猫もうつ病になる!症状や治療法は?

うつ病?猫がこれになる可能性があるといいますが、どんな症状で治療法はあるのか、逆にアニマルセラピーとなってこの生き物と暮らすと良くなる場合もあるようです!

1 猫や人間のうつ病って何?猫に噛まれた人間はうつ病になるの?

2 猫がうつ病になったときの症状や治療法は?

3 アニマルセラピーって何?

4 人間がアニマルセラピーで猫と暮らすとうつ病が良くなるってホント?

5 実は鏡?だから猫もうつ病になる?

 

今回は、個人的にも経験があるうつ病について、猫も発症するという情報や、人間がこの疾患を抱えた場合、猫と暮らすことがアニマルセラピーになるのかといった情報をまとめてシェアしていきます!

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猫や人間のうつ病って何?猫に噛まれた人間はうつ病になるの?

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そもそもうつ病って何?

うつ病とは、一日中気分が落ち込む、眠れない、食欲が出ないだけでなく、何をやっても楽しくないといった症状を発症することです!

日本では、人間で100人の内3~7人が発症するといわれています。

しかも、厚生労働省が3年に1回行っている調査では、猫にも発症するといわれているうつ病となる人間は年々増えているんだとか!

代表的な症状は、抑うつ状態と呼ばれる、憂鬱な気分がする、気分が重いなどが現れるのです。

人間のうつ病が増えている背景には、次のことがあるからだと、一般的にはいわれています。

● 経済や社会的な変化の影響から抑うつになる人が増えた

● うつ病という症状の認識が広まり、受診する人が増えたから

● うつ病の診断基準の解釈が広がっているから

次のようなサインがある場合、人間のうつ病を疑います、この後、猫のうつ病の一般的な症状もシェアしていきます。

まずは人間から・・・

● 何も興味がわかず、何をやってもたのしいと思えない

● 思考力が落ちて死にたくなる

● 非常に疲れてはいるのに目が冴えて眠れない

● 自分には価値がないと感じる

● 悪いことをしているような気分になる

● いらいらが収まらず、なにかに急き立てられるような気持ちになる

● 気分が重く、抑うつ気分が続く

 人間のうつ病の原因は様々なことが言われていますが、真逆の説で、幸せ過ぎることでセロトニンが増え、これがうつ病を引き起こしているというものもあり、原因や症状は様々な可能性が指摘もされているのです。

セロトニン(幸せホルモン)が減ることで、うつ病になる説と真逆説、個人的に受診こそしませんでしたが(医師の元へ通って良くなると思えなかったので)非常に重度のうつ病を経験し、家族から「気合で治せ(うつ病は気合で治りません)」と乱暴なことを言われさらにひどくなったという経験を持っていますが、このどちらの説も、個人的には有りだと経験者として思います。

貧困家庭で育った人もうつ病になりやすいという説もあります。

さまざまな説がありますが、正直経験者として言えることは、症状はその人にとって理由があって発症しているというものです。

体は間違えない、そこで起こっている反応は起こるべくして起こっていると個人的にも経験及び、多くの学びや症状を改善するために行ってきたことなどから実感しています。

人間や猫がうつ病になってしまったのなら、生活するその場になんらかの要因があることは間違いないと経験者としてもよく理解してきました。

なんでも、2015年3月に、アメリカで9つの大学と病院が協力をして1000人の子供を対象とした実験が行われ、「Nature Neuroscience」に掲載された論文によると、豊かな富は必ずしも良い脳を作るとは限らないが、貧困は脳を弱くすることが分かったといいます。

2013年4月に4つの大学が共同で行った研究によると、24歳の被験者の脳をスキャンしたのですが、9歳のときに貧困環境にあった人の脳は、ネガティブな感情に反応する部分が、他の被験者と比べると頻繁に反応をしていて、逆にネガティブな感情を抑制する部分は活動が活発でないことが分かったのです。

さまざまな研究でも貧困が、うつ病などを引き起こしたり、大人になって依存症になりやすくなることは明らかにされているようです!

もちろん、普通の豊かな家庭で育った人もうつ病になってしまう場合もありますので、さまざまなケースがあることはよく理解出来ます!

他には、2015年に幼少期にストレスを受けると、思春期のうつ病が2倍も経験しやすくなるという研究結果が出ているのです!

実際に虐待を受けた子供の脳をMRIで検査すると、喜びや幸せを感じる部位の活性化が低下していることも分かっているのです。

なんでも、ストレスを受けることで体の代謝機能が変化すると、脳の成長の脳機能まで変わってしまうことも分かっているのです!

慢性ストレスが脳にダメージを与えると、うつ病アルツハイマー病を引き起こすメカニズムも報告されていて、全ては脳細胞のエネルギー代謝障害で引き起こされていることも分かっているそうです。

慢性ストレスの原因は、大脳思考(考え過ぎ)が原因だという説もありますので、これらのことが関連することで、人間&猫がうつ病になっている面もあると考えられるのです!

幸せ過ぎると、逆にうつ病になるというのは不思議な気がしますが、以前、まだ10代の女の子が、あるバラエティ番組に出演していたときに、次のような発言をしていました。

「ときどき、死にたくなることがある」

それを聞いた出演者の男性が、次のように聞いたのです。

「すごく幸せでしょ?困ったこともないだろうし、特別嫌なこともお金に困っているなどといった状態でもないんじゃない?」

そう聞かれ、女の子は確かにそうだと答えました。

すべてにおいて恵まれ過ぎていると、逆に自分で何かを成し遂げるという達成感を感じることが出来ず、親が常に先に先に手を回して様々なことを取り除いてくれる環境では、自分が生きている意味を見いだせないという面もあるようです。

人間や猫がうつ病になる理由は、発症した人や猫の数だけあるかと思いますから、一概にこうだと言いきれないと経験者としても思います。

ただ、個人的経験から、分かることは、すべての状況が整ってしまった状況で発症したというものです。

頑張って真面目に生きてきたのに、なにもかも八方塞がりになってしまった状態で、だけど環境が激変し、なにもかもが一気に変化した状態で、過去から背負ってきたさまざまなネガテイブな思いや生き方、食事の摂取方法などが絡まり、見事にウソが付けない体と心が発症したということだけははっきりと分かっていますし、発症したときの環境が、まさに毒出しにもってこいの恵まれた状況でもあったことは否定出来ません。

人間と暮らす猫は、自由気ままそうに見えますが、本来は一匹で生活しながら広範囲を必要とする猫が狭い室内に閉じ込められたり、一緒に暮らす家族から過剰な愛情を受けたりすると、逆にストレスを感じ問題行動を起こす場合もあるのです。

これらを、一般的に人間の症状と同じようにうつ病と表現しているようですが、そもそも猫は、野生にいる場合、人間が考えるような協調性がないのが普通で、猫の井戸端会議などもありますが、基本的には単独生活者としての習性を持っています。

 

猫がうつ病になるのは、次の理由があると考えられています。

● 家族の人間や一緒に暮らしていた猫や動物の死

● ストレスが強く不安感が大きい環境で暮らしている

● 引っ越しなどで環境が変化した

● 新しい家族が増えた

● 寂しい、遊びたいのに遊んでもらえない

猫も人間と同じ哺乳類です、感情もありますし、体の体調の変化なども感じるでしょうし、環境の変化が苦手な生き物であることは多くの方がご存知だと思います。

他には、人間でもこれが原因となってうつ病になる人もいるのですが、同じ哺乳類なので猫でも同様な原因となると思うので情報をシェアしておきます。

たんぱく質不足が原因となって、うつ病を発症する場合もあるのです。

その理由ですが、人間も猫もストレス社会で生きていますが、たんぱく質が不足すると、脳の働きが鈍り、記憶力や思考力が減退することで、うつ病神経症になりやすくなるんだとか!

さらに体力やスタミナが不足してしまいます。

それでは、うつ病たんぱく質の関係は一体どうなっているのでしょうか?

うつ病に関係する脳内神経物質であるセロトニンは、トリプトファンから作られるのですが、トリプトファンは、たんぱく質が分解した必須アミノ酸になります。

たんぱく質が不足すると、神経を安定させる働きのあるセロトニンが合成されません。

ですから、たんぱく質をしっかりと摂取してトリプトファンを体に取り入れ、セロトニンが作られるようにしなければ、神経が安定せずうつ病などの症状を発症することになります!

うつ病精神疾患の患者のほとんどに低血糖が見られたという驚きの統計もあり、うつ病の改善には食事の改善が不可欠であることがすでに人間のうつ病治療の現場でも分かっているのです!

このような面から見れば、うつ病たんぱく質などの栄養が不足することで起きる脳の病気だという話しになります。

脳の生化学という面から見たら、うつ病などの症状によく見られる、落ち込みやすいとかやる気を失うのには、次の3つのケースが関係していることが分かっているようです。

● 血糖値の乱高下

● トリプトファンチロシン不足

● 栄養素の不足

ロンドンにあるキングス・カレッジの研究者は、葉酸レベルの低い、もしくはやや低いうつ病患者に葉酸抗うつ薬を併用してもらったところ、うつの回復が劇的に早まるということを報告したそうです。

どうやら栄養不足は、うつ病に何らかの関係があることは確かなようです!

他には、植物油脂が、人間の脳や体にさまざまな悪影響を及ぼしていることも分かっています!

現代の飼い猫の多くは基本的にはキャットフードを食べていると思いますが、安い粗悪なキャットフードの中身を見てみればわかりますが、最初に炭水化物(穀物)がたっぷりと入っていて、たんぱく質は非常に少ないのです。

しかも、植物油脂を使っているものや、魚の油などを使用していたりします。

植物油脂は、過酸化脂質という酸化した油で、魚の油はオメガ3という最も酸化しやすい油です。

過酸化脂質は、活性酸素コレステロール中の不飽和脂肪酸と結びついて酸化して出来た脂質の総称で、悪玉コレステロールと呼ばれているものです!

これは組織の老化を促進して、様々な病気を引き起こす元だと言われています。

ということは、飼い猫にうつ病が増えている=たんぱく質が基本的に必要な体質を持っている猫にとって、食べているキャットフードたんぱく質含有量が足りない、過酸化脂質の植物油脂が使われている、酸化しやすい魚の油が添加されていることなどが関係して起こっている可能性があるという話しになります!

↓我が家ではグレインフリーのキャットフードをメインに与えてます

momosan.hateblo.jp

我が家の愛猫は、常に高タンパク質のプレミアムキャットフードと、夜はたんぱく質と野菜などが中心の手作り猫ごはんを食べていますから、脳の病気としてのうつ病にかかる可能性はほぼないという話になりますが、ストレス等が原因となるうつ病になってしまう可能性はあるという話にはなります!

ただ、より細かく考えていくと、例えば手作り猫ごはんで使っている食材のお肉になっている鶏が生きていた頃何を食べて育っていたかなども影響を及ぼすので、出来る限り人間と同じ原材料を使っていると言われているプレミアムキャットフードや、鶏肉などもハーブなどを食べて育ったもの、きめ細かい育てられ方をしている南部とりなどを使ったりと、個人的には愛猫のために出来ることをやりつつ、日々学びも深めるようにファイティングしておりますが、まだまだ勉強不足ですので、何かご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教授頂ければ有り難いです。

これらの理由から、猫もうつ病を発症するようです!

そして、人間が猫に噛まれたら、うつ病になるという関連性について、アメリカのミシガン大学バージニア工科大学の研究チームが、10年間で130万人もの電子健康記録から、異常なリンクを発見したという情報もありますので、一体どんな話なのかシェアしてきましょう。

【悲報】ネコに噛まれると「うつ病の可能性」米国の研究者が異常な関連性を発見:DDN JAPAN

科学雑誌「PLOS」に発表された情報ですが、猫に噛まれて病院を診察した人の41%がうつ病と診断されているのです!

これは、アメリカの感情障害の患者数が年間9・5%なので、圧倒的な差が見られることが分かったそうです。

咬傷されてうつ病と診断されたのは女性が多く86%もいたといいます、猫に噛まれた女性が、うつ病と診断される確率はなんと50%もあるといいます!

あはは、個人的にうつ病を発症したのは、結婚後で、新婚時代、夫の実家に猫が沢山いて噛まれた経験がありますので、この研究が本当なら、猫に噛まれたことも個人的なうつ病の経験の原因の一つだったという話になります。

原因についてははっきりとしたことが分かっていないようですが、要因としては次のことが考えられるのではないかということです。

● 落ち込んでいる人は猫を飼っている可能性が高いこと

● うつ病になるとアイコンタクトが少なくなる(アイコンタクトが少なくなるため、猫の行動に影響を与えることで噛まれてしまう)

● 寄生虫トキソプラズマ」によるもの

トキソプラズマは猫によって運ばれて、糞から人間に感染し、脳に変化を引き起こすことが分かっています。

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トキソプラズマ症は、暴力や自傷行為、自殺率と関連していて、感染者の脳に見られる、炎症サイトカインは、うつ病の原因の一つとしてありえると言われています。

ここで注意、感染猫がオーシスト(原虫の生活環境におけるステージのひとつ)を排出するのは、初感染の数週間に限られていて、オーシストを排出するのは猫の内1~2%に過ぎないので、猫と接触しただけで感染するわけではなく、通常の飼い猫が感染源としては重要にはならないのです。

推測などははっきりとした原因だと言えないと研究チームは話していて、とりあえず、猫に噛まれた女性のうつ病をいち早く見つけることには繋がると述べているそうです。

しかも、猫に噛まれた患者の1/3は、3日間入院しなければならないほどの怪我を負ってしまったという話のようです。

これでは、違う意味で落ち込んでうつ病のような症状を出してしまうのではと、思わずツッコミを入れたくなりました。

なぜなら、可愛がっていた猫に、3日間も入院が必要なほど強く噛まれたら、精神的なショックは大きいと思いますし、それにプラスして3日間も離れて暮らすことが逆にうつ病を引き起こした原因になった可能性もあるので、ケースはやはり人の数だけ細かくありそうです!

猫がうつ病になったときの症状や治療法は?

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ここからは、猫がうつ病になったときの症状はどんなものがあるのか、治療法についてなどの情報をまとめていきます!

まずは症状から!

● 食欲不振でやつれてきた
● 家族や一緒に暮らす他の動物に攻撃的になる
● 粗相をしたりよだれをたらす
● グルーミングをしなくなった
● 眠っている時間が長くなる
● 家族から見えない暗い場所に隠れることが多くなった
● 静かな子だったのによく鳴くようになったとかその逆のように、性格が変わってしまった

● 何故かうんとうもすんとも言わない非常におとなしい性格で、人が来るとすぐに逃げたり隠れたり、人間の前で寝ている姿を見せない

これらが、一般的に猫のうつ病の症状だと言われています。

はっっっっっっ(ΦωΦ)、そういえば、我が家にやってきたハチワレ猫のナナは、もともと生後2ヶ月まで母猫やきょうだい猫と一緒に野良で育った子だったのですが、母猫やきょうだいと離れるように譲渡会で引き取った後、お風呂に入れたとき、うんともすんとも言わなかったので、あのときはうつ病だったのでしょうか?

↓その時の動画はこちらです!

youtu.be

うんともすんともいいません・・・汗

という冗談は置いておいて、記事を続けましょう!

これらの症状の中には、シニア猫になった子が見せるものもあります、例えば、眠っている時間が長くなる、食欲不振などです。

性格が変わるというのは、他の病気が原因となって起こる場合もありますので、うつ病の判断としてはなかなか難しい面もありますし、なんにせよ、鳴くことしかしないしゃべらない猫に問診が出来ないので、はっきりとしたことが分かりにくいことは確かです!

それでは、猫がうつ病になってしまい、症状を出してしまった場合の治療法についてまとめていきましょう。

● まずは原因を見つけ、それに対処しましょう

● 一緒に過ごす時間を多くしてコミュニケーションをたっぷりととり、愛情を注いであげましょう

● 人間が過剰に愛情をかけすぎてうつ病になっている場合は、引き算でお願いします

● 引き算が必要ない場合、猫が好きな遊びをたっぷりとしてあげる

● ブラッシングをこまめにする

● 他の動物が原因となっているのなら、引き離してみる

● 猫は縦の動きを好むので、キャットタワーを置いたり、高いところから部屋の中や窓の外を俯瞰して見られるような場所を作ってあげる

● キャットフードの質などを見直してみる

これらの対処法を行いながら、心配であれば獣医に相談してみるのも手ですが、人間と同じでなんらかの原因が必ずあるからこそ体に症状が現れているので、それを取り除き、愛情を注いであげることが大事なポイントになるかと思います。

アニマルセラピーって何?

ここからは、人間がアニマルセラピーを受けることで、うつ病を改善できると言われているこのアニマルセラピーについて詳しく情報をシェアしていきましょう。

アニマルセラピーとは、古代ローマ時代から行われていたセラピーで、負傷した兵士のリハビリに、馬やイルカを用いたことが始まりだといわれています。

最も人間に身近な動物である犬などを、アニマルセラピーとして用いるようになったのは20世紀半ばからです。

各家庭で猫や犬と暮らすことも、アニマルセラピーの一種で、動物と触れ合うことで心を癒やすことを、アニマルセラピーと呼んでいます。

専門的には目的は次の3つに分かれています。

● (AAE)動物介在教育・・・小学校などに動物と一緒に訪問し命の大切さや、正しい動物とのふれあい方を学んでもらうために行う活動

● (AAT)動物介在療法・・・人間の医療現場で、実際に動物を介在させて医療従事者が主導し補助療法を実施し、治療後は治療効果の評価を行っています

● (AAA)動物介在活動・・・動物と触れ合うことで、情緒的に安定しQQLやレクリエーションの向上などを主な目的としていて、一般的にアニマルセラピーといえばこの活動のことです

そして、アニマルセラピーには次の3つの利点があると考えられています。

● 社会的

● 心理的

● 生理的

情緒水準が高度な哺乳類動物と交流することで、さまざまな問題を改善したり、人を信用出来るようになると言われていて、モンゴルでは馬によるアニマルセラピーが盛んに行われているそうです!

近年、日本でも治療的乗馬、乗馬療法、障害者乗馬、ホースセラピーなどが行われています。

ちなみに、2017年4月現在、アニマルセラピーを行うのに専門の資格はありません。

 人間がアニマルセラピーで猫と暮らすとうつ病が良くなるってホント?

 

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 海外では、うつ病自閉症の子供などに、アニマルセラピーを受けさせることはポピュラーなことなのですが、馬の背中に乗せたり、イルカと戯れることで、医療としての効果が認められています。

そして、日本でも、例えば猫のフワフワた毛を触った感触、温かい体温を感じることで人間の血圧を下げ、リラックスさせる効果があることが、心理学でも認められているのです!

 猫などの動物と触れ合うことのメリットは次のものがあります!

● 副交感神経が安定するので精神が安定し、リラックスるのでよく眠れるようになる

● ドーパミンの分泌量が増えて、動物と触れ合う前よりもたのしいと感じられるようになる

● 動物と暮らしている人のほうが、そうでない人よりも長生きする傾向がある

● 一緒にいることで孤独感が消え、安心感が生まれる

● ホッとしたり癒やされる

● 猫や犬は人間の話を静かにただただ聞き続けてくれるだけでなく、指摘もしないので安心してなんでも語りかけることが出来、ストレス発散や寂しさを癒やすことが出来る

他にもさまざまなメリットがありますが、うつ病の方が犬や猫と暮らすことのデメリットもあるのです。

相手は生き物ですから、食事やトイレなどの世話が必要になります。

うつ病が重い人は、体が思うように動かないときもあり、これが出来ないことで、自分を責めるようになってしまう場合があります。

家族と一緒に暮らしていて世話をしてくれるなどの環境ならば、それらの心配はありませんが、一人暮らしの場合だと難しい面があったり、デメリットになってしまう場合もあると言われています。

さらに、うつ病が改善しているのならいいのですが、回復途中のときに、癒やしを与えてくれる犬や猫が亡くなったら相当なダメージを受ける可能性もあります。

このようなデメリットはあるのですが、基本的には一緒に暮らしているだけで癒される存在なので、メリットのほうが多いのではと経験からも思います。

個人的経験ですが、今から3年前(2014年7月1日)に、黒猫のモモを拾ったときには、うつ病などの症状からは開放されていましたが、強迫神経症のような症状がわずかですがまだまだ残っていたのです。

ですが、生きるか死ぬかの生後1週間~10日の子猫だったモモを育てていたら、そんなこともすっかりと忘れてしまい、「強迫神経症ってなんですか?」というレベルになってしまいました(笑)。

日々自分たちを頼ってくれるモモの存在は、色んな面で人間に癒やしを与えてくれましたので、個人的にはアニマルセラピーは良い作用をもたらすと考えています。

そして、アメリカで科学的に証明された、猫の効果についての情報もありますので、そちらもシェアしていきます。

オーストラリアクイーンズランドの大学で行われた研究によると、自閉症の子供で、猫と頻繁に接触している子は、そうでない子に比べて喋ったり笑う頻度が高く、しっかりと人の顔を見る傾向が高いことが分かったそうです!

オキシトシンというホルモンは、なにかと接触することで放出される幸せだなと感じる感情を増す作用があるホルモンなので「愛情ホルモン」と言われていますが、猫と接触することでこれが増えることが分かっています!

ミズリー大学の研究では、猫を飼っている夫婦は、そうでない夫婦に比べてストレスを感じる度合いが少ないことが分かったそうです。

このような話だけでなく、実際にうつ病を猫で治した作家もいます!

沖縄大学国際コミュニケーション学科非常勤講師でもある仲村清司氏は、沖縄に関する著書を数多く出版していますが、ストレスや人間関係のトラブルが原因となってうつ病を発症してしまったそうですが、猫が側にいることで安心できる環境だったため、前向きになることが出来たり、猫と一緒に散歩をするのを日課にし、日の光を無理することなく浴びることができ、精神面に影響を与えるセロトニンという物質を活性化させることが出来たため、薬も使わずに治すことが出来たそうです。

こういう体験談や、きっと表面には出てこないけれど、猫と一緒にいたことで、うつ病を克服した人はいると思います。

まったくありえない話ではないと個人的には思いますが、あなたはどう思いますか?

実は鏡?だから猫もうつ病になる?

人間の世界でも、一般的によく言われることに、人は鏡という言葉があります。

もし、猫と暮らしている人の中に、うつ病になるかもしれない要素を持っている人がいる場合、それを映す鏡として猫がうつ病になる可能性もあるかもしれません。

そして、アニマルセラピーという癒やしをやることで、猫も疲れてしまい、エネルギー代謝が悪くなることで、うつ病になる可能性も否定出来ません。

原因は様々だと考えられます、アニマルセラピーもいいですが、人間側が一方的に動物だけに癒やしを求めず、与え合うことも大事なポイントかもしれませんね!

今回は、猫もうつ病になるのか、症状や治療法はといった情報を中心にまとめてシェアしていきました!