猫がなつかない理由?絶対捨ててはいけません!!!
猫がなかなかなつかない、だからといって捨てるのはちょっとまって!
1 猫がなつかない理由は?
2 猫がなつかないときはどうしたらいいの?
3 猫がなつかないから捨てる!?そうするとどうなるの?
子猫のときに家にやってきたのならなつきやすい猫(猫によりますから必ずとは限りません)、ご縁があって成猫を迎え入れることになり、猫との暮らしを楽しもうとワクワクしていたのにまったくなつかない!
これってどういうことなの?
なんだか思っていた猫との暮らしと違うじゃん、捨てるかな・・・なんてちょっとまって!
この記事を読んで、猫側の気持ちも汲み取ってください!
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猫がなつかない理由は
家にやってきた猫がなつかない、どうしてなんだろう?
最初に書いておきますが、猫がなつかないというのは普通であり、甘えん坊の猫のほうが稀だと思ってください。
もちろん、猫側にも理由があってそうなっています!
動物学者のジョン・ブラッドショーの「猫的感覚」によると「すべての猫は飼いならされうことを学ばなければならない」と表現し、実験で次のことがわかったと書籍に書いています!
生後3週、7週、14週とそれぞれに分けて、人間と接触する猫が人間とどんなふうな関係になるかを実験しました。
この結果、生後7週目から人間に触られた猫は、ずっと人間に触られなかった猫と同じように振る舞うことが分かったのです。
要するに、早い段階で人間と接触すればするほど猫は人間と親しくなるという話です!
これは、あくまでも彼らが行った実験の結果理解出来たことです。
成猫であっても、人間側の対応に問題がなければ非常に人懐っこい猫になる可能性もありますし、子猫のうちから一緒に暮らしているのになつかないという猫もいます。
いろんなケースがありますが、動物学者の実験によると、生後3週間ほどと早い段階で人間と接触した猫は、かなり人間になつくことが分かっています。
それでは、猫がなつかない理由はどんなものがあるのでしょうか?
☆ 猫になついてほしくて、触ってほしくないときなどに触ってしまう
☆ 大声でどなるように話しかける
☆ しつこく追いかけ回すように触ろうとする
☆ 猫が嫌いなニオイをつけていませんか?
香水、柑橘系、ハッカやメントール、タバコなどのニオイをプンプンさせていると、猫が嫌いなニオイなので近寄ってこない場合もあります。
☆ 声をかける時の声が低すぎる
☆ 目を合わせる
猫はケンカをするときに、相手の目をじっと見つめます。
これは、相手は敵なので目をそらさないように見張り、相手が襲ってきたら攻撃しようという心構えでいるからです。
☆ 猫に早くなついてほしくて、追い込むような行動をしている
☆ まだ人間に会ったばかりならば、慣れてなつくのに時間がかかります
☆ 大きな音を立てて歩いたり行動する
☆ 猫に近づきすぎ
猫はほどよい距離感が好きな動物で、自分のテリトリーを大事にする繊細な生き物です。
ですから、あまりにも「近い」と思われるような距離で、ぐいぐいと追い立てられるようにされると嫌がります。
ほどよい距離感を保ちながら、ツンデレな面のある猫との暮らしをゆっくりと送りながら、徐々に距離感を縮めていくようにしましょう。
野良猫だった成猫の場合、人間になつくまで年単位の年月がかかる場合もあります。
☆ 抱っこされるのが嫌いな猫や、ナデナデされるのを嫌がる猫もいます、そういう性格の子なのだと思いながら接すると人間側も気楽になります!
もし保護猫などを引き取った場合、あなたの元へやってくるまでの間、とても大変な経験をしてきた可能性があり、それが原因となって人間を怖がっている可能性があります。
じっくりと時間をかけることで、関係性を確立しようと腹をくくるしかない場合もあります。
なついてくれるのが当たり前と思っていると、なつかないことが寂しい、悲しいと感じてしまいますが、なつかない=あなたが嫌われているというわけではありません。
猫にも個性があり、性格が違ったり好みが違うので、なつかないからといって凹む必要もないとご自身をなぐさめましょう!
猫がなつかないときはどうしたらいいの?
声は少し高い優しい女性の声が好きなので、男性なら少し高い声を出し、ゆっくりとした口調で話しかけるようにする。
猫が目を合わせてきたら、私はあなたの敵じゃないよという意味で、猫から目をそらしたり、猫がこっちの目を見てきたら両目をつむったりしましょう。
最初は放任主義で猫が家や人間になれてきて、近づいてくるようになるのを待つ。
猫がなつくのは当たり前という発想は捨てましょう、この子はそういう性格で慎重な子なのだろうと思い、放任主義で一緒に暮らすと割り切ることも大事なポイントになります。
そもそも、犬と違う猫をなつかせようという考え方がおかしいと気づき、猫はこんなものだと思うようにすると気楽です!
もともと単独行動を好む動物が猫ですので、落ち着いて寝られる寝床を作ってあげたり、キャットタワーなどを用意して、高いところでのんびりと出来る環境を作ってあげ、さらにはトイレは毎日常に綺麗な状態になるように気を配ってあげてください。
猫がなつかないからといって、おやつを与えてなつくようにしようとするのもいいですが、与えすぎるのは肥満のもとになりますので、食事の量も調整しながら太らない程度におやつを使うことをおすすめします。
基本的には、猫が欲しがっているからと食物を与えるのはNG行為です!
出来るだけ猫の要求に答えないようにしたほうが、長い年月一緒に暮らすうえでお互いにとって楽でもあります。
おもちゃを使って遊んであげ、少しでも距離を縮めていくのもおすすめです!
元々ハンターですから、猫にとって猫じゃらしなどで遊ぶことはストレス発散にもなりますし、運動が出来るので仲良くなるやり方としては一石二鳥です!
多頭飼いをしてきた家族の話ですが、常に5~6匹の猫がいた環境の中で暮らしていたとき、なつかない猫も普通にいたそうです。
なつくなつかないは、猫によって違いがありますから、なつかないからといって嫌われているわけではありません。
それだけは信頼して、一緒に末永く暮らしてあげてください!
猫がなつかないから捨てる!?そうするとどうなるの?
自分が思っていたほど猫がなつかないから捨てる・・・!
ちょっとまって、猫はそんなものです、犬のようになつく猫も中にはいますが、一匹狼気質の猫がなつかないからといって捨てるなんて発想は持たないでください。
そもそも捨てた場合どうなるか想像つきますか?
家猫として暮らしていた猫が捨てられたら、ごはんを食べていけません。
もし、猫嫌いな人に見つかったら虐待をされてしまう可能性もあります。
さらに、ひもじい思いをしてゴミ置き場をあさっていて人間につかまり、そのまま保健所に連れて行かれたら、殺処分されてしまいます。
想像してみてください、あなたがある日快適な家の中から外に放りだされて、戻る家も、お金も、安心して暮らせる環境も食べるものもなくなったとしたら、どうしますか?
人間ならば、どこかでなんとか生きていけますが、家猫として暮らしていた猫が、ある日捨てられてしまったら・・・。
動物を捨てると、罰金100万円以下という罰則があります。
食事を与えないようにして、衰弱させた場合も同じく100万円以下の罰金!
虐待をした場合は、2年以下の懲役または200万円以下の罰金です。
自分がされたら嫌なことをするのは、猫だって嫌です。
それまで、あまりなついた様子を見せていなくても、家があって水があって食事があってのんびり暮らせる環境があったのに、それをある日人間側の都合だけで、なつかないから、自分が思い描いていた猫との暮らしと違うという勝手な理由で猫を捨てるという行為を行うのは、猫の命を危険にさらすも同然です。
猫だからいいや、ではなく、物言えぬ、もう野生にも戻れない飼い猫だった存在を、人間側の都合で解き放つのは思いとどまっていただければと思います。
猫を捨てることは犯罪です!
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