私の短編猫小説-3「あなたの家に猫がやってきた理由」

あなたの家に猫がやってきた理由 no3

1 占星術から人間の世界観の変化を説明

2 宇宙人が語る猫の役割とは?

3 今後の世界観

 

短編小説シリーズ前回のお話はこちらから御覧ください!

私の短編猫小説-1「あなたの家に猫がやってきた理由」 - 保護猫モモ&ナナのブログ!

私の短編猫小説-2「あなたの家に猫がやってきた理由」 - 保護猫モモ&ナナのブログ!

猫として人間界へと生まれ変わった健太が、娘の響子の元へやってきて3年が過ぎようとしています!

どんな様子なのか、さっそく覗いていきましょう!

摩訶不思議な猫と人間の女の子との関係は、どんな形に成長しているのでしょうか?

占星術から人間の世界観の変化を説明

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健太と響子は3年前から一匹と一人にしかできない方法でおしゃべりをするようになり、さまざまな影響をお互いに与えあって成長を続けていました!

健太は猫の年齢で3歳三ヶ月になり、人間で言えば29歳くらいの年頃になります!

響子も同じく3歳三ヶ月、こちらはまだまだ成長中のお子様ですがやんちゃ盛りです。

母親の玲子はあれから喫茶店を親から受け継ぎ、ララと名付けた猫の健太でお客様を喜ばせなかなか繁盛している店にしていきました!

猫カフェとは少し色が違うこの喫茶店の営業方法は、昔からある喫茶店に猫がいるということで招き猫としてお客さんをどんどん呼び込み、ツイッターフェイスブックにはララ(健太)に会いに来たお客さんがどんどん書き込みをして拡散してくれるので、次から次へと新規のお客がやってくるようになり毎日大忙しの日々となりました!

さすが猫効果は抜群で、それまでは普通の喫茶店だったお店は活気あふれる場所へと変わっていきました!

おかげでバイトを数人雇うことになるほどで、娘を育てながら経営をしている玲子にとっては、この人達の働きはありがたいものでもありました!

そんなふうに少しずつ変化している日常の中で、ララと響子はゆっくりと信頼関係を築いていました。

そんなある日、猫の健太は占星術の世界で語られている人間の世界観の変化について響子に説明をしていこうと考えつきました!

多くの人間は気づいていませんが、見えない世界の働きが人間の人生に強く影響を及ぼしているのです。

天体の動き、宇宙の変化が目に見えない形で一人ひとりの人生に関わっている事実を知っている人はごく少数なのですが、その理由はこの話を信じる人が少ないというシンプルな理由なのです!

占い自体を信じない人も多くいますし、疑い深い人たちもたくさん存在しています。

目に見えない動きだけに信じられなくて当然なのですが、この動きを読みとって上手に人生に活かすことが実は幸運や開運などの鍵になることを、まずは響子に伝えようと思い、ララは保育園が休みの日に話しかけようと決めたのです!

2018年現在、ものすごい勢いで天体は動いていて、とにかく自分にとって心が満たされるものを選んでいくことが重要なポイントになるのです。

明日は保育園がお休みで、玲子の両親が昼間は響子の面倒をみるのですが、他の人間がいても一匹と一人にしか出来ないコンタクト方法でお話をするのでなんの問題もありません!

 朝起きて、ご飯を食べて散歩に連れて行ってもらい、お昼ご飯を食べて昼寝をして上機嫌で起きてきた響子に、ララはそっと話しかけました!

「あのさ、人間は目に見えないものを信じない傾向が強いけど、響子世代はどうなの?」

そう急に聞かれて一瞬キョトンとした顔をし、ニコニコしながら答えました。

「天体の動きのこと?」

「ああ、知っているんだね、そういうシステムを理解して生まれてきているんだ?」

「直感的に知っているという言い方が一番近いのかもしれない」

「なるほど、じゃぁ説明するほどのことでもないんだ」

「だから直感では知っているけれど人間の言葉で理解しているわけじゃないから、話を聞けば理解するけど、とりあえず話してみて」

そう言われて、ララはこんなふうに思いました。

確かに、誰だって直感的に理解していることたくさんあるけど、それをうまく言語化出来ない人のほうが多い。

ということは、それが出来るララが説明をすることでより理解力が深まるという話だなぁ・・・。

ということで、ゆっくりと説明することにしました!

アメリカの映画にロッキーっていうのがあるんだけどね、シルベスター・スタローンって俳優が脚本を書いて主役を演じて世界中で大ヒットしたんだけど、彼がああなるまでに50回以上のオーディションに落ちたりと散々な目にあってきたんだよね。ロッキーの脚本を見せたときも、他の俳優が主役をやるならお金を出すと言われてね、そのとき彼は自分が主役ではないとこの脚本は使わせないとはっきりと伝えたんだ。」

「そうなんだ!じゃぁ、どうしてその人は急に大ヒット作品に出演出来るようになったの?」

「理由はシンプル、星の動きを上手に活用したんだよ、もちろん彼自身の努力もしっかりとやった上でということさ。人間は勘違いをしている面があるんだ。努力すれば報われるって言葉があるけど、本当にそうなら世の中の多くの人が成功を勝ち取っていると思わないかい?」

 そう言われて響子は確かにそうだなぁと、保育園児ながら感じたのです!

「そうだね、みんな真面目に努力している、そうじゃないけど成功している人もいて、この違いが星の動きと関係があるってことなんでしょう?」

「そういうことなんだ。こういう目に見えないことを信じられるようになればいろんなことが改善できる可能性が広がるんだ!そして、2018年の後半現在は、とにかく自分自身の思いや感性にとことん素直になるということが大事なポイントになってくる!

これまでの人間は犬のように、命令されて嫌でも動くというシステムの中に組み込まれていたんだけどね、もう開放しようとするエネルギーが強くなっているんだよ。」

「なるほどね、だから猫の飼育数が犬を上回ったということなんだね!」

「そう、次は宇宙人が語る猫の役割って話を聞いてみる?」

急に今度は宇宙人の話になったことで、さらに響子の興味はワクワクに大変化していったのです。

「うんうん、聞きたい教えて」

ということで、次は宇宙人が語る猫の役割をお伝えすることに健太はしたのでした!

宇宙人が語る猫の役割とは?

まず、人間の世界に約30年ほど前に現れたチャネラーがいることを読者の人にお伝えしたいと思います。

彼の名はバシャール、エササニという星からアメリカ人の「ダリル・アンカ」という男性の肉体を借りて、チャネリングという方法でメッセージを人々に伝え続けてきた存在です。

 「響子はバシャールという宇宙存在を知っている?」

「ううん、知らないけどなんだか知っているような気もするなぁ」

人間は自分の可能性に気づいていませんが、実はなにもかもを知っている面があり、情報を自分で得られるからこそ生きていられるという面があることを理解している人は少ないのです。

もし、本当にあなたが何も知らない状態でこの世界に生まれてきたなら、どうしてシンクロニシティが起こったり、偶然の出会いや経験をすることが出来るんでしょうか?

例えば、人間として27歳まで生きた健太の人生は裏稼業の仕事をしていたので危険に満ち溢れていましたが、27歳になるまでは無事に生き抜いてこられました。

これはいったいなぜでしょうか?

すぐにドキュンと撃たれて死んでしまう人生だった可能性もあるのですが、これが陰陽の世界の話や、目に見えない世界の話、さらには因果応報という話などが上手に絡み合って、27歳まで健太は自分が意識としてははっきりと気づかなかったけれど、生き抜くことが出来た理由の一つでもあるのです!

これをわかりやすく説明すると、人生のシナリオを自分で書いてこの世に生まれてくると聞いたことはありませんか?

もしそうならば、完璧なシステムを使ってシナリオを書いて、その中でここの部分で良いことをやったこの素晴らしい働きのおかげで、この部分で命拾いしたとかそんな感じでシナリオを書いていくのです。

なにも行動を起こさないのに、願いが叶うことがないのと同じで、因果を作った結果こういうシナリオに結びつくといったなかなか高度な物語づくりを、人々は生まれる前にやっているということなのです!

これが、さっき響子が言った「知らないけどなんだか知っているような気もするなぁ」という言葉の秘密でもあるのです!

さて、話を宇宙人に戻しましょう!

「バシャールという存在が伝えたメッセージをまずは知らせるね!」

「うんうん」

「猫というものはいろいろなものを一つのレベルではなくてたくさんのレベルで見ています。だから人間にとっては変化の象徴になると、バシャールは人間に伝えてくれているんだ!」

「おお、なるほどなるほど、それは分かりやすい言い方だね!犬は2次元だけど、猫は手を上手に使ったり高さのあるところへ平気で登ったり、器用に動き回ったりと、犬とは違う動きをする3次元で生きているよね!」

「お、わかってるじゃん、たとえば犬はティッシュ箱からティッシュをたくさん取り出すといういたずらをするときに口を使うけど、猫は手で器用にバシバシと取り出すんだよ。」

「犬は手を使わないけど、猫は使う、なるほどね!ここで可能性が広がっているね!」

「それに、猫はツンデレだし自由でのんびりしていて、自分に危険が降りかかるときには猛ダッシュで逃げるけど、長距離を走れない!」

「だけど、その割に動きが俊敏でなかなか野良猫は捕まらないよね!」

「人間が予測不能な動きをする面が猫にはある!」

「なるほどなるほど!」

ララになっている健太の話があまりにも面白くて、響子はニコニコが止まりません!

 宇宙人が語る猫の役割は、確かに人間にはさまざまな可能性があるということを伝えてくれていることがよく理解出来ます!

昔から文豪と呼ばれる人たちに愛されてきたこの生き物は、可能性を見せる天才であるとも言えるのです!

人間はどちらかというと変化を嫌う生き物ですが、猫はその人間が嫌がる変化を象徴する生き物として2018年現在存在しているということは、やはりこの世界が大きく変化している今にぴったりな話になります!

今後の世界観

さて、話を2018年現在に戻して、日本で暮らす猫の現状を観察しながらこの愛すべき生き物と今後の世界観を結びつけながら、どんな変化が今起こっているのか探っていきましょう!

殺処分ゼロを目指して活動する芸能人や著名人、さらには保護活動を積極的に行う一般の人達など、この時代には猫の命を守ろうと懸命にボランティア活動をする人たちも数多くいます。

里親募集を呼びかけて、ネットや様々な媒体を使いもと野良猫だった猫の家族を探す活動も活発化していて、まだまだ犯罪はなくなることはありませんが、命に真正面から向き合ってくれる人たちも大幅に増えています!

猫は散歩に連れて行く手間がかからないため一緒に暮らそうと考える人も多くなっていて、多くの人が知っているとおりこの時代の日本は犬の飼育数を猫が超すという自体にまでなっているだけでなく、政府も掲げる働き方改革の影響も受け自由にのびのびと生きる人達も増えています!

そこへ猫ブームという自由を象徴するような生き物の人気が一気に高まり、生き物を大切にしようとする動きも活性化しています!
まさに人間界が何段階も精神的に成長する土台が築かれている状態で、今後の世界の変化が楽しみでならないと感じている人たちも増えているのではないかと予測されます!

自己責任においてどのような生き方をするのもまさに猫のように自由だという認識が広まっている、これまでに観たことがないような世界観があっという間に広まっていきました。

ネットの登場で生き方自体が大幅に変化した人も、まだこれらを上手に使いこなせずに一昔前の生き方を引きずっている人たちもいたりと、多様化している中で情報弱者はまだまだ時代に置いてけぼりになっている面も否めません!

秋から始まったテレビドラマには、「僕らは奇跡でできている「僕とシッポと神楽坂」などのこれまでにない内容のドラマも放送されるなど、人間だけが大事だという世界観を超えた世界を表現する時代へと変化している様子を見ていると、人が人だけでなく環境や動物、自分たち以外の存在を大事に考えている様子も伺えるようになり、ますます変化を眺めているのが楽しみな時代となっていることがよく分かります!

これらを総合的に考えたとき、見えてくる世界は画一的ではない生き方というものになってきます。

同じ大福を見て、これは和菓子だという人と、これは和菓子と呼ばれているけれど自分は日本菓子と呼ぼうと考える人、和菓子じゃかっこ悪いからジャパニーズコンファショナリーって横文字で呼んでみようと考える人など、多様化が当たり前になることはもう普通になっていると考えると、正解は一つという考え方自体がナンセンスなだけでなくセンスなしと感じる人が多くなっているとも考えられます!

それは間違っている、違うだろうというツッコミを入れるなんてまさに笑える状態ともいえ、自分たちの常識を相手に押し付けるような発言がいかに幼稚な行為かを理解する人もどんどん増えていくことでしょう。

常識ではこうだという押しつけも、「いつの時代の話ですか?」と真顔で言われてしまう時代とも言えます。

他人の人生に土足で入り込むなんてことはまさにぐうの骨頂、役割を押し付けその役割にある正義感や立場などを悪用して人をコントロールしようなんて、目が点になる考えだと気づく人も増えていくでしょう

そう、まさに人間界はこれまでの常識や理解を超えた新しい価値観をどんどん取り入れて大変革しているのです!

善と悪を超えてそれらを統合し、そんな価値観すら忘れてしまう時代へと突入していると考えると、まさに猫のような暮らしぶりでいいんだなぁという考え方もできるのです。

そう、自由気ままに、ツンデレで寝てばかりでもいいし、気分が乗ったときに狩りをして必要なときに猛ダッシュ、疲れることはやらない、努力や根性ってなぁにってきょとんとしていればいい、まさに猫の生き方そのものです!

そうなると、もう健太が響子のために教えることなどなにもないとも言えます。

なぜなら、すでに響子の内側には新しい時代にぴったりな価値観や魂の響きが眠っているからです!

誰かから教えられなければ生き方がわからないのではなく、もともと持っている感性を使っておのおのがオリジナルの生き方を模索しながら周囲の人たちとともに共鳴しあって生きていける、健太が生きていた時代とはまったく違う世界がすでに始まっているからでもあります!

人の顔色を見なくてもいいし、空気を読む必要もない、何かを強いられても軽くスルーで、他人からどう思われようと気にしない、悩みを持つ必要も、悩むこともなく、ただ自分の気持ちに素直にシンプルに生きる、そんな人が増えれば増えるほどきっと世の中から犯罪は減っていき平和な世界を創造することもたやすくなることでしょう。

なぜなら、バシャールという存在に言わせると、犯罪がまだまだ人間の世界にあるのは自分にパワーが無いから他人をコントロールしなければならないという考え方が根深くあるからだと指摘しているからです!

バシャールという宇宙人の言葉を書籍で読めば、いかに人間が面倒なことをやりながら生きているか、信じている観念の影響で自ら大変さを背負っているかが分かります!

人は自分が信じている観念のとおりに現実を創造している、誰のせいでもなくまさに先祖代々の考え方をなんの再定義もせずに受け継ぎ続けているだけなのです。

それで幸せなら何を信じようとその人の自由です!

だけど、生きづらいと感じていたり、不幸だったりするのならあなたが持っているその価値観や観念、定義や信じていることを見つめ直すことが大事なポイントになってきます!

あなたはどうしたいのか、自分はどうなりたいの、そこを探求し観念を再定義して生き方を変えていけば現実はいかようにも動き始めるのです。

例えば、健太の祖母の話をご紹介しましょう!

健太が裏の世界に入った理由の一つにもなるのですが、ララとなった健太の祖母は長男の長男である健太を溺愛していました。

その溺愛ぶりは常識を超えており、生まれたときから特権階級の人間のような扱いをし、金品をたっぷりと与え、本人が努力して超えていかなければならない問題も取り除くような溺愛ぶりだったのです。

当然ろくでもない人間が出来上がりますが、成長したその孫は、いつまで立っても自立せず事あるごとに祖母にお金をねだる始末です!

その結果、祖母は周囲に次のようなぐちをこぼしはじめました。

「孫には苦労させられている」

周囲の人たちはその言葉を聞いて裏では笑っています。

「当たり前だよあんな育て方しといて苦労させられるって、種撒いたのあんたじゃない」

人生はこれほどシンプルなのに、難しくするのが人間は大得意だということなのです!

誰かに何かをされるということはなく、自分が出したものをまさに受け取るのが人間なのです。

祖母は孫に苦労させられるといいますが、その種を撒いたのはまさしく本人、誰も同情できないなんともとほほな目の当てられない状況を作ったのは、じ・ぶ・んなのです!

~続く~