猫の目やにが毎日?自然治癒はするの?
猫の目やにが赤い、黒いものが毎日出ている理由は?取り方や治療費、どんな目薬を使うのか?自然治癒はするの?
1 猫の目やにが毎日は多いの?
2 猫の目やにが赤い?黒い?違いは?
3 猫の目やにの取りかたは?
4 猫の目やには自然治癒するのか
5 目やにに効果のある目薬はあるのか
6 病気の場合の治療費はどれくらい
7 猫の目やに根本解決に向けたやり方
猫の目やにが毎日出てくるんだけどどうしてかな?
目やにも赤いのや黒いのが出ているけど、取り方や目薬はどんなものがあり、自然治癒はするのかどうか?
病気なら治療費はどれくらいかかるの?
という、猫の目の不具合について情報をまとめていきますが、多くのサイトがいわゆる西洋医学の獣医寄りの記事をまとめているので、このブログでは別の情報もシェアしていきます!
※ 学べば学ぶほど、実践して理解を深めれば深めるほどドツボにはまるのが人間です!
私も日々アンテナをはっていますが、分からないことだらけ、盲点もございますので分からことも多いですので、どうか教えていただければ幸いです!
猫の目やにが毎日は多いの?
猫の目やにが毎日出るのは多いのかという話ですが、体質によって出やすい子がいますし、整体的な観点から考えると特に体に病気や感染症がない場合の目やには、目のうんちと考える事もできると言われています。
排泄が活発になっているときも出やすいと言われていますので、一度獣医に診てもらい問題がないようであれば、新陳代謝が活発な面がある可能性も考えられます!
そして、猫の目やには涙の中に含まれている粘液に、古くなった細胞&目の中に入ったゴミなどが混ざって出来た老廃物である場合もあります!
目やにが出やすい猫の場合、次の問題が関係している可能性があります!
一般的な感染症などの詳しい情報は、他のサイトにいくらでも書いてありますので省きます!
➀ 水分不足
ドライのキャットフードを与えている場合、猫が慢性的に水分不足となっている可能性が考えられます!
➁ 栄養が不足している
猫にはタンパク質がとても重要です!
穀物が多いキャットフードを与え、おやつに植物油脂や添加物の多いものを与えている場合、猫の体の細胞を作る栄養のタンパク質、ビタミン、ミネラルが足りなくなっている可能性が考えられます
中医学では目は肝臓に関係していると考えられていますので、これらの栄養素の不足で、肝臓の機能に負担がかかっている場合、肝臓のバランスが崩れ目になんらかの症状を出すと言われています。
人間もそうですが、眼力と言われるように全身の健康状態は目に反映されるので、健康状態が悪くなっている可能性も考えられます!
➂ 肝機能が弱っている
キャットフードやおやつを与えすぎていませんか?
食べさせすぎは肝機能を弱らせる元になると、東洋医学的には考えられています!
人間も、たべすぎ飲み過ぎとなると肝臓が疲労してしまいます。
2018年現在、家猫として飼われている猫の様子をInstagramなどで毎日拝見してますが、とても太っている猫が多い事実に気づきます!
確かに、猫はころっとしているくらいが可愛くは見えますが、太らせすぎることによって人間よりも小さい臓器に負担がよりかかりますから、食事やおやつを与えすぎていないか一度チェックしてみてください!
こちらの記事も、お役立ていただければ幸いです!
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2018年5月現在、人間の医師の中には、普段から食べているものが原因となって病気や体調不良になっているという面があることを理解し、それを改善してもらうことで健康を取り戻せる人を増やしているところもあります!
この場合、糖質過多でタンパク質やビタミン&ミネラル&その中でも鉄分がかなり不足している人が多いことが、体調不良や原因が分からなかった病気の理由だったことなどが判明していることもありますので、栄養状態に関しては今一度何を与えているのか見直していくことが大事なポイントにもなります!
猫の目やにの原因が分からないということは、生化学的にはありえないと言われています。
症状が出ているのなら、それは=必ず原因があるということになるようですから、なんらかの理由があると考えて、西洋医学的な観点からのみ情報を得るのではなく、多方面から学んでいったほうが解決策が見つかる可能性が高まります!
➃ 化学物質や化粧品などの害の可能性
猫は人間よりも体が小さく、そうなると必然的に肝臓や腎臓も小さいので、そこへ化学物質(洗剤、芳香剤など)や人間が使う化粧品などの害などがかかってくると、解毒する能力にも限界がありますので、それらの影響で目やにが出ている可能性も否定できないと考えられます!
先程も書いたように、中医学では目と肝臓は繋がっていると考えますから、解毒が追いつかないため肝臓が弱っていることが、目のトラブルを招いている可能性も否定出来ません。
人間の体にとって特に大きな害がすぐに及ぶわけではない量の化学物質や、ケミカルなもので作られた化粧品などが被毛になどについて、それを舐め続けていることなどが原因となって、猫の目やにのトラブルが発生している可能性を考えて、今一度猫が暮らしている環境をチェックしてみてください!
➄ アレルギーがある
ハウスダスト、花粉症、食べ物などが原因物質となって猫がアレルギーを起こしているときは、目やに以外にもサラサラの涙やくしゃみなどを併発する事があります!
猫の花粉症対策!症状や治療法は? - 保護猫モモ&ナナのブログ!
➅ 猫の目やには、次のものが原因となっていることも多いです!
● 結膜炎・角膜炎
● 眼瞼内反症
● 涙道の炎症・狭窄・閉塞
● 猫風邪・ドライアイ・ぶどう膜炎
● 猫エイズ
猫にエイズ検査は必要?費用はいくらぐらい? - 保護猫モモ&ナナのブログ!
➆ 腸内環境のが乱れている
人間も腸内環境の悪化が原因で、なんらかの不具合を起こします。
猫も同じで、腸内環境が悪いことで目やにが治らないケースも多いという話もあります。
猫の腸内環境を改善する方法! - 保護猫モモ&ナナのブログ!
このあと、どんな食事を与えると効果的なのか、我が家のやり方をご紹介しますので参考にしてみてください!
猫の目やには病気?取り方と原因 - 保護猫モモ&ナナのブログ!
猫の目やにが赤い?黒い?違いは?
それでは、猫の目やにの色について、ここからは情報をシェアしていきます!
まず、猫が出す目やにで安心なものはどんな状態なのかをご紹介しましょう。
● 乾燥している
● 赤茶色や黒茶色
こんな色が寝起きについているのなら、問題ない新陳代謝で出てきたゴミだと考えられるので心配はないようです!
心配な目やにの色は、次のものになります!
☆ 黄色い
☆ 緑
☆ 白い
こういった色なら、感染症や結膜炎などの炎症が起こっている可能性が高いので、獣医に診断をお願いしましょう!
猫の目やにの取りかたは?
ここからは、赤い、黒い大丈夫な目やにの取りかたをご紹介していきましょう。
いくら新陳代謝だから安全だといっても、綺麗に取りのぞいてあげないと固まってしまい、別の炎症を起こしてしまいますから、出来れば気にしなくていい目やにの色でも、綺麗な取りかたで清潔にしてあげてください!
湿らせたコットンやガーゼで、優しく拭き取るという取りかたがおすすめです!
やり方は次の方法で!
➀ 指の腹に部分にガーゼなどを巻き付けます
➁ ぬるま湯で湿らせましょう
➂ すぐに取れない場合は、ふやかしながら何度か優しく拭いてあげてください
赤い、黒い目やにが付いているときに取り除くために使用するのはガーゼやコットン、ぬるま湯を使用して次のものは使わないようにしましょう!
◎ アルコールが含まれている人間用のウェットティッシュ
刺激が強すぎるので、猫の目に危険ですから使用しないように気をつけてください
◎ ペーパータオルやティッシュ
こちらは繊維が粗いため、目を傷つける恐れがありますので使用しないでください
爪でカリカリと取り除いたりすると、猫の目を傷つける可能性が高まるので、優しく取り除き傷つけないよう気を配りましょう!
子猫の目やに取り方や開かない時は?原因は? - 保護猫モモ&ナナのブログ!
猫の目やには自然治癒するのか
これまでご説明したように、猫の目の新陳代謝が原因で出てくる目やになら別に問題ないので、自然治癒するのかどうかすら気にする必要はありませんが、感染症やなんらかの炎症などが原因となって出ている場合、自然治癒はするのでしょうか?
軽い結膜炎などなら、清潔なガーゼで目やにを取ってあげて、温かい環境でのんびりと栄養を与えて生活させることで、自然治癒していく猫もいるようです。
ただ、熱が出たりぐったりしているなど、他の体調不良の状態も見られるのなら病院へ一度連れて行って診てもらったほうが安心です。
この記事では、西洋医学的な方法も大切だと考えていますが、自宅で出来る東洋医学的な方法もシェアしておきます。
先程も書いたように、肝臓の状態が悪化している可能性があるのなら、まずは猫の生活環境を化学物質などで汚染していないか、香水やアロマオイル、ケミカルな化粧品などを使っていて猫の体に負担をかけていないかどうかチェックしてください。
やはり、普段から食べているのものは人間だって健康と美容に大きな影響を与えるので、猫が普段から食べているもののCHECKもしてみてください。
目の健康に良いといわれる食べ物は緑の野菜、ベリー類、人参やヒマワリの種、ゴマだと言われています。
免疫力を高めるためにキャットフードを与えているのなら、鶏胸肉やささみを茹でたものと、茹で汁を混ぜてあげてタンパク質量と水分量をアップして、栄養を足してあげてみてください!
我が家の愛猫の黒白猫ハチワレのナナは、譲渡会で生後2ヶ月のときに、野良だった子猫の中の一匹だったのを引き取ってきました!
生まれてから2ヶ月間母猫ときょうだい猫、母親の姉猫&その子猫たちと一緒に暮らしていましたので、お腹に虫はいるわ、鼻からはなくそみたいなものが毎日出てくるわ、目やには出るわで最初は手入れがかなり必要でしたが、プレミアム・キャットフード&夜は手作り猫ごはんをあたえて、良質なタンパク質&たっぷりの水分が取れるように鶏ガラスープなどを食事に混ぜて与えていたら、綺麗に治りその後一度も再発していません!
黒猫モモは、生後1週間~10日のときに道端に転がっていたのを見つけ保護しまして、この子も最初は目やにを出していましたが、プレミアム・キャットフード&生後5ヶ月からは手作り食&鶏ガラスープなどを与えて食事の内容に気を配っていたら、たまに新陳代謝の目やにが少し見られることもありますが、まったく問題ない状態で2匹ともキレイなので、やはり栄養を見直していくことは、体力&免疫力に関係するので大事なポイントになると考えられます。
人間も風邪をひいて自然治癒させるためには、休んで栄養をしっかりと摂取して治します(人によるとは思います)!
猫の風邪、症状と原因!自然治癒はするの? - 保護猫モモ&ナナのブログ!
もちろん、獣医の的確な処置で綺麗に治るのならお願いしてもいいでしょうが、病院がストレスになり悪化する猫もいますので、食べ物&環境要因の見直しをしてあげることも自然治癒には重要だと考えられます!
目やにに効果のある目薬はあるのか
ここからは、猫の目やに効果のある目薬について情報をシェアしていきます。
基本的には獣医の診断を受け、医師から処方してもらったものを使うのが安心だと考えられますが、市販のもので効果のある目薬をご紹介していきましょう!
まず、情報を整理しますがあなたの愛猫の目やにが、結膜炎や感染症などが原因で出ている場合と、なんらかの病気が潜んでいることで出ている場合では対処方法が異なると考えたほうが安心です!
市販品の犬&猫用の目薬は、次の症状に効果があると言われるものになります。
● 結膜炎
● 結膜充血
● 角膜炎
● 涙腺炎
● 眼瞼炎
● 外傷性眼炎
もし、これ以外の理由で猫が目やにを出している場合、効果的となるかどうかは疑問です!
個人的経験談ですが、体内のビタミンやミネラルが不足したことがあり、そのときに目がしばしばするとか、目の状態がなんだかおかしいという経験をしました。
栄養が不足していることが原因となってミネラルやビタミン不足、腸内環境の悪化などで目やにを出している場合、薬では対処療法にしかなりませんから、根本解決が必要だと考えられます!
ですから、薬もときには大事になってくる場合もあるかと思いますが、出来ればこれまで書いたことで、食事&生活環境要因の見直しを最優先されて根本解決に向けて動くことをオススメします。
我が家はこれらのことに気を配っていますので、一切目やにで困ることはありません。
洗濯用の洗剤はせんたくの実を使っています!
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病気の場合の治療費はどれくらい
意外と目がぐちゅぐちゅしてしまっている猫が多いようですが、病気の場合は治療費はどれくらいかかると考えられるのでしょうか?
病院によって多少の違いはあると思いますが、初診料&おくすり代など込みで、だいたい3000~5000円、通院の場合再診料&おくすり代などで1500~と考えるとわかりやすい目安になるかと思います!
猫の目やに根本解決に向けたやり方
最後に、繰り返す猫もいるという目やに、涙やくしゃみなどが出ていたりと見ていてかわいそうになってくる状態の子もいるようですので、根本解決に向けたやり方について、再度分かりやすくまとめていきます!
要はポイントは3つです!
◎ 猫が暮らす環境を整える
すでに何度も書いたように、あなたが猫と一緒に暮らしている家は化学物質を使ってお掃除をしていたり、ケミカルな化粧品を付けていたりして、それが猫の被毛についてしまっている可能性はありませんか?
こちらの記事もお役立てください!
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他にもこれらについて言及している記事がありますので、気になるものがあったらCHECKしてみてください!
◎ 猫の水分摂取量を増やしてあげる
我が家では、食事をする場所以外に、全部で3箇所水が飲める場所を作っています!
猫は気ままなので、好きなところで水を飲みたい生き物のようです。
水飲み場を増やすことで、少しでもたっぷりと水分が摂取出来るようにしてあげる工夫をしてあげてください!
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◎ 栄養を与えてあげる
目やにが繰り返されるようなら、食べ物の質を変えてあげる工夫をしてみてはいかがでしょうか?
鶏ガラスープを取って(野菜や塩は入れず、鶏ガラのみで出汁を取ったもの)、すでに書いたとおり、キャットフードに混ぜて水分&栄養を摂取できるようにするとか、さらに胸肉やささみを茹でて茹で汁と一緒にキャットフードに混ぜる、もしチャレンジできれば、手作り猫ごはんに挑戦してみるなど、方法はいろいろとあります!
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手作りはハードルが高いというのなら、トッピングごはんはいかがでしょうか?
もし、キャットフードにおやつという食事スタイルなら、おやつの質も見直してみてください!
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猫がごはんを食べないよというときは、こちらの記事をお役立てください!
獣医は頼れる味方ですが、薬は対処療法でそれで良くなるケースももちろん多いですが、繰り返すようなら体質改善を根本的に行う必要もあると考えられます!
ドイツの医師のロバート・ハシンガーは、もともと西洋医学の人間のための医師でしたが、母親が代替医療をやっていた関係でホメオパシーなどを身に着け、いわゆるホリスティック(全体的)に治療するという方法で人間の病気と向き合っています。
これは、統合医療という分野になります!
ロバート氏が書いた著書「病気と健康の法則」には、次のような言葉が書かれているのでシェアしておきます!
「医学に対して絶対的な信頼を抱いている人は少なくありません。医学は驚異的な進歩を遂げ、人体の神秘を解明し続けていると思っている人が多いのではないでしょうか?
しかし、残念ながらそれは幻想にすぎません。中略
例えば、風邪はやがて自然に治癒しますが、どうやって生体が治したのか、何が起きたのか、生理学的に説明できる医師いないですし、もちろん私も説明出来ません。中略
いったい何が治療のメカニズムをコントロールしているのか、それすらわたしたちには分かりません。本当の意味での治療ができるのは生体だけであり、医療行為は生体の手助けをしているにすぎないのです。健康とはどういうものか、おそらく生体は覚えているのでしょう。」
これが真実であるのなら、不調が起きている状態の猫は、目やにを出して生体が自然治癒力を発揮している状態だと捉えれば、一緒に暮らすわたしたちに出来るのはもちろん獣医の力も借りながら、普段の生活&食事内容を見直して、生体が健康を取り戻そうとする働きをサポートすることではないでしょうか?
今回は、猫の目やにや涙が毎日出るんだけどどうしたらいいの?赤いとか黒いものの違いは?取り方や治療費、目薬はどんなものがあり自然治癒力するのといった情報をシェアしていきました!