猫にチューリップは危険!食べたらどうする?
猫にチューリップは危険!?食べたらどうすればいいの?
1 猫にチューリップは危険!?理由は?
2 猫がチューリップを食べたらどうする?
春になってチューリップが沢山咲く季節となり、多くの人の目を楽しませていますが、この植物が猫に危険だと知ったら綺麗でも猫がいる家では飾らないほうが無難です!
今回の記事では、猫にとって有害だと考えられるチューリップはどうして危険なのか?
食べるとどうなるのかといった情報などをまとめてシェアしていきます!
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猫にチューリップは危険!?理由は?
2018年4月10日に、次のようなニュースが流れました!
イギリスのノーフォーク州に住むジュリエットさんの家には、6歳になるキキと名付けられた猫がいました!
ある日チューリップを花瓶に生けてテーブルに飾ったところ、キキが寄ってきたので可愛らしいので写真を撮影しました!
そして、この写真がキキが元気に生きている最後の姿になってしまったのです!
翌朝、ジュリエットさんはぐったりとしたキキの姿を発見!
娘で12歳になるエラと一緒に急いで病院へと連れて行きました。
獣医の診察の結果、キキはチューリップの毒で急性腎障害を発症しており、40分話し合った末に泣く泣くキキを安楽死させたのです。
本当に悲しい出来事ですが、猫にとってチューリップは危険なのでしょうか?
実は、チューリップはユリ科の植物で、これは猫にとって猛毒となる植物なのでもっとも恐ろしい植物のひとつになります!
猫にとってチューリップなどのユリ科の植物は毒性があり、不可逆的な腎臓の尿細管損傷や壊死を引き起こして致命的な中毒を起こすことがあります!
ですが、2018年現在ではユリ科のどの成分が影響するのかまでは分かっていないようです!
そして、ユリ科の次のものは猛毒になるので注意がいっそう必要になります!
⚫ テッポウユリ
⚫ 鹿の子百合
⚫ オニユリ
⚫ キスゲ
⚫ コオニユリ
さらに、イースターリリーやカサブランカも中毒を起こすので要注意です!
他にどんな植物が猫にとって危険なのか、チューリップ以外のものについてはこちらでも記事にまとめていますのでお役立てください!
猫にとって危険な植物や毒性があるものは? - 保護猫モモ&ナナのブログ!
猫のカフェイン中毒!症状は? - 保護猫モモ&ナナのブログ!
猫に危険なアロマオイルと安全なオイルは? - 保護猫モモ&ナナのブログ!
こちらにも、チューリップを含むユリ科の植物が猫に危険だという研究があります!
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12680447
摂取量にもよりますが、獣医が治療をしても反応せずに1週間以内に死亡することもあるようです!
急性腎障害を起こしてしまうため、チューリップの危険性を一緒に暮らす人間が理解することは大切です!
しかも、かろうじてなんとか助かったとしても、慢性腎不全になったり膵炎に移行してしまう危険もあるといいますので、十分注意してあげてください。
我が家では、猫がやってきてからは家の中に観葉植物を含めて植物を飾らなくなりました。
理由は、先程リンクを貼った「猫にとって危険な植物や毒性のあるものは?」で書いてあります。
チューリップの危険度は、花や葉っぱをかじった以外にも、花瓶の水を飲んだなども非常に危険なので注意が必要です!
次のような症状が出てしまいますので気をつけてあげてください。
★ 嘔吐
★ 下痢
★ 脱水症状
★ 腎臓&視力障害
★ 呼吸困難や循環不全
★ 手足のしびれ&全身麻痺
★ 沈鬱&めまい、腹部の痛み
人間にとって癒やしになるチューリップですが、猫にとってはとても危険です、もし食べたらどうすればいいのか、次の章でご紹介していきましょう!
猫がチューリップを食べたらどうする?
えっとぉ、うちの猫がチューリップを食べたんだけどどうすれば・・・・!!
食べたり飲んだりしたら、すぐに吐かせて対処するために急いで獣医の元へ連れていきましょう。
処置が早ければ助かる可能性もあります。
ただ、有効な解毒剤はないので排出されるのを待ってやりすごすしかないようです!
ユリ科の植物であるチューリップはかなり猫に危険だと言われていますので、決して近くに置かないようにしてください!
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今回は猫にチューリップは危険なのか?食べたらどうしたらいいのといった情報をシェアしていきました!