ロシアンブルーの性格、値段は?寿命はどれくらい?
ロシアンブルーの性格、値段は?寿命はどれくらい?
1 ロシアンブルーの歴史
2 ロシアンブルーの性格や特徴は?
3 ロシアンブルーの寿命はどれくらい?
4 ロシアンブルーの値段は?
猫の人気ランキングの中に必ずいるといわれている、ロシアンブルーについての情報をまとめていきます!
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ロシアンブルーの歴史
ロシアンブルーの基本データ | |
---|---|
英表記 | Russian Blue |
誕生国 | ロシア |
誕生年 | 1800年 |
公認団体 | CFA・TICA |
原種 | 雑種のショートヘア |
毛種 | 短毛種 |
毛色 | ブルー |
目色 | グリーン |
平均体重 | オス4.0~4.7kg、メス3.0~4.0kg |
この種類の猫の起源は諸説あるようですが、一番有力な説としては、ロシアにあるアルハンゲリスク港で自然発生したブルーの猫であるといわれています!
1860年頃に、商船に乗って北欧やイギリスに渡ったことで、この地に住んでいたブリーダーがあまりの美しさに繁殖をさせていき、広まっていったと言われています。
1875年になると、クリスタルパレスで「アークエンジェルキャット」という呼び名でキャットショーに出場しました。
それまでは、様々な呼び名が付けられていて、「スパニッシュキャット」「フォーリンブルー」「マルティーズキャット」など、いろんな呼び方をされてきましたが、1900年代にイギリスで血統登録され、「ロシアンブルー」という名称に決まったということです。
第二次世界大戦後には、数が激減したため、種の保存のために窮余の策でシャムとの交配が行われ、これで体型が少しぽっちゃり型になってしまったようです。
そこで、スカンジナビア半島やイギリスにいたロシアンブルーの血を混ぜて、体型を元のほっそりとした形に戻したということです!
このため、ロシアンブルーの起源はイギリスにあると言う方もいるようです。
ロシアンブルーには長毛種もいて、これは別の名前で血統登録がされているので名前は「ネベロング」といいます。
*ネベロング
これはドイツ語で「霧」という意味があります。
他にも、オーストラリアのブリーダーが創りだした、白一色&黒一色のロシアンブルーもいるようですが、これはアメリカで品種としてまだ認定されていないようです。
ロシアンブルーの性格と特徴は?
ロシアンブルーの性格は、犬のようだと言われることがあるのですが、これには理由がもちろんあります!
一般的に猫は気難しい性格をしているタイプが多いとは言われますが、純血種の中でも、このロシアンブルーは飼い主にかなり従順な性格を持っていて、非常におとなしく
て賢いと言われています。
ですが人見知りの激しいシャイな部分もあり、以前は神経質な性格が強く出ていたようですが、ブリーダーの努力によって、この面はかなり改善されたようです!
こんな面があるので、見知らぬ人には警戒心を持ちやすいのですが、飼い主と認めた人には献身的な愛情を持ってくれるので、飼いやすい猫の種類だと言われています。
滅多に自己主張もしない、あまり鳴かない猫としても広く認知されていて、「ボイスレスキャット」とも呼ばれています。
ロシアンブルーの最大の特徴は、スリムなフォーリンタイプの体格です!
ボディータイプについての説明はこちらを御覧ください
そしてブルーの光沢のあるシルクのような被毛です。
これはダブルコートと呼ばれていて、アンダーコートとトップコートの2重の分厚い毛皮を持っています!
アンダーコートには特に毛が密集していますから、シャンプーをするときに地肌を濡らすことが出来ないといわれていて、寒さに非常に強い猫種です。
鮮やかなエメラルドグリーンの目を持っていて、子猫のときにはこの色が見られないのですが、この時期はぼんやりとした青色(キトンブルー、キットンブルーなどとも呼びます)をしていて、成長していく中で徐々に色がはっきりとしていくと言われています。
そしてこの鮮やかなエメラルドグリーンの目になるには、個体差があって、生後2年かかる子もいるといわれています。
手足が長く足先が小さいので、つま先立ちで歩くようにみえるのも特徴です!
肉球はグレーかかったピンクで、筋肉は発達しています。
顔は鼻筋が通っていて端正であり、口角があがっているので微笑んでいるように見え、目はまんまるで可愛らしいのも特徴です。
この微笑んでいるように見える姿を「ロシアンスマイル」と呼んでいるようですが、頭が蛇に似ているため、「コブラヘッド」と呼ばれることもあるようです!
ロシアンブルーの寿命はどれくらい?
ここからはかかりやすい病気はあるのか?寿命はといった情報をまとめていきます。
特にロシアンブルーのかかりやすい病気はなく、一般的には丈夫で健康な猫であると言われています。
ただ、食べ過ぎて肥満になりやすいので、これには注意が必要です。
肥満になると、関節や筋肉に負担がかかるので、捻挫をしたり関節炎などになりやすくなりますし、心臓や呼吸器に負担がかかりますので、病気の可能性が高まります。
糖尿病のリスクも高くなるので、可愛い&欲しがるからと、食事を与えすぎるのは注意が必要です!
尿路結石症にもかかりやすい面があると指摘されていますので、トイレの回数や、尿の出方などを日頃からチェックする習慣を持ってあげると、なにかその兆候が見られた時に、早めに対処出来ますので、普段から気を配ってみてあげてください。
ロシアンブルーの平均寿命は10~13歳で、一般的な猫の平均が15歳なので短めですが、長生きさせる方法はいくらでもあると考えられます。
ちなみに、藤原紀香が実家で飼っていたロシアンブルーは17歳7ヶ月生きたといいますから、平均寿命を遥かに超えて長生きしていますから、いかようにも寿命は引き伸ばせるのではないかと考えられます。
例えばキャットフードの見直し、普段から手作りでトッピングごはんや手作り猫ごはんを作って与えていくとか、低カロリーのものを与えるようにして肥満を防ぐ、できるだけストレスを与えないようにしたり、室内飼いを徹底する、定期的に獣医の検診を受ける。
これらの対処で、平均寿命をぐっと引き伸ばしてあげることも出来るのではないでしょうか?
比較的丈夫な猫種であると言われています、諦めずに長生きできるように、ケアしてあげてください。
ロシアンブルーの子猫値段は?
それでは、日本では大ブレイクこそしていないのですが、常に人気ランキングで上位にいるロシアンブルーの値段について見ていきましょう!
家族として一緒に暮らすというだけで、ショーに出すことを考えたり、ブリーダーで良い血統が欲しいというのでなければ、5万円ほどから入手出来、大体10~15万円ほどが相場だと言われています。
近年、ネット上に里親募集の猫が沢山出ていますが、中には純血種などもいますので、まずはそちらを見てロシアンブルーが出ていないか探してみるという方法で見つけることも可能です。
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今回は、ロシアンブルーの性格、値段、寿命などについての情報をまとめていきました。