猫の熱中症!症状と対策は?

猫の熱中症!症状と対策は?どんなものがあるのでしょうか?

1 猫の熱中症の症状について

2 猫が熱中症にならないための対策!

3 予防法や温度は?

4 猫の熱中症に有効なグッスは?

 

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今日は、猫の熱中症の症状や、対策についてや、猫が快適だと感じる、温度や湿度について、夏になると出てくる、猫用の暑さや、熱中症対策のための、グッズの良い面や悪いところなどの、分かりやすい情報や、食事で気をつけてあげたいことなどを、まとめていきたいと思います。

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猫の熱中症の症状について

まずは、人間も、夏になると気をつけてくださいと、盛んにいわれている熱中症、猫がこの症状を出すと、一体どんな感じになるのか?といった情報を見ていきながら、その後に、対策やグッズなどについてまとめていきます!

実は、犬に比べると、猫が熱中症になる確率は、そんなに高くないといわれているのです!ですが、やはり夏になると、ゼーゼーと、舌を出す状態になる子もいますから、飼い主としては、なにかあったときの対処法などを、知っておきたいところですよね!もともと、猫の祖先は、アフリカの砂漠で生き延びていたので、暑さには強いといわれていますが、汗をかくところが、舌、そして指の間だけなので、環境の変化にうまく対応して、体温を調節することが、苦手な生き物なのです。

そんな体質を持っていることから、体温が急上昇していき、40~41度などの高熱になった場合、その後に、すぐ体温調節をして、下げることができないので、熱中症の症状を出す場合もあります。

猫は自由きままな生き物です!ですから、真夏に、せまくて換気の悪い部屋に閉じ込められたり、ケージなどに入れられて、強いストレスを感じると、体温がさらに速く上昇するようです。

まれですが、熱中症対策のために、エアコンをかけている部屋にいても、猫が熱中症の症状を出す場合もあります!完全室内飼いで、家の中で、ひとりで留守番をしている猫で、部屋を閉めきってしまって、温度が高温になったときも、猫が熱中症の症状を出すリスクが発生するのです!近年、このような状態で、熱中症を起こす猫も、増えているといわれていますから、出かける場合の、猫の熱中症対策などは、きちんと情報を理解して、猫が症状を出さないように、心配りをしてあげることは、とても重要です!命を預かっているという意識を常に持って、猫の熱中症対策を、しっかりと心得ておきたいですよね!家の中だけではなく、熱中症の症状になるリスクは、夏になると、車やキャリーバックの中も、要注意となりますので、ここも気を配って対策する必要があります。

熱中症の症状ですが、呼吸が荒くなり、苦しそうに「ゼーゼー」とあえぐようになります!口をあけて、舌をだしたまま、よだれをだらだらと垂らす場合もあります。

そのような症状や様子が見られたら、まず体に触ってみてください!あきらかに、体温が上がっているのが分かるほど、熱くなっている場合があり、体温を測ると、40度を超すようなこともあります。

こうなると、猫は元気がなくなり、短時間で、どんどん衰弱していきます。

このように、熱中症の症状がみられた場合、まずは、対策として飼い主が、手当をしてあげましょう!すぐに、涼しい場所に移動させ、水で濡らしたタオルや、氷枕で体を冷やしてあげて、水や、脱水用ドリンクなどを、飲ませてあげてください。

意識が朦朧としているなど、熱中症の症状が、重症になっている場合は、冷やしながら、獣医の元へ、速く連れて行ってください。

熱中症の症状を、治療するための方法は、まずは体温を下げてあげることで、先ほどの同じように、体を冷やしてあげます。

呼吸困難などが起こっている場合は、酸素吸入を行い、体温や血圧が、かなり低下している場合は、点滴や、他の内科療法を、組み合わせていきます。

猫は、重度の熱中症の症状には、かかりにく生き物だといわれていますので、治療の方法によっては、速く回復することが多いようです!なんだかホッとする情報ですよね!ですが、熱中症の症状が重い場合は、亡くなることもありますから、早めの処置が大切です。

熱中症の症状は、緊急を要するものなので、できるだけすぐに、獣医に見せて、楽になるように治療してもらいましょう!

対策はどうする?

ここからは、猫の熱中症の症状や、治療法が分かったところで、では、対策はなにかあるの?といった情報を、まとめていきたいと思います。

猫が、熱中症の症状を出すような、状態にならないようにするために、するべき対策ですが、まずは、部屋に猫を、閉じ込めて外出しなければならない場合、とにかく換気や温度上昇に、十分な注意をしてあげてください。

多くの猫と暮らした経験を持つ、家族の話によると、猫自身、夏の暑い時期は、自ら涼しい場所を求めて、自分の一番快適な環境を見つけ、そこで寝ていることが多いため、風通しをよくしておけば、勝手に猫が、自分が心地いいと感じる場所へ、移動するので、室内の空気の流れが、良くなるような状態にしておくことが、対策としても、重要になるようです!冷房を使いすぎると、今度は猫には、乾燥が気になってもきますから、ほどほどにされておいたほうが、良さそうです。

熱中症対策で、扇風機などを使う場合は、好奇心が旺盛な猫が、近寄って怪我をすることがないように、専用のネットなどをつけて、羽の部分に触れないような対策をされておくと、飼い主が外出中であっても、安心です!高いところが好きな子は、多いと思いますが、夏場は、家の高いところに、熱がこもりやすいので、クーラーや、扇風機などを上手に使って、空気が流れていくような環境を、作ってあげるといいようです。

最初に書いたように、猫はもともと熱さに、そんなに弱くありません、ですが、飼い主さんの不注意で、部屋の中を閉め切り、部屋が高温になると、体温調整がうまく出来ない猫は、熱中症の症状を引き起こす心配がありますから、一人暮らしで猫を飼っていたり、どうしても昼間は仕事で、留守がちだという方は、きちんと、対策や、心配りをしてあげることが、とても重要です。

暑さに弱くはないのですが、人間と同じで、猫もシニアになってくると、やはり暑さが体にこたえるようになると言われているので、子猫やシニアは、さらに注意をしてあげることが大切となります!

南側に窓がある場合は、直射日光が当たらないように、カーテンを引いておくと安心です。

暑い時期に日光浴をしても、問題ないといわれていますが、できるだけ、細やかな心配りで対策をしておいたほうが、猫のためにも良いと考えられます。

 

予防や温度は?

部屋に、温度計や湿度計を置いたりして、温度が27度~28度程度になるようにと考えながら、クーラーや扇風機などを使って上手に、換気&温度管理をしてあげてください。

そして、これは意外と見落としがちなものですが、対策のつもりで昼間部屋を、冷房でギンギンに冷やしすぎたりしないように、気をつけてあげてください。

人間も温度差が激しいと、夏バテになり、熱中症にかかりやすくなります。

猫は、体温調節がうまく出来ないので、昼間と夜の温度差が、激しくならないように、冷房の温度は、下げすぎないようにしてあげてください。

猫が快適な温度は、18~28度といわれていますが、夏場に冷房で、18度~25度ほどの温度に設定するのは、ちょっと無理があります!やはり、気温が高い季節なので、この数字に縛られるとおかしくなると思われますから、先程書いた、28度くらいを目安にされたほうが、猫の体調にも、無理がなくいいのではと、家族の経験からもそう言えるようです。

そして、これは人間も同じですが、水がたっぷりと飲めるように、用意してあげていただければと思います。

ここからは、熱中症の症状を出しやすい猫は、いったいどんな種類の子がいるの?といった情報をまとめていきます。

ざっと、熱中症にかかりやすい、症状を出しやすい猫の種類を、書き出していきます。

● アメリカンショートヘアー ● ペルシャ ● ヒマラヤン ● メインクーン

● エキゾチックショートヘア ● ノルウェージャン・フォレスト・キャット

● スコティッシュ・フォールド

こうやって見ていくと、お分かりいただけるかと思いますが、そう、純血種が多いですよね!もともと、このタイプの猫は体質的に、ミックスに比べると、弱いといった話もあり、寿命などを調べていくと、やはり、長生きする傾向にあるのは、どうやらミックスですから、純血種を飼っている家庭は、さらに、熱中症対策を、しっかりとされることをおすすめします。

シニアになった子や、病気を持っている子は、さらに、熱中症の症状を出すリスクが高くなるので、さらに、対策には気を配ってあげてください。

ちなみに、猫にとって快適な湿度は、40~60%といわれています!がっつりと、多頭飼いをしてきた、のんびり屋の家族の話によると、ひどく乾燥することがなければ、対策も、それほど気にすることもないのではと、のんびりなことを言っています。

ある獣医が書いた本にも、飼い主が神経質に、あれこれとやり過ぎると、猫も似たような性格になるので、ある程度アバウトでもいいと語っていましたが、これらは、基本的なところを押さえておいて、あとは、猫の野生に、お任せするくらいの気持ちの余裕を持ったほうが、お互いに楽でもありますよね!温度よりも、湿度が高いほうが、猫にとっては不快感となるようですから、乾燥しすぎず、かといって湿度が高くなりすぎない程度に、加減されてあげればいいかと思います。

夏場の冷房で、温度を下げ過ぎたりといった、極端なことさえすることがければ、それほど神経質になることはないかと思います。

なんでも、呼吸困難を起こした猫がいて、そのときの湿度が、70%を超えていたといった情報もありますから、塩梅ですが、加減も大事になるようです。

 猫も人間と同じで、暑い日に、ガンガン遊びまくって興奮すると、やはり体に負担がかかりますので、人間も、夏の暑い日に、あまり運動を激しくしないでくださいなんて、言われますから、これらについても、注意してあげてください。

こうやって情報をまとめていくと、対策などは、人間と変わりありませんね!年齢を重ねると、若いころなら、なにも感じなかった暑さが、体にこたえると感じる人もいるように、シニアになっていくと、やはり猫も環境の変化に、上手に適応しにくくなっていくようです。

猫の平均体温は、37・5度~39・2度ほどです!40度以上になっているのは、異常ですから、すぐに治療などの処置をしながら、獣医の元へ、運んであげてください。

子猫は、まだ自分で、体温調節をすることが出来ませんから、小さい子がいる場合も、よく観察して、注意を向けてあげ、環境を整えてあげてください。

夏にどうしても猫を、車に乗せて移動しなければならないときには、換気や温度上昇に十分注意をしてあげてください。

キャリーバッグの中は、意外と暑いので、できれば閉じ込めておかないようにハーネスなどをつけて、車内で座っていられるように、飼い主が心配りをしてあげたり、風通しのいいキャリーバッグなら、直射日光が当たらないように、タオルをかけてあげるなどの対応をしてあげてください。

閉じ込められると、猫は不安がります、そうなると興奮して体温上昇も早くなりますから、できるだけ刺激を与えないよう気を配ってあげることも大切です。

絶対にやってはいけないことは、ちょっとだけだからと、軽く考えて、車内に猫を置いたまま、車から離れてしまうことです。

ちょっとだけのつもりが、思ったより時間がかかってしまったなんてことにもなりかねません、子供を置き去りにして、亡くなった悲しい事件が多発したこともありましたが、猫も一匹だけで車内に置いていかれると、不安になるものです。

何が起こるかわからないのが現実でもありますから、十分配慮してあげて、飼い主さんが悲しい思いをすることのないよう、そして猫が苦しんだりしないよう、注意してあげてください。

熱中症対策にグッズは?

ここからは、夏になると、いろいろと出てくる、便利なグッズについてみていきます。

まずはかわいい愛猫のためならいくらでも出す!と言う方はこういうのもあるそうです、夏も冬も使えるならそんなに高くないかもしれませんね!

夏の暑さ対策のために、ひんやりしたシートや、ベットなどが売られていますが、例えばアルミシートで出来たものは、ずっとそこにいたり、部屋の温度が高くなっている場合、ひんやりした感触がなくなり、効果が薄くなっていくといわれています。

アルミは熱が伝導しますから、大理石で出来た、ひんやりプレートのほうが、熱の伝導性が低いので、冷たさをキープするといった面から見ると、こちらのほうが、使いがってが、猫にとっても良いのではないかと思われます(販売している商品によっては、すぐに温かくなるものも、あるようです、レビューなども参考にされながら、選択されるといいのでは?)。


 

 冷たい、つるつるするものが、猫は好きだと、長く一緒に,この愛すべき生き物と暮らしてきた経験を持つ家族は、話していますから、ホームセンターで売られている、石などでも、応用出来るそうです!玄関や、お風呂場など、猫は各々、お気に入りでひんやりした場所を探してくつろぎますから、余計な出費はしなくても、意外とこういった手軽なものを使ったり、玄関などにいけるように、家の中のドアを、開けておいてあげるなどしてあげると、自分で勝手に探して、落ち着くようですから、やはり、猫の野生も、もっと信頼してあげてもいいのでは?

夏のひんやりグッズなど、意外と使わない子も多いといわれています、せっかく買ったのに、使ってくれないと、残念な気分になりますよね!その子の性格を見ながら、飼い主さんが良かれと思うようなものを、与えてあげてみて、試していくしかないのかなと、、個人的には思います。

ここからは、熱中症対策のための食事について、情報をみていきます!先程から書いているように、猫がこの症状を出さないようにするためには、やはり、水分補給が重要になってくるかと思います。

我が家では、手作り猫ごはんを作って、普段から、食べ物から、水分を摂取出来るようにと考え、このような食事の与え方をしています。

最近では、手作り猫ごはんのパウチなども(材料もかなりこだわって、作っているもの)、ペットショップに置いてあり、便利になりましたが、やはり、まだまだ需要が少ないため、値段も高めとなりますので、そうそう手が出ないものでもあります。

ウェットフードは、添加物も多いものもあるので、おすすめは出来ないかなと思いますので、何が入っているのかを、ご自身で確認されてから、判断されるといいのではと思います。

キャットフードに、手作りの、鶏がらスープや、人間の食事を作る時の、味噌汁の出汁などを、猫用に少し取り分けておいて(煮干しなどを使う場合は、塩分が入っていないものを使ったほうが安心です)、キャットフードにかけてあげるだけでも、水分補給できるので、普段の食事を、手作り出来ない人などは、こういった工夫をしてあげると、水分量が増えますから、おすすめです。

他には、鶏肉や魚などを、さっと茹でてあげて、キャットフードに混ぜ込んで、熱中症予防対策の水分補給をするのも、良いのではと思います。

水からばかり、水分補給をしようとするのも、ちょっと無理があるといった場合、このように、食事から水分が摂取出来るように、工夫してあげてください。

猫も新鮮な食材を食べられると、嬉しいようです!我が家のモモは、ちょっと同じ食材が、トッピングは変えますが、続くと、あきらかに、なんだかなぁといった様子を見せるので、もし可能であれば、手作りされると、猫も新鮮なものを食べられ、飼い主さんも、作る手間をかけることで、よりいっそう愛猫が可愛く思える、そんな利点がありますので、ちょっとした手間をかけて、水分補給の代わりにするのも、おすすめです。

夏になると、暑さのため、体力温存するために、猫はじっとしていることが多くなります。

そうすると、普段よりも運動量が減るので、食欲も落ちますので、元気そうにしていて、なんだかいつもより食べないなと思っても、夏バテじゃないかと、過敏に心配する必要はないようです。

我が家のモモさんも、生後やっと1年経ちましたが、暑い日は、じっと動かない、寝ている時間が長くなっていて、食事の量も落ちています。

様子を見ていると、元気そのものなのですが、以前に比べて、食べる量は確かに減っていますので、これは運動量が減っているからだなと、観察していたら理解できますから、夏バテではないと判断しています。

猫によって違いがあるかと思いますので、参考程度に情報を取り扱っていただければと思います。

夏に怖いのは、食べ物にあたったために起こる下痢などです!

暑くなってきたら、ドライフードでも、長時間出しっぱなしにせず、食べたなと判断したら、さっと片付けてしまうようにして、猫が暑さで劣化した食べ物を、口にしないように、気を配ってあげることも大切です。

扇風機だけを使う方法はどうだろう?と考えている方に、ここからは情報をまとめていきます。

外出するときに、窓を閉めきっている場合、扇風機がまわっていても無意味であると言われています。

できればエアコンを使い、ドライ設定で28度に部屋を冷やしておくほうが、効率がいいといわれています。

扇風機は、ブレーカーが落ちる前に、発火してしまう危険性が指摘されているようですから、人間がいない家の中で、扇風機だけを回しているのは、危険もありますし、お勧め出来ません。

 

*我が家のモモに扇風機をプレゼントしましたが。。。。(汗)

猫が他の部屋へ移動出来るように、ドアを開けておくことも大事です。

エアコンが好きな猫ばかりではなく、人間が感じるよりも、2~3度ほど高い温度が、猫にとっては快適と感じるようですから、できるだけ風通しよくしておき、お風呂場などや、玄関にいけるようにしてあげて、好きな場所で過ごせるようにしてあげてください。

外出するときに、猫用にお風呂場のドアを開けておく場合は、バスタブの水を抜いておくことを、忘れないようにしてください。

そして、外出する前に、ガンガンエアコンを使っていたので、ちょっと出るときに、切っておいても大丈夫だろうと考える飼い主さんもいるかと思います。

すでに十分部屋はひやされているし、すぐに戻ってくるから、残った冷気で過ごせるのでは?と考えがちですが、夏の暑い時期は、すぐに部屋の中の温度が上がってしまいますから、切らずに、先程書いた温度設定にして、出かけるようにしてあげてください。

人間側の都合だけで、これらを判断せず、生き物がいるという認識をしっかりと持つことが大切です。

猫が熱中症になった時の、症状や、対策についてまとめてみました!