猫のトッピングごはん(メカジキ、山芋、おから)

 猫のトッピングごはん(メカジキ、山芋、おから)編をお届けします!

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今回の記事は、猫のトッピングごはんの動画を見ていただきながら、使った食材について、栄養素などのご紹介などをしながら、猫の健康について、理解を深めていきたいと思います。

まずは、動画を御覧ください!

材料のおさらいです!まずメカジキ、新鮮で、とてもきれいなものと巡りあったので、今日のモモさんのトッピングごはんのメインはこれだ!とピンときたので購入!あらの部分だったので、100円ちょっとで手に入りました!そして、おから、山芋、アルファルファです!

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元々、猫の手作りごはんを作るようになったときから、基本的に守ってきたのは、新鮮で、できるだけ、そのときの旬のものを中心に、与えようという思いでした。

最近では、もちろん旬も意識してはいますが、買い物に出かけたときに、2人で食材を見て、これいいかもと、ピンときたものを選ぶようにしているのですが、これが最近非常にBINGOで、当たりばかりが続くという、ラッキーな結果を経験しています。

ピンときた食材を購入してきて、調理してモモに与えるのですが、トッピングごはんにした場合、量は手作り猫ごはんほどいりませんから、余ります!それをちょっと2人でつまんで食べてみるのですが、これがまた、とっても美味しい!やはり、自らの目と、ピンとくる感覚を磨いて食材を選ぶと、そのとき、モモの体にとっても必要な栄養素&美味しい食材をゲットできるという、ラッキーな出来事が続いているので、当分はこのやり方で、食材選びをしていこうかなと考えています!

それではここから、メカジキの栄養を見ていきましょう!下の記事に書いてありますので、そちらをご覧ください。

猫の手作りごはんレシピ(魚、カジキ) - 保護猫・黒猫モモさんのブログ

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では次に、山芋の栄養を見ていきましょう!夏バテにも良い食材として有名ですが、カロリーは100gで65kcal、自然薯は、山に自生する野生種で、日本が原産国です!同じものに山芋、長芋がありますが、あれは中国が原産地です。

自然薯と山芋、長芋は、栽培方法で区別されているだけで、あくまでも同じものであると考えると、面倒がありません。

そして、業者が自然薯の付加価値をあげるために、区別しているようですが、個人的にも食べ比べて理解していますが、あきらかに、自然薯のほうが粘り気があります!

栄養価的には、長芋が他のものより水分が多いくらいで、この3つは、栄養的にそれほど変わりはありません。

自然薯や山芋などは、でんぷんとマンナンを多く含む炭水化物です!マンナンとは食物繊維のひとつです。

でんぷん質のものを生で食べると、消化に悪いといわれているので、基本的には加熱して食べるのですが、山芋、自然薯、山芋などは、すりおろして食べる習慣が日本ありますが、あれはなぜでしょうか?実は、炭水化物分解酵素のアミラーゼが、大根の数倍も入っているため、難なく消化してしまうのです!

では、なぜ山芋や自然薯などの食材が、夏バテに効くのか?実は、あの粘りの中にある、多糖類という栄養素が、鍵を握っているようです!この多糖類が、胃の粘膜を保護してくれることで、タンパク質をしっかりと吸収出来るため、体力を補強してくれるので、滋養強壮作用があるといわれています!これらの効果が、昔から人々の間で認められていて、中国では山の薬、日本では山のうなぎと呼ばれているそうです!猫にも重要な栄養成分の酵素も豊富で、ビタミンB1、C、カルシウムやカリウムも豊富に含まれている、まさに山が育んでくれた、食べる薬です!

食物繊維も豊富なので、便秘がちな猫にも、もちろん腸内を綺麗にしたいと考える、飼い主さんにもおすすめの食材です!

滋養強壮だけではなく、疲労回復食材としても、強力な効果があるといわれているので、例えば大きな病気をした猫や、手術などで体力が一時的に衰えた子などの、体の回復を促す効果も期待出来ます!

食材には、陰(体を冷やす)のものと、陽(体を温める)のものがあるのを、ご存知の方は沢山いらっしゃると思いますが、この山芋は、陰の食材なので、お腹の弱い子は、控えめに与えてあげるといいのでは?

豊富な食物繊維と、カリウムが豊富なので、大腸がんやむくみの予防にもなりますから、猫が病気になって、慌てて獣医にみてもらうのではなく、日頃から、病気にさせないように、これらの食材をしっかりと摂取させて、体内環境を整えてあげると、痛い出費に繋がりにくいので、出来れば予防医学的な感覚で、手作りトッピングごはんなどを作ってあげると、猫も飼い主さんも、大変な思いをせずにすみますから、事前に予防するという意識を持って、取り組んでいっていただければと思います。

次の食材は、おからです!え?猫がおから食べるの?と驚くかと思いますが、基本、与えてはいけない食材以外は、いろんな食べ物を与えてあげて大丈夫のようです。

さまざまな味を覚えると、猫も食事の時間が楽しみになるでしょうし、実際、すでに慣れてしまって、最近ではあまり喜んでいるようには見えない、我が家のモモは、手作りごはんを始めて数ヶ月間は、ごはんの時間が待ち遠しいのか、いつも作る時間になると、鳴いておねだりしたものでした(・・・遠い目・・・)、今ではすっかり当たり前な日常になりましたので、それほど騒ぎ立てたりせず、出来上がるのをゆっくりと、キッチンにやってきて待っています。

猫のトッピングごはん (GEIBUN MOOKS)

猫のトッピングごはん (GEIBUN MOOKS)

 

 話しがそれましたが、おからの栄養にいきましょう!100gで110・9kcalです。

御存知の通り、おからは、豆腐を作るときに出来る、豆乳を絞った残りカスの部分です!タンパク質や炭水化物、カリウムを含んでいて、食物繊維が大変豊富な食材で、なんと100g11・5gの食物繊維が入っていて、これは、ごぼうの2倍の量だといわれています。

おからに入っている食物繊維は、セルロースという、水に溶けないタイプのものなので、腸の蠕動運動を促してくれるため、腸内の清掃をしてくれるだけではなく、先ほどの山芋と同じく、大腸がんのなどの予防にもなり、カルシウムやタンパク質が豊富です!おからに含まれる炭水化物には、オリゴ糖が多く含まれているので、それでなくても食物繊維が豊富で腸にいいのに、腸内で善玉菌のえさになってくれるので、さらに腸内環境を整えてくれる、有り難い食材でもあります!

買ってきたものを、そのまま与えて大丈夫ですが、冷たいままだと、猫がお腹を壊してしまう可能性があるので、常温に戻すか、与えるときに、温かいスープをかけてあげるなどの工夫をしてあげてください。

これも、陰の食材となりますので、お腹の弱い子には、様子を見ながら、体質に合うか合わないかを判断しつつ、与えるようにしてあげてください。

 アルファルファの栄養については、下の記事に書いてありますので、そちらをご覧ください。

猫の手作りごはんレシピ(魚、タラ) - 保護猫・黒猫モモさんのブログ

先程ご紹介した、陰陽の話ですが、簡単に説明を加えておきます!東洋医学では、食べ物には、体を冷やす傾向が強いもの、逆に温める傾向があるものが、存在するという考え方があります。

例えば、夏に育つ野菜、トマトやキュウリ、レタスなど、この時期に食べるのなら、汗を沢山かく季節でもありますから、これらの野菜から水分もたっぷり吸収できるので、食べていて美味しいと感じると思います。

これらの野菜は、体を冷やす陰の食材になるので、この時期に採れ、体に溜まった熱を下げてくれます。

このように、この時期には、これが体にいいよと自然界が人間に教えてくれていると考え、体を中庸に保つことで、健康を維持していこうという、昔からの智慧でもあるのが、陰陽の考え方なのです。

あまり細かくなっても、面倒ですから、こんな考えもあるんだなという程度に捉えて、神経質すぎることがないようにしたほうがいいと思います。

寒い冬の時期に、キュウリを与えても、お腹も壊さず、元気で長生きする子もいるかもしれませんし、この辺りは、塩梅でやっていかれるといいのでは?猫も人間と暮らす中でバージョンアップして、新しい情報を、常にダウンロードしていると考えているので、進化する生き物と暮していることも、忘れないようにしながら、智慧を上手に使って作っていくと、病気予防にも、一役買ってくれる可能性がありますので、塩梅ですが、ちょこっと頭に入れておくと便利です!

今回は、猫のトッピングごはん(メカジキ、山芋、おから)編でした!

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