猫からの感染症!コリネバクテリウム・ウルセランスとは?

猫の感染症のコリネバクテリウム・ウルセランスとはいったいなんでしょうか?

 1 猫から感染して60代の女性の死亡例が!

2 コリネバクテリウム・ウルセランス感染症とは?

3 猫が感染するとどんな症状がでるの?

4 人間に感染するとどんな症状がでる?

5 感染したらどうする?治療法は?

6 コリネバクテリウム・ウルセランス感染症の予防法は?

 

猫からコリネバクテリウム・ウルセランス感染症を移されて、亡くなった60代女性がいるということで、テレビでは朝から情報番組が、非常に稀なレアケースであるこの件に関して情報提供をしていました!

今回は、死亡例も出てしまった、猫の感染症である、コリネバクテリウム・ウルセランスとはいったいどんなものなのかご紹介していきます!

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猫から感染して60代女性の死亡例が!

国内で、猫の感染症であるコリネバクテリウム・ウルセランスに感染した、福岡の60代女性が、2016年5月に呼吸困難で救急搬送され、3日後に亡くなったことがわかりました!

調べによると、この女性からコリネバクテリウム・ウルセランス菌が検出され、屋外で食事を与えていた3匹の猫の内1匹から、同じ菌が検出されたので、厚生労働省は猫から感染したとみているようです!

国立感染症研究所野調べによると、2001年に国内で初めて感染例が発見されました!

このときは千葉県でしたが、2017年11月までに、国内で猫の感染症であるコリネバクテリウム・ウルセランスに感染した例は、25件報告されています。

日本国内では、人間から人間への感染は確認されておらず、犬や猫から人間に感染したと思われます!

厚生労働省は、犬や猫を触ったあとは手洗いをする、猫や犬が咳やくしゃみをしていたら、早めに獣医に診せるようにとの呼びかけをしています!

どうやら、近年50代以上の高齢者に感染する傾向が高いようです!

理由は、加齢によって免疫力が落ちているからです。

コリネバクテリウム・ウルセランス感染症とは?

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そもそも、コリネバクテリウム・ウルセランス感染症とは、いったいどんなものなのでしょうか?

ジフテリア菌同様に、コリネバクテリウム属に分類される、コリネバクテリウム・ウルセランス菌という細菌に感染することで起こり、ジフテリアによく似ています!

感染ルートは牛、猫、犬などの動物からで、人から人への感染は、2018年12月16日現在国内では確認されていません!

猫が感染するとどんな症状が出るの?

猫が、コリネバクテリウム・ウルセランス感染症に感染した場合、次のような症状が現れます!

● 咳やくしゃみ

● 鼻水や風邪様症状

● 皮膚炎や粘膜炎症

人間に感染するとどんな症状がでる?

人間が、猫の感染症コリネバクテリウム・ウルセランスに感染すると、潜伏期間が2~5日、呼吸器感染症の場合は、初期に風邪に似た症状が現れて、発熱、咽頭痛、咳、扁桃咽頭に偽膜形成、白苔がみられます。

さらに、重篤になると呼吸困難、ひどいと今回の女性のように亡くなってしまうこともあります。

さらに呼吸器以外では、皮膚病変や頸部リンパ節腫脹などの症状が出てきます。

感染したらどうする?治療法は?

それでは、コリネバクテリウム・ウルセランス感染症に感染した場合、人間はどうしたらいいのでしょうか?

治療法は、どんなものがあるのか見ていきましょう!

テレビの情報番組でも、コリネバクテリウム・ウルセランスに対しての抗菌薬があり、マクロライド系抗生物質で、回復することがわかっていると話していました!

ですから、風邪の初期症状であっても、猫との接触がある人で、気になる方は医療機関に早めに行き、対処しておいたほうが安心です!

コリネバクテリウム・ウルセランス感染症の予防法は?

ここからは、猫や犬からコリネバクテリウム・ウルセランス感染症を移されない予防法をご紹介していきます!

まず、犬や猫と触れ合った後などは、手洗いやうがいをする習慣をつけましょう!

そして、厚労省文書によると、定期予防接種の対象の3種、4種ワクチンには、ジフテリアワクチンが含まれています。

これは、コリネバクテリウム・ウルセランス感染症に対して有効だと考えられるそうですので、気になる方は、これを猫に接種させることも感染予防になるようです!

ただし、ワクチンは猫の体に負担をかけるという情報もありますので、これらの情報も考慮に入れて考えてください。

ワクチンに関しては、多くの家族がどうしようかと悩んでいるようです。

我が家は、生後に打つようにと言われているワクチン接種だけ受けさせて、その後は毎年打つのはやめています。

打つリスク、打たないリスクもありますので、こればかりは一緒に暮らす人間の数だけ判断があると考えられます!

他には、野良猫や地域猫のお世話をしている方は、手袋を付けて食事を与えるなどの方法で予防をしたほうが安心です!

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今回は、猫からの感染症の、コリネバクテリウム・ウルセランスについての情報をまとめてシェアしていきました!