猫の寿命は何年?ギネスは何歳?
猫の寿命は何年?ギネスは何歳?!
今回の記事では、猫の寿命についてや、ギネス記録に残っている、長生きした猫の年齢は何歳なのか?などの情報をまとめていきたいと思います。
1 猫の寿命は(外猫、野良猫、家猫の違い)?
2 猫は何歳から老化する?
3 猫の老化はどこで分かるのか?
4 シニア猫の生活環境はどうすればいい?
5 猫の寿命のギネス記録は?
まずは、猫の寿命ってどれくらいなのでしょうか?
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猫の寿命は(外猫、野良猫、家猫の違い)?
猫の平均寿命を、日本ペットフード協会が調べて、2013年に発表したデータによると、なんと、猫の平均寿命は15・01歳なんだそうです!
2010年のデータでは、全体で14・36歳だったようですが、家の外に出る猫は12・12歳、家猫は15・91歳と、少し幅があるようです。
*2010年度、2011年度の犬猫の平均寿命
野良猫の場合は、さらに低くなるのは当然ですが、なんと寿命は3~4歳であるといわれているようです。
しかも、これはなんとか成猫に成長出来た子が、寿命を迎えることが出来た場合の話で、子猫が成猫に育つのは、生まれてきた中で1匹くらいで、2匹以上が、寿命を全うできるほど育つことが出来ないのが現状のようです。
野良の子猫の平均寿命を調べたとしたら、どうやら1年に満たないでこの世を去ってしまう子が、圧倒的に多いといわれているようです。
2013年に、ペット保険のアニコムが調べたデータによると、オス猫の平均寿命が、14・3歳だったのですが、メスだと15・2歳だったことが分かっているようです。
しかも、純血は、ミックス(雑種)と比べると、寿命が短いといわれていて、さらに短毛種のほうが、長毛種よりも長生きする傾向があることが分かっています。
家猫で、ストレスもなく、栄養状態も悪くなく、特に病気も持っていない子になれば、もっと長生きする猫もいて、個人的に経験した猫の寿命は、夫の家族が飼っていたペルシャの雑種が、25歳くらいまで生きたのを見てきたので、その子によって、寿命はまた違いが出るかと思います。
さすがに、25歳まで生きたこのペルシャの雑種、美人猫として評判だったのですが、最後は歩けなくなってしまいましたので、猫も人間と同じように、体の老化現象などには逆らえないようです。
猫は何歳から老化する?
実は、7、8歳くらいから老化が始まると一般的にいわれていますが、猫が何歳から老齢期に入るのか?を簡単に定義することは出来ないといわれています。
しかも、先程書いたように、野良猫の寿命は4~5歳ですから、シニアになるまえに亡くなることが多いので、老化が始まるで生きられる野良猫はまずいないようです。
この記事を読んでいる方は、家猫の寿命や老化について興味があると思いますが、家猫でも、結局は簡単に定義は出来ないともいわれていますが、一般的には、先程も書いたように、専門医などが7~8歳くらいじゃないかという見解を出しているので、多くの方がそれを信じているというのが現状のようです!
猫の老化はどこで分かるのか?
犬は一般的に、大型犬ほど速く老化が始まり、小型犬になるほど寿命も長いと言われているようですが、猫は種類が違っても、ほぼ15歳ほどまで生きるといわれていますので、確かにより細かく見ると、先程書いたように、純血種のほうがミックスよりは寿命が短いなどという話しもありますが、すべてに当てはまるわけではないことを、ご理解いただきながら、記事を読んでいただければと思います。
専門医なども、7~8歳頃から猫の老化が見られる子もいれば、12歳になっても老化の兆しがみられない猫もいることを把握していて、これはやはり、飼い主との関係や生活環境、食事内容などが大きく関係しているのではないかと考えられています。
専門的にいえば、猫の寿命にも関係が深い老化が起こるのは、成熟期に達した時や、体力がピークに達したときから始まると考えられているようです。
そして、一般的に、いわゆる環境の良い状態で飼われている猫が、老化の兆しを見せるのは、10歳前後だと考えられていて、人間でいえば50歳くらいなので、個人的には、まだまだ元気な年齢だと思いますが、あなたはどう感じますか?
これくらいの年齢になると、猫も臓器が弱っていき、障害が出てくるようになるといわれてます。
一緒に暮らす猫の老化に飼い主が気づくのは、たいてい動きが鈍ってきた様子が見られたときなどだといわれています。
もともと猫という名前の由来のひとつに、「よくねる子」だから猫と名付けられたといわれるほど、よく寝るのは、この愛すべき生き物の特徴でもありますが、老化が進んだシニア猫は、さらに長い睡眠を必要とするようになります。
老化が進んでいくと、外に出る猫は、外出することが少なくなり、室内で過ごすことが多くなります。
好き嫌いがはっきりとしてきたり、若い頃は興味を持った新しい食べ物にも関心がなくなるといわれています。
被毛にも衰えが見られるようになり、艶がなくなり、撫で付けたように毛が寝てしまったり、被毛全体に割れ目が生じてきたりする場合もあります。
体の筋肉もハリを失っていき、毛づくろいもおっくうになるようです。
もちろん体内でもいろんな臓器が弱っていきますから、病気を発症しやすくなります。
シニア猫の環境はどうすればいい?
快適な環境を整えてあげてください。
難しいことはなにもありません、誰にも邪魔されない静かな環境と、温かい寝床があれば十分です。
肥満防止のために、タンパク質と脂肪を減らし、カロリーも少なくし、生野菜(繊維質)などを刻んでキャットフードなどに混ぜてあげたり、手作り猫ごはんを作って、柔らかく高タンパクて低脂肪の食事を与えるといいようです。
高品質なサプリメントも、必要に応じて与えてみてください。
基本的には必要ないと考えられますが、ビタミンやミネラルなどの補助剤などを使って栄養を補ってあげるといいようです。
いつでも飲める綺麗な水を置いてあげて、手入れの行き届いたトイレを準備してあげていれば、シニア猫にとっては最高の環境になります。
そして、普段から飼い主が健康状態をチェックしてあげれば、飼い主の責任として、シニア猫の環境を整えている状態としては、十分だといえるようです。
そして家猫として生活しているシニア猫は、運動不足などが病気の原因となる場合もありますので、毎日2回、10分くらいずつ運動をさせ、全身の健康を保つようにしてあげるとなお良い環境になるといえるようです。
のちほどギネス記録で猫の寿命について情報をまとめていきますが、やはり、長生きした猫は、体をよく動かしていたといいます。
以前見た、「岩合光昭の世界ネコ歩き」の番組でも、寿命が長い猫は、一匹で勝手に散歩をよくしていて元気だったので、よく動く子は、長生きする傾向があるのではないかと考えられているようです。
猫の寿命のギネス記録は?
それではここから、ギネス記録にのった、最も長く生きた猫として、寿命が記録されている猫について情報をまとめていきましょう。
2010年に発行された「ギネス世界記録」によると、世界最高長寿猫の記録は、アメリカのテキサス州オースティンに住んでいる、クリームパフという名前の猫です。
↓クリームパフは2:30ころ登場します
寿命は38歳と3日という記録が残されていて、1967年~2005年まで生きたということです。
ですが、このクリームパフを上回る、寿命を生きた驚きの猫がいるのです!
こちらは、ギネス認定をされていないようですが、2011年時点でまだ生きていて、39歳であるというニュースが流れています。
その後どうなったか分かりませんが、現在も生きているとしたら、あれから4年経っているので、43歳になっています。
↓長寿猫のルーシー
2011年にニュースが流れたときの情報によると、この寿命がギネス記録にのった猫よりも、寿命が長い子の名前はルーシー、1999年に飼い主のトーマスさんの家にもらわれてきた猫で、誕生したのは、1972年、イギリスの南ウェールズで暮らしています。
2011年時点で、ルーシーは多少耳が遠いところがあるくらいで、人間が特別に世話することもなく、毎日ネズミ捕りにでかけ、狩りをするほど元気だということです。
ルーシーの年齢を、人間に当てはめると、なんと172歳なんだとか!いつも元気にしていて、庭でネズミを追いかけ回しているという情報がありますので、やはり活発に動き回ることは、寿命に関係するのではないでしょうか?
家猫のシニアも、動かなくなると病気のリスクが高まるといわれていますから、いくつになっても、元気に走り回れることは、健康だけではなく、さまざまな部分に良い影響を与えているのではないかと思われます。
日本にも、ギネス認定こそされませんでしたが、長寿として上野公園動物園から表彰状をもらった猫がいます。
1935年~1971年まで生きた猫で、名前はよもこ、青森県の「岡田家」で飼われていた猫で、寿命が36歳半だったそうです!
なんでもかなりいたずらが激しい性格の猫だったようで、一度岡田家から追い出されたそうですが、一冬越えて戻ってきたので、そのまままた同じ家で飼ってもらうようになったようです。
小さな頃から、かなり丈夫だったといいます。
そして、キャットフードではなく、人間の残飯を餌にしていたようですが、足りない栄養素はネズミなどを毎日狩っていたようですから、そちらで摂取していたのではないかと考えられます。
ギネス認定こそされていませんが、長寿猫は意外といたるところにいるといわれているようです。
出生がはっきりとしないことには、ギネス認定はもらえませんから、このあたり、ギネスに記録された子は、幸運だったと考えてもいいようです。
2016年10月19日追記
ギネス世界記録では、アメリカテキサス州に住んでいるシャム猫のスクーターちゃんを認定したそうですが、クリームパフよりは若いので、これまで書いた猫のほうが長生きをしていると考えられます。
新たにギネス世界記録に認定されたスクーターちゃんはオスで、1986年生まれです!
ですから、2016年現在で30歳になっています!
クリームパフよりはまだまだ若いですが、基本的に猫の寿命が15年ほどだと言われている中で、30年健康な状態で生きているというのは驚異的です!
一緒に暮らしているのは、ゲイル・フロイドさん、なんでもスクーターは、ゲイルさんと一緒に全米50州のうち、なんと45州を旅している驚きの猫なのです!
そしてスクーターは、ゲイルさんの髪の中で遊んだり肩のうえに簡単に乗ってあそんだりと、非常に活発な猫なんだとか!
長生きをしている秘訣について、ゲイルさんは次のように語ったのです。
「きっと彼に活動的なことをしているからかしら。彼は新しい場所を見るのも、人も好きなの」
そう、45州も回っているのですから、常に新しい刺激、新しい人との出会いをこの人生で経験していることが、スクーターの長生きの秘訣ではないかと話したのです。
それだけでなく、スクーターは、ゲイルさんが行くところには、どこにでもついていき、仕事から戻ってくるとドアの側で待っているという、まるで忠犬のような動きをするそうです!
遊ぶのが大好きで活発に活動していることも、長生きの理由なのかもしれません。
なぜなら、動き回れるということは腎臓などの臓器が健康な証拠ですから、常に活動的に動き、体の気血水がぐるぐると巡っていることも、健康で長生きをしている秘訣かもしれませんね!
ただ、2014年に足を傷め、通院治療を行っているそうです。
今回の記事では、猫の寿命、そしてギネス記録になっているほど長生きしてたのは何歳まで生きたのか?などの情報を中心にまとめていきました。
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