ノルウェージャンフォレストキャットの性格や値段、寿命はどれくらい?
ノルウェージャン・フォレスト・キャットの性格や値段、寿命はどれくらい?
1 ノルウェージャン・フォレスト・キャットってどんな猫?
2 ノルウェージャン・フォレスト・キャットの寿命は?
3 ノルウェージャン・フォレスト・キャットの値段は?
この記事では、ノルウェージャン・フォレスト・キャットという種類の猫についての情報をまとめていきます!
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ノルウェージャン・フォレスト・キャットってどんな猫?
ノルウェージャンフォレストキャットの基本データ | |
---|---|
英表記 | Norwegian Forest Cat |
誕生国 | ノルウェー |
誕生年 | 自然発生、1984年に正式公認 |
公認団体 | CFA・TICA |
原種 | アンゴラ系との説 |
毛種 | 長毛種 |
毛色 | ホワイト、ブラック、ブルー、シルバータビー、ブラウンタビー、レッドタビーなど |
目色 | 被毛の色と準ずる |
平均体重 | オス4.5~7kg、メス3.5から~5.5kg |
ノルウェージャン・フォレスト・キャット、長い名前だなと思ったあなた、同感です(笑)!
この猫の起源はかなり古いといわれていて、はっきりとしていないのですが、4000年前まで遡るといわれています!
ノルウェージャン・フォレスト・キャットの祖先は、南ヨーロッパに住んでいた短毛種の猫「スコウガット」だという説や、11世紀頃にバイキングがトルコのヒザンチン帝国から持ち帰ったアンゴラ系ではないかという説があり、こちらのアンゴラ系では?
と言われているのは、ヨーロッパに少ない、トルコ系の特徴が備わっているからだという説もあるようです。
メイン・クーンとマン島の猫、マンクスの祖先だとも考えられています。
ちなみにスコウガットとは、ノルウェーでは「森林の猫」という意味の言葉で、地方によって発音が少しずつ違うようです。
ノルウェーといえば、冬の寒さが厳しい地域で有名ですが、ここで生き残ってきたノルウェージャン・フォレスト・キャットは、他の猫と交配を繰り返すことで、長毛でやや大きめな猫に進化しながら、人間の側で、ネズミ退治をしたりしながら、共存をしてきたのです。
1930年代から、ノルウェージャン・フォレスト・キャットの愛猫家達は、国を代表する猫として保護し、育成していく活動を始めたのです。
ここで人気に火がつきかけたノルウェージャン・フォレスト・キャットですが、残念なことに、第二次大戦が始まった影響で、人気が下降してしまい、1970年までの間に、絶滅の危機におちいってしまったのです!
1975年、ノルウェーの繁殖者達が、ノルウェージャン・フォレスト・キャットの最初の猫種クラブを設立して繁殖に力を注ぎ、1977年に、ヨーロッパの猫種登録品種として登録されることになりました。
1979年になると、ノルウェージャン・フォレスト・キャットのつがいがアメリカに初めて持ち込まれ、この国での育成と繁殖が行われるようになりました。
最初に書いたように、ノルウェージャン・フォレスト・キャットはなんせ名前が長い!
ということで、アメリカでは「Weegie(ウィージー)」の愛称で親しまれているようですし、日本では短く「ノル」と呼ぶ人たちもいます!
アメリカでは、1993年にCFAに認定されました。
CFAは、猫の血統書の認定団体で、世界最高峰と言われている団体です!
1930年までは、品種としての認識はなく、その辺りにいる普通の飼猫という認識しかなかったようです。
20世紀に入るまで、メイン・クーンとの明確な区別をつけることが出来ず、正式な品種としてなかなか認めてもらえなかったようです。
ノルウェージャン・フォレスト・キャットの特徴は、大きな体と、ふさふさの被毛ですが、前足より後ろ足がやや長い、腰高の作りとなっていて全体的にシャープでたくましい体つきをしています。
顔は三角形、あごは分厚くて、鼻筋はまっすぐで、筋肉質でガッチリとした体格をしていますが、長い尻尾の先はどんどん細くなっていて、ロング&サブスタンシャルというボディタイプに分類されます。
↓ボディタイプについてはこちらを参考にされて下さい。
ノルウェージャン・フォレスト・キャットの被毛は、寒い地域でずっと生き抜いてきたので、かなり厚く、ふわふわとした2層状になっていて、内部が密生していて、外側は粗いつくりになっていて、なんと!水を通さない仕組みになっているのです。
さすが、寒さに耐えて生き抜いてきただけあって、被毛の生え方も、筋金入りの防水加工、自然の適応力には恐れいります。
まさにゴージャスという言葉がピッタリな被毛の内側には、こんな秘密が隠されていたのです!
そして、ノルウェージャン・フォレスト・キャットは、アメリカで繁殖されたタイプは全体に線が細めて可愛らしく、ヨーロッパで繁殖されたタイプは、しっかりとした体格であるといわれています。
この2系統が、ノルウェージャン・フォレスト・キャットにはあるようです。
性格ですが、知的で賢く、御茶目ですが、少し寂しがり屋、穏やかで優しいと言われています。
ノルウェージャン・フォレスト・キャットは体が大きくなる品種なので、成猫になるまで3年かかると言われていて、良質なタンパク質などが必要ですから、しっかりと成長中は栄養を与えてあげて、綺麗な被毛と、立派な体が出来上がるようにサポートしてあげてください。
抜け毛が非常に多いことでも知られていますので、普段からしっかりとブラッシングをしてあげて、換毛期はさらに熱心にやってあげ、綺麗な被毛を保てるようにしてください。
長毛種の猫は、毛がもつれると大変です、日々のブラッシングを欠かさないようにして、このゴージャス猫の見た目を保ってあげてください。
成猫になると、体重は個体差もありますが、平均オスは4・5~7kg、メスは3・5~5・5kgほどだと言われています。
首周りの毛が豊富なので、なんとなく見た目的にライオンを思わせる猫です。
ちなみに、この猫は、北欧の神話に出てくる女神フレイヤの乗るソリを引いていたなんて伝説があったり、神話では、雷神トールでも持ち上げることが出来なかった大きな猫などという伝説も残っているようです(なんでも雷神は、地上からこの猫を持ち去ろうとして結果無理だったということのようです)。
猫がソリを引いている姿、本当に見られたら面白いですね!
そして、ノルウェージャン・フォレスト・キャットは毛色が単色ではホワイト、ブラック、ブルーがあり、タビーではシルバー、ブルー、レッド、クリーム、ブラウン、これらの濃淡があり、さらにはホワイトや他の色とのバイカラーがあります。
ノルウェージャン・フォレスト・キャットの寿命は?
基本的に、猫の種類で純血種は、MIX(雑種)に比べると、平均寿命が短いことで知られていますが、ノルウェージャン・フォレスト・キャットはどれくらいの寿命だといわれているのか?
あくまでも平均寿命ですが、11~14歳、成長が3年ほどかかることを考えると、短命であるという印象が残りますね!
犬も大型ほど早く亡くなる傾向がありますが、やはり猫の種類の中でも大きいためなのかどうかは分かりませんが、平均するとこれくらいだと言われています。
もちろん、もっと長生きをしている子もいるようですから、健康に気を配ってあげていれば、もっと長く生きられる可能性もあります。
あくまでも一般的な平均がこれくらいであると考え、目安にしてください。
ノルウェージャン・フォレスト・キャットの値段は?
それでは、ノルウェージャン・フォレスト・キャットの値段は一体どれくらいなのか?
相場は8~16万円だと言われているようです。
非常に大きな猫ですから、猫の扱いに慣れている人向きの猫ではないかと思います。
ブラッシングなどの手間も相当かかると思いますし、きちんとブラシを通してあげないと、毛づくろいのときに、被毛をたくさん飲み込んでしまいますから、できるだけ余計な負担をかけないように、綺麗に毛をブラッシングしてあげてください。
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今回は、ノルウェージャン・フォレスト・キャットの性格や値段、寿命などについての情報をまとめていきました。