということを覚えさせる

(※ これは、1分ほどで十分で、それ以上無視すると、結局猫はなにがいけなかったのか理解しないで勝手に遊び始めてしまい逆効果になります)

☆ 甘噛をしている子猫に向かって「痛い」「だめ」と大声で言う

☆ 子猫の時期はとっても活溌です!よく動きますし、遊んでくれとまとわりついてもきます、まさにエネルギーの塊なので、日中など起きている時間によく遊んであげて、持っているエネルギーを発散させてあげるようにしましょう。

そのときに、あまりにも甘噛が痛い場合は、軍手や手袋などを付けて痛くないようにして遊んであげると人間側も楽になります!

我が家は甘噛をされても、幼少時代から多頭飼いをしてきた家族が上手に遊んであげていたので、特別しつけをした記憶がありません。

人間との関係性もあると思います、もしあまりにも甘噛が激しい場合、普段からコミュニケーションをしっかりと取っているかどうか、遊んであげているかなどを一度振り返って考えてみて、あんまりかまっていないなという場合、寂しくて甘えていたり、もっとかまって欲しいという要望が甘噛になっているかもしれませんので、たっぷりと愛情を与えてあげてください。

猫はツンデレと言われますが、意外と甘えん坊です!

さらに寂しがり屋なところもありますので、繊細な猫の心をくんであげてください。

先程ご紹介した、動物学者のジョン・ブラッドショーの「猫的感覚」という書籍に面白いことが書いてあったのでシェアしておきます。

なんでも、「一匹だけで育った猫が、複数のきょうだい猫と一緒に育った猫と出会うと、通常より乱暴に遊ぶ」そうです。

「人間だけに育てられた猫はさらに不器用であまりにも攻撃的で、他の子猫に避けられてしまう。」

 

 

これ、我が家の黒猫モモのことそのまんまでした(笑)。

白黒猫ナナは生後2ヶ月まで母猫ときょうだい猫(雄2匹)と母猫のきょうだい、さらにそのきょうだいが産んだ子猫たちと賑やかに暮らしていたのですが、譲渡会に連れてこられて出会い、縁あって我が家にやってきました。

生後1週間~10日で捨てられていたモモは、哺乳瓶を使って人間が大事に大事に育てたお嬢猫で、あまりにもお嬢すぎるので他の猫が必要と判断し、ナナを引き取ってきたのですが、この書籍に書かれているとおり、子猫のナナと遊ぶ時かなり乱暴にしていて、ナナとあまり上手に遊べなかったのです。

できれば、子猫時代に2匹で育つと猫同士で甘噛をして加減などを覚えますから、あまりにもひどい場合は、多頭飼いを検討されると良いかもしれません。

そうすることで、甘噛の件は意外と解決する可能性もありますので、もし余裕があれば猫のためにもお友達を連れてきてあげると良いかもしれませんが、相性もありますので必ずしも仲良くなるとは限らない面もあることを付け加えておきます。

年が離れ過ぎているとやはり相性が悪くなる可能性が高く、老猫と子猫だと老猫が嫌がることが多いので、出来るだけ早い段階で一緒に育てたほうが安心です。

ベストは、きょうだい猫を2匹一緒に引き取るのが良く、血のつながりのある猫同士の結束はそうとう固く、動きも寝方も同じになるので、見ていてほのぼのするだけでなく、猫同士にとってもそのほうが安心感が高くなります!

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今回は、子猫が甘噛をする理由やしつけについての情報をまとめていきました!