猫の知能指数は?人間だと何歳くらい?

一緒に暮らしていると、猫によって性格などが本当に違うので驚きますが、この記事では、猫の知能指数は人間だと何歳くらいなのかといった情報をまとめていきます。

1 猫の知能指数はどれくらいあるの?

2 人間でいえば何歳くらい?

 

こちらの言っている言葉が理解できているような仕草や鳴き方をする猫、この愛すべき生き物は一体どれくらいの知能指数があるのでしょうか?

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猫の知能指数はどれくらいあるの?

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動物の知能指数を測るには、脳の重さと体重から算出をする脳化指数を知ることから始めていきます。

脳化指数によると、猫の知能指数は1・0、犬が1・2、人間は7・4~7・8、賢いと言われる馬は0・9で猫のほうが知能指数が高いという結果が出ています。

動物の知能の研究はいろいろと行われてはいるのですが、まだ確立されているわけではなく、知性には様々なものが関係しているので、脳化指数だけで判断は出来ないと考えられています。

オーストラリアの動物行動学者のコンラート・ローレンツ氏は、高等な哺乳類は嘘をつくことがあると発言しているのです。

例えば、犬が飼い主が帰宅した時に間違えて吠えてしまったときに、それが分かった途端、隣の家の犬に向かって吠えて見せて、隣の家の犬に吠えたのだというふりをして見せるなどの行動をとるのですが、猫は嘘をつかないと発言しています。

これは、猫が正直ものだからという話ではなく、彼の研究によると、犬のほうが知性が高いからだという理由だそうです。

ただ、多くの猫好き、そして猫と長年暮らしてきた経験を持っている方から言わせれば、猫は非常に賢いという意見が出てくるのではと思います。

どうやら、猫は犬よりも記憶と学習を司っている大脳皮質にある、神経細胞ニューロンの数が2倍多いことが分かっています。

近年YouTubeなどに、人間のトイレで排泄をする猫を見かけるようになりました。

これは、どうやら猫が人間のやっていることを真似て、綺麗なトイレが好きな猫が同じように使うようになったと考えられています。

そして、専門家が発言している言葉ですが、猫は情報処理能力では、犬よりも秀でているんだとか!

動物行動学者のジョン・ブラッドショー氏によると、猫の脳の大きさと組織から、生活における猫の優先順位が分かるそうです!

ちなみに、猫科の脳の基本的な形は、すくなくとも500万年前に進化したと考えられています。

そして、猫は社交的な交流を調整するのに不可欠な、脳のいくつかの領域が、肉食獣などの社交的な生き物に比べてあまり発達していないそうです。

猫の祖先の孤立したライフスタイルを考えれば、これは驚くことではないのですが、イエネコは社会的な仕組みにとてもよく順応出来、人間と深い信頼の絆を築くこともできることが分かっているようです。

そして、現在では脳画像化という新しい科学技術が生まれたことで、猫も人間と同じように、感情を生み出す精神的機構を持っていることが明らかにされています。

そしてこの動物学者は、猫は決断を下すことが出来る意識がある動物であるとも説明しています。

情報や同じ出来事の記憶だけでなく、その情報に関して自分の感情的な反応に基づいて決定が出来る賢さを兼ね備えていることも分かっています。

さらに、猫は訓練できるけれど、犬よりは難しいとも語っています。

その理由は次の3つになるそうです。

● 猫の行動は、犬ほど固有の多様性がないので、訓練できる材料が少ないから

● 猫は犬ほど人間に対して注意深くない

● 犬は飼い主との肉体的な接触が大きな見返りになるのですが、ほとんどの猫はそうではないから

 

猫の知性については、科学的な研究が進んでいませんが、犬の研究は劇的に進んでいるのですが、理由はシンプル、犬のほうが訓練がしやすいから。

そして、ある実験結果から推測されたのですが、猫は猿やカラスと違って道具を使うことを学習出来ないとも語っていますが、これに関しては飼われている猫のほうが、どんどん進化しているようですから、動物行動学などの研究をしている人よりも、多頭飼いをしてきた方達の発言のほうが信ぴょう性がある可能性は否めません。

多くの猫と暮らしてきて理解できたことは、この子達は頭がよく、そして危険察知能力&人生を生き抜くための知恵などは、人間よりも優れているのではないかというものです。

実際に、地震予知し、大きな地震が起きる前からソワソワして落ち着かない、鳴き出すなどの行動をする猫は多くいますし、ある大学では猫を使って地震予知の研究を行っています。

我が家の保護猫は、熊本地震が起こり、住んでいる地域で少し大きな地震が起こる前に、なんの理由もないのにひたすら鳴き続けたことがあり、その翌日に大きめの地震が起こったので、人間とは違う脳の使い方をし、知能指数だけに頼らず、第六感なども多用して生きているのではないかと考えられますから、一般的に人間が作った知能指数だけで猫の賢さを測ることは所詮無理な話ではないかと考えられます。

昔、多頭飼いをしていたときに一緒に暮らしていた、生後3ヶ月のときに引きとったMIXのサバトラのオスは、成長して誰に教わったわけでもないのに扉を開けるようになり、それがきっかけで、リビングに冬場は集まりがちだった猫が、サバトラがドアを開けて出て行くので、その後に続くようになったなんて経験もしましたし、どうやら我が家のモモやナナは、扉を開けるようになりました。

人間が考える知能指数というものよりももっと奥深い野生の知恵が、この愛すべき生き物の中に潜んでいることは間違いないようです!

 人間でいえば何歳くらい?

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それではここからは、猫は人間でいえば、何歳くらいの知能指数を持っているのかといった情報をまとめていきます。

2016年現在、猫の知能指数は人間の2歳児ほどではないかと考えられています。

人間の2歳児はどんな状態なのか、ここからは見ていきましょう。

体重の増加が緩やかになってくるのがこの年齢ですが、運動能力がしっかりと発達してくるので歩く姿もしっかりとしてきて、走れるようにもなります。

手先も器用になってきて、簡単な服なら自分で脱いだり着たりも出来るようになります。

瓶の中にあるものをつまみ出したり、お絵かきをしたり、自分が描いた絵を指差しながら説明が出来るようになります。

言葉が飛躍的に発達する時期が、人間の2歳児の時期になり、真似をする範囲も広がって、自分の頭の記憶にあるものまで真似ることが出来るようになります。

なんでも自分でやりたがる時期で、自己主張が始まるのもこの年齢なのです。

いわゆる、嫌という言葉を多用してママを困らせる時期になり、人間はこの年齢からトイレトレーニングが始まるので、子猫の時にトイレトレーニングが済んでいる猫と2歳児の知能指数が同じというのは、なんだかなぁという感じもしませんか(笑)?

これが、猫が人間だと何歳くらいの知能指数なのかという答えですが、世界にはすごい2歳児がいて、次のような子供がイギリスにいるのでご紹介しておきましょう。

2013年の情報ですが、当時2歳児だったアダム・カービー君は、この頃に受けたIQテストが141でした。

これはオバマ大統領より10ポイント高く、「天才」といわれるレベルまで残り4ポイントになります。

すでにこの年齢で本を読み、なにかを暗記することを楽しんでいたそうです。

7歳の子供用の本を、この年令で読み、簡単な足し算や引き算が出来、九九も覚えたんだとか!

手で文字も書き、なんとタイピングまでやるそうです!

こんな2歳児もいるようですが、猫がここまでの知能指数を持っているのかどうかは、結局のところ人間側の理解と、猫側の理解度の違いなどで分からないという話になります。

何をもって賢いというのかも、価値観がどんどん変化する現在では、まさに人によりけりという結果になるのではないかと思います。

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今回は、猫の知能指数は人間だと何歳くらいでしょうかといった情報をまとめていきました。